FF12
ヴァンが帝都アルケイディスのタクシー内でバルフレアに言ったセリフ。
情報屋ジュールとバルフレアの表面的な会話を聞いてヴァンは二人が仲良しだと思ったらしい。
その後バルフレアは(タクシーの)運転手に
「…おい、スピードを上げてくれ、今、オレは誰でもいいから殴りたい気分なんでな。」とご立腹の様子。
- この時のシナリオ以降でも、外見の速度は全く変わっていない。
ジュールに話しかけられた時にバルフレアは露骨に嫌そうな態度を取っていたり、その後の会話を見ても正直二人が仲が良さそうには見えない。
ヴァンは一体どの会話を見て「仲がいい感じ」と思ったのだろう?
- お世辞にもヴァン一行は好ましい身なりとは言えないだろう。地下神殿を抜けてきたのも怪しさ全開であるし。
にも拘らず、新旧市街地の境界やタクシー乗り場で助力を申し出てくれたのは「昔の友達(今は何事かあってバルフレアが邪険にしているが、ジュールは仲直りしたいという…)」だからだろう、と。
帝国流の付き合いとは、バルフレアは「二枚舌」のことを言ったのだが、ヴァンは「親しい仲でも対価は求める」ことと解釈したのでは。 - バルフレアがジュールにリーフを預けて何の問題も感じていなかったことや最後のシーンでジュールがついうっかりバルフレアを「ファムラン」って呼んでしまっているところを見て、プレイしている時はヴァンの「なんだかんだ言っても、仲いい感じだったな」のが本当でそのあとの「誰でもいいから殴りたい」ってのはバルフレア流の照れ隠しだとプレイしてた当時は思ってたんだが、色々解釈があるのな。
- ホワイトリーフを預けるのなんて「通行証みたいなもんだ。持ってろ」の一言一手で済むのになぜジュール経由で渡そうとしたのか。ジュールを「俺の友人だからお前らも信用しろ」と繋ぎ役に紹介したように思えた。ジュールがヴァンたちにイタズラを仕込むことを了解した上で、「帝国流に馴染まないとこの先やってけないぞ」という忠告込みで。