Standalone Scenarios/Advanced ASW Exercise, 1979

Last-modified: 2023-07-29 (土) 18:10:03

NATO艦隊を率いてソ連潜水艦を撃退しながらタンカーを目標地点まで移動させる演習,という設定のシナリオ.
複雑すぎず簡単すぎず入門プレイにも最適.ただし年代が1979年 (CWDB)なので最新兵器は登場しない.

概要

対戦国家イギリス vs 仮想敵国
日時1979年10月30日 Zulu: 20:00:00
場所イギリス海峡(英仏海峡)
プレイ可能国家FOST ユニット

イントロダクション

FOST(Flag Officer Sea Training)は、英国海軍の訓練機関であり、英国海軍および英国フリート補助機関の艦艇を訓練し、運用艦隊への参加に適した状態にする役割を担っている。FOSTは、あらゆる事態に備えて、乗組員と船舶に8週間にも及ぶ厳しい演習と準備検査を課す。

最終的な評価のひとつは、敵の潜水艦の攻撃に直面したときに、ランデブーに向かう高価値のユニットを保護することです。あなたはこの挑戦に耐えられますか?

シナリオノート

Historical outcome

ブリーフィング

状況

諸君、いよいよ訓練も最終週となった。今夜のシリアルはCASEX A24、高度なASW演習である。このシリーズでは固定翼と回転翼の航空機が参加し、3つのASWグループが少なくとも3隻のOPFOR潜水艦を攻撃する。この演習の目的は、高価値ユニット(HVU)であるRFAグレイローバーをRNASポートランドの東にあるRVエリアに護送することだ。

タイムライン

タスク

敵軍戦力

  • OPFOR(仮想敵部隊)
    OPFORは3隻以上の潜水艦を近辺に配置し、海上哨戒機の支援を受け、補助情報収集船の支援を受ける可能性があると考えられています。
  • Surface
    Unknown
  • Submarine
    Whiskey Class SSK - Torpedoes
    Foxtrot Class SSK - Torpedoes
    Charlie Class SSGN - Torpedoes, SS-N-7
  • Air
    Maritime patrol

友軍戦力

あなたは第820RNASと第46飛行隊RAAFの支援を受けてFOST参加ユニットを指揮しています。

Surface

  • BNS Wielingen (Type E-71)
  • FGS Karlsruhe (Type F120)
  • FGS Schleswig-Holstein (Type Z101A)
  • HMS Brighton (Type 12M)
    • Wasp HAS.1 x 1 (Rotary wing ASW)
  • HMS Galetea (Type 12I Leander Batch 1)
    • Wasp HAS.1 x 1 (Rotary wing ASW)
  • HMS Newcastle (Type 42 Batch 1) [Flag]
    • Wasp HAS.1 x 1 (Rotary wing ASW)
  • HNLMS Drenthe (Friesland Class Batch 2)
  • HNLMS Van Speijk (Van Speijk Class)
    • Lynx SH-14B x 1 (Rotary wing ASW)
  • RFA Grey Rover (Rover Class) [HVU]

Air

RNAS Portland

  • No. 820 Naval Air Squadron
    • Sea King HAS.2 x 6 (Rotary wing ASW)

RAF St Mawgan

  • No. 46 Squadron RAF
    • Nimrod MR.1 x 1 (Fixed wing ASW)

任務(Mission)

RFAグレイ・ローバーをRNASポートランドの東側にあるRVゾーンまで護衛し、味方の死傷者を最小限に抑える。

遂行すべき事(Execution)

1. HVU RFAグレイローバーをRVエリアまで安全にエスコートする。

2. 利用可能なすべてのアセットを用いて、すべてのOPFOR潜水艦の位置を特定し、追跡し、破壊する。
a. 演習場内で発見されたいかなる潜水艦も敵対的とする。

3. 3. HVU を失った場合は、ミッションの失敗とみなす。

Command

HMS Newcastle

今回の演習では、海峡を航行する民間人が潜水艦の目撃情報を報告するよう求められている。また、ノースウッドのコードネーム「ODD BIRD」による信号情報のサポートも受けられる。

Signal

すべてのレーダーは使用禁止、ソナーは限定的に使用すること

攻略

レーダー等を使うと難易度が(無駄に跳ね)上がります。

自軍

SAU Group 1

  • 英補給タンカーグレイローバー:護衛対象.こいつを撃沈されたらアウト.
  • 英ミサイル駆逐艦ニューカスル:シーダート対空ミサイル+ワスプ対潜ヘリ持ち.
  • 蘭フリゲート艦ファンスペイク:リンクス対潜ヘリ持ち.
  • 独フリゲート艦シュレスヴィヒホルシュタイン:お荷物(エグゾゼはいいからアスロック積めや!)

SAU Group 2

  • 英フリゲート艦ガラテア:アイカラ対潜ミサイル(射程10nm)+ワスプ持ち
  • 独フリゲート艦カールスルーエ:お荷物

SAU Group 3

  • 蘭駆逐艦ドレンテ:お荷物
  • 英フリゲート艦ブライトン:ワスプ持ち
  • ベルギーフリゲート艦ウィーリンゲン:シースパロー+CA/SQS-505A(有効範囲15nm)持ち

各艦の兵装には大分ばらつきがありガラテアが最も射程の長いアイカラ対潜ミサイルを,その他の艦艇は短魚雷を持っている.お荷物の3隻は対潜ロケットしかない(ウィスキーあたりはともかく,チャーリーに通用すると思うな)

陸上機

  • ニムロッド*1
  • シーキング*4(もう2機基地にいるが整備中で使えない)

本シナリオの華.英仏海峡を飛び回っては敵潜水艦を発見,魚雷を投下していく.たまにおさかなを攻撃するのが難

RNAS Portland(シーキング基地)の右側にRVエリアがある.グレイローバーをここまで移動させればクリア.

敵軍:

フォックストロット,ウィスキー,チャーリーがそれぞれ1隻,ついでにTu-95RTが一機.

チャーリーが一番の脅威で,対艦ミサイル (SS-N-7/P-70)とウェーキ誘導式の53-65K魚雷を持っている.ひとたびこいつの接近を許すと魚雷を撃たれあっと言う間に自艦隊が壊滅するので接近させないように.

フォックストロットとウィスキーは無誘導の53-51魚雷および53-57魚雷しか使わないので,魚雷を発見しだい真横に走ればかわせる(手動回避を行う際はAutomatic evasionとIgnore plotted course when attackingのドクトリンを切っておくように)

Tu-95RTはチャーリーに次いでやっかいな敵,対艦兵装はないものの自軍の動きをレーダーで見張りながら各潜水艦を指向させられるという代物.しかもこちらのSAMの射程範囲外にいる!

中立・周辺環境

中立陣営として漁船と海洋生物が大量に配置されている.誤って攻撃しても減点にはならないが,せっかくソーナー探知して魚雷を投下した目標が海洋生物だった日にはがっかりである.

なお敵潜水艦が各漁船から7nm以内にいる場合,潜水艦のおおよその位置がRPとして表示される判定イベントが1時間ごとにある.

敵軍にもまして厄介なのが英仏海峡の環境.水深60m/200ft程度しかなくソーナーの探知性能に悪影響がかかっている.おまけに自軍水上艦の搭載ソーナーは大して性能が良くなく,ニムロッドとシーキングが敵潜水艦を発見できないと水上艦への接近・攻撃を許しかねない.

シナリオ下準備

(1):陣営ドクトリンを変更

陣営ドクトリンの設定が一部よろしくないので変更する.

  • Weapon Control Status (WCS), ASW:FREE→TIGHT
    FREEのままだと発見直後で所属陣営不明の水中コンタクトも攻撃するが,このとき海洋生物でも攻撃してしまうことがある.魚雷の無駄遣い.
  • Engage Ambiguous targets:Ignore→Pessimistic
    Ignoreのままだと探知位置から敵潜水艦が離れたために失探して不確実領域が広がっている水中コンタクトにも攻撃してしまう.

(2):艦隊陣形の組み直し

水上艦の陣形を組みなおすことを強く推奨する(プレイごとに並べ直すのはあまりにかったるいのでエディターで編集してよい).

CWDBのシナリオということもあり各艦艇の対潜センサー範囲が小さい(ベルギー艦ウィーリンゲンのみ範囲15nm,ほかは3-4nmしかない)ので,各艦隊でバラバラに行動していては敵潜水艦にすり抜けられた末各個撃破されてしまう.全艦艇をひとつのグループにまとめ,グレイローバーの前方に「盾」をつくるとグレイローバーに近づく前にソーナー探知できる上,万が一の場合は魚雷の弾除けにもなってくれる.

下図のように各艦1-2nmの間隔で逆V字型に整列し,全艦ともアクティブソーナーを作動させておく(アクティブソーナーしかない艦艇がちらほらいる).
対艦ミサイル攻撃(下記)を早期に探知させたいので最低でも一隻(ニューカスルあたりでよかろう)はレーダーを作動させておくのを忘れずに.

AASWE1.PNG

RVエリアの基準ポイントを範囲に対地哨戒ミッションを設定して,水上艦グループを編入すると自動でウェイポイントを設定してRVエリアに向かい移動してくれるので便利.
対潜哨戒および制海哨戒ミッションだと設定次第では艦隊が勝手に敵潜水艦のほうに行ってしまう.

(3):対潜機の哨戒ミッション設定

つづいて航空機の設定.グレイローバーの前方5-40nmの範囲に基準ポイントを複数生成し,グレイローバーと相対移動するように設定する.この範囲に対潜哨戒ミッションを設定し,ニムロッドとシーキングを編入する.

シーキングのディッピングソーナーを使いたいのでソーナーEMCONを作動させておく.レーダーは使っても使わなくてもよい(どうせ漁船の探知にしか使わない).

艦載機であるワスプのほうは対潜センサーがなく,最初から捜索に充てても無駄なので対潜攻撃ミッションを設定してこちらに編入すると敵艦を発見次第出撃する.目標コンタクトの陣営識別設定をHostileにしておくと海洋生物をUnknownコンタクトとして発見しても誤って出撃することがない.最初からある"ASW Exercise Area"という名のミッションは削除してよい.

以上の設定が完了すると,グレイローバーを撃沈したい敵潜水艦はまずニムロッドとシーキングの哨戒線,つづけて護衛艦の艦列を潜り抜けなくてはならないが,大体その頃には自軍が発見・撃沈しているだろうという算段である.もっともソーナー探知がうまくいけばの話だが。

シナリオ開始:ミサイルをかわす

開始後しばらくするとチャーリーが対艦ミサイルを撃ってくる(合計8発).ニューカスルがシーダート,ウェリンゲンがシースパロー,その他一部艦艇(艦名忘れた)がシーキャットミサイルを持っているので迎撃する.
シーダートとシースパローもWRAを1発ずつ発射に設定してできるだけミサイルを節約するように.

この時運がよくシーキングかニムロッドがチャーリーの近くにいるとミサイル発射を目撃でき,チャーリーの周辺1nmに水中コンタクトが生成される.その場合はさっそく攻撃.

逆に運が悪いと1隻くらいは撃沈されるかもしれない.ヘリ搭載機ならやり直してもよい.ヘリなし+対潜兵装が大したことない艦艇なら気にせず続行.

RVに向けて進出+対潜攻撃

シナリオ期間はまる1日で時間に相当余裕がある(シナリオ期間違うかも?)ので,自艦隊は低速5-8ktでRVエリアに向かい移動する.高速航行すると護衛艦のソーナー性能が低下するうえ,ニムロッドとシーキングによる前方の「消毒」が間に合わない.
ここで北東のRVに直接向かうと敵潜水艦の待ち伏せ位置にドハマりする羽目になる.一度北か東にコースをとると敵潜水艦は自艦隊に追いつこうと高速航行をはじめるのでソノブイでたやすく拾える.

移動開始後しばらくすると次々にコンタクトを発見するが,大半は漁船か海洋生物なので無視してよい.Tu-95RTはレーダーでこちらを発見しているのだがSAMの射程範囲外で手が出せない.海中コンタクトのユニットタイプがSSかSSNであった時,艦隊グループの方向に速力10kt以上で移動している場合は間違いなく敵潜水艦なので敵軍としてマーク.発見次第ニムロッド+シーキング+ワスプを向かわせて攻撃.とくに高速航行中のチャーリーは探知範囲外に出て失探しやすいのでニムロッドのソノブイを投下するか,シーキングの吊下ソーナーを展開して探知を保つ.

艦隊グループをわざわざ敵潜水艦に向かわせると逆に攻撃されることが多いので近づけないように.敵潜水艦を避けるようにウェイポイントを設定する.

ゴール手前でTu-95RTがニューカスルのSAM射程範囲内に入るが,ここまで敵潜水艦を全部撃沈しているようであれば放置してもよい.

一隻も撃沈されずにRVエリアに到達できれば上出来.

これでも満足できない基地外マゾ向け高難易度設定

  • 自軍からニムロッドを削除する.
  • ウィスキーとフォックストロットの数を増やす.
  • ウィスキーとフォックストロットの搭載兵装をいじって53-65K誘導魚雷を撃てるようにする.
  • 敵潜水艦の深度をそれぞれ海底付近に設定する(英仏海峡は水深が浅いのでソーナー探知の難易度大幅増加)

外部リンク

プレイ動画

ニコニコ動画