【秘境】/焔淡沼跡

Last-modified: 2023-11-10 (金) 21:32:07

アルファベット表記:Flammable dry swamp
読み:えんたん・しょうせき
開拓難易度:D
分類:秘境/平野/泥炭地
該当地方:応州
発案者:春夏秋冬巡
Tag: 秘境 開拓難易度D 発案:春夏秋冬巡

概要

かつては広大な水源だった、いまや見る影もない乾燥した泥炭地。
多くの火棲類が棲む秘境であり、火霊泥炭の原産地でもある。
火霊泥炭を採掘するための移動集落が、常に多数、外縁部に存在する。

特徴

特殊な精素の挙動によって土壌や大気の水分量が異常に少ないという性質を持つ。
水を吸い上げようとする植物がいれば、逆に水分を土壌に奪われて枯死してしまうほど。
 
この地で枯死した植物は火霊泥炭と化す。
落雷や人為的事故により一度火がつくと土壌が一気に延焼し、秘境全体が炎上する。
このため、火棲類ではない生物がこの地に根付くことはほぼ不可能である。
 
飛行が可能な羽阿によって上空から全容は把握されており、開拓難易度はD。
主要な採集物が外縁部で十分に手に入ってしまうので、秘境開拓者への依頼はほぼ絶無。
稀に火棲類の素材採取依頼が出る程度であり、多くの開拓者からは魅力がないと認識されている。
  
さて、この秘境にはとあるミステリーがある。
新しい植物が芽吹かず、定期的に燃え尽きるのにも関わらず、なぜ火霊泥炭が尽きないのか。
疑問に思う者も存在するが、奥地に踏み入る利益がないため真相を調べようとする者は少ない。
 

真相

秘境開拓組合はこの情報を特に隠蔽はしていない。
開拓者が危険に晒されるほうが問題なため、真相を伝える権利を組合の受付員は有している。
ただし、無用の混乱が生まれる可能性のために、積極的な流布は推奨されていない。
 
この秘境の中心部には、危険度等級EXの知性ある水草類群が存在する。
枯死しかけている彼らが大量に飛ばす空飛ぶ種子が、尽きない火霊泥炭を生成しているのである。
 
秘境開拓組合がこの種子を芽吹かせたところ、危険度等級C相当の人喰い植物が発生。
幼体のうちに討伐成功したが、もし成体になっていたら大陸全土に繁茂する可能性が指摘された。
 
秘境開拓組合はこの事実を基に、この秘境は人工的なものだと推測した。
真竜やそれに類する存在が、この植物を封じ込めるものだ、と。
この推測により組合は、意図的に依頼を絞る方針を取り、奥地への開拓を制限している。

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相談コメント欄

  • 1.大炎上については「植物の勢いをそぐため」などに変更してください。あくまで秘境開拓組合は「秘境への対処」がメインなので、そこまででしゃばったことを表立ってやるのはまずいので。その上で、「密猟者については安全を保障しないものとする」賭しているような形でお願いします 以上、確認お願いします。 -- tocoma110? 2020-05-05 (火) 15:55:22
  • 修正しました。ちょっと組合の対処レベルを見誤っていたようです。いろいろ考えた結果、それならわざと火をつける必要ないな、と判断したので記述まるごとのカットにしてみました。 -- 2020-05-05 (火) 20:45:15