新王ブレッシュ

Last-modified: 2023-07-25 (火) 18:58:06

人名/さ行

『シー・メル』

新王ブレッシュ
  • ノーサンバランド上層で興った新興国家ミレシアのリーダー。ブレッシュの名前はケルト神話に由来し、『ダナ聖書』にも短く物語が載っているが、『シー・メル』の作中で先王ヌアザのエピソードはなく、ブレッシュが「新王」と呼ばれている理由は不明。ストーリー中盤から名前が語られ、新王ブレッシュ自身が登場するのはラストバトル直前。
  • 主人公コンラの住むノーサンバランド下層ヒルトンには上階層のできごとは曖昧な噂として、「無政府国家が勢いを増している」程度にしか知られていない。その脅威が現実になったときには、コンラの故郷ターラは上陸したミレシアの軍勢に簡単に攻め滅ぼされた。軍事的な侵攻以前よりミレシアの勢力は八ノ地教という宗教として既にヒルトンに広まっており、国を追われるまでコンラはその事実を知らなかった。
  • ミレシアとは八ノ地教団そのものであり、教団の指導者ブレッシュは古いダナの神話を邪教として排する一方、ヒルトンにあるダナ神の遺跡(ドルバン遺跡)を発掘させている。発掘した遺物からノーサンバランドでは衰退した古代の科学技術の一端を再現し、地下実験場で造った生物兵器を教団の尖兵としていた。ダナ神の末裔の少女シー・メルにとっては敵で、同時に「ブレッシュはセラの力を利用している」と言っている。
  • ブレッシュの正体はノーサンバランド人ではなく、神話の時代に海底に沈んだイス都出身のセラ人という。同じセラの民であるシー・メルとは旧知だった。過去に追われたノーサンバランドへの回帰と、さらに地上への回帰を夢見るセラ人達の間からブレッシュは離反し、上層でミレシアを組織したものらしい。八ノ地教によってノーサンバランドを統一し、セラ人に対抗しようとしたブレッシュは、セラ人にとっては裏切者となった。一方で、コンラのようなノーサンバランド人に対してもブレッシュはそれほど深い共感があるようではなく、セラ人である自分自身を「ノーサンバランド人を創造した神」と呼んではばからない。
  • ヒルトンでの手勢としてフォモール人を隷属させ、コンラの師オグマに命じてコンラを殺すべく差し向ける。その役目も本来オグマを必要とせず、いざとなればブレッシュ自身が戦う実力をもっていた。やむない事情から従うオグマもブレッシュの命令に忠実ではなく、新王ブレッシュを呼び捨てにし、最期は彼の命令を拒んで死んだ。彼女の死にブレッシュは「弱すぎた」と吐き捨てたが、その言葉に激昂したコンラと闘い、コンラに討たれた。
新王ブレッシュ

イスの都セラ人のエリウと、フォモールの男エラッハの間に生まれた闇と光の子

『ストーリー・オヴ・スペシャリスト』

新王ブレッシュ
  • 敵として迷いの森に出現する。

    イスの都セラ人のエリウと、フォモールの男エラッハの間に生まれた闇と光の子。

『ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~』

  • 「アケローンの丘」に登場(見かけない敵)。「邪神ブレッシュ」。
  • 「地球塔地下674068階」に登場(見かけない敵)。「新王ブレッシュ」。

『ライヂング★スター7』

新王ブレッシュ

『アールエス』

新王ブレッシュ