【ボーンファイター】

Last-modified: 2024-03-02 (土) 06:39:40

概要

DQ6で初登場した、4本の腕と武器を持つ骸骨の戦士。
身体は赤く、青い鎧兜を装備し、黄色い肩当てと手袋をはめている。
一応骸骨ということにはなっているが、顔と脚以外はほとんど服や鎧で隠れているため、ドット絵では「骸骨」とは分かりづらい。脚は骨にはなっていない。また、ライバルズのこの系列のモンスターのイラストは服の袖から筋肉が浮き出ており、腕も骨にはなっていないのが分かる。
色違いとして、【ヘルクラッシャー】【まおうのつかい】【暗黒の使い】がいる。
ヘルクラッシャーとは上位関係がよく入れ変わる。

DQ6

ヘルクラッシャーの上位種で、【お楽しみダンジョン】に出現する強豪モンスターの一種。
攻撃力300とDQ6のモンスターの中でもトップクラスの数値を誇り、しかも特殊攻撃も充実している多芸なやつ。
ラインナップは【メタルぎり】【いなずまぎり】【かえんぎり】【しんくうぎり】【ルカナン】【まひこうげき】で、これらを完全2回行動で繰り出してくる。
最大HPも800と非常にしぶといため、倒すのに時間がかかるのも嫌らしい点。
MPも90あるため、ルカナンは実質的に際限なく使える。
守備力を下げられたところに【エビルフランケン】【ランプのまおう】が一緒だと、危険度が更に増す。
 
しかし、なんといってもこいつの真骨頂は一番後ろの味方ばかり狙ってくることだろう。
最後尾の仲間を狙うモンスターは他にもいる(【ダークホビット】【マドハンド】など)が、こいつが一番印象に残ることは間違いない。
麻痺攻撃とルカナン以外の斬り系の技は全て後ろの味方に当てる、とにかく悪質なモンスター。
ただし、追加効果に耐久力が関係しない麻痺攻撃を他のキャラに散らしてくるのは、最後尾をマヒさせて防御さえできない状態からの抹殺になりにくいため、マシといえばマシ。
 
ここは上述の習性を逆手にとって、最後尾の仲間は【だいぼうぎょ】【スカラ】を使って身を守らせよう。
【公式ガイドブック】では【うけながし】が推奨されていたが、味方にダメージが飛散したり失敗して術者自身がダメージを負ったりと結果的に被害が拡大するリスクが伴う。
また出現フロアでは、【ドランゴ】【はぐれメタル】などをあえて後ろに置くのも手だ。
 
補助系の呪文・特技は一切通用せず、攻撃系の呪文・特技にも強い耐性があり、特にヒャド系、吹雪系、岩石系に対しては完全に無効化する。
【デイン系】【炎系】への耐性は無いため、【ギガスラッシュ】【ジゴスパーク】【しゃくねつ】などが効果的。
ゾンビ系モンスターなため【ゾンビぎり】も有効。【ゾンビキラー】+【バイキルト】とも合わせて攻めよう。
【デーモンキング】も吹雪を無効化するため、お楽しみダンジョン後半では輝く息より灼熱の方が汎用性が高い。
かがやくいき連発で他の敵諸共一掃する戦法が通じず、こいつがいるだけで手数やMPを費やす必要があるため、結果的に戦闘が長引きやすく消耗させられやすい。その点でも嫌らしいモンスターである。
 
ただし、こいつは体のサイズが大きいので、同種では一度に2体までしか出てこず、他の敵が出にくくなる。
完全2回行動かつコイツより攻撃力が高い【キラーマジンガ】が最大3体で現れることを考えれば、この点は救いと言える。
落とすアイテムは【ドラゴンメイル】(ドロップ率1/128)。
なお、こいつは前述通り登場するのはお楽しみダンジョンだが、DQ6の開発当初から紹介されていたモンスターでもある。

リメイク版 

SFC版の時は最大でも2体までしか出てこなかったが、リメイクにあたって3体で現れるようになった。
しかし、リメイク版では行動パターンに改変を施された。
SFC版の特徴であった最後尾狙いは変わらないが、別個体は同じキャラを狙わなくなった。
例えば、1体が最後尾のキャラに狙いを定めると、もう1体は後ろから2番目を狙う。
これにより、大防御やスカラで最後尾狙いの習性を逆手に取るという策が取れない代わりに、ダメージも分散しやすいのでほとんど気にする必要性もなくなっている。
HPが640へと大幅に削減されたことと合わせて、相対的にかなりインパクトが下がっている。
小細工など考えず、正攻法で畳み掛ければ勝てる。
意図的にこんな調整をしたのなら、最後尾の仲間に「スカラをかける」、「大ぼうぎょを使わせる」等の戦法を使わせたくなかった可能性も考えられる。
 
AIを「バッチリがんばれ」にしておくと、ルカナン対策なのかやたらと【マジックバリア】を使いたがるが、コイツは高い攻撃力による2回攻撃が危険なので、どちらかといえば【スクルト】を使ってほしいところ。
コイツが出始める中盤エリアは【キラーマジンガ】【ブルサベージ】といった物理攻撃に特化したモンスターが多いため、そういう意味でもスクルトが役に立つ。

DQ8

【海賊の洞窟】(B2~B3F)や【隔絶された台地】(平原)、【神鳥の巣】(光の世界)の外部に出現する。
隔絶された台地では夜間の方が出現率が高い。
出現時期が早くなり、ヘルクラッシャーと上下が逆転。この系統では最も弱くなった。
まぁ「地獄の破壊者」と「骨の戦士」では後者の方が弱く見える、という意見があったのかもしれないが。
HP・MPはDQ6の1/4以下に、攻撃力も約1/2になったが、多彩な攻撃手段は相変わらずで、6とほとんど同じ攻撃手段で攻めてくる。
違いはメタルぎりの代わりに【マヒャドぎり】を使ってくること。
3Dで表現される各種剣技のエフェクトはやたら美しい。
 
DQ6で自慢であった最後尾集中攻撃や完全2回攻撃もなくなり、出現地帯を訪れる頃にはこいつ自身の攻撃力も周囲の敵と比べてさほど高い方ではない。
呪文耐性も低くなっており、数が少なければ比較的楽に倒せる。
しかし、たまに2回攻撃やルカナンを使ってくるので侮らないように。【マジックバリア】を使っておけばルカナンのみならず他の攻撃への対処にもなる。
8では画面スペースに余裕があるので、一度にたくさん出られるとかえって危険である。
ちなみに同作品のこの系統で、3匹以上のグループを作るのはこいつだけ。
落とすアイテムは通常枠で【バトルアックス】(1/64)、レア枠で【はがねのつるぎ】(1/256)。何故か通常枠の方が高価な物となっている。
 
加えて、【モンスター・バトルロード】Aランク3回戦の相手である【きわめてコワモテ団】の一員としても登場。
6の性能に近く攻撃力が高い上に完全2回行動、高いHPでなかなか倒れない強敵。
さらにDQ8の全てのモンスターの中で唯一の毎ターンHP【自動回復】能力を持つ嫌な相手。
しかも他の2体がコイツを復活させる。
手数の少ないモンスターで挑むと、2対1から逆転も普通にある。
DQ8のモンスターでは唯一自動回復能力を持つ、伝統(?)を受け継いだモンスター。
こちらも、手数の多い【ハルク】【のっひー】【キラーマ】で押し切りたい。

DQ10オフライン

【ボロヌス溶岩流】【グレン領西】のバグレア教会跡地(夜のみ)に出現。
DQ8同様、最下位種として登場。怒り時には多彩な剣技を繰り出す。
通常ドロップは【大きなホネ】、レアドロップは【モーニングスターの本】
転生モンスターに【アスラ王】が登場する。

Ver.2

真の【デフェル荒野】【アラハギーロ地方】【リャナ荒涼地帯】に出現。

DQ10オンライン

当初はクエスト【カルサドラの赤き計略】の討伐対象だった。
詳しくはこちらを参照。

バトルロード1

第5章から【合体モンスター】として登場。
組み合わせは【さまようよろい】【ぼうれい剣士】【死霊の騎士】
武器を持ったゾンビ系で合体するが、ノーヒントだと分かりにくいかも。
ステータスはHP:2380 ちから:280 かしこさ:74 みのまもり:81 すばやさ:74。
使える技は「絶 四刀流」と「マルチエレメントソード」。
前者は4本の腕に持つ武器を振り回して敵単体を2回攻撃し、
後者は炎、氷、雷、風属性を融合させて光を放って敵全員を攻撃。
決して4属性の攻撃ではなく、光属性の攻撃である。
炎、氷、風、雷属性に強いが光、灼熱属性には弱い。

バトルスキャナー

第2章より登場。サイズはL。
ステータスはHP:510、ちから:487、すばやさ:101、かしこさ:148、みのまもり:457。
技はマヒャド斬り→かえん斬り→絶 四刀流→疾風迅雷斬の順に変化していく。
本作でのこの系統の特徴は、使える属性が豊富で、耐性が非常に多いこと。彼の耐性は属性耐性が多い。

ヒーローズ1

系統最上位種。本編クリア後に出現するだけあって、とんでもない強さを持っており、その攻撃力は絶大。
下位種同様マヒャドやバイキルトを唱えてくるのだが、元が強い分驚異も増している。マヒャドのダメージは160にも上り、凍らされたが最後その驚異的な攻撃力の餌食となる。
またマヌーサまで唱えてくるためこちらからの攻撃を避ける術までもっており死角がない。
なんとかして動きを止め、その隙に畳み掛けたい。特にビアンカのラリホーやゼシカのセクシービームが有効。
 
モンスターコインは3枠であり、ディフェンスタイプ。
とんでもない攻撃力とマヒャドで暴れまわってくれるほかマヌーサやバイキルトで補助も行える超優秀なモンスター。
特に攻撃力は本作のディフェンスタイプモンスター最強の515を誇り、これをバイキルトで強化するのだからまさに最強。
ただし例にもよってクリア後にしか使えない為、特典どまりというのが悲しいところ。

ヒーローズ2

本編クリア後の【アマル峡谷】に出現。バイキルトを使わなくなり、前作よりやや大人しくなったとはいえ、それでも十分強い。
さらに各種斬り系特技を存分に使ってくるので油断するとあっという間に教会送りになる。
攻撃の隙を見つけ上手く攻め立てたい。
特に最大の脅威である【さみだれぎり】は移動しながら攻撃するが使用後は前作同様必ず疲れて怯むのでそこが攻撃のチャンスとなる。
モンスターコインはサポートタイプで結構強く並大抵のモンスターを倒してしまうほど。
ただし、峡谷から落ちて即死したり【ばくだん岩】【メガンテ】で瀕死になったりしてしまうこともあるので過信は禁物。

DQMSL

ガチャ限定の【ゾンビ系】Aランク。
リーダー特性は「ゾンビ系のHPと素早さ+8%」。
特性は【AI2回行動】のみ。
特技は【ふうじん斬り】【ルカナン】
転生させると【まおうのつかい】になる。

ライバルズ

第2弾カードパックにて戦士専用カードとして登場。レア度はスーパーレア。

5/4/6 ゾンビ系
召喚時:自分のデッキと手札にある武器カードのコスト-1

武器カードのコストを下げる効果を持つ。
 
7コストの【雷鳴の剣】と相性が良く、5ボンファ→6雷鳴と綺麗に繋がる点が注目されたカード。
このカードが発表された当時の対戦環境では雷鳴の剣が非常に強力な武器として活躍しており、それを強力にサポートするこのカードは事前評価において「ぶっ壊れ」と言われていた。
だが蓋を開けてみると上記のコンボは成功率が低かったうえ、リリース直後は「スキルブースト」を活用した他クラスが大暴れ。環境が次弾に移った後もこのカードはほとんど見られなかった。
こいつは「事前評価では騒がれていたが実際には大したことなかったカード」の代表および先駆けであり、そのためにこのようなカードは「ボンファ枠」と呼ばれるようになったのだ。
一つの俗語を作り上げたある意味偉大な1枚である。

ウォーク

ストーリー9章9話でボスとして登場。マッドフィンガー2体を伴って登場する。
2回攻撃で、ルカナンで守備力を下げ、マヒャド斬りや呪い攻撃、猛毒効果のあるはげしく斬りつける4連続攻撃で攻めてくる。
1ターン目やその後も頻繁に超ブレードガードを使用してガード率を上げてくるのも厄介。
弱点のイオ、ギラ系の特技や呪文でマッドフィンガー共々一気にダメージを与えていきたい。
マッドフィンガーもマヒャドや眠り攻撃を使うほか、HPが25%以下になると仲間を呼んで補充をはかる。
HPが16500もある同個体が出現してしまうため、押し切れない場合は眠り、麻痺、混乱を入れるなどすること。
 
その後、ストーリー12章5話以降でザコとして登場。あまり見かけないモンスター。
 
こころは黄色でコストは126。
ベリアル同様攻撃面を一切捨てて耐久に振っている。
高グレードでメラ系、ヒャド系、転びに耐性を得られるほか、
グレードSでブレードガードを修得し、自分が受けるスキル・どうぐのHP回復効果を増加し、より多く回復できる。

ダイの大冒険(2020年版アニメ)

第5話の【鬼岩城】前の広場に【大魔王六軍団】のモンスターが集合しているシーンで描かれている。
また第11話の【ヒュンケル】の回想シーンで度々描かれており、【ハドラー】の旧魔王軍にも所属していたようだ。