概要
P-40E-1戦闘機はソ連軍・アメリカ軍航空機ツリーでそれぞれ戦闘機パイロットII分隊で使用可能の戦闘機である。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 2 |
BR | II |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | - | - | 課金 | ◯ | - |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 1 |
最大速度(km/h) | 588.96 ⇒ 575.28 |
最大上昇率(m/s) | 18.74 ⇒ 19.76 |
最短完全旋回時間(秒) | 16.17 ⇒ 15.58 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主翼固定機銃 | 12.7mm M2ブローニング 機関銃 | 6 | 1686 |
爆弾(ソ連) | 250kg FAB-250sv爆弾 | 1 | |
爆弾(ソ連) | 100kg FAB-100sv(鍛造)爆弾 | 2 | |
爆弾(アメリカ) | 100ポンド AN-M30A1爆弾 | 2 |
解説
特徴
アメリカ製の戦闘機だがレンドリース法により、ソ連軍でも配備、使用された戦闘機である。
そのため本ゲームでも両機の航空機としてのスペックそのものは全く同一だが爆装のみ異なっており、ソ連では250kg爆弾1個と100kg爆弾2個を搭載、アメリカでは100ポンド(45kg)爆弾2個を搭載している。そのため、ソ連とアメリカでは同一機にも関わらず対地攻撃能力に大きな差が生じている。
1枚目が全体図、2枚目がエイム時、3枚目が上を向いた時のコックピットから見える様子、4,5枚目が右と左後ろを向いた時の見え方。
【火力】
主武装である12.7mm機関銃を6門搭載しており、弾数も1686発と火力も継戦力も十分。BR2帯の戦闘機の武装としては強力である。
接敵が予想されるBF109やIAR81、Re.2000、零戦等はキャノピーに向かって攻撃を行うと、一瞬で相手のパイロットを仕留められるので、対空戦ではキャノピー部分を狙うと良いだろう。
通信兵に呼び出される爆撃機相手はもちろん、頻繁に遭遇するであろう格上のBR3攻撃機であるBf 110 G-2などの、やや耐弾性に優れた航空機が相手であっても特に問題ない火力である。
爆装に関しては前述した通り、ソ連とアメリカで事情が異なってくる。
ソ連では250kg爆弾1個と100kg爆弾2個を搭載しているため攻撃機並の対地攻撃が可能となっており、3号戦車や4号戦車であれば簡単に撃破することができる。
拠点周辺などの歩兵が密集している地点にばらまけば、まとめて大量キルできることも珍しくない。BR2の戦闘機としては破格の爆撃能力と言って良いだろう。
ちなみに最初の爆弾投下で100kg爆弾2発が同時に、次の投下で250kg爆弾が投下されるので留意しておこう。
一方、アメリカにおいては100ポンド(45kg)爆弾2個と、爆弾搭載量が大きく減じている。
このサイズの小爆弾となると殺傷力が限定的になるため、比較的装甲が薄い3号戦車シリーズや二式砲戦車 ホイなどが相手であっても、ほぼ完璧に直撃させないと破壊することは難しい。
歩兵などのソフトターゲット狙いで拠点周辺に投下しても、所詮100ポンド爆弾2個なので殺傷範囲が狭く、ソ連の時のような制圧力には乏しい。
アメリカ軍においては基本的に地上支援は付随的なものと割り切り、制空任務に専念すべきだろう。
【装甲】
そこそこ頑丈。7.92mm弾などの小口径弾であればかなり耐えてくれる。
ただし、低BR帯でも20mm機関銃を浴びると場合によっては一瞬で溶かされる為、油断は禁物。
相対する敵機としては、BR1でありながら強力な武装を持つドイツのIAR-81Cや、格闘戦に優れた日本のA6M2 Reisenなどが特にプレイヤー人気が高く、頻繁な遭遇が予想されるが、いずれも20mm機関砲を2門搭載する機体であるので警戒しよう。
【機動性】
余り良いとは言えない。旋回すると運動エネルギーのロスが特に大きい機体であるため、一撃離脱で戦うことを意識するべき。
最高速度や上昇力では同格BRのドイツのBf109シリーズに対して概ね劣っており、運動性に関してもほぼ同格であるため、高高度で相手より先に発見することが重要である。特にソ連で本機に乗って敵戦闘機と遭遇した場合は、爆弾を投棄して身軽にならないとハンデを自ら負うことになる。
改修済みかつフラップを戦闘/離陸位置まで下げていれば、旋廻戦で背後につけることもあるが、いずれにしても息切れするのはこちらのほうが早いので、相手の技量が未熟でない限りは危険である。
IAR-81Cのような運動性に劣る格下が相手であれば特に問題なくやりあえるが、20mm機関砲を搭載しているため、気づかぬ内に後ろを取られるとあっという間にやられてしまうだろう。
太平洋マップでは運動性能で日本軍機全般に劣る為、背後を取られない様に立ち回る様に心掛けよう。特にA6M2 Reisenと低速度低高度でドッグファイトを行うのは自殺行為に近しい。
また、対地攻撃の際は急降下爆撃を行おうとすると、地面や建物等に衝突してしまい易い為注意が必要。
降下角を大きめに取っている場合は引き起こしを気持ち早めに行うとよいだろう。
【総論】
低BR帯の連合軍にとってはバランスが良く、初心者からベテランまで戦える機体と言える。
ほどほどの機体性能と充実した機銃火力、そしてソ連においては攻撃機並の爆撃能力と、先述の短所をしっかり把握すれば間違いなく低BR帯最強の機体である。
ただし、アメリカ軍における本機については爆装量が大幅に減っているために、爆撃に関しては活躍が難しい。
アメリカ軍の本機でも制空任務については十分な能力を持っているが、爆装に関しては他のアメリカBR2戦闘機を含め、貧弱なものが多いという悩ましい境遇となっている。
BR1戦闘機になるがHurricane Mk. IIBは250ポンド(113kg)爆弾2個を搭載しているため、制空能力より爆撃能力を重視した戦闘機を求めているのであれば選択肢に入るだろう。
史実
P-40は、アメリカ合衆国のカーチス・ライト社が開発しアメリカ陸軍航空軍で運用された戦闘機。性能的には平凡な機体であったが実用性が高く常に量産体制が整っていたこともあり、連合国が劣勢であった大戦初期に重要な使命を担い、各国軍で広く運用されドイツ軍や日本軍と戦った。
愛称は三種類あるが、イギリス空軍で使用されたものの逆輸入である。アメリカでの愛称は、A型からC型までは「トマホーク (Tomahawk:インディアンが用いた斧)」、D型とE型は「キティホーク (Kittyhawk:ライト兄弟が初飛行に成功した場所)」、F型以降は「ウォーホーク (Warhawk:アメリカで「タカ派」を指すスラング)」であるが、イギリスではF型以降もキティホークと呼ばれた。
小ネタ
本機は、アメリカ、ソビエト以外にもイギリス、カナダ、ポーランド、オランダ、オーストラリア、トルコ、エジプト、インドネシア、中華民国、ブラジルと幅広い国に運用された。
又、日本やフィンランドも連合軍から鹵獲した本機を使用した。
なお、ブラジル空軍に至っては1958年まで運用されていた。
出典/参考文献
コメント
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