同化現象

Last-modified: 2019-11-02 (土) 23:11:29

同化現象【どうかげんしょう】

竜宮島アルヴィス)の子供たちがファフナーに乗り続ける事に伴い、体内のフェストゥム因子が増幅し、染色体が変化する現象。これにより、搭乗者は寿命が縮まってしまう恐れがあるが、それは必ずしも「死」という形で発現するとは限らず、搭乗者の身体にも徐々に変化が生じていく。
作中では、遠見千鶴により同化抑制薬(ヘリオギュレ)が開発されているものの、症状を完全に改善するまでには至っていない状態にある。また、シナジェティック・コード形成率により、同化スピードには個人差がある。
作中で見られた症状は以下の通り。

瞳の赤色化

同化現象_初期症状.png
ファフナーから降りても搭乗時と同様に瞳の色が赤色から元に戻らない状態。
蔵前のように同化耐久率が低い場合、数回ファフナーに乗っただけでこの症状が表れる。
特殊な偏光レンズを用いた眼鏡を着用する事で、瞳の色を隠す事は可能。
フェストゥムの同化行動によって引き起こされる場合もあるが、『EXODUS』では治療可能な範囲となっている。

頭痛

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突発的に起こる。昏睡状態の前兆として現れる事もある。

身体の麻痺

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身体の自由が利かなくなる。一騎の場合、右半身の麻痺に加え、右目の視力が低下(喪失?)した。
アクティビオンによる一時的な治療は可能だが、反動で深刻な同化現象を引き起こす副作用もある。

昏睡状態

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瞳から光が失われ、意識不明となった状態。
咲良の場合、倒れる直前、髪の毛が抜け落ち、心が消えていくような感覚に襲われた。
何の処置も施されないままこの状態が続くと、やがて肉体の結晶化が始まる。

肉体の結晶化

同化現象_結晶化.png
いわゆる死亡。急激に全身が緑色の結晶鉱物に覆われた後に、粉々に崩壊する。
作中では「末期症状」と呼ばれている。