解放区の概念(LW2)

Last-modified: 2017-02-15 (水) 23:57:58

このページでは公式MOD「Long War 2」で導入された戦略パートの「解放区」の概念について説明します。
※基本的にアヴェンジャー内の「コマンダーの営舎」で見られる「XCOMデータベース」の転載となります。

解放区管理

Long War 2では、アドヴェントの支配に抵抗する世界各地のレジスタンスたちの活動を管理できるようになった。
XCOMがレジスタンスとの接触に成功した地域では、解放区管理画面を通じてレジスタンス組織に優先すべき活動を指示することが可能となる。
解放区管理画面にはレジスタンスのメンバーの一覧が表示されており、各メンバーは補給志願者募集(新兵)諜報(情報)潜伏のいずれかの任務に割り当てることが出来る。
レジスタンスのメンバーは、新しい任務に割り当てられた翌日から働き始める。

補給任務(補給)

補給任務に割り当てられたメンバーは、周辺一帯を捜索して有用な補給物資を回収する活動を行う。
補給任務に従事するレブルが多いほど、毎月の補給物資の回収量が増加する。

容易に発見可能な物資はやがてレジスタンスに回収しつくされてしまうため、同じ地域で長期間補給任務を続けていると、次第に手に入る補給物資の量は少なくなっていく。

志願者募集任務(新兵)

志願者募集任務に割り当てられたメンバーは、レジスタンス組織への志願者を探す活動を行う。
見つかった志願者はその地域の解放区に参加する場合もあれば、XCOM兵士としての適性を認められて訓練を受けるためにキャラクタープールに追加される場合もある。
志願者募集任務に従事するレブルが多いほど、より早いペースで志願者を見つけ出すことが出来る。

既に開放済みの地域で志願者募集を行うと、低確率で科学者や技術者としてXCOMに参加してくれるメンバーが見つかることもある。

諜報任務(情報)

諜報任務に割り当てられたメンバーは、アドヴェントとエイリアンの活動に関する調査を行う。
得た情報から多少の利益を入手出来るが、それよりも諜報任務の主な目的は、エイリアンの作戦行動を察知し、敵の防衛網が手薄になっている場所を探り出すことで、XCOMがそこに戦力を派遣してミッションを行えるようにすることにある。
諜報任務に従事するレブルが多いほど、より多くのミッションをより早い段階で発見できる。
それだけ潜入時間に余裕が生まれるということでもあり、これはミッションの遂行に大きく関わる要素となる。

注意:アヴェンジャーは諜報任務で大いに活躍する。
レジスタンス解放区でスキャンを行うと、無昇進状態のレジスタンスメンバー数名を諜報任務に投入した時と同等の情報入手効果とミッション発生効果が得られる。

潜伏任務(潜伏)

潜伏任務に割り当てられたレジスタンスメンバーは、特に資源をもたらさないが、アドヴェントの注意を引きつけることもない。
レジスタンス活動を活発に行っている解放区はそれだけアドヴェントの報復攻撃を受けやすくなるため、目立たせたくない場合は潜伏任務に割り当てるレブルを増やすと良い。

解放区の任務人数の制限

補給・志願者募集(新兵)・諜報(情報)のいずれかの任務に割り当てることが出来るレジスタンスメンバーの人数は解放区1つあたり最大13名である。
残りのメンバーは、予備人員として潜伏任務に割り当てられる。

アドヴェントによる報復

報復ミッションやそれに類するミッションでは、戦闘の際、マップ上にレジスタンスのメンバーが登場する。
彼らは武装していることもあるが、その戦闘力はXCOMの兵士には及ばない。

XCOMの兵士がレジスタンスに近づくことで、プレイヤーがレジスタンスを自由に操作できるようになるため、時にはこの方法で彼らを逃してやることも必要となる。

また、特定のアドヴェントの装備(MEC)を回収して解放区を守るために利用することで、ミッション中に追加の味方ユニットが登場して戦闘を支援してくれるようになる。

レジスタンスメンバーの昇進

レジスタンスのメンバーも、経験を積むことで練度が高まっていく。
1レベル昇進したメンバーは、解放区管理画面でアスタリスク付きで表示されるようになる。
2レベル昇進した場合は、アスタリスク2つ付きである。

昇進したレブルは、割り当てられた任務でより大きな成果を挙げるようになるほか、戦闘中に使用可能なパークも習得する。

XCOMのアドバイザー

解放区管理画面の左上にあるフォトフレームをクリックすることで、各解放区にXCOMのスタッフをアドバイザーとして1名派遣できる。

技術者を派遣すれば補給任務に、科学者をアドバイザーにすれば諜報任務に、それぞれボーナスが発生する。

兵士をアドバイザーにすれば、志願者募集任務にボーナスが発生する(兵士の階級が高いほど、発生するボーナスは大きい)のに加え、解放区のメンバーが参加する戦闘ミッションにアドバイザーの兵士が参戦する。
また、兵士のアドバイザーは解放区に潜入してきたアドヴェントを狩り出すことも出来る。
兵士の装備は、解放区に派遣する前にアヴェンジャー内で整えておく必要があるので注意すること。

レジスタンス解放区が敵の攻撃で完全に壊滅してしまった場合、新たなレブルを集めるにはその地域に兵士を派遣するしか無い。

一度任命したアドバイザーは、ポートレートをクリックすれば解任できる(アドヴェントがその地域でレジスタンスに対する報復を実行している間は解任できない)。