セリフ/【すべてが私をこばむか……それもよかろう】

Last-modified: 2021-09-18 (土) 14:06:31

FF10

シーモア:最終異体戦で、彼の母親祈り子となった召喚獣アニマを呼び出すと聞けるセリフ。
なんだか切ない。
幼少期に迫害を受け、父親に島流しにされ、過酷な旅を続け、心の支えだった母親は召喚獣として生贄になり、性格が歪んでしまったうえに、かつての自分の召喚獣と戦うという、死してなお報われない人。


スピラに夢や希望は存在しないと言い切っていたシーモアだが、母親に対しては今でも心の支え=一種の希望であったのだろうか。
自分の母親とも言える召喚獣と敵対することを「それもよかろう」と受け入れるあたりに悲哀のようなものを感じる。


メタ的に言ってしまえばこのセリフの後すぐに即死じゃ格好がつかないからシーモア:最終異体には一撃の慈悲を使わせないようにしたとも考察できる