期首での計画
部門別
(1)ゲームソフト事業 ……………… パソコン用ゲームソフト及び家庭用ビデオゲームソフト等の開発、販売
(2)オンライン・モバイル事業 …… オンラインゲーム及び携帯電話用コンテンツの開発、販売、運営
(3)メディア・ライツ事業 ………… 書籍、CD、DVD、グッズの制作、販売、イベントの企画、運営、キャラクター・コンテンツの権利管理
(4)SP事業 ………………………… 業務用アミューズメント機器の受託開発、関連ロイヤリティ収入
(5)アミューズメント施設運営事業… ゲームセンター店舗等の運営
(6)その他の事業 …………………… 不動産事業、ベンチャーキャピタル事業
2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | ||
売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ターム売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
ゲームソフト事業(百万円) | 4,415 | 9,545 | 13,648 | 22,951 | ゲームソフト事業(百万円) | 4,415 | 5,130 | 4,103 | 9,303 |
オンライン・モバイル事業(百万円) | 1,106 | 2,056 | 3,040 | 4,011 | オンライン・モバイル事業(百万円) | 1,106 | 950 | 984 | 971 |
メディア・ライツ事業(百万円) | 250 | 922 | 1,450 | 2,650 | メディア・ライツ事業(百万円) | 250 | 672 | 528 | 1,200 |
SP事業(百万円) | 368 | 916 | 1,152 | 1,442 | SP事業(百万円) | 368 | 548 | 236 | 290 |
アミューズメント施設運営事業(百万円) | 821 | 1761 | 2,518 | 3,342 | アミューズメント施設運営事業(百万円) | 821 | 940 | 757 | 824 |
その他の事業(百万円) | 30 | 60 | 91 | 3,342 | その他の事業(百万円) | 30 | 30 | 31 | 3,251 |
消去又は全社(百万円) | -21 | -79 | -120 | -195 | 消去又は全社(百万円) | -21 | -58 | -41 | -75 |
連結(百万円) | 6,970 | 15264 | 21,901 | 34,502 | 連結(百万円) | 6,970 | 8,294 | 6,637 | 12,601 |
利益 | |||||||||
ゲームソフト事業(百万円) | -517 | -839 | -1,879 | 767 | ゲームソフト事業(百万円) | -517 | -322 | -1,040 | 2,646 |
オンライン・モバイル事業(百万円) | -114 | -298 | -512 | -828 | オンライン・モバイル事業(百万円) | -114 | -184 | -214 | -316 |
メディア・ライツ事業(百万円) | 2 | 106 | 132 | 149 | メディア・ライツ事業(百万円) | 2 | 104 | 26 | 17 |
SP事業(百万円) | 149 | 339 | 355 | 435 | SP事業(百万円) | 149 | 190 | 16 | 80 |
アミューズメント施設運営事業(百万円) | -50 | 39 | 38 | 97 | アミューズメント施設運営事業(百万円) | -50 | 89 | -1 | 59 |
その他の事業(百万円) | 11 | 12 | 23 | 19 | その他の事業(百万円) | 11 | 1 | 11 | -4 |
連結(百万円) | -519 | -641 | -1,842 | 641 | 連結(百万円) | -519 | -122 | -1,201 | 2,483 |
地域別
日本以外の区分に属する主な国又は地域
(1)北米:米国、カナダ
(2)欧州:イギリス
(3)アジア:韓国、台湾、中国、シンガポール
2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | 2010年 | ||
売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ターム売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
日本(百万円) | 5,602 | 12,145 | 18,132 | 29,714 | 日本(百万円) | 5,602 | 6,543 | 5,987 | 11,582 |
北米(百万円) | 986 | 1,990 | 2,366 | 2,887 | 北米(百万円) | 986 | 1,004 | 376 | 521 |
欧州(百万円) | 223 | 749 | 869 | 1,189 | 欧州(百万円) | 223 | 526 | 120 | 320 |
アジア(百万円) | 157 | 378 | 532 | 711 | アジア(百万円) | 157 | 221 | 154 | 179 |
利益 | 利益 | ||||||||
日本(百万円) | -425 | -523 | -1,254 | 1,437 | 日本(百万円) | -425 | -98 | -731 | 2,691 |
北米(百万円) | -123 | -213 | -630 | -666 | 北米(百万円) | -123 | -90 | -417 | -36 |
欧州(百万円) | 11 | 60 | 18 | 51 | 欧州(百万円) | 11 | 49 | -42 | 33 |
アジア(百万円) | 9 | 41 | 25 | -185 | アジア(百万円) | 9 | 32 | -16 | -210 |
1Q
当第1四半期における世界経済は、先進国をはじめとして、昨年9月来の経済悪化のペースは緩くなりつつあるものの、依然不透明な状況が続いております。わが国におきましても、個人消費の一部に下げ止まりの兆しが見受けられますが、景気の減速基調を脱するにはいまだ時間を要するものと思われます。
ゲーム業界におきましては、ゲームソフト・ハードのいずれにつきましても当第1四半期のグローバルな市場規模が前年同期を下回って推移いたしました。
株式会社コーエーとテクモ株式会社は本年4月1日に経営統合し、コーエーテクモグループとして新たなスタートを切りました。当社グループは「創造と貢献」という経営理念の下、独創的なエンターテインメントの創造を通じて世界中の人々の心を豊かにする、「世界No.1のエンターテインメント・コンテンツを創発する企業グループ」として、お客様や株主の皆様から期待と信頼を寄せられる企業となり、長期的な発展を目指します。
当第1四半期の結果といたしましては、主力タイトルの発売を第3四半期以降に予定していることに伴う先行投資の発生のほか、当社設立費用及びのれんの償却費用など3億46百万円を計上したことにより、売上高69億70百万円、営業損失5億19百万円、経常損失1億93百万円、四半期純損失1億2百万円となりました。
ゲームソフト事業
売上高44億15百万円 営業損失5億17百万円
「真・三國無双5 Empires」(PS3、Xbox360用)をグローバルにて同時期に発売し、35万本を販売いたしました。国内市場においてはパチスロシミュレーター「楽勝!パチスロ宣言6」(PS2用)が順調に売上を伸ばしました。
また、昨年国内にて人気を博しました「ガンダム無双2」(PS3、PS2、Xbox360用)、「真・三國無双 MULTI RAID」(PSP用)を北米・欧州において発売し、好評を得ております。さらに、リピート販売につきましても好調に推移いたしました。
なお、当期の主力タイトルにつきましては第3四半期以降の発売を予定しているため、開発費が先行して発生しております。
オンライン・モバイル事業
売上高11億6百万円 営業損失1億14百万円
4月にPS3として初の3D・MMORPG「大航海時代 Online ~Cruz del Sur~」を発売し、多くのお客様にお楽しみいただいております。中国においては5月に「DOA ONLINE」の正式課金サービスをスタートいたしました。
第2四半期には台湾地域においても「DOA ONLINE」「三國志 Online」のサービスを開始するなど、引き続き海外市場への取組みを積極的に行ってまいります。国内においても12月に「大航海時代 Online」の拡張パックのリリースを予定しております。
モバイルコンテンツにつきましては、戦術級育成シミュレーションゲーム「信長の野望タクティクス」(i-mode用)の配信を開始いたしました。また、世界的に拡大するiPhoneアプリ市場に対し「Annie's Wild Shot」など3タイトルをリリースし、さらなるユーザー層の開拓を図っております。
メディア・ライツ事業
売上高2億50百万円 営業利益2百万円
TVアニメ「金色のコルダ ~secondo passo~ 第2楽章」を放送するなど、女性向けコンテンツ市場に対し意欲的に取組み、ネオロマンスシリーズのブランド価値拡充を図っております。
また、イベント関連DVD及びアニメDVDを発売し、好評を博しております。
SP事業
売上高3億68百万円 営業利益1億49百万円
パチスロ機向け液晶画面ソフト「Rio2 クルージング・ヴァナディース」、パチンコ機向け液晶画面ソフト「CR笑ゥせぇるすまん」をリリースいたしましたほか、当社グループのコンテンツのライセンス許諾につきましても、拡大に努めてまいります。
アミューズメント施設運営事業
売上高8億21百万円 営業損失50百万円
厳しい事業環境の下、新規出店を控え、既存店の建て直しに注力いたしました。今後も引き続き店舗の整理統合を通じ収益力強化を進めてまいります。
その他の事業
売上高30百万円 営業利益11百万円
2Q
当第2四半期における世界経済は引き続き深刻な状況にあるものの、アジアを中心に持ち直しの動きが広がっており底入れしつつあります。わが国におきましても企業収益の大幅な減少や失業率が過去最高水準となるなど依然厳しい状況でしたが、経済対策の効果もあり個人消費には回復の兆しが見られます。
ゲーム業界におきましては、日本や北米においてハードの売上が落ち込んだこと等により、市場規模が前年同期を下回って推移いたしました。
このような経営環境下において当社グループの当第2四半期業績は、主力タイトルの発売を第3四半期以降に予定していることに伴う先行投資の発生、および経営統合に伴うのれんの償却費用を計上したことにより、売上高152億64百万円、営業損失6億41百万円、経常損失3億49百万円、四半期純損失4億15百万円となりました。
当第2四半期におきましては、当初予想より、売上高・利益ともに大きく改善致しました。
ゲームソフト事業
売上高96億14百万円 営業損失8億39百万円
大人気アクションゲーム「NINJA GAIDEN」の最新作「NINJA GAIDEN Σ2」(PS3用)をグローバルにて同時期に発売し、37万本を販売いたしました。これにより、同シリーズの累計販売本数は400万本を突破いたしました。また、国内市場においては、シリーズ13作目となる歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・天道」(Windows用)が順調に売上を伸ばしました。
海外においては、北米にて新機軸ゾンビアクションゲーム「アンデッドナイツ」(PSP用)を国内に先駆けて発売するなど、欧米ゲーム市場でのプレゼンス拡大にも意欲的に取組んでおります。
また、「無双OROCHI 魔王再臨」(PSP用)など旧作のリピート販売につきましても、好調に推移いたしました。
なお、当期主力タイトルの発売を第3四半期以降に予定しているため、開発費が先行して発生しております。
オンライン・モバイル事業
売上高20億56百万円 営業損失2億98百万円
7月にオンライン海洋冒険ロールプレイングゲームの拡張パック第三弾「大航海時代 Online ~El Oriente~」の発表会を開催いたしました。より多くのお客様にお楽しみいただけるよう、12月のサービス開始に向け鋭意準備を進めております。
また、7月に「DOA ONLINE」の台湾、8月には「三國志Online」の台湾・香港・マカオ地域での正式課金サービスを開始し、グローバル規模でのサービス運営強化に努めました。
モバイルコンテンツにつきましては、シミュレーションRPG「三國志孔明伝」および、ネオロマンス総合占いサイト「ネオロマンス フォーチュン」の配信を開始し、人気コンテンツとなっております。
下期および来期以降に予定しております新作および既存作品の海外・国内展開に向けての投資が先行して発生しております。
メディア・ライツ事業
売上高9億33百万円 営業利益1億6百万円
1月に開催いたしました「ネオロマンス・ステージ遙かなる時空の中で 朧草紙」の再演を8月に行い、好評を博しました。また、女性向け恋愛ゲームの発売15周年記念として9月に開催した「ネオロマンス15thアニバーサリー」では、過去最大の観客動員数を記録いたしました。さらにイベント関連DVD、およびアニメ関連商品の販売につきましても堅調に推移いたしました。
SP事業
売上高9億16百万円 営業利益3億39百万円
パチスロ機向け液晶画面ソフト「ドキッと!ビキニパイ」、パチンコ機向け液晶画面ソフト「CR 新お天気スタジオ」がリリースとなりましたほか、当社グループのコンテンツのライセンス許諾が利益に貢献いたしました。
アミューズメント施設運営事業
売上高17億61百万円 営業利益39百万円
夏季休暇期間における既存店の売上対策に注力する一方、不採算店舗の閉鎖や間接部門の合理化など収益改善に向けた取り組みを強化してまいりました。今後も引き続き店舗の整理統合を通じ収益力強化に努めてまいります。
その他の事業
売上高60百万円 営業利益12百万円
3Q
当第3四半期における世界経済は、失業率が依然として高水準にあるなど深刻な状況が続いており、いまだ先行き不透明感が拭いきれておりません。わが国におきましても、経済対策による景気回復の兆しが一部に見られるものの、デフレや金融資本市場の変動の影響など企業収益及び個人消費を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。
ゲーム業界における当第3四半期の状況は、クリスマス商戦の積極的な販促活動などにより、日本や北米において市場規模が前年同期を上回って推移いたしました。しかしながら特定大型タイトルに販売が集中するなど、市場全体が回復基調に向かったとは言えない展開となりました。
このような経営環境下において当社グループの当第3四半期業績は、主力タイトルの発売を第4四半期に予定していることに伴う先行投資の発生、及び経営統合に伴うのれんの償却費用を計上したことにより、売上高219億1百万円、営業損失18億42百万円、経常損失8億9百万円、四半期純損失9億59百万円となりました。
ゲームソフト事業
売上高137億55百万円 営業損失18億79百万円
大人気アクションゲームの新作となる「戦国無双3」(Wii用)を、シリーズとしては初めてWii向けに発売いたしました。また、新機軸アクションゲーム「アンデッドナイツ」(PSP用)を発売し、マルチプレイ大会を行うなどユーザー獲得に積極的に取り組んだほか、本格派サスペンスアドベンチャー「AGAIN~FBI超心理捜査官~」(DS用)も発売し、好評を博しております。
海外においては、欧米ゲーム市場でのプレゼンス拡大に意欲的に取組んだ結果、前四半期までに発売いたしましたタイトルのリピート販売が好調に推移いたしました。さらに、米国における販売組織を一元化し、北米における収益力の向上と事業基盤の強化に努めました。
なお、当期主力タイトルの発売を第4四半期に予定しているため、開発費が先行して発生しております。
オンライン・モバイル事業
売上高30億39百万円 営業損失5億12百万円
オンライン海洋冒険ロールプレイングゲーム「大航海時代 Online」の拡張パック第3弾「~El Oriente~」のサービスを開始いたしました。11月にはオンライン育成ロールプレイングゲーム「モンスターファームラグーン」のβテストおよび各種キャンペーンを実施したほか、「信長の野望Online」の拡張パック第4弾「新星の章」の製品発表会を開催するなど、第4四半期に向けた取り組みを推進しております。
モバイルコンテンツにつきましては、成長著しいiPhone / iPod touch市場に対して「三國志TOUCH」、「お宝ダンジョンRPG」を投入したほか、新たに「きせかえ@コーエーテクモ」サイトを開設し自社人気ゲームを題材としたアイテム配信を開始いたしました。
なお、国内タイトルの大型アップデートおよび海外向けサービスインを控え、開発費が先行して発生しております。
メディア・ライツ事業
売上高14億64百万円 営業利益1億32百万円
12月に女性向け恋愛コンテンツを題材にしたイベント「ネオロマンススターライト・クリスマス」を開催し、多くのお客様にお楽しみいただきました。
また、パチスロ発の人気キャラクター「Rio」をフィーチャーしたスペシャルイベント開催に先駆けCD3種を発売したほか、イベント関連DVD、およびアニメ関連商品の販売につきましても堅調に推移いたしました。
SP事業
売上高11億52百万円 営業利益3億55百万円
パチスロ機向け液晶画面ソフト「Rio2プレミアム」、パチンコ機向け液晶画面ソフト「CR忍者ハットリくん~からくり屋敷に来たでござる!の巻~」、「CRめぞん一刻」がリリースとなりました。さらに、PC版実機パチスロオンラインゲーム「パチトピア」へ専用アプリとして「リオデカーニバル」を配信し、事業領域の拡大に積極的に取り組みました。
アミューズメント施設運営事業
売上高25億18百万円 営業利益38百万円
業界を取り巻く環境が依然厳しさを増すなか、不採算店舗の閉鎖や間接部門の合理化など収益改善に向けた活動を強化してまいりました。今後も引き続き業務効率の向上や仕入原価の低減などに努めてまいります。
その他の事業
売上高91百万円 営業利益23百万円
4Q
当連結会計年度における世界経済は深刻な状況にあるものの、景気刺激策の効果もあり全体としては緩やかな改善傾向が見受けられます。わが国におきましても失業率は依然高水準にあるなど厳しい雇用情勢が続く一方、企業収益や個人消費の持ち直しなどの動きが見られ、景気は着実に回復基調にあることがうかがえます。
ゲーム業界におきましては、日本や北米における大型タイトルの発売が市場を下支えし、市場規模は前年と同水準を維持いたしました。
このような経営環境下において当社グループの当期業績は、期中に発売した製品につきましては高い評価を得ることができた一方で、一部大型タイトルについてさらなる品質向上が必要であると判断し、販売機会の最大化を図るため発売を次期に延期いたしましたこと、及び経営統合に伴うのれんの償却費用を計上したことにより、売上高345億2百万円、営業利益6億41百万円、経常利益30億23百万円、当期純利益26億4百万円となりました。
ゲームソフト事業
売上高231億16百万円 営業利益7億67百万円
国内市場においては、不動の人気を誇るコミック「北斗の拳」と大ヒットアクションゲーム「無双シリーズ」のコラボレーション完全新作「北斗無双」(PS3、Xbox360用)を発売し、期中において出荷累計55万本を達成いたしました。また、PS3、Xbox360用として発売した「信長の野望 天道」がWindows版とともに着実に売上を伸ばしたほか、シリーズ3作目となる恋愛シミュレーションゲーム「金色のコルダ3」(PS2、PSP用)も高い評価を受けております。
海外においては、オンライン対戦プレイシステムを搭載した「真・三國無双 MULTI RAIDSpecial」(PS3、Xbox360用)を発売し、次世代ハードならではの表現力とスピード感が好評を博しました。また、人気格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」のキャラクターを題材にしたバカンスゲーム「DEAD OR ALIVE Paradise」(PSP用)を発売いたしました。今後もグループとして、成長著しい海外ゲーム市場でのプレゼンス拡大に意欲的に取組んでまいります。
なお、一部大型タイトルの発売延期により開発費が当期に先行して発生しております。
オンライン・モバイル事業
売上高40億11百万円 営業損失8億28百万円
1月にオンライン育成RPG「モンスターファーム ラグーン」の正式サービスを開始いたしました。3月には「大航海時代 Online」の国内サービス開始5周年を記念したアップデートを実施し、さらに「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾「新星の章」をリリースいたしました。しかしながら、「BASTARD!! -ONLINE-」等、不採算タイトルを整理したことにより営業損失が発生いたしました。ユーザーの嗜好が多様化し競争が激化するなか、オンラインゲーム事業の収益性向上に引き続き努めてまいります。
モバイルにおいては、株式会社ディー・エヌ・エーが運営する「モバゲータウン」において、育成シミュレーション「モンスターファームモバゲーEdition」のサービスを1 月より開始し好評を博しております。さらに2010年春のサービスインを目指し、新作ソーシャル・シミュレーションゲーム「100万人の信長の野望」の開発に着手するなど、昨今めざましい発展を遂げているソーシャル・ネットワーキング・サービス分野へも積極的に参入を図っております。
メディア・ライツ事業
売上高26億80百万円 営業利益1億49百万円
「ネオロマンス・フェスタ 遙か十年祭」を東京・京都の2地域にて実施し、単一イベントとしては過去最大となる4万人を超える観客動員数を記録いたしました。また3月にはネオロマンス・ステージ公演第3弾となる「金色のコルダ ステラ・ミュージカル」を行いました。さらに、「信長の野望」シリーズ、「戦国無双」 シリーズを核とした複合イベント「戦国武将祭」を、さいたまスーパーアリーナにて開催するなど、コンテンツの拡がりを目指した新しい試みにも着手しております。
SP事業
売上高14億42百万円 営業利益4億35百万円
期中にリリースいたしましたパチンコ機向け液晶画面ソフト「CR忍者ハットリくん~からくり屋敷に来たでござる!の巻~」、「CRめぞん一刻」が堅調に推移いたしました。さらに2月に当社パチスロの人気キャラクター「Rio」をフィーチャーしたスペシャルイベントを開催するなど、自社IPの多角展開による価値の最大化に取り組みました。また当社グループのコンテンツのライセンス許諾につきましても、積極的に行っております。
アミューズメント施設運営事業
売上高33億42百万円 営業利益97百万円
ゲーム機械ラインナップの刷新など既存店の売上対策に注力する一方、不採算店舗の閉鎖や間接部門の合理化など収益改善に向けた取り組みを強化してまいりました。今後も引き続き店舗の整理統合を通じ収益力強化に努めてまいります。
その他の事業
売上高1億4百万円 営業利益19百万円