キャラクター/【バルフレア】/FF12

Last-modified: 2017-12-19 (火) 21:07:01

日本版での英語表記はFfamran "Balflear" mied Bunansaだが
海外版では、Ffamran "Balthier" mied Bunansa という名称。
インターナショナル版*1では、Balthierという名称。(『ゾディアックジョブシステム』に同梱されてるリーフレットやインターナショナル版アルティマニアにこの英名で記述されている)。日本語表記はバルフレアのまま。
 
海外ユーザーの間ではBalthier の方が幅広く知られている。

  • なお、決してバハムートの新技でも上位技でもない。→

FF12

帝都アルケイディス出身の空賊。22歳。ヒュム
ラバナスタ王宮に盗みに入ったところでヴァンに出会う。
父に無理やりジャッジにされ逃げ出した過去を持つ。
空賊としては名が知られているようで、彼の首には多額の賞金がかけられている。
相棒であるフランとは種族を超えた絆で繋がっている。
飛空艇の操縦技術に長けていおり、天才的なテクニックで飛空艇を操り賞金稼ぎや軍の追跡なんてものともしないらしい。
愛機はシュトラール
金にならないこと・面倒なことが嫌いな性格だが、
パンネロバッガモナンに誘拐された際には責任感を感じていた(フランの台詞より)
最初はレイスウォールの財宝目的で旅に同行していたが、
話が進むと父であるドクター・シドとの因縁に決着をつけることが目的となる。

  • はじめ、声がかなり低いから中年かと思った。 22歳って、まだ青年ともいえる歳だよな?
    • 21歳のはずなのにやたらと渋い声だったこの人に通じるものがある
  • 優男ながら、物理タイプとしては将軍に次ぐ第2位。

気付いた人も多いだろうが、ミドルネームの「ミド」は、FF5ミド・プリヴィアに由来している。
こちらはシドの孫であり、バルフレアとは違いシドとの関係は至って良好。


「姫をさらう盗賊」、「父親が重要な敵」など、FF9ジタンと共通する設定が多い。
個人的にはジタンの設定はバルフレアに、軽い性格と顔はヴァンに受け継がれたと思うが、どうだろう。


能力値としては、「最速の空賊」らしくスピードがメンバー中もっとも高い。
HP・力・活力もそこそこ高い一方、MP・魔力は非常に低く、完全に肉弾戦仕様。
似たタイプのバッシュと比較すると、HP・力で劣る分、スピード・活力で大きく勝る。
ダガー忍刀ハンマーハンディボム計算尺に向き、メイスには不向きと言えよう。
活力の高さは斧・ハンマー・ハンディボムの威力や状態異常耐性・有効ステータス時間で有利に働く一方、デコイバーサクリバースなどの活用では不利に働く。
いずれにせよ、バッシュとは少し違ったタイプの前衛として動ける。安定状況に強い感じか。


耐性のある敵の対策も含めて凶悪な威力を誇るを手に入れるまでは
棒等を予備に使用する手段が有効。


を装備させると、戦闘の際はセフィロスと同じ構え方をする。


イメージ的に銃が良く似合い、初期装備も銃なので銃を装備させたくなるが、
実はパンネロと共に銃での攻撃動作が他のキャラより長いため向いていない。

  • 槍を装備させると立ち居振る舞いは良いのだが、攻撃時には槍を後背に回して腰振りで突くという奇怪なモーションを行う(実際にやってみたのだが、腰から下半身全体で重心を支えるため、特に体を鍛えている武芸者でない限りは有用かも知れない)。

設定では女好きだが、髪型やピアスのせいで男好きにも見えてしまう。

  • 見えますん
  • どっちだw
    まあ確かに男にもモテそうな外見ではある。

FF12のメインキャラクター…であるだけでなく「この物語の主人公さ」を冗談でなく本当にやってしまった空賊。
アルティマニアΩでやっと出てきた本名は“ファムラン・ミド・ブナンザ”。
ヒロインのアーシェに「盗んでください」と言われて、本当にハートまで盗んだ律儀な某大泥棒三世のような奴。
ラスト手前で生死不明となるが、エンディングで生きていることが判明する。
 
よくSWとの類似点からハン・ソロ船長のパクリと言われるが
Ωの声優インタビューでボイス担当、平田広明氏が相棒のフランを「無口だからチューバッカ」と言っていたことから考えるとあながち壺内だけで言われていることでもないらしい…

  • 「主人公」を自称するに不足ない本編中の露出があるが、その割には成長が見られないのでガッカリする人も多いと思われる。
    そもそもが格好の良さに反して「若さゆえの親の束縛からの解放」から始まる後ろ向きなキャラであり、逃げ続けた果て(十分な覚悟が伴わないまま)に親と直面せざるを得なかった。
    しかし、その局面に至って彼は脇役であり、とは分かり合うことも、立ち向かって打ち克つこともなく、戦闘の末に喪われてしまう。
    (プレイヤーの解釈が如何なるものであれ、バルフレアの姿勢はシドにとっては逃げである。)
    もはや追われることも捕らわれることもないにも拘らず、それでも逃げ続けなければならない「彼」は残酷なまでの「自由」の象徴となり果てていた。
    もう何処にも「帰れない」。
  • 仮にシドを変節し得たところで、その先のヴィジョンが見えてこないキャラ。
    自由を知った以上は管理されるシドの元へは帰れないだろうし、シドの凶行が「親の情愛(オキューリアの支配する運命に息子が巻き添えにされるという危惧)」に起因する可能性を考えればシドを放って置けなくなる。
  • ファーストネームが”ファムラン”であることは、帝都でのイベント中に情報屋がぽろっと漏らす。
  • 理想主義だからか、純粋に父親を慕っているからか、ラーサーに対して変に厳しい。神都に向かう最中には嫌味を吐きまくる。

先述の「この物語の主人公さ」は制作側はギャグとして入れたつもりなのだろうが、本来の主人公であるヴァンに焦点を当てるシーンがあまりにも不足、演出がアレだったせいでギャグにならなくなってしまった。
このヴァンの不遇ぶりやバルフレアの優遇ぶりは、しばしばFF12スタッフ叩きの原因となっている。

  • ややこしいことに「FF12の物語の中心人物」はアーシェである。バルフレアの役柄は設定補完の主導役に過ぎない。「ドクター・シドの息子」として主動していれば帝国を割ることもできたろうに、「逃げ」ているが為に努めて影役に徹している。なまじ裏側を既知しているが故に「物語全体を追う」のはヴァンになってしまっている。
    それでも「バルフレア物語」の主人公は彼自身であろう。

ヴァン=主人公、バルフレア=狂言回し、と考えるとわかりやすいかもしれない。
プレイヤーと重ねるタイプの主人公の場合、よく使われる手法である。
例えばFF11がまさにそうで、多くの長編ストーリーで、主人公=プレイヤーとは別に、狂言回しになる主要人物(大抵は兼ヒロイン)がいる。

  • ↑いや…狂言回しはどう見てもヴァンだろ…
  • 俺はヴァン=視点人物、バルフレア=主人公って解釈してた。

FF12RW

続編であるFF12RWでは「脇役の役目を果たすか」などと言っており、
流石に二作品連続で主人公の座をぶんどるのはやめた模様。


が固定装備になっている。


ヴァンも同じなのだが、基本的に単体攻撃しか出来ない。
常に複数を相手にする今作では扱いにくい性能と言える。

  • ヴァンはミストナックが広範囲攻撃でゲージも溜まりやすいのだが、バルフレアはミストナックすら単体攻撃で前線に出ないためゲージも溜まりにくい。
    戦闘面でも脇役(二軍)。
  • ピアッシングバレット使えるようになれば強いぞ。
    その状態から腕を狙うor足を狙うで敵の集団をドンアクかドンムブにできる。

*1 知ってる方も多いと思うが、インターナショナル版は日本だけの発売となっている無印版のリメイクシリーズのことである