【大魔王】

Last-modified: 2020-04-07 (火) 05:54:23

この頁では楽曲の『大魔王』を扱う。
概念としての「大魔王」については【魔王】を参照。

概要

DQ5に使われる楽曲の1つで、最終ボスおよび隠しボスとの戦闘で流れる。
 
構成=Intro:4小節、A:20小節、B:8小節、C:8小節、D:15小節、E:8小節
調=無調
BPM=Intro~C:92、D:100→92、E:92(NHK交響楽団)
拍子=4/4
 
イントロのティンパニーがとてもイカす曲。
イントロが過ぎると、歴代でも最も静かなラスボス曲であり、歴代で最も激しい中ボス曲である【不死身の敵に挑む】とのコントラストが印象的。
前半はとても静かであり、美しさすら感じさせるメロディの中に恐怖も混ざり、大魔王の威厳がじわじわと伝わってくる。
 
DQ5バージョンの【悪のモチーフ】がいたる所で使われている。
Aの部分では、高音部の木管楽器が超高速で悪のモチーフを3回奏でる。
Cの部分では、管楽器がアクセントを付けて悪のモチーフを4回強調する。
そして真骨頂がDの部分で、ややテンポを上げつつ15小節の間に実に8個もの悪のモチーフが飛び交う。
しかもただモチーフを重ね合わせるだけでなく、反行型(モチーフの高さを逆にする)、引き伸ばし(モチーフの音価をn倍にする)、さらには反行×引き伸ばしまで見られる。
【呪われし塔】のように単純なモチーフというわけでもないのに、これらの技法を駆使して見事に対位法を成り立たせており、【すぎやまこういち】の作曲技術の極致である。
Dのラスト3小節で8個目の悪のモチーフがトランペットで奏でられると減速し、元のテンポに戻ってEに入る。
ループする際はAの3小節目に飛ぶが、SFC版のみループの着地点が異なりAの頭へ飛ぶ。

DQ5

ラスボスである【ミルドラース】第2形態及び、隠しボス【エスターク】戦で流れる曲。
SFC版ではイントロが無いが、リメイク版ではちゃんとイントロが付いた。
 
ミルドラースもエスタークも自分の事を大魔王とは言わない。ミルドラースの話では「魔界の王にして王の中の王」である。とはいえ、他者から大魔王と言われる場面はあるので不適切な曲名ではない。

DQ9

他の歴代ラスボス曲とともに再登場し、【ミルドラースの地図】での戦闘で流れる。
交響組曲版に則りイントロ付き。

DQR

「ミルドラース」登場時に流れる。