ぼくは航空管制官3/空港ガイド

Last-modified: 2016-04-14 (木) 15:39:52

Q.どの製品を買ったらいいの?
A.基本的に「基本セット」だとか「拡張パック」といったものはない。どのパッケージも単独で動作する。
「チャレンジ」「ANAエディション」「JALエディション」は値段の割りにステージが少ないので、お勧めできない。だが、初心者はこれから始めてもいいかも。
あと、「チャレンジ」を所持していると、アップグレードとして「東京ビッグウイング」を特別優待価格(ただし、外箱は付かない)で買うことができる。

Q.どの空港がオススメ?
A.基本的に空港の雰囲気を楽しむゲームなので、地元の空港やよく行く空港が良いです。
以下の各空港ごとの特徴を踏まえつつ、お好みの空港を選びましょう。(参考までに、発売順が後の空港ほど、システムの完成度は高い)
あと、「成田ワールドウイングス」でANAが登場しないとかあるのでよく使うお気に入りの航空会社がある人は登場する航空会社に注意するといいでしょう。

【東京ビッグウイング】

羽田・東京国際空港。全体的に難易度の高いステージが多い。
一部ステージでは予期せぬアクシデントもあり、臨機応変に対応し、
多くのトラフィックを事故なく捌く必要がある。

【沖縄ブルーコリドー】

那覇空港が舞台だが、隣接する嘉手納基地へ離着陸する米軍機も管制しなければならない。
強い日差しと照り返す沖縄の海をリアルに再現している。
あるステージではあの機体の緊急着陸イベントもある。
東京と比べ、わずかに動作が軽くなった。
現在エクステンドシナリオ5(ES5)を導入すると0x000789f0で決まってエラーとなり落ちる重大なバグがあるため要注意
上記 グラボがRadeonでのみで発生。2013年6月出のドライバーVer.13-4をインストールで解決。

【大阪パラレルコンタクト】

伊丹・大阪国際空港が舞台。
現実では、関西3空港はアプローチ・ディパーチャーが共通だが、本作は伊丹空港関係の航空機しか出現しない。
32L離陸する時にW1から進入するのが少し残念なとこ。
伊丹カーブ(サークリング14アプローチ)も再現。
基本的にテクノエアによるトラブル祭りで、トラブル対処が本作の最重要点。
臨機応変な対応が求められ、全体的に難易度は高い。
テクノエアマニアにはたまらない作品。

【香港カイタックエアポート】

ぼく管初の海外空港。今はなき旧・香港国際空港(啓徳(カイタック)空港)が舞台。
国内外の航空会社の機体が旧塗装で登場する。
香港カーブ(IGS13アプローチ)ももちろん再現。
夜のステージの夜景は圧巻(ただし、かなりPCのスペックを要求される)。
狭いエプロン・一本のみの滑走路により、グランド管制の難易度が高い。
空域の制限からアプローチも難しい。

【仙台エアマンシップ】

航空大学校が併設されており、国内でも珍しいクロス滑走路を有する震災前の仙台空港が舞台。
現実同様定期旅客便やチャーター便に混じって航空大学校等の訓練機や遊覧飛行の小型機が飛び交う。
小型機と大型機の速度に明確に差がつけられたため、常に速度差を意識した管制を要求される。
難易度はかなり高い。
あまりにも難しいので、仙台空港・航空大学校を捌きたい。
有視界飛行(VFR)が大好きだ、といった情熱のある方以外にはおすすめしにくい。
なお、同じVFRでもヘリの登場はほとんどないのでヘリ目当てで買わないように。

【新千歳スノーイングデイ】

民間用2本、自衛隊用2本の計4本の滑走路を有する新千歳空港が舞台。
自衛隊機と民間機が飛び交う航路だけではなく、
冬には積雪に伴う除雪作業のため管制は状況判断力が問われる。
時には思わぬ事態が起こることも…
初回限定版の追加シナリオでは2010年供用開始予定の新国際線ターミナルが先取りされている。

【関空クロスオーバー】

関西国際空港が舞台。
伊丹のときは見送られた関西3空港の一元管制が満を持して実現(伊丹と神戸のアプローチ・デパーチャー機も登場)。
航空機の高さを3段階で調整して、3空港の出発機・到着機を安全に飛行させなければならない。
難易度はやや高め。

【東京ドリームゲートウェイ】

東京ビッグウイングに続き羽田2作目。
前作より新管制塔、D滑走路、新国際線ターミナルなどが新たに登場する。
新滑走路完成により、到着,出発ルートも変っている。
海外のエアラインもそれなりに登場するのでにぎやかになった。
シーナリデータが作り変えられ、夜ステージの動作が軽くなったらしいが・・・

【鹿児島アイランドライン】

諸離島を含めたシリーズ最大の広域管制である鹿児島アイランドライン。
桜島の噴火も忠実に再現されている。南方のルートは一本に限られているため、航路管制が難。
様々なシナリオが盛り込まれている。

【百里基地航空祭】

首都圏の防空拠点である百里基地とそれに付設する茨城空港が舞台。
メインパートはタイトルの通り百里基地の航空祭であり、演目がつつがなく進むように上空待機している自衛隊機を誘導していくことが主である。
うまく演目を繋げることがクリアには大事。
現実同様に茨城空港に離着陸する民間機はごく少数であるが、離陸のために滑走路を誘導路として進むなどの新しいギミックも登場している。

【ハワイホノルル国際空港】

ハワイ観光の玄関であるホノルル国際空港が舞台。
4本の滑走路に加え、水上機用滑走路が初登場するなど、いくつかの新しい試みが見られる。
また、HCFのアプローチ・ディパーチャが同一チャンネルであることから、
空港に向かってくる到着機と離陸して飛び去っていく飛行機が別個通信できないといったかたちで再現されている。

【成田ワールドウイングス】

日本の空の玄関、成田空港が舞台。
成田の特徴であるランプコントロールはもちろん、A380や新規航空会社の収録、誘導路での速度差の再現、到着機の減速・迂回など新しいギミックも目白押し。
成田空港をそのまま再現したといえるほどに完成度が高いが、やや重いのが難点か。
難易度はやや高い。

【成田ナイトウイングス】

成田ワールドウイングスに続き成田2作目で夜が舞台。
誘導路での速度差や到着機の減速・迂回などはそのまま登場し高速トーイングカーが初登場。
ステージ構成がAとBに分けられそれぞれPRACTICE+3ステージの構成で計8ステージとなり他の作品よりPRACTICE1つ分のお得感あり。
夜間のメンテナンスにより誘導路が制限されるため難易度はさらに高くなっている。

【中部国際空港セントレア】

T字型の特徴的な旅客ターミナルをもつセントレア。
世界のエアラインのみならず、カーゴやB787部品の輸送機、ドリームリフター(BOEING747-400LCF)も飛来する。
ステージ中盤からは『ジャパンエアロスペース20XX 』なるイベントが同時進行で行われる。
VFR機やデモフライト機のセパレーションを保ちつつ、一本の滑走路をいかに有効活用出来るかが鍵。