ESTJの人間関係 恋愛

Last-modified: 2022-06-06 (月) 22:22:44

ESTJの人間関係について

目標をしっかり持っているので、参考となる意見やアドバイスができる人と仲良く話しをします。 そのため、理解が同レベルかそれより上の人、または、協力関係にある人と幅広く付き合います。

おそらく、幼少期から、尊敬できる人に数多く出会ったのではないでしょうか。 歴史的な人物に生き方のモデルを見出すこともあります。

社交的で陽気な一面があり、とくに明るい話題などは喜びます。 気合をもった人間を励まそうとするでしょう。

自ら進んで計画を立て、他者に役割を割り当てます。 そして、安全を守るために方針を決定し、その判断を人々に伝えます。

地域や親戚の人間関係を大切にし、集会に参加して世間話を楽しんだり、意思決定に関わることがあります。

このタイプを理解するには、経験と現実を重視した合理的な判断力を認め評価する必要があります。 少々、押し付けがましく無神経であるように見えても、本人は真剣です。

このタイプとは、判断に必要な情報を隠さず接することが大切です。 幅広く物事に関わろうとするので、ひとつひとつの関わりは手薄になります。 それでも、全体を見回して意思決定をするための情報が上がってこないと不快に感じます。

また、このタイプの前では、多少の困難に直面していても、あまりくよくよせずに、 前向きで気概を持った姿勢でいることが重要です。

その気概に感心して、いろいろと便宜を図ってくれることもありえます。

ときどき、他者の感情に配慮しないユーモアを述べたり、失言することもあり、 また、率直に意見を言って、強引にも見え、また批判しているように見えます。 しかし、これは、外向的思考(Te) の心理機能が優勢であるがゆえで、仕方のないことです。 打たれ弱い人は、そういうものだと思って、むやみに傷つくことがないようにしましょう。

ESTJ自身も気がついていないかもしれませんが、 外向的思考(Te)は 内向的感情(Fi)に下支えされています。 すなわち、一見、率直な批判に見えることでも、 危険を警告しようとしてくれていることが多いのです。

これは、一種の思いやりと世話焼きの形なのです。 なかなか、他者にそのように受け止められることはないのですけれど。

つきあいのある方は、そんな悲しいサガを知って、 ESTJからの意見を素直に捉えてみることができれば、 一つ上の大人になれるかもしれません。

そして、そんな本人も気がついていない根っこの部分に気がついて、 優しく受け入れてあげましょう。

大きな理想を描きながらも、現状に沿うようにします。 しかし、あまりにも責務と目標達成に没頭するため、 親密な人間関係を築くことを顧みなくなってしまうことがあります。 良き友人や家族はその点を受け止め、支えてあげると良いでしょう。

ESTJの恋愛について

即決即断の性格的特徴は恋愛においてもあてはまります。 うじうじと悩むことはありますが、その時間は短いでしょう。

普段は、感情を表に出さず、他者に共感や同情をすることは少ないのですが、 一旦興味を持った異性には、強烈に惚れ込み、積極的にアプローチします。

それでもやはり、 感情表現や共感は苦手なので、 どこか傍から見るとぎこちなく見えたり、 愛情表現が一方的になってしまうことがあるようです。

実際は、なよなよとした感じは、あまり好きではないのです。

陽気で、気さく、 恐れることなく行動することが頼もしいと思ってくれる人とは上手くゆくでしょう。

相手のことを察することができず、 知らず知らずのうちに傷つけてしまうことは 恋愛においても当てはまるかもしれません。 相手に対して無理に意見を押し付けて、 負担になっていないか気を配る必要があります。

客観的で合理的な物の見方や、 少々無神経でも勇気のある態度を受け入れることができる 相手ならば問題はないでしょう。

ある程度、肝が座っており、ESTJの表面的な言動に左右されず、 本心に気がつくことのできる相手が良いでしょう。
いずれにしても、意見をはっきり言い合える関係であることは大切です。

もし、自分の体裁を守るために、 相手を受け入れず傷つけることをわざとやり始めた場合は、 一歩立ち止まって考えなおし、方向転換しなければなりません。

外向的直観(Ne)が働くので、 ある程度、融通が利き、決めつけないで試してみるところがあります。 新しいものに触れてみようとしたり、新しい人間関係を築こうとします。

同じ価値観と強い信念を持って仕事を協力してできる人や、 規律を守って役割分担をできる人とはうまくやってゆけます。

もしくは、強い美意識や倫理観を持ちながらも、 それを何らかの形で実現するために表に出し行動しようとする 人ともうまくやってゆけるでしょう。

仕事がいそがしいことが多いのですが、そうでなければ休日は相手に合わせようとします。

結婚すると、内向的感情(Fi)の働きが家庭に向けられることになります。 本当に大切であると思った人のことは、強く愛着を感じ、困っているときには世話をし守ろうとするでしょう。

内向的感覚(Si)が働くので、健康管理には気を使います。 また、まずは家庭の安定のために尽力するでしょう。

双対関係にあるINFJや、 活発化する関係にあるENFP、 そして鏡像関係にあるISTPとは相性が良いということなので、参考までにどうぞ。 しかし、 INFJ と女性の ISTP は見つけるのが難しいかもしれません。

SJタイプはSJタイプと結婚すると満足度が高いのだそうです。 つまり、 ESFJ、ESTJ、ISTJ、ISFJですね。

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