【アスラゾーマ】

Last-modified: 2023-11-27 (月) 21:38:15

概要

DQM2で初登場の【ゾーマ】のパワーアップ形態。闇のチカラを極めた本気の姿らしいが、もし本編で第2形態があったらこうなったのだろうか。
「アスラ」と聞いて三面六臂の仏「阿修羅」を連想し「全然似てないじゃん」などと思った人も多いことだろうが、本来「アスラ」とはインド神話・ヒンドゥー教などにおける神族・魔族の総称を意味するので、腕が6本、顔が3つじゃなくてもなんの問題もないのだ。
後にそっちの阿修羅をモチーフとしたであろうモンスターも登場したが。
青い肌のそこかしこに、妖怪「百目」を彷彿とさせるような目玉が浮き出た姿をしており、大きな鎌を持っている。
しかし【マルチアイ】のような気持ち悪さはなく、むしろなかなか威厳を感じさせる魔人に。
ゾーマとの共通点は青肌と額にある三つめの目程度で、強化魔王のなかでは最もオリジナルとかけ離れた姿をしている(まあ他も結構変わっているが)。
久々に再登場したイルルカでは他の3体共々リデザインされ、オリジナル版での武器だった大鎌はある意外なものに変わった。
星ドラでは亜種として水の厄災とメイビアが登場している。
また、スーパーライトには強化形態の【ゴア・アスラゾーマ】が登場した。こちらは腕が4本、顔が3つあるため阿修羅っぽくなった。3つの顔はそれぞれ喜び、怒り、悲しみを表すらしい。
服がゾーマの服に似た色になっている他、武器が錫杖に変わっている。

DQM2、DQM1(PS版)

【????系】の魔物の一匹。
ゾーマ×【サイコピサロ】の配合でのみ生み出せる。
習得する特技は【ひのいき】【ギガスラッシュ】【せいしんとういつ】
成長が非常に遅く、MP以外の成長は晩成気味だが、最終的にはほぼ間違いなく全ステータスがカンストするだろう。
耐性面については補助系が一切無効、攻撃系もデイン系が弱耐性以外はほぼ完璧。【メタル化】も十分可能。しかし会心の一撃が出ない。
【デスタムーア】(最終)を血統にして彼と配合すると【ダークドレアム】を生み出せるが、このままでも優秀なので上の配合の材料にはグランスライムを使ったほうがいい。
本編に登場しない魔王系モンスターのため、まどわしのかぎやちからのかぎをくれる老人に見せると鍵を貰うことができる。

イルルカ

【狭間の闇の王】が送り込んできた第三の滅びの使者として登場。
超Gサイズのモンスターとなっており、それに伴いデザインもリメイクされている。
【ドラゴンクエストモンスターズ 20thアニバーサリー モンスターマスターメモリーズ】では開発段階で没になったデザイン案が掲載されており、そのデザインではゾーマと同じような兜とネックレスを身に着け、オリジナル版同様鎌を持っている。

敵として

まずは【ポセイドン】の試練を乗り越え、さらに【雪と氷の世界】【マンモデウス】を正気に戻す必要があるので、挑めるのはその後である。
【しん・りゅうおう】よりも遥かに強いと言われる【ジェノシドー】だが、彼よりさらに強いと言われる存在。
 
レベル80、HP7000、攻撃力505、守備力355、すばやさ380、かしこさ380。
1ターン3回行動で通常攻撃は使わず、テンションアップ、【かぶとわり】【ゆうきの斬舞】【ザラキ】【ギガクロスブレイク】【つるぎのまい】を使用してくる。
かぶとわりがあるため、メタル系のモンスターを連れていても突破される危険性があるので注意。
また【全ガードブレイク】の特性を持っており、下げられるのは1段階だけとはいえザキ耐性がハンパだと結構あっさり逝く事も。元からザキに強いモンスターで挑むか、マジックバリアで対抗しよう。
ザラキとギガクロスブレイク以外は攻撃力依存の攻撃なのでスクルトが有効だが、特性の【いてつくはどう】や頻繁に来るかぶとわりのせいで効果が上手く続かないことも多い。やや効きにくいが、アスラゾーマの攻撃力ダウンも狙いたいところ。

倒すと光に飲み込まれ消滅し、やはり必ず【しんせいの宝珠】をドロップする。

味方として

ゾーマと【マンモデウス】で生み出すことが出来る。
特性は【超ギガボディ】【AI4回行動】【いてつくはどう】【いきなりシャッフル】【ヒャドブレイク】【吹雪ブレスブレイク】
+25以上で【デインブレイク】、+50以上で【いきなりスカラ】、新生配合で【秘めたるチカラ】が解放される。
強力な特性を持っているのに加え、新生配合のコストが低いブレイク特性を多数所持するためマイナス特性が付きにくく、【新生配合】によるカスタマイズ性も高い。
 
いきなりスカラは有用だが、相手のいてつくはどうで消去されることも多く、元々の守備力や属性耐性は特別高いわけでもないので過信は禁物。
後述する1回行動型の場合、【メタルボディ】系の特性で属性耐性を積んだり、スキルで守備力を補強するのも選択肢である。
逆に、相手の積み技に対しても特性いてつくはどうである程度はケアが利く。
また、いきなりシャッフルに関しては、こちらは単騎のため純粋に相手の行動順をかき乱して【こうどう はやい】【リバース】を崩したり、【赤い霧】のリスクを軽減したりと利点だけを享受できる。
 
4枠の中でも対戦での使用率が高く、いきなりバイキルトを付けて攻める脳筋型や、AI4回行動を他の特性に入れ替え、【すてみ】【アンカーナックル】【まねまね】で攻めるAI1回行動型などをよく見かける。
無理にブレイクを活かさなくても十分に強いが、活用を考えるならヒャド・吹雪・デイン系の斬撃を覚える上にアタックカンタを貫通する特技も得られる【ばくひょうの剣技】と相性が良い。
所持スキルは【アスラゾーマ(スキル)】。リメイク前に覚えた火の息は無くなり、吹雪ブレスである【絶対零度】を覚える。
しん・りゅうおう、ジェノシドー、サイコピサロとの4体配合で【狭間の闇の王】を生み出せる。
性別は基本的に♂固定である。
 
ライブラリのまめちしきでは「闇のチカラを極めた本気のゾーマの姿だと言われている。」となっており、ゾーマの直接の進化系であるかどうかは曖昧になっている。
大元のデザインは変わらないものの、旧版のなんとも言えない間の抜けた表情が、不敵で不気味な笑みを浮かべたものへと変わり、風格の感じられる面構えになった。
また、持っている武器がGB版・PS版での鎌ではなく、弓状の物体になっている。
通常攻撃や特技の際にはこの得物を鎌のように振り回し竜巻を起こして攻撃する。
つまり弓ではないのだが、ではこの得物の正体は何かというと超巨大な竪琴
呪文を唱える時にはこの竪琴を地面に突き立て、魔力の弦を張ってかき鳴らす姿を見る事ができる。
超ギガボディの竪琴だけあり、発生するのはもはや音と言うよりソニックウェーブ。
また、これらのモーションには電撃じみたエフェクトを出す演出もあるが、その色は黄色で闇の呪文であるドルマとはかけ離れたものである。
デインブレイクを持っているのはこの電撃の演出に合わせたものなのかもしれないが、闇のチカラを極めたという設定なのに得意技がデイン系のホーリーラッシュだというのはどうなのだろう。
それにしても超巨大な得物を片手で持つ腕力もすさまじいが、曲がりなりにも竪琴をぶん回すとは……。
最早なんでもありである。そういえばハープを乱暴に扱うモグラがどこかにいたような…。

DQMJ3P

無印版ではリストラされたが今作で復帰したモンスターの1体。
ランク、系統は変わらず。
今作では大魔王ゾーマ、【大魔王デスタムーア】【魔剣神レパルド】【狡猾王アーザムーク】の4体配合で誕生する。
作成は困難だが、【グランエスターク】と戦うための過程で必要なモンスターの1体なので、頑張って作ろう。
 
固定特性は【闇の衣】。他は【超ギガボディ】【AI3~4回行動】【いてつくはどう(特性)】【ときどきシャッフル】【アンチみかわしアップ】
+25以上で【電撃ブレイク】、+50以上で【ときどきバイキルト】、超生配合で【秘めたるチカラ】が解放される。
合体特技は【雷雲招来】、合体特性は何故か【斬鉄】。確かに攻撃力の基準値は同じ斬鉄持ちの【魔元帥ゼルドラド】よりは高いし持っている竪琴は刃物にも見えなくはないが…。
高い攻撃力と斬鉄自体の相性はいいのだが、合体特技の雷雲招来は体技なのでそれを活かせないのが惜しい所。
 
他の滅びの使者との4体配合で狭間の闇の王...ではなく【名もなき闇の王】が生まれる。
初期スキルは変わらず「アスラゾーマ」。
 
余談だが、こいつはライドタイプは「陸上」なのだがパワーアップ前(?)の大魔王ゾーマはなぜか「空中」。
同じくパワーアップ前は空中だがパワーアップ後は陸上になるモンスターに【バーン】がいる。

ドラけし!

本家ゾーマよりも先にイルルカSPイベント「マルタのへそを求めて」で実装。
限定ドラポンから排出される星6の緑属性で、スキルは広いX字の範囲を物理攻撃しつつHPを回復。更に7回まで使える「ギガクロスブレイク」。
強敵チャレンジではビーバーンとドーク、ネオ・ドークへの特攻効果ありだが、ネオ・ドーク以外は別にアスラゾーマが無くても最大レベルに勝てるうえ、コイツではネオ・ドークLv99に歯が立たないため、しん・りゅうおうの方が優先度が上。