ワールドマップに点在する、バイオームに変化を与えるオブジェクト。
オブジェクトの周囲6マスの中に入植すると効果を発揮しゲームのルールを変化させる。
クリア時の報酬としてアップグレード購入用のポイント(城塞資源)が追加で貰える他、スコアも増える。
いくつかの修正器はクリア実績にも絡んでくるため準備を整えて挑戦してみよう。
緑の枠で囲まれたものは有益に働き、攻略難度を下げてくれる。
報酬はポイントだけが増加する。
赤の枠で囲まれたものは不利益をもたらす有害なもので、攻略が難しくなる。
報酬としてポイントが増加するのに加え、「王室からの支援物資」をもらえる。
王室からの支援物資
報酬 | 効果 |
キャラバンの荷車 | 次の入植まで、ワールドマップでの視界・入植範囲 +2 |
補給物資の詰め合わせ | この周期中に使用可能な追加入植ポイント +4 |
黒曜石の箱 | 封印の欠片 +5 |
有害な修正器クリア時に貰える報酬。
支援物資を受け取ったら、3つの報酬のうちから1つを選択する。次の入植開始までに選択しなければならない。
選択画面のウィンドウを閉じれば一時保留されるので、次の移動先を確認してから選択するとよい。
一度に複数の支援物資が手に入った場合は、複数回選択画面ウィンドウが表示されることになる。それぞれ異なる報酬を受け取ることもできる。
視界・入植範囲
一度だけより遠くに入植できる。
遥か遠方にある高難度の封印に挑戦したい場合など、移動距離が足りない場合に選択することもある。
追加入植ポイント
入植準備画面で使用するポイントで、選択できる入植ボーナス(持ち込む物資)を増やせる。
使ったら消費するが、使わなければその周期中は持ち越せる。
明確に難易度に影響を与える選択肢。高難度や封印の森のために貯めておくのもよい。
封印の欠片
封印の森に挑戦するために必要になるポイント。
欠片が足りずに挑戦することができないという事態も起こり得るので、それを補える。
余った分は周期終了時にわずかだが城塞資源ポイントに還元されるので、アップグレードを早く進めるのにも利用できる。
修正器一覧
修正器名 | 効果 | |
有益な修正器 | ||
---|---|---|
王国の前哨地 | 指令の選択肢が+1 | |
放棄された入植地 | 開始地点周辺に小規模な廃墟化した入植地が存在 | |
肥沃な土地 | 空き地で肥沃な土地が見つかる確率が上昇 | |
力づける記念碑 | 全ての建物が移動可能になる | |
監視塔 | 空き地を発見しても敵意が上昇しない | |
肥大化した図書館 | 入植時、設計図の1つがワイルドカードとなる | |
石化したネクロポリス | 石か粘土が10生産される毎に肉+5 | |
廃墟 | 空き地で廃墟が見つかる確率が上昇 | |
廃墟化した兵器庫 | 交易商人を襲撃しても住人が死亡しない | |
忘れられた神々の神殿 | 期限付き指令が出現しやすくなる | |
有害な修正器 | ||
盗賊のキャンプ | 交易が出来ず交易商人が訪れない | |
荒地 | 肥沃な土壌が見つかる確率-100% | |
危険な大地 | 全ての空き地が危険な空き地に変化 | |
禁断の大地 | 全ての空き地が禁断の空き地に変化 | |
寒冷 | 全ての焚火の範囲が-3マス短くなる | |
強まりゆく嵐 | 嵐の期間が毎年10%増加 | |
浸水した鉱山 | 毎年の敵意の上昇が無くなるが住人1人当たりの敵意が2倍 | |
古戦場 | 敵意が上昇(数値は難易度により変化) | |
スパークデューの結晶 | 女王の怒りが6からスタート | |
欲望の地 | 女王の怒りの増加速度 +50% 進行中の交易路1つにつき女王の怒りの増加速度 -20% | |
聖なる炎の修道院 | 消費物の管理とえこひいきができない | |
幽霊の彷徨う森 | 危険・禁断の空き地が表示されない | |
腐食性の嵐 | 建物を解体した際に資源が払い戻されない | |
魚人の儀式場 | 指令が利用できない | |
不吉な存在 | 毎年の敵意の増加が2倍,住民が1人逃亡か死亡すると敵意-15 | |
祖先の彫像 | 要石の選択肢が-1 | |
破壊されたオベリスク | 一時停止機能が利用不可 | |
未開の荒野 | 危険・禁断の空き地の脅威が2つになる |
有益な修正器詳細
王国の前哨地
放棄された入植地
開始地点周辺に小規模な廃墟化した入植地が存在
古代の焚火がある最初の空き地に2~4個の建物・廃墟が存在する。
キャンプからサービス施設の廃墟まで幅広くガチャ要素が強め。
設定を重視してかある程度道が敷かれている上に廃墟が密集しており都市開発の妨げになる場合も。
木こりのキャンプ2、工房廃墟1、市場廃墟1 |
木こりのキャンプ2、修道院廃墟1、市場廃墟1 |
木こりのキャンプ1、探索者のロッジ廃墟1、燻製所廃墟1、補給庫廃墟1 |
木こりのキャンプ1、窯場廃墟1、機織小屋廃墟1、レンガ工房廃墟1 |
木こりのキャンプ2、広場廃墟1、鍛冶屋廃墟1 |
木こりのキャンプ2、広場廃墟1、探索者のロッジ廃墟1 |
猟師のキャンプ廃墟1、樽工房廃墟1、ハーブ園廃墟1、肥沃な土壌7 |
薬草医のキャンプ廃墟2、取り憑かれた[種族]の家1 |
大きなシェルター廃墟1、鋳掛け屋廃墟1、穀物庫廃墟1 |
[種族]の住居廃墟1、鋳掛け屋廃墟1、製材所廃墟1 |
[種族]の住居廃墟1、圧搾場廃墟1、蒸留所廃墟1 |
[種族]の住居廃墟1、大工廃墟1、牧場廃墟1 |
[種族]の住居廃墟1、搗鉱機廃墟1、溶鉱炉廃墟1 |
圧搾場廃墟1、レンガ工房廃墟1 |
圧搾場廃墟1、石窯廃墟1、蒸留所廃墟1 |
石窯廃墟1、窯場廃墟1、樽工房廃墟1 |
石窯廃墟1、製材所廃墟1、職人の小屋廃墟1 |
石窯廃墟1、探索者のロッジ廃墟1、パン屋廃墟1 |
穀物庫廃墟1、広場廃墟1、牧場廃墟1 |
製材所廃墟1、貯蔵室廃墟1、牧場廃墟1 |
精錬所廃墟1、ドルイドの小屋廃墟1、被覆工房廃墟1 |
職人の小屋廃墟1、屠殺場廃墟1、ドルイドの小屋廃墟1 |
大衆食堂廃墟1、貯蔵室廃墟1、屠殺場廃墟1 |
肥沃な土地
力づける記念碑
全ての建物が移動できるようになる。
主倉庫や古代の焚火すらも移動できるようになり本拠地ごと移動することも可能になる。
再建した建物や小さな倉庫などが移動できるようになるため便利。
移動にコストが掛かるものもコストなしで移動できるようになる。
監視塔
空き地を発見しても敵意が上昇しない。
小さな空き地に関してはノーリスクで開け放題になるため、資材面での憂いが大きく緩和される。
肥大化した図書館
最初の設計図選択で全ての設計図から1つ選べるようになる。
2つ目の設計図選択は開始時点で固定されているが琥珀を使った再抽選はやり直すと結果が変化する
石化したネクロポリス
廃墟
廃墟化した兵器庫
忘れられた神々の神殿
有害な修正器詳細
盗賊のキャンプ
交易が行えず、交易商人が来訪しなくなる。
交易商人はバイオームや所持設計図に依らず必要な資源を入手できる貴重な供給源であるため悪影響が大きい。
組み込んだ時点でギルドホール?や富裕な入植地などの強力な建物や要石が無意味なものになる。
琥珀の使用先は案外多く腐敗関連の空き地イベントや、プレステージ19以降の空き地を開ける際にも5消費する。
また琥珀を減らす手段が限られることも厄介で、脅威イベント忘れられた地下埋葬地?が天敵となる。
荒地
肥沃な土壌が見つかる確率-100%
単体で組み込んだ場合は肥沃な土壌が見つからなくなる。
農業に頼った生産基盤を構築できなくなるので、必然的にキャンプや空き地攻略が主体になる。
交易商人からの物資補充も重要になるので、琥珀や高値が付く取引素材(海の真髄など)もしっかり確保しよう。
元々農業をほとんど行わず、キャンプ強化のバイオーム特性がついているマーシュランドは比較的攻略しやすい。
空き地攻略に特化したスカーレット・オーチャード、木々から食料やイベント用の素材が集まるコーラル・フォレストも強みを活かせばなんとかなる。
ロイヤル・ウッドランドは海の真髄を見つけられないと物資こじ開け・売買に難儀するので不安定。
危険な大地
全ての空き地が危険な空き地に変化。
ゲームに慣れてくれば初手から危険な空き地を開けることは珍しくないので、ほとんど害にならない。
むしろリターンの少ない小さな空き地が消えてくれるメリットにすらなる。
上位キャンプの需要が大幅に高まるので設計図原本が欲しいところ。
禁断の大地
全ての空き地が禁断の空き地に変化。
まずは初期スペースだけで対応しなければいけないため、ある程度はお祈りせざるを得ない。
商人や入植ポイントを駆使してなんとかイベント解決用の資源を工面しよう。
初期資源として香料か巻物の供給ラインがあると心強い。
開拓の質は保証されるので初回を乗り切ればそのまま波に乗れるだろう。
寒冷
通常半径9マスの焚火範囲が6マスに減少する。
面積でいうと半分以下になってしまうが、それでも大きなシェルターや混雑した住居に頼るほどではない。
きっちり建物を詰めて無駄な道をなくし半端な土地は装飾で埋めれば十分街区に届く。
生産施設が土地を食うようなら早めに第二拠点を建てて分担しよう。
強まりゆく嵐
浸水した鉱山
経年での敵意増加が無くなるが住人1人あたりの敵意が倍になる。
ゲーム上では+2と記載があるが、この数値は難易度の補正を受けるため。
15+2n=4n(nは住人の数)の等式に当てはめると1年辺りの住人追加を7.5人未満に抑えれば修正器無しの状態と比べて敵意を抑えられる。
しかし初期の住人が居る以上立ち上がりには難があり、総督以上の難易度では1年目でも住人が11人を超えるとそれだけで敵意がレベル1になってしまう。
132(住人11人の敵意上昇)-30(焚火1による敵意減少)=102
古戦場
敵意が50(×難易度補正)上昇した状態で開始する。
総督以上の難易度では森の敵意レベルが2に近い状態になるため、
初期士気が5の種族は何らかの対策を行わないと初年度の嵐すら越せない。
スパークデューの結晶
女王の怒りが6からスタート。
単純にタイムリミットが短くなるため、素早く効率的に名声を稼がなければならない。
森の敵意が下がった状態からスタートする、「反抗心」等の女王の怒りに依存した要石の恩恵を序盤から受けられるというメリットもある。
女王の怒りを下げてしまえばあとは通常プレイと同じ。
欲望の地
女王の怒りの増加速度 +50%、進行中の交易路1つにつき女王の怒りの増加速度 -20%。
実質的にタイムリミットが短くなる点はスパークデューの結晶と同じだが、こちらは一度下げてもハイペースで女王の怒りが増えていく。
交易路を利用している間は増加速度を抑えられる。交易関係のアップグレードを進めてから挑むと少し楽になる。
人間を焚火番にするのも有効。
聖なる炎の修道院
消費物の管理とえこひいきができない。
生食料をガンガン消費されるので加工食料を思ったように生産できなくなり、普段以上に食料採取に追われやすい。
えこひいきができないので序盤に低士気種族から名声を獲得することも難しくなり、間接的に設計図入手も遅れる。
嵐に備えて加工食料やコートの消費を止めておくこともできなくなる。
幽霊の彷徨う森
腐食性の嵐
建物を解体した際に資源が払い戻されない。
効率的に移動できる街レイアウトを少し作りづらくなるという影響はあるが、それは些細な問題。
建物の移動に関しては制約がないので、ある程度は適当に建てても修正が利く。
もっとも影響が大きいのは、不要になったキャンプや小さな倉庫を解体しても部品が還元されないことにある。初動で木こりのキャンプを3個建てて一気に敷地を拡げて不要になったら壊すプレイングもできなくなるし、大量に同種のキャンプを作って集中採集する戦術も採用しづらくなる。
倉庫に住民を配置して配送人*1を増やすことでキャンプ1つあたりの効率を補おう。
魚人の儀式場
指令が利用できない。
「名声ポイント」を含む指令の報酬を入手できないため、必然的に設計図の入手も困難になる。
最初に支給される設計図だけでどうにか名声を稼ぐ手段を確立させる必要があり、低難度でも容易に詰む可能性がある。
女王の怒りを減少させる手段も少ないので、焚火番に人間を配置して女王の怒りを抑えておきたい。
「何の指令も達成することなく勝利する。」という実績も存在しており、この修正器をクリアすれば同時に達成できる。
不吉な存在
毎年の敵意の増加が2倍,住民が1人逃亡か死亡すると敵意-15
経年での敵意が増え1ゲームの実質的な制限時間を大幅に縮めてしまう。
同時に与えられているメリットに着目する総督以上の難易度であれば毎年3人減らせば通常時と同等、
4人以上減らせば通常時より楽な環境になる。
女王からの隠匿を取得し女王の怒りが増えるのを防いだ上で、
混雑したキャラバンや突然の出産などで住民の供給のフォローができれば楽園になるかもしれない。
また敵意の増加は+100%ではなく×2という処理のため浸水した鉱山と組み合わせると経年敵意の増加は無い。