シー・メル

Last-modified: 2023-07-25 (火) 17:50:57

人名/さ行

シー・メル

『シー・メル』

  • 海の下の国からきたという不思議な少女。物語冒頭、フィニステールの海辺でターラ都王子コンラと出会い、伝説のテトラの国へと彼を誘った。初めは名も告げずに去った彼女を、コンラはストーリーを通じて追い求めていく。国を追われ流浪の身になったコンラのまえにシー・メルはたびたび現れては消え、ミレシアの新王ブレッシュと戦う彼を励ます。滅びつつあるダナ神話の神々へのシンパシーを語るシー・メルは、一方でヒルトンに浸透する八ノ地教を避けていた。
  • コンラに会うと神秘的に謎めいた言葉で語り、「うふふ」と含み笑いする癖がある。ダナ神の意思を決まった運命のようにいいながら、物語中では、出来事はたびたびシー・メルの思惑と外れて途方にくれていく。幽閉のルーグを救出しようとして上手くいかず、シー・メル自身もブレッシュに追われていることを承知でむざむざ捕らわれてしまい、牢内ではなすすべを知らなかった。ブレッシュの手先となったオグマには改心を期待するものの、それが成らなかったあとには、オグマの心情を測れずにただ失望した。
  • ノーサンバランドの更に地下にあるイス都から来たシー・メルは、神話ではダナと呼ばれているセラ人のひとりで、八ノ地教団を率いる新王ブレッシュについてはセラの裏切者とみなしていた。イスの門でシー・メルはコンラに素性を明かし、コンラも同じセラ人の子としてセラの理想に賛同するよう訴える。しかし、自分の生まれがあらかじめ計画に組み込まれていたことも、その場で起こった惨劇も、意味もわからず戦い、答えを求めてきたコンラを打ちのめした。コンラはシー・メルを拒み、ブレッシュ共々に彼女をも倒す。彼女を倒して全てが終わったわけではなく、シー・メルは自分が死んでも未来は変わらないと信じ、やがてノーサンバランドと地上に復権するセラ人の悲願を称えて絶命した。シー・メルを追ったコンラの探求の結末は、コンラに永久に答えのない葛藤を突きつけて終わる。

    「……さよなら、コンラ。故郷と8つの地を我らセラの民に!……」

  • 牢に囚われたとき、コンラに恋するインプはシー・メルに問いかけて「コンラノコト好キカ? コンラニ抱カレタイカ?」と、稚拙なりに彼女の気持ちをたずねた。シー・メルはちょっと考えて「好き」と呟いたが、それがシー・メルの個人的な感情だったのか、テトラの騎士を求めるセラ人の使命のためかは、それも答えがない。
シー・メル

イス都セラ人エポーナ、ヴァハ、ヒリアノンの一人で死者を導く女神

『ストーリー・オヴ・スペシャリスト』

シー・メル
  • 敵として迷いの森に出現する。

    イス都セラ人エポーナ、ヴァハ、ヒリアノンの一人で死者を導く女神

『ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~』

  • ゲーム中5つ目のマップ「シー・メルはここから始まる」
  • 「地球塔地下674068階」に登場(珍しい敵)。「シー・メル」。