コナミ決算2008

Last-modified: 2010-05-13 (木) 09:30:22

前年度計画

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部門別

2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
デジタルエンタテインメント事業(百万円)34,74873,944134,151178,382デジタルエンタテインメント事業(百万円)34,74839,19660,20744,231
健康サービス事業(百万円)21,51343,74064,71486,196健康サービス事業(百万円)21,51322,22720,97421,482
ゲーミング&システム事業(百万円)3,5727,60012,64518,471ゲーミング&システム事業(百万円)3,5724,0285,0455,826
その他の事業又は全社・消去(百万円)8178,45911,23614,353その他の事業又は全社・消去(百万円)8177,6422,7773,117
合計(百万円)60,650133,743222,746297,402合計(百万円)60,65073,09389,00374,656
利益利益
デジタルエンタテインメント事業(百万円)8,30112,91527,99035,360デジタルエンタテインメント事業(百万円)8,3014,61415,0757,370
健康サービス事業(百万円)1,7843,6134,7175,293健康サービス事業(百万円)1,7841,8291,104576
ゲーミング&システム事業(百万円)3959501,9122,794ゲーミング&システム事業(百万円)395555962882
その他の事業又は全社・消去(百万円)-3,470-4,436-7,009-9,608その他の事業又は全社・消去(百万円)-3,470-966-2,573-2,599
利益(百万円)7,01013,04227,61033,839利益(百万円)7,0106,03214,5686,229
部門数字
デジタルエンタテインメント事業詳細
ゲームソフト(億円)124283627874ゲームソフト(億円)124159344247
アミューズメント(億円)128238360436アミューズメント(億円)12811012276
カードゲーム(億円)46116198266カードゲーム(億円)46708268
オンライン(億円)5099150199オンライン(億円)50495149
その他(億円)15914その他(億円)1445
売上高合計(億円)3497411,3441,789売上高合計(億円)349392603445
営業利益(億円)83129280354営業利益(億円)834615174
家庭用ゲームソフト地域
日本(万本)191457774962日本(万本)191266317188
北米(万本)39116250446北米(万本)3977134196
欧州(万本)148206738897欧州(万本)14858532159
アジア(万本)451928アジア(万本)41149
合計(万本)3827841,7812,333合計(万本)382402997552
家庭用ゲームソフトジャンル
サッカー(万本)102174746943サッカー(万本)10272572197
野球(万本)3184137166野球(万本)31535329
アニメ(万本)3991178244アニメ(万本)39528766
音楽(万本)1662136230音楽(万本)16467494
メタルギア(万本)205179111メタルギア(万本)20312832
その他(万本)174322505640その他(万本)174148183135
合計(万本)3827841,7812,333合計(万本)382402997552

プラットフォーム別

2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
プラットフォーム別販売比率販売本数累計推移(万本)
Wii5.0%8%6%9%Wii1963107210
PS31.3%1%9%8%PS358160187
PS235.7%39%38%34%PS2136306677793
Xbox3601.6%1%6%5%Xbox36068107117
NDS32.8%30%24%24%NDS125235427560
PSP20.5%18%14%16%PSP78141249373
PC・その他3.2%3%2%2%PC・その他12243647

地域別

2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
日本(百万円)50,346111,761170,476220,462日本(百万円)50,34661,41558,71549,986
北米(百万円)4,43912,02621,55534,137北米(百万円)4,4397,5879,52912,582
欧州(百万円)4,1366,45725,05535,589欧州(百万円)4,1362,32118,59810,534
アジア・オセアニア(百万円)1,7293,4995,6607,214アジア・オセアニア(百万円)1,7291,7702,1611,554
利益利益
日本(百万円)6,60514,13425,43829,966日本(百万円)6,6057,52911,3044,528
北米(百万円)-66-58731,407北米(百万円)-66-5215901,404
欧州(百万円)270-9161,6501,823欧州(百万円)270-1,1862,566173
アジア・オセアニア(百万円)214339462568アジア・オセアニア(百万円)214125123106

1Q

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デジタルエンタテインメント事業

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健康サービス事業

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ゲーミング&システム事業

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2Q

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デジタルエンタテインメント事業

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健康サービス事業

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ゲーミング&システム事業

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3Q

当社グループに関連する娯楽産業(エンタテインメント)におきましては、「Wii(ウィー)」及び「プレイステーション3」等の据置型ゲーム機が発売から約1年を経過し、「ニンテンドーDS」及び「プレイステーションポータブル(PSP)」等の携帯型ゲーム機とともに普及が進んだことで、家庭用ゲームソフト市場はますます活況を呈しております。
健康産業におきましては、2008年4月からの「特定健診・保健指導」実施に向けて、実施基準が定められる等、生活習慣病予防、健康維持・増進に対する需要の一層の高まりが期待されます。
このような状況のもと、デジタルエンタテインメント事業におきましては、家庭用ゲームソフトでサッカーゲームの販売が好調で、特に欧州においてマルチプラットフォームで展開した「PRO EVOLUTION SOCCER 2008」が好評を博しました。さらに、定番ビデオゲーム「麻雀格闘倶楽部6」や超大型マスメダル機「GRANDCROSS」等、アミューズメント施設向け商品の販売も順調に推移しました。
健康サービス事業におきましては、今後の健康増進や介護予防への関心の高まりに備え、あらゆる世代に向けた各種プログラム・健康商品の拡充、オリジナルIT健康管理システムの導入等、健康を支援するサービスの向上に努めてまいりました。また、受託施設についても、当社の持つノウハウと実績が認知され、引き続き運営受託施設を増やしております。
ゲーミング&システム事業におきましては、拡大を続ける北米市場や安定した市場である豪州市場に向けて商品ラインナップの拡充を行い、スロットマシン及びカジノ・マネジメント・システムの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、当第3四半期の連結売上高は、890億3百万円(前年同期比4.1%減)、当9ヶ月通算の連結売上高は、2,227億4千6百万円(前年同期比4.9%増)となりました。利益につきましては、当第3四半期の連結営業利益は145億6千8百万円(前年同期比12.2%減)、当9ヶ月通算の連結営業利益は276億1千万円(前年同期比3.4%増)、当第3四半期の当期純利益は89億1千3百万円(前年同期比5.9%減)、当9ヶ月通算の当期純利益は152億1百万円(前年同期比4.2%増)となりました。

デジタルエンタテインメント事業

ゲームソフトにおきましては、国内では「ワールドサッカーウイニングイレブン2008」、「実況パワフルメジャーリーグ2」、「実況パワフルプロ野球14決定版」等の当社が得意とするスポーツタイトルや、携帯型ゲーム機向けの「パワプロクンポケット10」、「きらりん☆レボリューション つくってみせちゃお!キメ☆きらステージ」が堅調な売上を記録いたしました。欧州では「PRO EVOLUTION SOCCER 2008」が、好調であった前年度を更に上回る売上を記録いたしました。また、北米では「DanceDanceRevolution」シリーズが引き続き好評を博しております。
トイ&ホビーにおきましては、定番商品である「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズを引き続きワールドワイドにて展開し、好調な売上を記録いたしました。また、当社オリジナルコンテンツでは、かつて大ヒットいたしましたメダルゲーム機「ピカデリーサーカス」を模した貯金箱を発売したほか、フィギュア商品「武装神姫」も、引き続きユーザーから高い評価を受け堅調に推移しております。
アミューズメントにおきましては、ビデオゲームでは全国のアミューズメント施設をネットワークで結ぶ“e-AMUSEMENT”サービスを利用した商品である「麻雀格闘倶楽部」シリーズが引き続き好評を博しております。
また、人気漫画家の監修のもと初めて“e-AMUSEMENT”サービスに対応したシューティングゲーム「オトメディウス」、プロ野球選手カードを使用したシリーズ最新作「BASEBALL HEROES3」や、定番の音楽ゲーム、シリーズ最新作「beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS」を発売し、堅調な売上を記録しております。メダルゲームでは、超大型マスメダル機「GRANDCROSS」が引き続き堅調に推移したほか、ピンボールの要素を取り入れ新抽選機構を搭載した中型プッシャー機「SPINFEVER」が市場で高い評価を得て、売上に貢献いたしました。
オンラインにおきましては、携帯向け新規サイトとして、コナミグループのKPE株式会社がリリースする最新パチスロ機の体験ゲームや有名ライターによるトレーニングアプリ等が楽しめる「スロトレ!KPE」、コナミのゲームコンテンツや人気キャラクターの画像を待ち受けやメール素材等にして楽しめる画像ポータルサイト「コナミきせかえちぇんじゃー」、アバターや手軽なミニゲームが楽しめる「KONAMI LIFE」をリリースいたしました。
マルチメディアにおきましては、人気ゲームソフトやアニメに連動したゲーム攻略本・関連書籍・DVD・音楽CD等を発売し、特にゲームソフト「ワールドサッカーウイニングイレブン2008」と同時発売いたしました攻略本「ワールドサッカーウイニングイレブン2008 公式完全データ」は、堅調な売上を記録いたしました。
以上の結果、当事業の連結売上高は、第3四半期において601億7千8百万円(前年同期比8.7%減)となり、9ヶ月通算では1,341億5千6百万円(前年同期比3.6%増)となりました。
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健康サービス事業

スポーツクラブ施設運営におきましては、直営施設運営事業において、健康管理のIT化推進やプログラムの充実により、より高品質なサービスの提供に努めており、個人の運動履歴や健康増進のためのデータ管理システム「e-エグザス」の導入拡大、ダイエットプログラム「バイオメトリクス」及び生活習慣病予防対策「6WEEKS」の推進に引き続き取り組みました。運動塾では、お子さまの「カラダ」と「アタマ」と「こころ」の健全な発達を促すことを実践するイベント「ネーチャイルドウィンターキャンプ in 白馬」を通じて、自然の中でスポーツに親しんでいただきました。
受託施設運営事業におきましては、公共施設等の運営に当社のノウハウを活かし、地域社会の健康増進に積極的に取り組みました。2007年10月にはスパーク鮎川(茨城)の運営受託を開始しました。この結果、2007年12月末現在の当社の運営施設数は、直営施設と受託施設を合わせて全国320施設となりました。
健康商品事業におきましては、介護予防機能付きマシンを広く紹介した国際福祉機器展へ出展するとともに、健康に関する「人材育成」と「機器開発」について大阪電気通信大学と産学連携をスタートさせ、積極的な商品開発に取り組んでおります。
また、スポーツ施設内外での健康増進策といたしまして、USB接続型多機能歩数計「e-walkeylife2」を利用し、「がんばれ!ニッポン!Ⓡ ウォークラリー」を開催する等、健康データを活用したオリジナルサービスの展開を推進しました。
以上の結果、当事業の連結売上高は、第3四半期において210億8千6百万円(前年同期比5.0%減)となり、9ヶ月通算では649億8千5百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
(ゲーミング&システム事業)
ゲーミング&システム事業におきましては、成長拡大が継続中の北米市場において、「K2V」シリーズのスロットマシンや「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の販売が順調に推移しております。また、2007年11月にラスベガスで開催されました世界最大のゲーミング業界ショーである「Global Gaming Expo」にて、当社グループ初の5リールのメカニカルスロットマシン「Advantage+5」を出展・発表し、好評を得て販売を開始いたしました。
一方、豪州の国内市場におきましては、主要州における設置台数制限、税制改正及び禁煙規制等の影響がある中で安定的な市場推移が続いておりますが、既存顧客に対するサービスの向上を図りながら新商品を継続的に供給することにより、販売拡大を進めております。
今後も引き続き全世界的な市場成長に対応すべく、グローバル事業体制構築を一層加速し、北米においてはパーティシペーション(カジノオペレーターの実現収益を継続的に分け合う契約)や「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の保守サービスによる安定収入の確保を図るとともに、豪州国内及び海外市場への「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の市場投入を図ってまいります。
以上の結果、当事業の連結売上高は、第3四半期において50億4千5百万円(前年同期比22.2%増)となり、9ヶ月通算では126億4千5百万円(前年同期比6.7%増)となりました。

ゲーミング&システム事業

4Q

当連結会計年度における日本経済は、個人消費の落ち込みがあったものの、企業収益は新興国や資源国を中心とした外需を背景に牽引され緩やかな回復基調を維持しております。世界的にはサブプライムローン問題等、米国経済の減速の影響が懸念されておりますが、欧州経済は、個人消費の落ち込み等により若干の鈍化はあるものの、外需の牽引により緩やかながら拡大が見られ、中国経済は、インフレ懸念のもと成長を続け、堅調に推移いたしました。
当社グループに関連する娯楽産業(エンタテインメント)におきましては、各ハードメーカーの据置型ゲーム機及び携帯型ゲーム機の普及が進み、ゲーム機利用人口の増加と合わせて、国内市場規模は過去最高を記録する等、家庭用ゲームソフト市場は活況を呈しました。
健康産業におきましては、国家レベルでの生活習慣病予防対策として、2008年4月から実施される「特定健診・保健指導」に向けて、個人や企業でメタボリックシンドロームが改めて注目される等、健康維持・増進に対する需要と関心の高まりが今後も期待されます。
このような状況のもと、デジタルエンタテインメント事業におきましては、家庭用ゲームソフトでサッカーゲームの販売が欧州を中心に好調に推移し、シリーズ過去最高の販売本数を記録いたしました。また、カードゲーム及びアミューズメント施設向け商品の各主要タイトルが順調な販売となりました。
健康サービス事業におきましては、健康増進や介護予防に対する関心の高まりに備え、直営施設におけるIT健康管理システムの導入推進、「運動」と「栄養」を両立させたプログラムの開発に加え、健康商品の拡充等、健康を支援するサービスの向上に努めてまいりました。また、受託施設については、当社グループの持つノウハウと実績が日本全国で広く認知され、運営受託施設数が増加いたしました。
ゲーミング&システム事業におきましては、拡大を続ける北米市場を中心に商品ラインナップの拡充を継続的に行い、事業基盤の強化に努めたことにより、スロットマシン及びカジノマネジメントシステムの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,974億2百万円(前連結会計年度比6.1%増)となり、営業利益は338億3千9百万円(前連結会計年度比20.2%増)、税引前当期利益は328億3千4百万円(前連結会計年度比19.1%増)当期純利益は183億4千5百万円(前連結会計年度比13.2%増)となりました。

デジタルエンタテインメント事業

ゲームソフトでは、国内で発売した「プロ野球スピリッツ4」、「実況パワフルプロ野球14」、「Jリーグウイニングイレブン2007クラブチャンピオンシップ」、「ワールドサッカーウイニングイレブン2008」等、当社グループが得意とするスポーツタイトル、「きらりん☆レボリューション」シリーズ等のアニメタイトルを中心に堅調な売上を記録いたしました。欧州では「PRO EVOLUTION SOCCER 2008」が好調であった前作を更に上回る売上を記録しております。また、北米では「DanceDanceRevolution」シリーズが引き続き好評を博しており、特に今年度初めて投入したWii版「DanceDanceRevolution Hottest Party」が好調な売上を記録いたしました。
トイ&ホビーでは、定番商品である「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズを引き続き全世界で展開し、好調な売上を記録いたしました。また、フィギュア商品「武装神姫」もユーザーから高い評価をいただき、年間を通じて堅調に推移いたしました。
アミューズメントでは、全国のアミューズメント施設をネットワークで結ぶ“e-AMUSEMENT”サービスを利用した商品として、ビデオゲームでは、引き続き「麻雀格闘倶楽部」シリーズが好調な売上を記録しております。また、プロ野球選手カードを使用した「BASEBALL HEROES3」、全国オンライン対戦クイズゲーム「クイズマジックアカデミー5」、「ワールドサッカーウイニングイレブン」シリーズのアーケード版「WORLD SOCCER Winning Eleven ARCADECHAMPIONSHIP 2008」、定番の音楽ゲーム「pop'n music16」を発売し、順調に推移いたしました。メダルゲームでは、超大型マスメダル機「GRANDCROSS」に加え、中型プッシャー機「SPINFEVER」が市場で好評を博しました。
オンラインでは、国内及び世界各国の有力キャリアを通じてグローバルに展開を進めるモバイルコンテンツの配信事業が堅調に推移いたしました。また、2008年1月には携帯電話に特化した遊びを盛りこみ、フル3Dで制作を行った「METAL GEAR SOLID MOBILE」の配信を開始いたしました。
マルチメディアでは、人気ゲームソフトに連動したゲーム攻略本・関連書籍・音楽CD等を発売し、堅調に推移しました。
以上の結果、当事業の連結売上高は1,789億3千9百万円(前連結会計年度比8.4%増)となりました。
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健康サービス事業

スポーツクラブ施設運営では、直営施設運営事業におきまして、「健康管理のIT化」と「プログラムの充実」により、より高品質なサービス提供に努めており、個人の運動履歴や健康増進のためのデータを管理するIT健康管理システム「e-エグザス」の導入拡大、生活習慣病対策「6WEEKS」、ダイエットプログラム「バイオメトリクス」等の各種プログラムの推進に引き続き取り組みました。また、2007年7月に一部会員様を対象として開始した施設会員証による「優待サービス」を、2008年3月からは更に、すべての月会費会員の皆様を対象として拡大し、施設会員証の付加価値向上にも努めました。
受託施設運営事業におきましては、スパーク鮎川(茨城)、ウィングアリーナ刈谷(愛知)を始めとする8施設を加え、公共施設等の運営に当社のノウハウや実績を活かし、地域社会の皆様の健康増進に積極的に取り組みました。以上の結果、2008年3月末現在の当社の運営施設数は、直営施設と受託施設を合わせて全国319施設となりました。
健康商品事業では、TV接続型健康管理ツール「健身計画TV」、PC対応健康管理ソフト「健身計画2」、USB接続型多機能歩数計「e-walkeylife2」を利用したオリジナルサービスを展開しました。さらに2008年2月には、オリジナルサプリメント「コラーゲン クリスタルオッティモ」を全国の薬局・薬店及びコナミスポーツクラブ等で販売開始し、多様化する健康ニーズに合わせて商品拡大を積極的に進めました。
以上の結果、当事業の連結売上高は865億4千4百万円(前連結会計年度比2.2%減)となりました。

ゲーミング&システム事業

ゲーミング&システム事業におきましては、カジノ合法化地域が拡大し既存市場も成長を続ける北米市場において、引き続き「K2V」シリーズのスロットマシンや「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の販売が順調に推移しております。また、2007年11月にラスベガスで開催された世界最大のゲーミングショー「Global Gaming Expo(G2E)2007」で紹介した当社グループ初の5リールのメカニカルスロットマシン「Advantage 5」が好評を博し、販売も順調に推移しております。
一方、豪州市場では、主要州における設置台数規制及びクラブやパブでの喫煙場所設置規制や税制改正等による影響の中、既存顧客に対するサービス向上を図りながら、継続的な新商品の投入を進めております。また、アジアや欧州を始めとする発展中の諸外国における販売を推進しながら、新規顧客の獲得にも努めております。
他社との戦略的提携による「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の付加価値向上や米国・豪州・日本の3拠点の連携により新商品開発を進めております。また、2008年1月にはロンドンで開催された「International Casino Exhibition (ICE)」に、北米や豪州の拠点で開発・製造しているスロットマシンやシステム商品を出展し、北米で人気を集めている「Advantage 5」やプログレッシブ商品並びに付加価値を向上させている「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」等が注目を集めました。
以上の結果、当事業の連結売上高は184億7千1百万円(前連結会計年度比10.3%増)となりました。