用語集
英数字
ACC
Air traffic Control Centerの略。コールサインは「Control」または「Center(米)」。
航空路管制を行う管制部署。
ACCへのハンドオフが終了すれば、ぼく管シリーズにおいては、それ以上出す指示はない。
ただし鹿児島アイランドラインはこの部署も担当する。
APP
着陸進入担当管制官のこと。コールサインは「Approach」。
上空の到着機に対し、飛行ルートの指示などを行う管制部署。
ぼく管3においては、管制範囲内に登場した航空機が最初に呼び出す管制部署である。
ATIS
Automatic Terminal Information Serviceの略。
空港離着陸に必要な気象情報を、地上から対空無線でエンドレスに送信し続けるサービス。
通常、交通量の多い飛行場では30分ごと、交通量の少ない飛行場では1時間ごとに更新される。ただし、天候悪化や、滑走路の閉鎖・再開などの場合には、随時更新される。
ATISの各情報には、アルファベット1文字のコードが割り振られており、情報が変わるたびに「A→B→C→…→Z→A→…」とコードが変わっていく。空港離着陸時には最新のATISを受信している必要があり、パイロットは受信したATISのコードを「Information A」のような形で管制官に伝える。
ぼく管シリーズにおいては、ATISのコードはAからIまでしか登場せず、同一シナリオ中では更新されることもない。
なお、2chフライトシム板にあるぼく管スレのうち、3番目(ATIS "C")から26番目(Information Zulu)までのスレッドタイトルには、ATISにちなんだ通し番号がつけられていた。
DEP
出発経路担当管制官のこと。コールサインは「Departure」。
離陸した航空機に対し、出発経路における管制業務を提供する。
DLV
コールサインは「Delivery」または「Clearance(米)」。
出発機に対し、管制承認を発出する管制部署。
この部署の交信は1回あたりの時間が長い。
EMリペイント
EM氏が運営する、ぼく管シリーズのリペイントサイト。ぼく管3になっても更新を続けているサイトの一つでもある。
GND
コールサインは「Ground」。
地上でのタキシングなどに関する指示を行う管制部署。
「ぼく管3」においても、地上の航空機が錯綜してくると、この部署が特に忙しくなる。
仙台や小松では、DLVが設置されておらず、他の空港ではDLVが担当する管制承認もここが担当する。そのため長時間GNDのチャンネルが塞がってしまうことがあるので注意を要する。
NATOフォネティックコード
無線通信において、アルファベットや数字を確実に伝送するために使われるコード。
文字 | 発音 | カタカナ発音(参考) |
---|---|---|
A | ALFA | アルファ |
B | BRAVO | ブラボー |
C | CHARLIE | チャーリー |
D | DELTA | デルタ |
E | ECHO | エコー |
F | FOXTROT | フォックストロット |
G | GOLF | ゴルフ |
H | HOTEL | ホテル |
I | INDIA | インディア |
J | JULIETT | ジュリエット |
K | KILO | キロ |
L | LIMA | リマ |
M | MIKE | マイク |
N | NOVEMBER | ノベンバー |
O | OSCAR | オスカー |
P | PAPA | パパ |
Q | QUEBEC | ケベック |
R | ROMEO | ロメオ |
S | SIERRA | シエラ |
T | TANGO | タンゴ |
U | UNIFORM | ユニフォーム |
V | VICTOR | ビクター |
W | WHISKEY | ウィスキー |
X | X-RAY | エクスレイ |
Y | YANKEE | ヤンキー |
Z | ZULU | ズールー |
文字 | 単語 | 発音 | カタカナ発音(参考) |
---|---|---|---|
0 | ZERO | ZE-RO | ゼロ |
1 | ONE | WUN | ワン |
2 | TWO | TOO | トゥー |
3 | THREE | TREE | トゥリー |
4 | FOUR | FOW-er | フォウアー |
5 | FIVE | FIFE | ファイフ |
6 | SIX | SIX | シックス |
7 | SEVEN | SEV-en | セブン |
8 | EIGHT | AIT | エイト |
9 | NINE | NIN-er | ナイナー |
TBA
TWR
滑走路担当の管制官のこと。コールサインは「Tower」。
滑走路に関する指示、例えば離着陸の許可発出などを行う管制部署。
TWY
誘導路のこと。
余談として、ぼく管4成田のエクステンドシナリオ2には基になった実話が存在する。
Pegasus 3D
「ぼくは航空管制官2」で使われている3D描画システム。
Pegasus 3D ver.V
「ぼくは航空管制官3」で使われている3D描画システム。
同じテクノブレインから発売されたYS-11プライド・オブ・ジャパンにも使用されている。
あ行
エキスパートモード
ぼく管2以降に登場した、SIDなどを自分で指示できるモード。
ただし、行先空港によりSIDは決まっていて、合っていないと強制修正される。
ぼく管3のエキスパートモードでは、到着機の飛行角度やSIDに乗った出発機の飛行角度も自由に指示できる。だが、SIDに乗った出発機の飛行角度を間違えると、ACCにハンドオフできなくなったり、変な方向への飛行指示が出せるようになったりしてしまう。
SIDに乗った出発機について飛行角度がよくわからない場合は、一切指示を出さずに放置するとSID通りに飛んでそのうちACCにハンドオフできるようになる。当然正しい指示を出した場合よりも得点は低くなるが。
か行
国交省(ry
国土交通省航空鉄道事故調査委員会の略。事故や事故に至る可能性のあるトラブル(インシデント)の調査にあたる国交省の審議会等。
ぼく管では出てこないがニアミスやヘッドオン、追突等でゲームオーバーになることを国交省(ryと表現する。
ちなみに平成20年10月1日から国土交通省航空鉄道事故調査委員会は運輸安全委員会(国交省外局)に移管された。
ゴーアラウンド
着陸復航。着陸進入中に着陸を中止して再度上昇すること。通常では航空機は滑走路上空をそのまま通過して定められた飛行コースに入り再度着陸進入を試みる。
ゲームでは
・管制官が着陸復航の指示を出した場合
の他、
・決められたポイントまでに管制官が着陸許可を出さなかった場合
・追い風が10kt以上の場合
・滑走路が閉鎖されている場合
に航空機側の判断で着陸復航する。
管制官が着陸復航の指示を出した場合以外の状況ではストレスが発生する。この時発生するストレス値はゲーム中に発生するストレス値の中でも最大レベルなので、攻略のためにはできるだけ着陸復航の発生を避けることが望ましい。
さ行
除雪車
2、3、4の新千歳に登場。その名の通り滑走路に積もった雪を除雪する車両。
除雪車の出動前に検査用車両が滑走路の状態を確認し、その後除雪車の出動となる。
2では検査用車両、除雪車ともに待機場所から滑走路、あるいは滑走路から待機場所への誘導路移動中にも航空機とのヘッドオン判定があったため出動のタイミングを計るのが難しかった。3では待機場所から滑走路へのワープ機能を実装したため、誘導路上でのヘッドオンを気にしなくて良くなりその点では難易度が下がった。ただし滑走路へ進入する機とのヘッドオンには相変わらず注意が必要。
3では滑走路端で整然と編隊を組み除雪開始する姿を披露してくれる。
4では片側往復除雪から全幅一方向除雪になった点及びそれに伴う新しい編成が反映されている。
なお、2の成田夜にも天候雪のシナリオがあるが、検査用車両のみで除雪車は登場しない。4の成田エクステンドにも途中からとはいえ天候雪のシナリオがあるが、そのシナリオにSSP回線は無く新千歳の除雪が間に合ってないように見受けられる。
た行
ダイバート
悪天候などの理由により、本来着陸する予定であった空港に着陸できず、他空港に着陸すること。
テクノエア
2レター不明/3&4レターTBA。
英語名Technobrain Airlines。
エンジントラブル・ギアトラブルなどのトラブルを実在航空会社の機体に起こすと、当該航空会社の信用問題になりかねない。そのため、架空航空会社を登場させて当該航空会社の機体にトラブルを発生させるという手法が取られている。そのときに使われているのがテクノエアである。
その登場経緯から、ぼく管ユーザの間では「テクノエアが登場したらトラブルが発生する」ということが常識とされている。
転じて、トラブルそのもののことを「テクノエア」と言ったり、テクノブレインを指して「テクノエア」と言ったりすることがある。
「ぼく管3」における初登場は「沖縄ブルーコリドー」のファンサービス版に付属した追加シナリオ。このときは特にトラブルは起こさなかったが、実際にはありえないような機材によるフライトを行っていた。
「ぼく管3 大阪パラレルコンタクト」は「テクノエアの独壇場」とも評されるほどテクノエアの登場機会が多く、もはや「テクノエアとトラブル対処」がゲームのメインテーマというような状況であった。その関係か「ぼく管4 伊丹」の全エクストラステージに動けないテクノエア機が登場する。
テクノブレイン
ぼく管シリーズの製造/発売元。公式サイト
特急式 ◆jaBokukanw
2chフライトシム板ぼく管スレッドに現れる固定ハンドル。勝田とも。改造シナリオの投下などを行う。
特急式 ◆mCn/KAJIKA
この固定ハンドルが2chフライトシム板ぼく管スレッドに出てきたこともあった。
特急式 ◆jaBokukanwと同一人物と思われる。
とらいすたー◆AmbCtdKWgg
2chフライトシム板ぼく管スレッドの固定ハンドル。
アップローダーとwikiの中の人。
サブコテ:とらいすたー◆5Wvr4huT7ehB
な行
ノーマルモード
エキスパートモードに対し、SIDや飛行角度などが自動で決定されるモード。
特にぼく管3の場合、離陸機の飛行角度をどう指示すればいいのかが非常にわかりにくいため、通常はノーマルモードでプレイすべきであるとされる。
は行
バグ
コンピュータプログラムにおける誤りや不具合。「バグの存在しないプログラムは存在しない」とも言われ、「ぼく管」シリーズにおいてもバグはやはり存在する。
ゲームの進行が可能なレベルであればさほど問題にはならないが、「内容が致命的」で「公式シナリオのプレイに支障をきたす」場合に大きな問題となる。たとえば、「プレイ中にゲームプログラムが強制終了するようなバグ」や「ゲームの続行が不可能になるようなシーケンス異常」などは致命的とされる。シーケンス異常であっても、影響範囲が改造シナリオのみであるものは、先例からいって対策されない。
パッチ
ゲーム中の不具合を修正する修正プログラムのこと。
自分がエラーに悩まされていて、パッチを適用することによってエラーが解消すると言う場合、すぐにパッチを張るべきである。ただし、ぼく管シリーズの場合、たまに罠パッチが出ることがあるため注意。
人柱
テクノブレインが行う先行予約でぼく管シリーズの新作を購入するユーザのこと。
リリースされてからパッチを適用していないぼく管シリーズ作品には、ゲームの進行が不可能になるような致命的バグが含まれている場合がある。「ぼく管2 名古屋 Jumble Airport(TWRからGNDにハンドオフできなかった)」や「ぼく管3 東京ビッグウイング(CPUにより、GNDからTWRにハンドオフできなくなる場合があった)」がその例。そのようなことがあるため、パッチが出ない段階でゲームをプレイする先行販売組のことを「人柱」と呼ぶようになった。「有料デバッガ」も同義。
ブルーインパルス
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム。正式名称は第11飛行隊。機種はF-86から始まり、T-2、T-4へと機種更新されていった。「ぼく管2 小松基地航空祭」の第5ステージはこのブルーインパルスの演技名を当てるクイズになっており、苦戦したプレイヤーも多かった模様。旅客機にしか興味がない人とそうでない人を大きく分けたとか分けてないとか(ry「ぼく管2 名古屋 Jumble Airport」のエンディングムービーにはF-86時代のフォーメーションで登場する他、百里基地航空祭の最終ステージ・エンディングではトリを飾っている。現在は松島基地の第4航空団に属する。
ま行
や~わ行
有料デバッガ
→人柱
ラプコンのおばちゃん
「ぼくは航空管制官2 沖縄・南諷の航跡」に登場する、ラプコン担当の女性管制官。
若干本場口調であるが、非常に喋りが遅いため、後続機への指示が間に合わなくなることが多々発生。ぼく管ユーザからはよく思われていない存在である。
罠パッチ
時たまUPされる、バグ修正のつもりが新たなバグを引き起こしているパッチ。
特急式 ◆jaBokukanw氏は、リプレイを消して「ぼく管3 東京ビッグウイング Ver1.02」を入れたため、atc3menu.exeが強制終了するようになり、「再インストール→Ver1.02を入れる」という処理を行っても復帰できなくなった(この現象は、その後Ver1.02Aを入れたら解消した)。
また、「ぼく管3 東京ビッグウイング Ver1.03」も、入れると「セーブデータやリプレイが正常に記録されなくなる」「音声が正常に再生されなくなる(1種類の音声のみが再生される)」という罠パッチであり、テクノブレインが急遽公開を取りやめた、という経歴を持つ(Ver1.03で発生したバグは、後にVer1.03Bにより修正された)。