DQ6
【バーバレラ】の後継者にして、【カルベローナ】の長老。
英語版での名前はIsnomor。
【マダンテ】の極意を会得しており、悪しき者に対抗するためにこれを次代の長老候補者に継承していく役目がある。
そして、マダンテの存在は魔王に危険視され、ブボールは命を狙われている。
カルベローナでは100年に1度、バーバレラの魂が宿った女神像から町の長となるべき者が生まれるのだが、町が滅ぼされ、夢の世界に新たに町を築いた時点でブボールの年齢は200歳だったらしい。
ザム神官や【グレイス城】の【ゴーリキ】の台詞から、カルベローナが少なくとも50年以上前に滅ぼされ封印されたという事実がわかるので、ブボールの現在の年齢は少なくとも250歳以上ということがわかる。
もしかしたら、バーバラが生まれる前に1度か2度は長老候補者が生まれていた（そしてなんらかの事情で死亡した）可能性もある。
そして物語開始時点では【バーバラ】以外に長老候補が居らず、そのバーバラもカルベローナ封印の際にどこかへ飛ばされ行方不明になってしまったことにより、マダンテを継承できる相手がいないという危機的状況である。
当然、ブボールが魔王の攻撃を受けてしまったら一巻の終わりだし、250歳という年齢でありながら寿命で死ぬことすら許されないという、厳しい立場にあった。
ブボールの部屋には【ときのすな】による封印が施されており、何人も立ち入れず、魔王の攻撃も許さない鉄壁の守りを築いていた。あるいは、時の砂によって部屋の時の流れすら止めることで、250歳になっても生き永らえていたのかも知れない。
そんな状況なので、【すなのうつわ】を使って時の砂の封印を解かない限り彼女には会えない。
バーバラがカルベローナに帰還し、時の砂の封印を解いて彼女に会うと、すぐに【マダンテ】の極意の継承が始まる。
しかし【ときのすな】の守りが解かれたことで、マダンテの継承が終わった直後、魔王の攻撃に遭い死亡。
究極呪文の伝授は己の命との引き換えであった。少しでも伝授が遅れたり妨害が早かったりしたら無駄死にと化していたかもしれない。
CDシアターでの声優は巴菁子。
SFC版では個人名が付いているにも関わらず台詞の名前表示はモブキャラ共通の【＊】。その為台詞を覚えると【おもいだす】でも名前表示は汎用の★印で表示される。
また、リメイク版では専用グラフィックが採用されている。
漫画版
漫画版では車いすで移動して会うことになる。
マダンテ継承を嫌がって家出したバーバラを叱りつけるなど、ゲームにはない一面を見せていた。
バーバラにマダンテ継承後も殺されることもなく、バーバラを見送っている。