アメリカ/2008NEWS2

Last-modified: 2010-09-15 (水) 01:13:43

北米版Xbox360に60GBモデル8月登場!20GBモデルは50ドルの値下げ

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/14/30220.html
米国マイクロソフトは2008年7月13日(日)、アメリカとカナダの北米市場において8月中旬よりXbox360の新モデルをリリースすると発表した。

新モデルは、既存の20GBハードディスク搭載モデル「Xbox360 Console」のハードディスク容量を60GBに増やしたものとなり、価格はこれまでの「Xbox360 Console」と同じ349ドル(約3万7,000円)となる。
そして、20GBハードディスク搭載モデルは7月13日(日)より50ドル値下げされ、新価格は299ドル(約3万2,000円)で販売が開始された。なお、ハードディスクの代わりに256MBのメモリーと5つの「Xbox LIVE Arcade」タイトルをセットした「Xbox360 Arcade」の価格は変更されず、279ドル(約3万円)のままとなる。

なお、今回の新モデル及び価格改定は北米地域のみとなり、現時点で日本での60GBハードディスク搭載モデルなどの発売発表は行われていない。

【E3 2008】主催のESA、昨年度の米国ゲーム市場の販売動向をまとめる

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/17/30287.html
米テレビゲーム業界団体のESA(Entertainment Software Assosiacion)は、07年度の米国テレビゲーム市場が過去最高の95億ドルを記録したと発表しました。米国市場は02年度から06年度まで、約70億ドルで推移していたので、07年度に21億ドルも急増したことになります。北米市場の好調ぶりが改めて示されました。

なお、この数字はテレビゲームとPCゲームのゲームソフト売上のみで、ゲームハードなどの売上は含まれていません。またテレビゲーム市場が64億6千万ドルから86億4千万ドルに伸びたのに対して、PCゲームソフトは9億8千万ドルから9億1千万ドルに減少しており、パッケージ分野での、PCゲームからテレビゲームへのシフトがますます進行しています。ただし本ランキングには、ブラウザゲームやシェアウェアなどの、いわゆるPCカジュアルゲームは含まれていません。

テレビゲームの販売本数ランキングトップ20では、堂々の1位に輝いたのが「HALO3」でした。このほかXbox360向けが6本、ニンテンドーDS向けが同じく6本ランクインしています。Wiiとプレイステーション2向けのソフトも共に4本ずつランクインしました。プレイステーション3とPSPのソフトはランク外となり、「モンハン」旋風が吹き荒れた国内市場との違いが顕著となっています。また「はじめてのWii」がWii単体ではトップなのに対して、「Wiiスポーツ」がランク外となったのも興味深いところです。

企業別に見ると任天堂が9本でトップで、国内メーカーも同社のみです。次がアクティビジョンの6本ですが、これはすべて「ギターヒーロー」タイトルで、同シリーズの圧倒的な強さが目立ちます。3位がEAの2本で、4位がマイクロソフトとUBIとSCEAの1本ずつ。かつての「EA帝国」も、すっかり霞んでしまいました。ちなみに来年は「GTA4」でテイクツーが上位に食い込むことは確実ですが、このテイクツーに対してEAが買収をオファーしていることは周知の通りです。

PCゲームランキングでは、全世界1千万アカウントのお化けゲーム「WORLD OF WARCRAFT」の拡張パックと本体が1、2フィニッシュ。こちらはブリザード・エンタテインメント製で、全体でも4本のランクインしました。ただし「シムズ」シリーズを擁するEAも10本のランクインで、貫禄を見せています。特に「ザ・シムズ2」は拡張パックを合わせて6本ランクインしており、強さが際立っています。そしてマイクロソフトが2本、アクティビジョン、2K、VALVE、Turbineが1本ずつランクインしました。

ちなみにアクティビジョンとブリザード・エンタテインメントは昨年末に合併し、アクティビジョン・ブリザードと社名を変え、世界最大のゲームパブリッシャーとなっています。コンソールに強いアクティビジョンとPCゲームに強いブリザードという、この合併がいかに強力な組み合わせとなったかは、両ランキングからも見て取れるでしょう。世界規模のメガパブリッシャー競争が進む中で、日本のゲーム業界は今後、どのように対抗していくのでしょうか。国際的な再編劇が新たに行われるかもしれません。

なおレーティング面では、テレビゲームがE指定が13本、T指定が3本、M指定が4本なのに対して、PCゲームではEO指定が1本、E指定が0本、T指定が14本、M指定が5本と、全体的に年齢層が高めなことがわかります。またPCカジュアルゲームのユーザーも、主婦層を初めとした高年齢層だと言われているので(PCカジュアルゲームはESRBレーティングを受けておらず、仮に審査されてもE指定の物が大半だと推察されますが)、その意味でもPCゲームは年齢層が高めだと言えそうです。

■テレビゲーム販売本数ランキング

順位 タイトル(ハード/パブリッシャー) ESRB

01. HALO 3    (Xbox360/マイクロソフト) M
02. はじめてのWii (Wii/任天堂)       E
03. CALL OF DUTY4:MODERN WARFARE(*) (Xbox360/アクティビジョン) M
04. ギターヒーローIII:レジェンド オブ ロック(*) (PS2/アクティビジョン) T
05. スーパーマリオギャラクシー(Wii/任天堂) E
06. ポケモン【ダイヤモンドバージョン】 (DS/任天堂) E
07. マッデン NFL 08 (PS2/EA) E
08. ギターヒーローII(*) (PS2/アクティビジョン) E
09. アサシンクリード (Xbox360/UBI) M
10. マリオパーティ8 (Wii/任天堂) E
11. ポケモン【パールバージョン】 (DS/任天堂) E
12. マッデン NFL 08 (Xbox360/EA) E
13. ギターヒーローII(*) (Xbox360/アクティビジョン) E
14. ギターヒーローIII:レジェンド・オブ・ロック(*) (Xbox360/アクティビジョン) T
15. NEWスーパーマリオブラザーズ (DS/任天堂) E
16. 東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング (DS/任天堂) E
17. ギターヒーローIII:レジェンド・オブ・ロック<ワイヤレスギター同梱版> (Wii/アクティビジョン) T
18. ゴッドオブウォーII (PS2/SCEA) M
19. ゼルダの伝説:夢幻の砂時計 (DS/任天堂) E
20. マリオカートDS (DS/任天堂) E

(*)コレクション版・限定版・Legendary版・ギター同梱版を含む

■PCゲーム販売本数ランキング

順位 タイトル(パブリッシャー) ESRB

01. WORLD OF WARCRAFT:BURNING CRUSADE EXPANSION PACK (ブリザード・エンタテインメント) T
02. WORLD OF WARCRAFT (ブリザード・エンタテインメント) T
03. ザ・シムズ2 SEASONS EXPANSION PACK (EA) T
04. CALL OF DUTY4:MODERN WARFARE (アクティビジョン) M
05. シムシティ4 デラックス (EA) EO
06. ザ・シムズ2 (EA) T
0. COMMAND & CONQUER3:TIBERIUM WARS (EA) T
08. ザ・シムズ2 BON VOYAGE EXPANSION PACK (EA) T
09. マイクロソフト エイジオブエンパイア III (マイクロソフト)  T
10. ザ・シムズ2 PETS EXPANSION PACK (EA) T
11. オレンジボックス (VALVE) M
12. ウォークラフトIII バトルチェスト(ブリザード・エンタテインメント) T
13. スタークラフト:バトルチェスト(ブリザード・エンタテインメント) M
14. バトルフィールド1942 (EA) T
15. ザ・シムズ2 デラックス (EA) T
16. HALO:COMBAT EVOLVED (マイクロソフト)   M
17. ザ・シムズ2 UNIVERSITY EXPANSION PACK (EA) T
18. ザ・シムズ2 H&M FASHION STUFF EXPANSION PACK (EA) T
19. バイオショック (2K INTERCTIVE) M
20. LORD OF THE RINGS ONLINE:SHADOW OF ANGMAR (Turbine) T

ESRBレーティング

EC(Every Children:3歳以上推奨) E(Everyone:5歳以上推奨) E10+(Everyone 10 and older:10歳以上推奨) T(Teen:13歳以上推奨) M(Mature:17歳以上推奨) AO (Adults Only:18歳未満禁止)

【E3 2008】ゲームで社会を学ぶ―Serious Game Initiative

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/21/30355.html
ゲームの技術や考え方をエンターテイメント以外の分野に応用する、シリアスゲームという取り組みが近年注目を集めていますが、Serious Game Initiativeは2002年からシリアスゲームを支援する団体として各種イベントでの展示やカンファレンスでの講演を行っています。今回のE3でも幾つかのゲームが展示されました。

Serious Game Initiativeによれば、応用される分野としては医療、学習、教育、国防、ビジネス、広告などが主流ですが、『シムシティ』『Civilization』や『Wii Fit』『Dance Dance Revolution』のような社会性を持った既存のゲームもこの分野に含まれるということです。

ブースでは、マイクロソフトが主催した学生コンテストで優勝した、環境を考えた都市作りを体験できる『City Rain』というシミュレーションゲームや、様々なシリアスゲームを手掛けているeduwebという団体が開発し、National Science Foundationが資金提供した『WolfQuest』といったゲームが展示されていました。

日本でもアドバゲームは次第に広がっていますが、様々な社会問題をゲームという分かりやすい素材を通じて広めていくこの分野も広がりを期待したいですね。

縮小2年目のE3に厳しい声―ESA会長は見直しを明言

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/22/30378.html
E3 Media & Business Summitは2年ぶりにロサンゼルスのコンベンションセンターに戻ってきました。2年前に約6万人の来場者を数えたビッグショーは、会場の約半分のみを使用し、来場者も1/10以下の約5000人が訪れるのみの招待制のイベントへと縮小しました。年々拡大する規模に各パブリッシャーが例年E3で要する費用は数百万ドルになり、メーカー側が悲鳴を上げての縮小でしたが、今の形には不満も出ているようです。

縮小1年目はサンタモニカで開催されたこともあって(さらに会場があちこちに散らばったため、不満は移動に集中)縮小した現実は余り明らかになりませんでしたが、今回はかつての会場に戻り、露になったようです。会場のあちこちで、現実を見たという声が聞かれました。Joystiqは2004年の写真と比べる形で今年の状況を紹介しています。これを見れば何が変わったか一目瞭然です。

招待者は一部のメディアに限られ、イベントにメーカーが期待する、年末の商戦を左右する小売業者や株価を決めていくアナリストの参加はほぼありませんでした。

エレクトロニック・アーツCEOのJohn Riccitiello氏は「このようなE3は非常に残念です。昔のようなE3に戻るか、さもなければプライベートなイベントをやらなければならないでしょう」。

ユービーアイソフトの北米代表のLaurent Detoc氏は「今年のE3は酷いものでした。かつては世界がE3に集まっていたのに、今では地下でこっそりやってるみたいなものです」。

さらにShiny Entertainment創業者のDavid Perry氏は付け加えます。「Riccitielloの意見に賛成です。コンセプトは壊れ、費用は相変わらずかかり、メッセージは希薄になり、誰もがうんざりしています。チケットポリシーは酷いもので、業界の誰もが集う場ではなくなりました。ただ、私達にはまだGDCが残されているのは幸運なことです」。

Wedbush MorganのMichael Pachter氏はこう述べています。「何人かのESAメンバーと話をしましたが、彼らの多くは過去に戻った方がマシだと考えています。今のE3は終わりへの道を歩んでいます。業界は早いペースで動いていて、修正するチャンスはそう多くありません。無論2年前のような6万人の来場者は制御できるレベルを超えていました。でもESAは6万人と5000人の間で上手いバランスを取る必要があります」。

ESAのMike Gallagher会長は見直しを行うことも明らかにしています。来年はどのような形になるのか行方を見守りたいと思います。

「スタートレック」がついにMMORPGに!

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/29/30471.html
クリプティックスタジオは人気シリーズ「スタートレック」をテーマとしたMMORPG『スタートレックオンライン』を開発していると発表しました。

クリプティックスタジオは、アメコミのスーパーヒーローとなる『チャンピオンオンライン』や『シティ・オブ・ヒーローズ』といったMMORPGを手がけるゲーム開発会社。ここしばらくは、公式サイトにて新作タイトルに関するカウントダウンが行われていましたが、今回の発表により『スタートレックオンライン』であることが明らかになりました。

『スタートレックオンライン』は2008年8月10日(日)にアメリカで行われる「スタートレックコンベンション」にてプレイ画面が初公開されるとのこと。

「スタートレック」のオンラインゲームはこれまでにも別の会社によって開発が行われるもその後音沙汰が無くなるなど難航気味ですが、「スタートレック」の世界に浸れるという夢の企画だけにファンとしては今度こそと願いをかけたいところではないでしょうか。

『クロノス』MMORPGの本場北米へ進出

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/29/30474.html
韓国リザードインタラクティブは、MMORPG『クロノス』韓国版において2008年8月より、北米を対象としたクローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)を開催すると発表しました。

『クロノス』は日本では『眠らない大陸クロノス』としてサービスされているMMORPG。正統派のファンタジー世界を舞台とし、城を奪い合う「ユニオンウォー」やプレイヤーと共に成長する「成長武器」など韓国系MMORPGの基本に忠実な内容となっています。

運営のアエリアゲームズは『クロノス』の他にも『ゴールドスラム』『ラストカオス』などの韓国系ゲームを運営している会社。MMORPGの本場である英語圏への進出がどうなるかは、リザードインタラクティブと同社とのコンビネーションが鍵となりそうです。

E3のベストゲームは・・・? ゲーム批評家アワード2008が発表に

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/06/30619.html
米国の主要メディアから審査員が参加し、その年のE3で最高のゲームを決定する「Game Critics Award 2008」(ゲーム批評家アワード)の今年の受賞作品が決定しました。大賞となったのは『オブリビオン』を制作したBethesda Softworksが贈るアクションRPGシリーズ最新作『Fallout 3』。圧倒的なスケールとビジュアルで期待させるタイトルです。その他の受賞作は以下の通りで、メーカー別ではEAが5タイトルで賞を獲得してトップでした。

ベスト・オブ・ショウ(Best of Show) 大賞
Fallout 3 (Bethesda Softworks - PC/PS3/Xbox360)

ベスト・オリジナルゲーム(Best Original Game) オリジナル[新作]ゲーム
Mirror's Edge (エレクトロニック・アーツ/DICE - PC/PS3/Xbox360)

ベスト・コンソールゲーム(Best Console Game) 家庭用ゲーム
LittleBigPlanet (SCE/Media Molecule - PS3)

ベスト・PCゲーム(Best PC Game) PCゲーム
Spore (エレクトロニック・アーツ/Maxis -PC)

ベスト・ハンドヘルドゲーム(Best Handheld Game) 携帯型ゲーム
Resistance: Retribution(SCE/Bend Studio -PSP)

ベスト・ハードウェア(Best Hardware/Peripheral) -周辺機器
Rock Band 2 Ion “Drum Rocker” Set (MTV/ION Audio - Xbox360)

ベスト・アクション・ゲーム(Best Action Game)
Gears of War 2 (マイクロソフト/Epic Games -Xbox360)

ベスト・アクション/アドベンチャーゲーム(Best Action/Adventure Game)
Dead Space (エレクトロニック・アーツ -PC/PS3/Xbox360)

ベスト・ロールプレイング・ゲーム(Best Role Playing Game)
Fallout 3 (Bethesda Softworks - PC/PS3/Xbox360)

ベスト・レーシング・ゲーム(Best Racing Game)
Pure (ディズニー/Black Rock -PC/PS3/Xbox360)

ベスト・スポーツ・ゲーム(Best Sports Game)
Madden NFL 09 (エレクトロニック・アーツ/Tiburon)

ベスト・ファイティング・ゲーム(Best Fighting Game) 格闘ゲーム
ストリートファイターIV (カプコン -業務用)

ベスト・ストラテジ・ゲーム(Best Strategy Game)
Tom Clancy’s EndWar (ユービーアイソフト -PS3/Xbox360)

ベスト・ソーシャル/カジュアル/パズルゲーム(Best Social/Casual/Puzzle)
LittleBigPlanet (SCE/Media Molecule - PS3)

ベスト・オンライン・マルチプレイヤー(Best Online Multiplayer)
Left 4 Dead (Valve/EAP -PC/Xbox360)

今年の参加メディアは以下の通り。USAトゥディ、ニューズウィーク、TIME、WIRED、ロサンゼルスタイムズ、ワシントンタイムズ、サンノゼマーキュリーニュース、Game Informer、EGM、GamePro、PC Gamer、Games for Windows Official Magazine、play magazine、Xbox Official Magazine、POPULAR SCIENCE、PSM、Business 2.0、MTV Games、1UP、GameSpot、gamespy、IGN.com、Kotaku、games rader、The Hollywood Reporter、GAME INVASION、Game Daily、Game Head、Yahoo Games、G4、electronic playground、UGO、Game Trailer、GANNETT

『GTA4』のPC版が北米で11月に発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/07/30638.html
Rockstar Gamesは『GTA4』(Grand Theft Auto4)のPC版を2008年11月18日(火)に北米で発売すると発表しました。

家庭用機版の内容に加え、PC用に拡張されたマルチプレイヤーモードが搭載されるとのこと。現時点では価格及び動作環境は不明。ヨーロッパ版は11月21日(金)に発売される予定となっています。

これまでは『GTA』シリーズではPC版が先行していたのですが、『4』では逆転して家庭用機版が先に発売。ニンテンドーDSで新作が発表されるなど家庭用機にシフトしたかと思われましたが、PCゲーマー的には一安心といえるのではないでしょうか。

E3がGames Conventionから学ぶべき10のこと

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/26/30886.html
空前の規模を誇ったE3が縮小されてから2年。一方で欧州を代表する展示会として、ドイツ・ライプチヒで開催されるGames Conventionは年々規模を拡大しています。先週末にGC 2008は開催されましたが、そこを訪れた方からのE3への10のアドバイスがCrispy Gamerで公開されていますので紹介します。

1.ロスを離れ郊外へ!
展示会は郊外に向かうべき。昔のGame Developers Conferenceがあったサンノゼは良い町だった。展示会は街の大きさとは関係ないし、スロットマシンもミュージカルも24時間営業のレストランも必要ない。

2.チケットを広く売るべし
E3は大規模化してコストに耐え切れなくなった。しかし、チケットを広く売って足しにすれば簡単さ。E3の参加者の多くは関係者じゃなくて裏口から入った人たちだし、それなら売って表から入ってもらえればいいよね。

3.プレスカンファレンスは簡潔に
ニュースもないのに下らない話を長々とする必要はない。一行しかニュースがないのに、長い時間拘束するのはやめてくれ。

4.プレスエリアを別けて下さい
Games Conventionはプレスやビジネスミーティングのためのエリアが一般会場と別れれて楽。展示会場に入らなくても済みます。

5.もし一般に公開するなら、プレスデーを設けて
ゲーマーたちはパワー満点。それはいいことだけど、ちょっと疲れてる時には辛いよね。ゆっくりゲームを試せるプレスデーがあるといいなあ。

6.ケンティアホールを返して下さい
ライプチヒには怪しい小さいメーカーの出展する一角が。そう「WiiCrap」(くだらないWiiの周辺機器を指して)のようなものを扱うね。昔のケンティアホール、それが必要なんだ。

7.お祭りが必要だ
E3は大人になりすぎた。可愛いコンパニオンも必要だ!

8.遅くまで開いててください
E3は午後4時に終わったけど、GCは7時くらいまでやってたよね。長い時間があればそれだけゲームを試せるしね。

9.プレスルームにはビールを
なんとライプチヒのプレスルームでは1ユーロでビールが買えた! 大人の時間だよね。E3だと水しか貰えないし。

10.もし無理ならE3は辞めて、GCに行こう
苦労しても無理ならドイツに行けばいいこと。ちょっと違う文化に触れるのも悪くないと思うよ。

来年のE3の詳細はまだ決まっていません。現在検討中と推測されますが、どのような形になるのか、現状を維持するのか、大規模化に舵を切るのか、大手メーカーの代表クラスもE3の現状には苦言を呈していて、どちらにしても主催のESAにとっては正念場と言えます。

ESAの理事会も、過去の栄光の復活を検討中? ―来年のE3で

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/04/31037.html
Kotakuによれば、E3の主催であるEntertainment Software Associationは、E3を再び過去の栄光時代のような形に戻すことを正式な場で議論しているようです。あくまで可能性ということですが、2年間小規模に実施されたイベントが再び大規模な展示会となる可能性も出てきました。

非常に小規模で来場者数も限られたここ2回のE3は、情報発信の場としての魅力が薄れているとして、多くのゲーム業界関係者から批判を浴びています。『シムシティ』シリーズで著名なウィル・ライト氏も、

「まるでゾンビのようなもので、死にゆく存在です。年々拡大を続けていたE3は突如として死を迎えました。業界は数年前にE3が死んでからちょっと嫌な時間を過ごしています。どうするか考えなければならないでしょう」

と最近コメントしています。

Comic-ConやPenny Arcade Expo、E for All(先行き不透明ですが)、業界向けであればGDCなど、ゲームに関連する規模の大きなイベントはありますが、規模や注目度の上ではまだまだ数年前のE3のような大きさではなく、業界団体の主催する大きなショーとして復活を望む声は大きそうです。

『Wii Music』米国では10月20日発売

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/19/31253.html
任天堂オブアメリカは、Wii向け『Wii Music』の発売日を2008年10月20日に決定したと発表しました。国内では10月16日の発売が予定されていて、ほぼ同時発売ということになります。本作は数々の名作を手がけてきた宮本茂氏が取り組む最新作。Wiiリモコンやヌンチャクの簡単操作でカジュアルな音楽演奏が出来ます。

『Wii Music』には60以上の楽器が収録され、50曲以上のラインナップから選択して、自由に演奏を楽しむことができます。Wii.comの「きょうの楽器」のコーナーでは、それらの楽器の演奏の様子が日替わりで紹介されています。中には「チアリーダー」なんていう変り種もあります。

価格は5800円。

ESA、チャリティイベントで宮本茂氏を表彰

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/22/31287.html
米国のゲーム業界団体ESA(Entertainment Software Association)は毎年開催しているチャリティイベント「Nite to Unite for Kids」にて、任天堂の宮本茂氏を2009ESAチャンピオンアワードに表彰すると発表しました。

「宮本氏は今日のビデオゲームを築き上げました。特筆すべき創造性と面白さやファミリーエンターテイメントへの情熱によって彼と彼のチームは全ての世代が興奮する数々のゲームを生み出してきました」とESA代表のMichael D. Gallagher氏はコメントしています。

「Nite to Unite for Kids」はESAが主催するチャリティオークションで、1999年の最初の開催から1100万ドルの資金を集め、子供たちに対する様々な活動に寄付を行っています。オークションのほか、一般の参加チケット500ドルも寄付に充てられます。表彰式にはTHQのBrian Farrell社長兼CEO、ディズニーインタラクティブスタジオのGraham Hopper副社長GM、EAのJohn Riccitiello CEOなどが参加するということです。

アワードは昨年はSCEの久多良木氏が受賞したほか、これまでに、ルーカスフィルムのジョージ・ルーカス氏、セガの故・大川功氏、任天堂オブアメリカのハワード・リンカーン氏などが受賞しています。

Xbox Liveで大統領選?オバマ氏が43%の支持を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/24/31310.html
米マイクロソフトはXbox360を使用した大統領選の世論調査に10万人以上のユーザーが参加。オバマ氏が43%の支持を獲得したと発表しました。

これは2008年8月からXbox Live上で行われていた世論調査の結果。米マイクロソフトは、若年層の投票率を上げることを目的とするNPO「Rock the Vote」と提携。Xbox Live上で世論調査を行うと同時に、選挙人登録用の書類をダウンロード可能とするなど極めてユニークな試みを行っていました。結果はオバマ・バイデン両氏(民主党)が43%でトップ。マケイン・ペイリン両氏(共和党)が31%、「決めていない」と「その他」がそれぞれ13%という結果になりました。

参加者10万人は、世論調査を専門とするギャラップ社のサンプル数よりも多い上、NBC とCNNのサンプル数を足したものを上回るとのこと。ギャラップ社が9月18日(木)〜9月20日(土)に行った世論調査ではオバマ氏49%、マケイン氏45%という結果が出ており、順位こそ変わらないものの、マケイン氏の支持率に大きな差が出たことになります。

米マイクロソフトによると5万5千人以上の人がXbox Liveから選挙人登録の書類をダウンロードしたことで、ゲーム機のオンライン機能の可能性が示されたと言えるでしょう。

今年のクリスマスはこれだ! 米トイザらスの選ぶ15アイテム―ゲームでは『Wii Fit』が

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/25/31344.html
玩具販売大手の米トイザらスは、今年のクリスマスシーズンに子供のプレゼントにぴったりの15の新アイテムをピックアップし、「Hot Toy list」として公開しました。その中には任天堂の『Wii Fit』も含まれています。

これらは玩具に精通したトイザらスのスタッフがまず36の商品をセレクトして、それを更に詳細にレビュー、顧客からの人気なども加味して、今年のクリスマスシーズンにヒットし、マストハブアイテムになるだろうものを15個チョイスしたもので、「最初のクリスマスを迎える子供」から「大きな子供」までカバーできるもの、としています。

リストにはカードゲームの「Bakubelt Action Kit」、可愛らしい三輪車「Classic Lights and Sounds Trike」、男の子が好きそうな暗視ゴーグル「EyeClops Night Vision Infrared Stealth Goggles」、こちらは女の子が好きそうなピンクの「iPod nano」、日本でも有名セサミストリート「Sesame Street Elmo Live!」などが挙げられています。

ゲームは唯一『Wii Fit』が選ばれるという結果でした。クリスマスプレゼントに、というのはちょっと違うような気もしなくはないですが。

・50's Diner (Step2)
・Bakubelt Action Kit (Spin Master)
・Circus Ring (Playmobil)
・Classic Lights and Sounds Trike (Radio Flyer)
・Girl Gourmet Cupcake Maker (JAKKS Pacific)
・EyeClops Night Vision Infrared Stealth Goggles (JAKKS Pacific)
・FURREAL FRIENDS BISCUIT, MY LOVIN' PUP (Hasbro)
・Imaginext Spike the Ultra Dinosaur (Fisher-Price)
・Laugh & Learn Shop & Learn Walker (Fisher-Price)
・Little Mommy Sweet As Me Baby Knows Dolls (Mattel)
・Pink 8GB iPod nano (Apple)
・Pink Tag Reading System (LeapFrog)
・Sesame Street Elmo Live! (Fisher-Price)
・Star Wars: The Clone Wars The Twilight (LEGO Systems, Inc.)
・Wii Fit (Nintendo)

マリオット・ホテルにWiiが導入―米国の6箇所

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/01/31432.html
世界的なホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルと任天堂は、同社が経営する複数のホテルの一部の客室やラウンジに、『マリオカートWii』『スーパーマリオギャラクシー』『Wii Sports』『Wii Fit』など20種類のゲームが遊べる特別仕様のWiiを設置することを発表しました。

各ホテルに設置されるWiiは、ディスクを挿入することなく、すぐに20種類のゲームが楽しめる特別仕様のもので、随時最新のゲームにアップデートされる予定です。現在、通常の客室料金で、Wiiの設置された客室を利用できるキャンペーンを実施中で、マリオットの公式サイトから当該のホテルを選択、特典コード「XY0」を入力することで利用できるということです。

なお、Wiiが設置されるのは以下のホテルになります。

・ニューヨーク・マリオット・マーキース
・レジデンス・ニューヨーク・ホテル・タイムズスクエア
・ボストン・マリオット・ケンブリッジ
・ベセスダ・マリオット・スイーツ
・アナポリス・マリオット・ウォーターフロント
・JWマリオット・デザート・リッド・リゾート&スパ (ラウンジのみの設置)

ホテルでの滞在をより楽しいものにしてくれそうですね。

売上300億円超のRMTサイト、ナスダックに上場

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/01/31444.html
海外ゲームサイトGametimeによると、RMTのアイテムマニアが2008年末にナスダックに上場すると発表したとのことです。

RMTとはゲーム内のお金やアイテムを現実のお金で売買すること。アイテムマニアはRMTサイト「Playerauction」を開設し、『World of Warcraft』『メイプルストーリー』などのお金やアイテムを売買。昨年度は4200億ウォン(約336億円)を売り上げています。また、三國志をテーマとしたMMORPG『シャンペンマニア』などゲーム運営事業にも進出しています。

多くのMMORPGではRMTは規約で禁止されているのですが、アイテムを売る人も買う人も存在するのが実情。アイテムマニア自身が運営する『シャンペンマニア』ではRMTを公認、発表によると同時接続人数一万人を達成しているとのことで、上場後の動向が注目されます。

ゲーム業界は民主党支持?ゲーム業界からの政党への寄付額を比較する

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/02/31472.html
今のアメリカでの最大の関心事と言えば大統領選ですが、海外ゲームサイトgamepoliticsではユニークな試みが行われています。

ゲーム業界人が民主党と共和党に行っている寄付の額を比べるというもので、現時点で判明している限りでは民主党が圧倒的な勝利となっています。

『ウルティマ』の生みの親であるリチャード・ギャリオット氏がヒラリー・クリントン氏に2300ドル(約24万円)を寄付。ジョージ・ルーカスがオバマ氏に33100ドル(約350万円)、TAKE-TWOのCEOであるBen Feder氏はバイデン氏に1000ドル(約10万円)、RockstarのSam Houser氏はオバマ氏に4600ドル(約50万円)……と民主党への寄付が9万ドル (約1000万円)なのに対し、共和党への寄付は1万ドル(約123万円)。

共和党に対しては『シムシティ』『SPORE』のウィル・ライト氏がマケイン氏に3000ドル(約31万円)、アクティビジョンのCEOであるBobby Kotick氏が同じくマケイン氏に2300ドル(約24万円)寄付しているものの、大きく差を開けられているのは否めないところでしょう。

ゲーム業界と近いところにあるハリウッドも民主党支持が多いことで知られており、実際の選挙結果との相関関係が気になるところです。

アメリカのティーンエイジャーの4人に3人はオンラインいじめを受けた経験あり−UCLAが調査結果を発表

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/14/31649.html
米UCLAは、アメリカのティーンエイジャーの4人に3人は12ヵ月以内にインターネットでいじめを受けた経験があり、その85%は学校でもいじめを受けていたとする調査結果を発表しました。

UCLAのJaana Juvonen教授は、インターネットと学校でのいじめには関連性があると指摘。被害者の51%は同級生からいじめられているとする調査結果を元に、インターネットが匿名性による新しい形のいじめを作り出しているとする意見を否定しています。教授によると、ティーンエイジャーは新しい相手と出会うためではなく、既存の人間関係を維持するためにインターネットを使用する傾向があるとのこと。

調査はティーンエイジャーに人気があるサイトで12〜17歳を対象にして行われ、1454人が回答。41%が1〜3件のいじめを受けていたほか、13%が4〜6件、19%が7件以上のいじめを告白しています。インターネットでいじめられたティーンエイジャーは「これは自分にだけ起こっていることだ」と考えてしまうため、精神的に落ち込む危険性が高いとのことです。インターネットの利用を制限されることを恐れて、こうした事例を両親に相談することは少ないという結果が明らかになっています。

日本でも「学校裏サイト」などによるインターネットいじめが問題となっていますが、調査結果では大人の無理解も指摘されており、インターネットとどう関わるかは世代を越えた課題といえそうです。

オバマ候補、ゲーム内広告を使用−大統領候補による初の試み

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/16/31707.html
海外サイト「GigaOm」によると、オバマ候補は『バーンアウト パラダイス』のXbox360版においてゲーム内広告を出しているとのことです。

『バーンアウト パラダイス』は公道レースをテーマとしたゲームで、ライバルをクラッシュさせることでレースを有利に展開させることができます。

ゲームの中の看板にはオバマ候補の広告が表示されていますが、これに関してEA(エレクトロニック・アーツ)のコーポレート・コミュニケーション部門のディレクターであるHolly Rockwood氏は「他のテレビやラジオのように我々も立候補者から広告を引き受けます。テレビのスポット広告がそうであるように、今回の広告はEAや開発チームの政治的な思想とは関係ありません」とコメントしています。

大統領候補がゲームを宣伝媒体として使用するのは初の試みであるとのこと。Xbox360では大統領選への投票を促すキャンペーンも行われており、今後はデジタルやゲームと選挙がもっと密接に絡み合うこととなりそうです。

「ゲームソフトは不況に強く、最もコストの低いエンターテイメント」−米国投資銀行の分析

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/16/31710.html
米国の投資銀行であるWedbush Morgan証券のアナリストMichael Pachter氏は「ビデオゲームのソフト販売は不況への耐性が非常に高い」との分析結果を発表しています。

現在米国は金融危機により大きく揺れているのですが「既にゲーム機に投資した人にとって、ビデオゲームは最もコストの低いエンターテイメントの一つである」とした上で、9月の売上を6億2000万ドル(約651万円)であると予想。Wiiの生産数増加とXbox360の値下げが好影響を与えたとしています。

5000円前後で数十時間、ものによっては100時間以上も遊べるビデオゲームというのは確かにコストが低いエンターテイメント。次世代機の勢力図もほぼ確定し、どのハードを何のために買うのかがハッキリしてきた時期だけに、不況に強いゲームソフトという評価は今後も覆されることはなさそうです

カリフォルニアで集団訴訟−「マイクロソフトは発売前からXbox360の故障率を知っていた」

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/16/31713.html
海外ゲームサイトDAILYGAMENEWS.COMの2008年10月15日(水)の報道によると、マイクロソフトがXbox360の故障率の高さに関する訴訟を起こされたとのことです。

この集団訴訟はカリフォルニア州サクラメントにて起こされたもので、マイクロソフトが次世代ゲーム機戦争においてPS3やWiiに対抗するため、自社のXbox360の故障率の高さを隠蔽したとしています。

原告側はVentureBeat、Digital Media、Yahoo!といったメディアによる報道を引用、「マイクロソフトは、本体が発売された2005年の11月の時点でXbox360の故障率の高さを知っていた」と指摘。Xbox360の回収を求めています。

ゲームが若者を暴力に鈍感にするか?―ニューヨーク市警のスポークスマンが批判

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/21/31791.html
Daily Newsはニューヨーク市警のスポークスマンPatrick Lynch氏の『Saints Row2』(セインツ・ロウ2)に関するコメントを掲載、同ゲームが「若者を暴力に鈍感にする」と批判しました。

『Saints Row2』は架空都市「スティルウォーター」を舞台としたアクションゲーム。プレイヤーはストリートギャング「サード・ストリート・セインツ」のリーダーとなり、敵対組織との終わり無き抗争に身を投じます。

Daily Newsは『Saints Row2』を「プレイヤーがチェーンソーで警官を殺すことを奨励する」「警察と政治の関係者は、これを全く面白いと思わない」と批判。Patrick Lynch氏の「こうした恐ろしいビデオゲームは若者に堕落を促し、暴力に対して鈍感にする」というコメントを引用しています。

『Saints Row2』は北米では2008年10月14日(火)に発売されたばかり。メーカーであるTHQは「『Saints Row2』はギャングシミュレーションではなく、皮肉の入ったゲームだ」とコメントしているとのことです。

E3、規模を拡大し2009年7月にLAで開催へ

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/21/31790.html
複数のゲームメディアが伝えるところによれば、E3を主催するEntertainment Software Associationは、規模を拡大したE3を2009年7月にロサンゼルスコンベンションセンターで開催する事を決定したようです。明日のゲーム専門チャンネル「G4TV」の番組にて正式な発表がある見込みです。

E3は米国を代表するゲームの展示会で、2006年まで年々規模を拡大し、世界中からゲームメーカーが出展し、関係者が集まり、各社の年末商戦に向けての重大発表が行われる、世界最大のゲームショウとなっていました。しかしながらその規模の拡大がメーカーへの負担となり、一部メーカーの離反もあり、大幅に規模を縮小、関係者のみに公開されるショウとして昨年、今年と開催されました。

しかしながら、数万人規模から、数千人規模への極端な縮小は、E3の大幅な地位低下をもたらし、注目度も下がり、これでは開催する意味もないと批判が集まり、ESAも来年の開催について見直しを行うことを表明していました。

正式発表前ということもあってか、様々な説が飛び交っていますが、開催は7月の最初の週が有力のようで、7月2〜4日で、初日がビジネスデー、残りの2日が一般公開日で、4万人程度の集客を目指す、といった情報が流れています。正式に発表されましたらお伝えします。

amazonがカジュアルゲームサイトを買収

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/23/31846.html
amazonはカジュアルゲーム配信のReflexive entertainmentを買収しました。

Reflexive entertainmentはWindowsやMacintosh向けのカジュアルゲームを配信しており、CEOのLarsBrubaker氏は同社の公式ブログで「これはamazonの巨大な流通経路を使って我々のネットワークを拡大できるということを意味している。amazonと我々は、新しく巨大な顧客層をプレイへと誘うだろう」と発言しています。

同社は「GameCenterSolution」と呼ばれる、カジュアルゲームの作者に売上の40%を配分するアフィリエイトプログラムも展開しており、amazonに買収された後もこれを継続していくとのこと。

先日もGoogleがValveを買収するという噂が流れましたが、カジュアルゲームとamazonが結びつくことでどのような変化が生まれるのか要注目といえるでしょう。

E3、2009年の拡大方針が正式に発表に―再びゲーム業界を代表するイベントへ

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/23/31858.html
米国のゲーム業界団体であるEntertainment Software Association(ESA)は、E3 2009(The 2009 Electronic Entertainment Expo)の開催日程について2009年6月2日〜4日とし、事前情報にもあった通り、メディア・アナリスト・小売業者・ゲーム開発者・その他のビジネスパートナーなど幅広く門戸を開くことを決定したと発表しました。

「ビデオゲームは急速な発展を続け、エンターテイメント産業の中でも一番の成長株です。そして新しいイベントは産業の成長、確信、興奮を反映したものになるでしょう。E3は一年で最も注目を集めるイベントとなるでしょう」とESA代表のMichael D. Gallagher氏はコメントしています。

E3は2年前まで拡大を続けてきましたが、そのコスト負担に一部メーカーから悲鳴が上がり、昨年と今年は規模を大幅に縮小し、限られたごく一部の関係者のみに開放されてきました。しかしながら、今年の開催後には多くの関係者から縮小されたショウへの不満が巻き起こり、ESAは見直しを明言していました。

来年から再び拡大されることになりましたが、ESAは、多くの関係者の期待に応えるためには、変えることが重要だとしています。

EAのJohn Riccitiello CEOも「E3は来年の北米ゲーム市場において最も注目されるイベントとなるでしょう。新しく、大きなイベントはゲーム産業のリーダーや多くのゲームユーザーにとって良いものになるでしょう」と話しています。

現在のところ方針のみで具体的なものは示されていませんが、今後徐々に明らかになっていくものと思われます。続報がありましたらお届けします。

ゲームは環境に優しい?−アメリカにてユニークな調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/04/31999.html
アメリカでDVDやゲームを販売している小売業者や卸業者の団体であるEntertainment Merchants Associationが、ゲームは環境に優しいとする調査結果を発表しました。

これは飽きたゲームをどのように扱うかという部分に注目した調査です。
ユーザーの89%はゲームのパッケージを廃棄するよりはディスクと共に保管する傾向にあり、飽きたゲームも捨てるのではなく54%のユーザーが中古屋へ売りに行きます。ケースを捨てるゲームユーザーはわずか5%に留まっています。この結果を受け、同団体のCEOであるBo Andersen氏は「消費者はパッケージを製品の一部として認識している」とコメントしています。

ゲームのパッケージは商品であると同時に思い出の品。いいゲームはパッケージごと手元に残したいという想いは洋の東西を問わない模様。
これからも「手元に残したいゲーム」がどんどん増えるといいですね。

日本でゲームをする子供の暴力性はアメリカの子供より低い

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/05/32033.html
アイオワ州立大学は、日本でゲームをする子供の暴力性は、アメリカの子供に比べて低いとする研究結果を発表しました。

アイオワ州立大学のCraig Anderson教授とDouglas Gentile 助教授は、アメリカの子供と日本の子供に関して調査を行いました。

激しいビデオゲームをプレイした後は3〜6ヵ月で子供の行動に影響が現れるものの、暴力的な行動に出る率はアメリカの子供より日本の子供の方が低いことが明らかになりました。

Craig Anderson教授は「日本の子供がビデオゲームに影響を受けない訳ではない」としながらも「日本の子供は激しいビデオゲームをプレイしながらも暴力発生率が低いため、我々が行ってきたゲームの影響に関する研究は間違っていた」とコメント。

Douglas Gentile 助教授は「激しいゲームが学校乱射事件の原因ではないと認識できたことは重要である」「暴力的なビデオゲームだけが子供の攻撃性を増す訳ではないが、この調査結果はアメリカと日本の両方におけるパズルの1ピースである」と研究を継続する必要性に関して語っています。

ゲームと暴力性の関係は、これまでも様々な議論が行われてきたテーマの一つですが、アメリカと日本の子供を比べたことが今回の調査の画期的な部分。

ゲームをしても暴力の発生率が低いままの国があれば高い国もあるということで、何が子供の暴力性を増すことになるのか、問題の切り分けに一歩前進と言ったところではないでしょうか。

サーキット・シティが破産法適用―米家電量販店2位

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/11/32132.html
報道によれば、全米2位の家電量販店であるサーキット・シティが連邦破産法11条の適用を申請したということです。同時に金融機関から11億ドルのクレジットラインを締結しており、ホリデーシーズンにも営業は継続されるとのこと。

サーキット・シティは消費の落ち込みから経営不振が続き、取引先から支払い条件の見直しを迫られるなど苦境にありました。1週間前に155店舗の閉鎖と、年末までに追加で700店舗を閉鎖し、7300人の従業員を削減する計画を発表したほか、本部の約20%の従業員を削減する方針を出していましたが、事態を好転させるには至りませんでした。

主要な債権者はヒューレット・パッカード、サムスン、ソニー、ゼニス、東芝など。

サーキット・シティは全米2位の家電量販店で家電やゲームなどを幅広く取り扱います。家電のベスト・バイ、ゲームのGameStopのような競合各社には1年間の小売販売額の半分を稼ぎ出すとも言われるホリデーシーズンを前に好機と言えるかもしれません。

同社の会長兼CEOのJames Marcum氏は「手元流動性が極端に悪化し、非常手段を取らざるを得なくなりました。連邦破産法11条によってビジネスを再構築するという決定は、バランスシートを強化し、より効率的な収支構造を作り、競争に復帰するチャンスとなるでしょう」とコメントしています。

Wiiのブームは一過性ではない−利用率は緩やかな増加傾向

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/13/32199.html
「Wiiのブームが一過性である」とするいくつかの指摘がありますが、これは本当でしょうか?

アメリカの調査会社ニールセンは、Wiiの利用率が2007年からの1年間でほぼ変化していないか増加傾向にあるとする調査結果を発表しました。

調査は2007年9月〜2008年8月の1年間に渡って行われました。

Wiiは一ヶ月に4.9〜6.2日使用され、一回当たりの平均利用時間が47〜55分という結果が出ました。一ヶ月当たりの利用日が最も少ないのは2007年9月の4.9日。逆に最も多いのは2008年6月の6.4日となります。一回当たりの平均利用時間が最も少ないのは2007年9月で47分。最も多いのは2007年12月の55分となります。

独特なコントローラーに加えて『Wii Fit』『Wii Sports』といった従来のビデオゲームとは異なった系列のソフトが存在するためか、「Wiiは玩具の一種でありブームは一過性である」とする予測は業界内外から行われてきましたが、gamedaily.bizを通して発表された調査結果によると、2008年に入ってからは一ヶ月当たりの利用日が5日を下回る月はないため、Wiiは継続的に利用されているといっても良さそうです。

アメリカのブルーレイディスク再生機器は1050万台−ソフト売上は10%程度の増加傾向

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/19/32311.html
アメリカの業界団体The Digital Entertainment Group(DEP)は、アメリカのブルーレイディスク再生機器は約1050万台であると発表しました。

DEPによると1050万台の内訳はPS3が800万台、それ以外の再生機器が250万台。
ソニーは来年3月までに4〜500万台のPS3を販売するとしています。

コンサルタント会社Adams Media Researchは今年6月、「2008年末までにアメリカのブルーレイディスク再生機器は1440万台に到達する」との予測を発表しましたが、DEPの調査結果はこの予測を下回るものとなります。

アメリカでは映像レンタルの売上は1.2%、映像ソフトの売上は3.5%の減少傾向にありますが、DEPはブルーレイのソフト売上が10%程の増加傾向にあるとコメントしています。

周辺機器メーカーのMad Catz、音楽ゲーム用周辺機器の販売で53%の利益増

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/20/32318.html
米国のアクセサリメーカーのMad Catz Interactiveは売上利益が53%増加したと発表しました。

Mad Catz Interactiveはゲーム機の周辺機器を取り扱うメーカーで、最近では任天堂オブアメリカとの間に『Rock Band』用の楽器セットに関するライセンスを締結しています。

同社の売上利益は53%増の2580万ドル(約24億円)で、売上増の理由としてはWiiやXbox360用音楽ゲームの周辺機器の販売が挙げられるとのこと。同社は『ストリートファイターIV』『バイオニックコマンドー』『バイオハザード5』の海外におけるブランドアクセサリーを作成する権利も獲得しており、ゲームの周辺機器はこれからも有望な市場といえそうです。

Wii、3度目のクリスマスも品薄−北米最大のゲームショップが予測

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/25/32389.html
米国の最大手ゲームショップチェーンGameStopは、今年のクリスマスシーズンにもWiiが不足するとの見通しを立てています。

Wiiは今年で3回目のクリスマスを迎えることとなりますが、同社CEOのDavid Carlson氏は「Wiiの本体は非常に良く供給されているが、クリスマスシーズンには不足しているだろう」と海外ゲームサイトgameindustryにコメント。本体と同様に『Wii Fit』と『ギターヒーロー』のバンドキットも不足気味ではあるが、Xbox360版とWii版の在庫状況から見て『ギターヒーロー』の勢いは昨年より弱まるだろうとするのがDavid Carlson氏の見解。

ただ、これはあくまで昨年と比較しての「予想」であり、氏は音楽ゲームは全体的に非常に勢いがある人気ジャンルであるとも語っています。

GameStopは2007年クリスマスのWii不足に際し、任天堂オブアメリカ(NOA)と提携。店頭にWiiがなくても予約することで2008年1月には手に入れられるという体制を作りましたが、今年はどのような手を打ってくるのかが注目されます。

ゲームでの新兵訓練に48億円−米軍が新たな予算を確保

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/25/32397.html
アメリカ軍は軍事訓練ゲームの開発に5000万ドル(約48億円)の予算を確保しました。

アメリカ軍の準機関誌「Stars and Stripes」が報じるところによりますと、アメリカ軍は2010年からスタートする新規訓練プログラム「games for training」のため、確保した48億円で新たな軍事訓練用ゲーム開発を開始するとのことです。

新たなゲームが一般公開されるかどうかは不明ですが、アメリカ軍によると「商業的に使用する気はない」とのこと。

ゲームが軍事方面に利用されるようになってしばらく経ちます。有名なFPS(一人称シューティング)『America's Army』が広報に使用されているほか、『Operation Flashpoint』をベースとした『DARWARS Ambush!』が訓練に使われています。

Wiiのゲームはバーゲンされることが多い?−米調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/26/32403.html
米国の調査会社のEEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)は、Wiiのゲームが値下げされる率が他のハードと比べて高いとする調査結果を発表しています。

調査結果によると、値下げされる率はXbox360が7.5%、PS3が9.09%、Wiiが15.1%。EEDAR のアナリストであるJesse Divnich氏は調査結果に関して「Wiiでは多くのカジュアルゲームが発売されている。コア層をターゲットとするゲームどうしは同時期の衝突を避けるが、良く似た層を狙うカジュアルゲームどうしは近い時期に発売されることが多い」とコメント。Wiiで主力となっているゲームジャンルと販売戦略に起因するものであるとする考えを明らかにしました。

これはあくまで米国での調査結果とアナリストの分析ではありますが、カジュアルゲームとコア層向けゲームの違いが出ているのではないでしょうか。

米国任天堂、Black Fridayに合わせて2種類のDS限定版を投入

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/26/32414.html
感謝祭の翌日は「Black Friday」と呼ばれ、ホリデーシーズンの最重要日、一年で最も商品が売れる一日だと知られています。それに合わせて任天堂オブアメリカは、11月28日にニンテンドーDS Liteの限定の新カラーを2種類発売すると発表しました。

1つは「マリオレッド」で赤のボディにマリオのMのロゴが刻印され『Newスーパーマリオブラザーズ』が同梱されます。もう一つはアイスブルーのDS本体に『脳を鍛える大人のDSトレーニング』が同梱されます。価格はいずれも149.99ドルとなります。

「ニンテンドーDSは最も手ごろで、最も人気のあるゲーム機です。これらの限定版セットはDSを初めて手にする人にも、コレクターにも、最高のギフトになるでしょう」と任天堂オブアメリカの上級副社長セールス&マーケティングのCammie Dunaway氏はコメントしています。

DSiは日本国外ではまだ正式な発売日は明らかにされていませんが、これら同梱版や、『ポケモンレンジャー バトナージ』『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』『Mystery Case Files: MillionHeir』など新作タイトルも続々登場し、今年の年末商戦を引っ張っていきそうです

海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/30/32472.html
ゲームを彩るのは悪役達ですが、海外ゲーマーが選ぶ悪役ベスト25とはどういった顔ぶれになるでしょうか。

GameDailyでは、新旧様々なゲームから選んだ悪役ベスト25が発表されています。25人の悪役達の中から、日本のゲーマーになじみ深いものをピックアップしていきましょう。「 」内はGameDailyのコメントです。

24位に『ゼロウイング』からCATS。ゲーム内での活躍というより、“君達の基地は、全てCATSがいただいた(All your base are belong to us.)”のインパクトによる授賞である模様。これは英語としてかなり珍妙なフレーズであるらしく、様々なMADビデオが作られたことでも有名です。

20位に『ゼルダの伝説』シリーズからガノンドロフ。日本のランキングならもっと上位にいきそうですが、少々残念な結果。

18位に『スーパーマリオブラザーズ』シリーズからマムー。知名度の低さからすると意外な気がします。

16位は『悪魔城ドラキュラ』シリーズからドラキュラ。15位に『Halo』シリーズの人工知能ギルティ・スパーク。14位に『THE HOUSE OF THE DEAD』シリーズのゴールドマン。

13位はなぜか『塊魂』シリーズの王様。「王子にやらせず自分でカタマリを作ればいいと思うが、あの足タイツが彼をためらわせるんだろう」

12位は『メトロイド』シリーズのマザーブレイン。

9位は『メタルギアソリッド』シリーズのリキッド・スネーク。「リキッドの強さは力と知恵のコンビネーションにある」となかなかの評価です。

7位に『ベア・ナックル』シリーズからMr.X。

6位に『スーパーマリオブラザーズ』シリーズのクッパ。「彼は長い間、キノコ王国を支配しマリオを打ちのめそうとしているが、何をしてそこまで駆り立てられるのかは分からない」と海外ゲーマーらしいユーモアで授賞の理由を語ります。

3位に『ファイナルファンタジー』シリーズのセフィロス。「セフィロスはファッションモデルのような見た目とは違ってかなり悪いヤツだ」とのコメントからは、美形悪役のとらえ方の違いがかいま見えます。

2位は『ロックマン』シリーズからDr.ワイリー。「良いことのために作られたロボットを悪事に使えるというのは凄い才能だ」

25人の悪役の頂点に立つのは『ソニック』シリーズのDr.エッグマン。「他の悪役達よりも卑劣でもずるくも脅迫的でもない。デラックスな空中要塞やロボット達を使ってソニック達を倒そうとするが、その資金源は不明。多分、あの金のリングだろう。Dr.エッグマンが次に何をするかが楽しみだ」と次回作への期待を含めての授賞です。

トップ3を日本ゲームの悪役が占めたということで、日本人としては喜ばしい?ランキング結果。以下に全ランキングを掲載しますので、海外ゲーマーとの感覚の違いをチェックしてみて下さい。

25. Dr. Crabblesnitch (Bully/Rockstar Games)
24. Cats (Zero Wing/Toaplan)
23. Dr. Neo Cortex (Crash Bandicoot series/Sierra)
22. Officer Tenpenny (Grand Theft Auto San Andreas/Rockstar Games)
21. Carmen Sandiego (Where In the World Is Carmen Sandiego series/Broderbund)
20. Ganondorf (Legend of Zelda series/Nintendo)
19. Atlas (Bioshock/2K Games)
18. Wart (Super Mario Bros. 2/Nintendo)
17. Shang Tsung (Mortal Kombat series/Midway)
16. Dracula (Castlevania series/Konami)
15. 343 Guilty Spark (Halo/Bungie)
14. Goldman (House of the Dead 2/Sega)
13. King of All Cosmos (Katamari series/Namco Bandai)
12. Mother Brain (Metroid/Nintendo)
11. Shodan (System Shock/Origin)
10. Darth Malak (Knights of the Old Republic/Bioware)
9. Liquid Snake (Metal Gear Solid/Konami)
8. Kane (Command & Conquer series/EA)
7. Mr. X (Streets of Rage 2/Sega)
6. Bowser (Super Mario series/Nintendo)
5. G-Man (Half-Life/Valve)
4. The Shredder (Teenage Mutant Ninja Turtles series/Konami)
3. Sephiroth (Final Fantasy VII/Square Enix)
2. Dr. Wily (Mega Man series/Capcom)
1. Eggman/Dr. Robotnik (Sonic the Hedgehog)

eBayの検索第一位はWii−30秒に1回検索があった計算、平均価格は希望小売価格の100ドル増し

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/02/32490.html
アメリカは感謝祭明けのショッピング「ブラックフライデー」が盛り上がりましたが、ここでもWiiはやはり強かったようです。

オークションサイトのeBayが発表するところによると、Wiiは「ブラックフライデー」の24時間で最も検索された品物で、その回数は3171回。1時間で132回、約30秒に1回Wiiが検索された計算になります。平均価格は349ドル(約33000円)で、希望小売価格を100ドルほど上回った値となります。

eBayによると、『Wii Fit』の平均価格は140ドル(約13000円)。プレイステーション3本体の平均価格は355ドル(約33000円)。『Rock Band』は平均価格100ドル(約9500円)とのこと。

ちなみに、過去3年の「ブラックフライデー」でPayPalのトラフィックが最も激しかった時間帯は11時〜13時。eBayは「消費者がブラックフライデーには昼食時に買い物をしていることを示している」とレポートしています。

ますます勢いを増すWiiですが、今年のクリスマスもプレゼントとパーティに大活躍してくれそうです。

リモコンという言葉は一般的過ぎる−「Wii remote」の商標登録は不可能?

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/04/32532.html
米国特許商標庁は「Wii remote」という単語の商標登録に関する審査を一時停止すると発表しました。

「Wii remote」は日本で言うところのWiiリモコン。gamepoliticsが報じるところによると、任天堂オブアメリカ(NOA)は今年5月に「Wii remote」の商標を申請しましたが、米国特許商標庁は「リモコン」という単語はあまりにも一般的に使用されているとして、審査を一時停止しています。ただ、「リモコン」の語に関する所有権を認めないのであれば、再度審査が行われるかも知れないとのこと。

Wiiリモコンは海外では一般的に「Wiimote」と呼ばれていますが、既にFobis Technologiesが子供向けリモコン「Weemote」の商標を所有しており、任天堂オブアメリカ(NOA)はこの語を使用しないとしています。

キリスト教系の投資会社がゲームを採点、「最も不快なビデオゲーム」をピックアップ

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/05/32546.html
キリスト教系の投資会社Timothy Planは2007〜2008年に発売されたゲームから「最も不快なビデオゲーム」をピックアップしています。

Timothy Planはキリスト教の教義に基づいて投資を行う投資会社で、アルコールや煙草、ギャンブルなどを扱ったり、同性愛者を雇用したり支援する会社に対して投資しないことを明言。コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス、EA、マイクロソフトなど40社を「恥辱の殿堂」にリストアップしています。

Timothy Planはゲームを「セックス」「裸」「言葉」「ドラッグ」「暴力」「ゲイ・レズビアン」「悪魔崇拝」「カートゥーンな暴力表現」などの項目で採点。高得点となったものを「最も不快なビデオゲーム」としてピックアップしました。

『グランド・セフト・オートIV』(GTAIV)はトップの18点で、激しい暴力に加えて「攻撃的な冒涜の無数の用途と、神、キリストの誤用」があるとのこと。

『セインツ ロウ 2』(Saints Row2)は同率一位の18点。「セックス」の項目で「Xbox360のゲームパッドが挑発的に振動し、音響が何を起こっているかを明白にする」とコメント。

『Fallout3』は16点。敵の腕や足などの部位破壊を可能とする戦闘システムが「非常に残忍」であり、ゲーム内に登場する各種の薬の効能が「事実上ステロイドに近い」としています。

『バイオショック』(BIOSHOCK)は様々な残酷表現で15点。『マンハント2』(manhunt2)は「ゲーム史上最も血生臭いタイトルの一つ」ということで14点。

MMORPG『Age of Conan: Hyborian Adventures』が12点で「習慣性が高く、果てしない探索に巻き込まれ、わずかなお金と多くの時間を浪費する」。

『Condemned2』が12点。アメリカンフットボールの『Blitz, The League II』が11点。ゲーム内に「ミニスカートの女性」が登場するのに加え、怪我をした時に体の内部構造が見える演出を取り上げています。

『Bully』(Bully: Scholarship Edition)が10点で、男子生徒20人にキスするという実績「Over the Rainbow」により、「ゲイ・レズビアン」の項目に高い得点が付けられています。

『アーミー オブ ツー』(ARMY OF TWO)は、二人の兵士が協力して困難を突破する物語ですが、「言及されないものの二人の間にはホモ・エロチックな雰囲気がある」とのことで7点となっています。

Timothy Planによる2007〜2008年の任天堂ゲームの採点を見てみましょう。任天堂ゲームは点数が低く、『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』『マリオパーティ8』『マリオストライカーズ チャージド』『スーパーマリオギャラクシー』など、いずれも1〜2点の評価。『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』『ポケモンバトルレボリューション』は0点となっています。

「セックス」「裸」「言葉」「ドラッグ」などの項目ではいずれも0点で、わずかに「暴力」「カートゥーンな暴力表現」「漫画的なイタズラ」に1点前後の点数がつくのみとなりました。

ゲーム機泥棒を捕まえる、次世代ゲーム機の決め手とは?

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/06/32570.html
ミネソタ大学の学生であるIsaac Pacheco氏とBobby Harris氏はXbox360と2個のコントローラー、2本のゲームを盗まれました。

両氏はXbox360がネットに接続して使用されることに着目。Xbox LiveのアカウントとIPアドレスを追跡することで盗まれたXbox360の行方が判明しました。犯人はなんと隣人で、両氏の元には無事Xbox360が戻ったとのことです。

オンライン機能はゲーム機と持ち主を強く結びつけるものですが、今回の事件は、意外な形で犯罪捜査に役立ったケースとなります。これからのゲーム機には、オンライン機能を応用した防犯システムがついたりすると面白いですね。

Wiiは80万台、ブラック・フライデーの一週間に

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/08/32592.html
ブルームバーグなどによれば、任天堂の岩田聡社長は京都でインタビューに答え、米国最大の商戦期である感謝祭の翌日の通称「ブラック・フライデー」の1週間で、80万台強のWii本体が販売されたことを明らかにしたそうです。

サブプライム問題に端を発した経済危機によって、米国を初めとして世界各国の消費動向では悲観的な見方が続いていますが、その中でもゲーム機は不況に強いセクターであることを再度印象付けるものと言えそうです。

米国の11月の小売販売額は過去40年間で最悪なった模様ですが、岩田社長は「ウィッシュリストの上位にランクされているのは非常に幸運なこと。リストに残るのはこういう状況の中では重要なことです」とコメントしています。

また、この経済状況でWiiやDSなどの販売計画を当初の予定通り遂行するのは困難ではないか? という質問に対しては、現時点で結論を出すのは早い、としています。

ウォルマート、Wiiを大量入荷

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/09/32602.html
Wiiの品不足が囁かれる2008年クリスマスシーズンですが、ウォルマートはプレスリリースとしてWiiの大量入荷を発表しました。

ウォルマートはWii本体を249.24ドル(約23000円)、本体とゲームソフト、アクセサリーの同梱パックを329ドル(約30000円)、ゲームソフト2本30ドル(約2700円)で販売。

ニンテンドーDS Lite関連は、本体が129ドル(約12000円)、本体とゲームソフト2本、アクセサリーのセットは159ドル(約15000円)、ゲームソフト2本20ドル(約1800円)という価格となっています。

WiiはeBayでの検索1位となり、平均価格は349ドル(約32000円)というプレミア付きだったことをお伝えしたばかりですが、クリスマス直前の大量入荷は海外のファンを大いに喜ばせそうです。

TIME誌が選ぶ2008年のベスト10ゲーム−日本のゲームは・・・?

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/09/32595.html
TIME誌は2008年のゲームベスト10を発表しました。

同誌は様々なベスト10を発表しているのですが、昨年のゲーム部門では『スーパーマリオギャラクシー』『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』『エースコンバット6 解放への戦火』の日本ゲーム3本がランクインしています。さて、今年のベスト10はどんなものになっているでしょうか。

1位は『グランド・セフト・オートIV』。
このゲームをきっかけにゲームの暴力や性描写に関する議論が巻き起こったことを踏まえつつ、「Rockstar North最大の意欲作。撃ち合いゲームであると同時にインタラクティブ小説であること、アメリカの消費者文化の批評であることが価値を二倍、三倍にしている」としています。

2位が『Braid』。
Xbox Live Arcadeのアクションゲームで、主人公の時間を巻き戻す能力が特徴。
「保守的なスーパーマリオブラザーズスタイルに見えるが、時間を操る能力がひねりを加えている。昨年『ポータル』が証明したように、シンプルなシステムも才能ある開発者の手にかかれば無限に近いエンターテイメントとなる」

3位は『リトルビッグプラネット』。
グラフィックの美しさや質感といったグラフィック部分に加えて「『リトルビッグプラネット』はアドレナリンゲームではなく、落ち着いた和みの経験だ」と優しい雰囲気を評価しています。

4位は『Rock Band 2』。
「これまでに作られた最高のパーティーゲーム。鍵はキャンディー色のインターフェースで、音楽とあなたの間に何も遮るものがないように感じられるだろう」と楽器コントローラーの重要性をコメントします。

5位は『Gears of War 2』。
「前作と似た撃ちまくり、隠れまくりのゲームだが、それの何が問題だろうか。最も大きな違いは背景美術がより素晴らしくなっていることだ」とのことで、ゲームとしての練り込みと面白さが評価された形。

6位は『Dead Space』。
『バイオハザード4』の正統進化形ともいえるホラーゲーム。「『Dead Space』は新境地を拓くものではないが、イカした武器や驚くべき環境、速い動きや驚異の0G戦闘がサバイバルホラーを最高のものとする」……と、スタンダードな面白さと操作性の良さによる授賞の模様。

7位は『スター・ウォーズ フォース アンリーシュド』。
主人公がダース・ヴェイダーの部下であり、善なるジェダイの騎士を倒していくという内容に「ジェダイの名誉が汚されるという欠点があるが、信じられない位満足だ」とコメント。フォースで捉えた敵を壁に叩きつけたり、ライトセーバーで戦ったりといったアクションの多彩さも評価しています。

8位は『Hunted Forever』。
家庭用ゲームではなく、WEB上でプレイできるFlashゲーム。影絵のようなグラフィックが特徴で、不気味な殺人マシンから逃れつつパーツを集める横視点のアクションとなっています。「Flashゲームの開発者には2000万ドルの予算があるわけではないが、それは彼らがあらゆることに挑戦できることを意味する。それがこの不思議で革新的なゲームだ」と低予算ゆえの小回りの良さに言及しています。

9位は『Fieldrunners』。
こちらはiPhone用のゲームで、様々な砲台を組み合わせて陣地を作り、攻め込んでくる敵を迎撃するRTS。iPhoneユーザーから高評価されていることでも知られています。「App Storeが開設され、開発ツールが開放されたことで、サードパーティはiPhoneとiPod TouchをDSやPSPにとって手強い競争相手にするだろう」とiPhoneの将来性を評価。

10位は『SPORE』。
単細胞から生物を育てて宇宙にまで進出させるという内容について「これまでに作られた最も野心的なゲーム」とコメントしています。

TIME誌によるゲームベスト10は昨年と同様ゲームレビュアーLev Grossman氏による評価ですが、今年は日本ゲームが0本という少々さみしい結果。来年はGrossman氏をうならせるゲームが沢山出るといいですね。

アメリカの成年の2人に1人はゲーマー。では、年収とゲーマーであることの関係は?

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/10/32609.html
アメリカの調査会社Pew Internet & American Life Projectは、アメリカの成人の半数以上がビデオゲームを遊んでいるとする調査結果を発表しました。

調査結果によると、18歳以上の成人の53%が携帯電話からPCまでハードウェアの種類を問わず何らかの形でビデオゲームをしており、21%は毎日遊んでいるとのこと。

65歳以上だとビデオゲームを遊んだことのある人が23%なのに対し、50〜64歳は40%、30〜49歳は60%、18〜29歳は81%と年齢が低くなるごとにビデオゲーム経験者の割合が上昇することも明らかになりました。

ビデオゲームは男性の娯楽という印象がありますが、この調査では男性は55%、女性は50%とあまり差のない数字。男性も女性も2人に1人がゲーマーという計算になります。

次に居住場所での比較ですが、都市部だとゲーマー割合は56%、それ以外の場所だと47%。9%ではありますが、ゲーマーは都会の方に多い結果が出ています。

収入による比較ですが、年収30000ドル(約290万円)以下だとゲーマーである割合は52%、30000〜49999ドル(約290〜450万円)は59%、50000〜74999ドル(約460〜690万円)は62%、75000ドル(約690万円)は56%……と収入の多寡とゲーマーであることはあまり関係ないという結果となりました

「禁猟期の狩猟の原因は暴力ゲーム」−アメリカで新たな見解

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/16/32707.html
禁猟期の狩猟の原因が暴力ゲームであるとする意見があるようです。

禁猟期の狩猟は動物の死体が放置されることが多いが、これは肉などを求める生活のためのものではなく、スリルのためだけに行われる「スリルキル」である。「スリルキル」と「道徳的な狩猟」は異なるものであるが、世間はそれを同一視してしまう。

こうした残虐行為の多くは15〜22歳の「ビデオゲーム・ジェネレーション」によってなされている。Craig A. Anderson教授は、攻撃的な青年はビデオゲームの影響を受けてより攻撃性を発揮するとの説を発表しており、暴力的なゲームから影響を受けた子供達はゲーム感覚で禁猟期に動物を撃って笑って逃げるだろう。ビデオゲームによる「スリルキル」のトレンドが「我らの四本足の友人」から人間へと移るのも遠くないだろう……とするのがAmerican Spectator誌でのBill Croke氏の主張。

既にAmerican Spectator誌にはかなりの反論が寄せられており、今後の展開が注目されるところです。

RTSが認知能力を向上させる−米調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/16/32719.html
RTS(リアルタイムストラテジー)は反射神経と判断力の両方を求められるゲームです。イリノイ大学のArthur Kramer教授はRTSが認知能力や短期記憶を向上させるのではないかということで実験を行いました。

使用されたRTSは『マイクロソフト ライズ オブ ネイション』(Rise of Nations)。自分の民族を発展させ敵民族を打ち破るという内容で、原始時代から現代までいかに相手より早く発展するかが重要。資源の管理や計画性といった部分が実験に選ばれた理由です。

実験の対象は40歳以上の人で、『ライズ オブ ネイション』を23.5時間プレイしたチームとそうでないチームを用意。言葉を記憶したり回転した図形を認識したりといったテストではゲームをしたチームの方が良い成績を上げており、視覚に関連する短期記憶や推察能力の向上が見られたと言います。

ゲームは「頭の体操」と表現されることがありますが、今回の実験結果では文字通りに頭に良いという結果が出たわけで、頭と心にゲームが及ぼす影響がジャンルごとに調べられると良いですね。

盗まれたXbox360を無線コントローラーで見つけ出す

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/16/32708.html
盗まれたXbox360が持ち主の手に戻った決め手はコントローラーでした。

ミズーリ州立大学のRyan Ketsenburg氏は学生寮の部屋を留守にしていたところXbox360を盗まれました。Ketsenburg氏は手元に残されたXbox 360 ワイヤレス コントローラーを起動させ、学生寮の4階と5階と6階にXbox360があることを確認。その後の調べにより5階の住人がXbox360を盗んだことを突き止めました。
Xbox 360 ワイヤレス コントローラーは約10mの有効距離を持っているのに加えてXbox360本体と関連づけて認識する機能があり、これが決めてとなったとのこと。ハードディスクはフォーマットされていたとのことですが、本体が無事に戻ってきて何よりです。

先日は盗まれたXbox360のありかをネット接続で突き止めた例をお伝えしましたが、こうも泥棒事件が続くとなると、ゲーム機の防犯機能というものを真剣に検討すべき時期が来ているのかも知れませんね。

「WiiとDSは歴史的な売上」−任天堂オブアメリカが声明を発表

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/17/32728.html
任天堂オブアメリカ(NOA)は、2008年11月の売上が「歴史的なものである」とする声明を発表しました。

NOAによると、11月の売上はWiiが204万台、ニンテンドーDSが156万台。昨年11月の売上はWiiが98万台、ニンテンドーDSが153万台(NPD調べ)ですから、Wiiが急激に台数を伸ばしていることになります。

12月を除いた月としてはWiiの204万台は過去最高の記録であり、ニンテンドーDSの156万台は2番目に高い売上。Wiiは11月の米国における据え置き機の売上の59%を、ニンテンドーDSは携帯機の売上の79%を占めている計算とのこと。

この好調な売れ行きについてNOAのセールスアンドマーケティング部門エグゼクティブバイスプレジデントであるCammie Dunaway氏は「この記録破りの売上は、消費者がテレビゲームだけでなく全ての娯楽において最高のものを探していることを意味する。消費者は家族で楽しめるものを探しており、任天堂は家族全員に並びない経験を提供する」とコメントしています。

『GTA DS』を買って1万ドルをゲット!・・・ただしゲーム内の通貨で―米GameStop

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/18/32770.html
ついに発売日が決定した『Grand Theft Auto: CHINATOWN WARS』ですが、海外通販サイトGameStopではユニークな購入特典が発表されました。

GameStopで『CHINATOWN WARS』を購入すると、ゲーム内マネー10000ドル+武器屋に即座にアクセスできるコードがプレゼントされます。コードは通販、店頭購入のどちらでも貰うことができます。GameStop での価格は34.99ドル(約3000円)。発売日は2009年3月17日となっています。

注目作には様々な購入特典を付くものですが、ゲームを少しでも早く攻略したいファンには大きくアピールするのではないでしょうか。

米国でもクラブニンテンドーのサービスが本日スタート

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/19/32775.html
任天堂オブアメリカは本日より以前よりあった会員制組織「My Nintendo」を「クラブニンテンドー」(Club Nintendo)としてリニューアルしました。

既に日本や欧州などでは開始されているサービスで、任天堂製品に付属しているシリアルナンバーを入力することで任天堂コインを入手でき、それを好きなプレゼントと交換することのできる会員制サービスです。登録した数によってゴールドやプラチナの称号が得られるのは日本と変わりません。

「My Nintendo」ではチャットや掲示板といった機能が提供されていて、バージョンアップされた形です。

現在のところプレゼントにはDS『ゲーム&ウォッチ コレクション』、DSゲームカードケース、花札、マリオパーティトランプ、どうぶつの森トランプ、Wiiリモコンホルダー、DS Liteキャリングケースといったアイテムが用意されています。

「クラブニンテンドーは我々の製品やブランドが好きなユーザーに特別な価値を提供します。任天堂は今後も感謝の印としてユニークなアイテムを追加していく予定です」と任天堂オブアメリカのCammie Dunawayセールス&マーケティング担当上級副社長はコメントしています。

コアゲーマーはゲームの売上の半分を支える重要な存在−米市場の分析

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/23/32832.html
AP通信は、コアゲーマーがゲーム産業において重要な役割を果たすとする記事を発表しています。

米国の市場調査会社IDCのビデオゲームアナリストBilly Pidgeon氏は「コアゲーマーは仕事があるかぎりゲームを買い続ける」とコメント。Wedbush Morgan証券のMichael Pachter氏は、コアゲーマーはゲームの売上の半分を支えており、収入の如何に関わらずゲームを買うとの見解を明らかにしています。

売上の半分をコアゲーマーに支えられているが、ゲームメーカーはライト層へのアピールを続けるこの状況を記事は「ねじれ」であると表現しますが、2008年11月のゲーム関連の売上は30億ドル(約2670億円)と前年同月比10%増しとなっており、ゲーム業界の成長は続いているとするのがAP通信の見解です。

「ねじれ」とは表現されていますが、ライト層がいつまでもライト層に留まるとも言えないため、WiiやニンテンドーDSのようなライト層へアピールするハードとXbox360のようなコアゲーマー向けハードが共存している現在は、ある意味バランスが取れている時代なのかも知れません。

米マイクロソフト、1000人の女性にXbox360を無料配布

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/25/32868.html
WiiとニンテンドーDSは女性に人気ですが、Xbox360も女性ユーザー獲得に動き出しているようです。

USA Todayが報じるところによりますと、マイクロソフトは1000人の女性に無料のXbox360を配布したとのことです。1000人の職業は美容師からカウンセラー、ハウスクリーナーと様々。Xbox360本体に加えて3ヵ月のXbox LIVE ゴールド メンバーシップ、1600マイクロソフト ポイントがプレゼントされました。

マイクロソフトのHeather Snavely氏は「我々は3年で2000万台のXbox360を販売したが、次の2000万台を達成するために女性とティーン層を開拓する必要があります。我々はこれまでとは異なった方法で取り組みます」とコメントしています。

現在は企業の広告よりも口コミが効果を発揮するといわれていますが、1000人にXbox360を配布し、口コミがスタートするポイントとしようとするのが今回の狙いである模様。コアゲーマーには絶大な支持を誇るXbox360ですが、女性とティーンの獲得はなるのか、効果が期待されるところです

タイムズスクエアのトイザらスに任天堂デパートがオープン

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/25/32879.html
任天堂とトイザらスは、トイザらスの世界的な旗艦店の一つであるニューヨークのタイムズスクエア店に、任天堂製品を専門に扱ったコーナーをオープンしました。ブロードウェイへの角に位置するタイムズスクエア店の1階に約100平方メートル規模のコーナーで、最新のゲームタイトルが体験できるほか、過去から現在までの任天堂製品の歴史を振り返るコーナーもあります。

また、任天堂のTシャツを着た専門スタッフが、ホリデーシーズンに任天堂製品を購入したいと考えているお客さんの案内をしてくれるそうです。

「私達はここ数年、あらゆる世代、あらゆる性別を超えてゲーム産業が大きく広がっていくのを目撃してきました。しかし、この数週間、私達が置かれている深刻な状況の中で、ゲームが、もっと幅広い楽しさを、値段では測れないものを提供できることが明らかになってきました。トイザらスと一緒にこの体験をもっと広げていきたいと考えています」と任天堂オブアメリカのCammie Dunaway氏は述べています。

トイザらスのマーチャンダイズマネージャーであるBill Lee氏は「タイムズスクエア店はトイザらスを代表する店舗であり、ニューヨークのファミリーにとっての重要な場所です。任天堂と我々のパートナーシップは特別なものです」とコメントしています。