概要
DQ10オンラインで初登場した【ボーンファイター】の亜種。
全身が木彫りの彫刻のような色合いをしている。
名前が【アスラゾーマ】に似ているが名前の繋がりがあるだけで他はほとんど関係ない。
由来はインド神話に魔神として登場するアスラ神族(仏教における「阿修羅」)。
単純にアスラ王と一口に言っても実は複数の王がいる為、厳密にどのアスラの王を指すのかは不明。
色合いからして、興福寺に安置されている阿修羅像がモチーフとなっているのだろう。
ちなみに某女神が転生するRPGにも「アスラおう」という同名のモンスター(悪魔)がいるが、そちらは一般的にアスラの王として有名な「マハー・ヴィローシャナ」を指す。
名前を聞いてこちらのアスラおうを思い出したプレイヤーも多いのでは?
DQ10オフライン
ボーンファイターの【転生モンスター】として登場。
1ターンに3回行動し、4回攻撃の「はげしく斬りつける」(1回あたりのダメージは通常攻撃の0.5倍)のほか、バイキルト、ドルマドンといった呪文も使う。
通常ドロップは【せかいじゅの葉】、レアドロップは【破呪のリング】。
DQ10オンライン
当初のレアドロップは【グリーンオーブ】だったが、【きせきの香水】の実装後ほどなく破呪のリングに変更された。
詳しくはこちらを参照。
バトルスキャナー
第四章から登場。サイズはLで虹色のギガレア。
基本ステータスはHP:831、ちから:575、すばやさ:90、かしこさ:392、みのまもり:532。
技はあんこく斬り→滅 四刀流→阿修羅光覇斬→ドルマドンの順で変化していく。
相性最高の性格は【いいんちょう】。
攻撃手段はほとんどが闇。耐性は属性耐性よりも状態異常に優れている。
虹レアの中でもステータスが微妙ではあるが、物理攻撃と呪文を両方そつなくこなすため十分に強力。
だが攻撃手段の中に、非常に貴重な光属性の単体技を持っている。他に持っているのは、スライムのスラ・ストライク、ゴールドマンのフラッシュパンチとアプリ冒険の書限定のギガおの光速ホームランくらいと数えるくらいしかない。
ただし、ドルマドン使いとしては【なげきの亡霊】や【ビッグモーモン】などライバルが多いのが悩みどころ。
ライバルズ
第4弾カードパックで、魔剣士専用のスーパーレアカードとして登場。
7/4/5 ゾンビ系
召喚時:自分のデッキからコストが1番高いゾンビ系のユニットカードを手札に1枚加える
そのカードのコストを-5
サーチ+コスト大幅軽減を持つ非常に強力な1枚。
サーチ対象として最も適する物は【暗黒皇帝ガナサダイ】で、構築を工夫すれば実質確定サーチにできる。
登場した時は8コスト、コスト-5であり、ゾンビ軸の魔剣士デッキのパワーが低かったこともあり目立たなかった。
しかし、ゾンビデッキの使用率を上げるための上方修正を受け7コスト、コスト-6になると状況は一変。
7コストアスラ王→1コストアスラ王→0コストの6コスト以下のゾンビ系ユニット(デバフ持ちの【妖剣士オーレン】などが有力候補)と繋げることで手軽に強力な盤面を形成することができ、あらゆる魔剣士デッキで採用され必須と言われた。
特に闘技場ではピックの工夫次第でこいつを3枚以上デッキに入れることもできるため、1枚でも引ければデッキに入ったすべてのこいつが次々と1コストで連鎖して出てきて容易に盤面を制圧して逆転し、勝利につなげることができた。
アスラ王のサーチ対象として最も適するのはアスラ王と言われる程であり、本来ガナサダイの使用率を上げるための大幅上方修正だったにも拘わらず、むしろ8コストのガナサダイを入れるとそっちをサーチしてアスラ王が引けないので入れるべきではないとされるほどにガナサダイの強化を霞ませてしまった張本人である。
さすがに強力かつ理不尽だったので現在の性能に弱体化され、ゾンビ系デッキでは必須級という立ち位置に落ち着いた。