ベクター決算2008

Last-modified: 2010-10-09 (土) 21:06:24

前年度計画

部門別

Q1

単位:百万円

平成20年3月期平成19年3月期
第1四半期第1四半期
営業収益758(31.5%)576(△11.7%)
営業利益17(-)△4(-)
経常利益18(-)△3(-)
四半期(当期)純利益0.9(-)△2(-)

当社グループの当第1四半期業績は、営業収益については、758,411千円と前年同四半期に比べ31.5%の増収となりました。一方、利益状況につきましては、営業利益17,983千円(前年同四半期は営業損失4,554千円)、経常利益18,950千円(同経常損失3,841千円)となりました。この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は936千円(同純損失2,743千円)となりました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額は616,181千円と前年同四半期に比べ19.1%の増収となりました。インターネット販売事業のうち、ソフトダウンロード販売分野ではシェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)の販売金額が12,261千円と前年同四半期に比べ 9.9%の減(販売件数では14.5%減)と不振が続いておりますが、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当第1四半期における販売金額が402,907千円と前年同四半期に比べ12.3%増(販売件数では3.1%増)と順調な伸びをみせたほか、ソフトパッケージ・ハードウェア販売についても、競合店との競争激化が続くなかで、販売金額は201,012千円と前年同四半期に比べ 38.7%増と大幅に増加いたしました。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は、当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸びによって53,454千円と前年同四半期に比べ51.3%の増収となりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、シェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムの提供する総合支援サービス)の伸びなどで37,498千円と前年同四半期に比べ54.1%の大幅増収となりました。
 なお、オンラインゲーム事業については、株式会社GAMESPACE24の子会社化効果によって販売金額は51,276千円となり、当第1四半期の営業収益の6.8%を占めました。

Q2

単位:百万円

平成19年9月平成18年9月
中間期中間期
営業収益1,540(31.2%)1,174(△8.4%)
営業利益14(-)△41(-)
経常利益15(-)△38(-)
中期(当期)純利益△20(-)△23(-)

当社グループの当中間連結会計期間の業績は、営業収益については、1,540,236千円と前年同期に比べ31.2%の増収となりました。一方、利益状況につきましては、営業利益14,552千円(前年同期は営業損失41,371千円)、経常利益15,997千円(同経常損失38,277千円)と黒字転化いたしましたが、特別損失として固定資産除却損及び法人税等を差し引いた中間純損益は20,607千円と前年同期に引き続いて純損失計上(前年同期は中間純損失23,801千円)となりました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額は1,227,746千円と前年同期に比べ16.2%の増収となりました。これはソフトダウンロード販売分野でのプロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当中間連結会計期間における販売金額が、 796,012千円と前年同期に比べ6.5%の増収(販売件数では微減)となりましたが、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は販売金額が22,955千円と前年同期に比べ12.9%の減収(販売件数では17.1%の減少)となり、概して低調に推移いたしました。ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、本年5月からの有力ショッピングモールサイトへの新規出店効果によって販売金額は408,779千円と前年同期に比べ44.7%の大幅増収となりました。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

オンラインゲーム事業

当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業は期中に行った当該事業を専業とする株式会社ベルクスの子会社化及び当社の当該事業の会社分割による同社への統合効果に加え、新ゲームタイトルの投入などによって販売金額は、134,206千円となり、営業収益の8.7%を占めるにいたりました。もっとも、利益面は固定費の負担が重く、営業損益で黒字となるまでにはいたりませんでした。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は 当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸び,とりわけ「検索連動型広告(キーワードに入札することによって、そのキーワードでの検索結果の上位に表示される広告、Googleが代表例)」の堅調な推移によって123,926千円と前年同期に比べ73.4%の大幅増収となりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、シェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムの提供する総合支援サービス)の伸びなどで54,356千円と前年同期に比べ17.3%の増収となりました。

Q3

単位:百万円

平成20年3月平成19年3月
第3四半期第3四半期
営業収益2,392(29.2%)1,852(△5.2%)
営業利益35(-)△18(-)
経常利益37(-)△12(-)
第3四半期(当期)純利益△25(-)△9(-)

社グループの当連結会計期間の業績は、営業収益については、主業のインターネット販売事業は、ソフトダウンロード販売は堅調に推移した一方、ソフトパッケージ・ハードウェア販売は大幅な増収となりました。加えて、サイト広告販売の好調に、新規事業のオンラインゲーム事業が加わり、2,392,166千円と前年同期に比べ29.2%の大幅増収となりました。一方、利益面では新規事業の展開に伴い人件費、減価償却費など固定費の増加はありましたが、好採算のサイト広告販売の利益寄与が大きく、新規事業の広告宣伝費の圧縮効果もあって、営業利益35,521千円(前年同期は営業損失18,017千円)、経常利益37,262千円(前年同期は経常損失12,731千円)と、営業損益、経常損益とも黒字転化しました。ただ、特別損失として固定資産除却損及び投資有価証券評価損を合せて12,874千円計上したうえ、法人税等の支払によって四半期純損益は25,526千円と前年同期に引き続いて純損失計上(前年同期は純損失9,589千円)となりました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額については1,865,920千円と前年同期に比べ12.6%の増収となりました。ソフトダウンロード販売分野ではプロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当連結会計期間における販売金額が、 1,220,726千円と前年同期に比べ3.5%の増収(販売件数では同3.1%の減少)と堅調に推移しましたが、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は販売金額が33,161千円と前年同期に比べ16.3%の減収(販売件数では同19.6%の減少)と低調でした。ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、昨年5月からの有力ショッピングモールサイトへの新規出店効果によって販売金額は612,032千円と前年同期に比べ39.9%の大幅増収となりました。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

オンラインゲーム事業

当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業は、期中に行った当該事業を専業とする株式会社ベルクスの子会社化及び当社の当該事業の会社分割による同社への統合効果に加え、新ゲームタイトルの投入などによって販売金額は、258,766千円となり、営業収益の10.8%を占めるにいたりました。ただ、利益面では固定費の負担が重く、営業損益で黒字となるまでにはいたりませんでした。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は、当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸び、とりわけキーワード広告(リスティング広告、検索連動型広告ともいい、キーワードに入札することによって、そのキーワードでの検索結果の上位に表示される広告)の伸びによって192,363千円と前年同期に比べ 69.6%の大幅増収となりました。
なお、サイト広告販売事業の売上高のうち、キーワード広告の占める割合は、前年同期の23.3%から33.5%にまで高まりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、シェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムを提供する総合支援サービス)は伸びた半面、他社サーバ運用受託業務の減少などにより、75,116千円と前年同期に比べ8.0%の減収となりました。

Q4

単位:百万円

平成20年3月期平成19年3月期
営業収益3,271(23.4%)2,651(1.9%)
営業利益67(1,203.5%)5(△95.6%)
経常利益69(508.1%)11(△90.9%)
当期純利益△61(-)△61(-)

当社グループの当連結会計年度の業績は、営業収益については、主業のインターネット販売事業は、ソフトパッケージ・ハードウェア販売が大幅な増収となりましたが、ソフトダウンロード販売は、プロレジ・サービスが横這いながら、シェアレジ・サービスの伸び悩みにより、前連結会計年度に比べ5.6%の増加となりました。加えて、サイト広告販売の好調に、新規事業のオンラインゲーム事業が加わり、3,271,692千円と前連結会計年度に比べ23.4%の大幅増収となりました。
一方、利益面では新規事業の展開に伴い人件費、減価償却費など固定費の増加はありましたが、好採算のサイト広告販売の利益寄与が大きく、新規事業の広告宣伝費の圧縮効果もあって、営業利益は67,013千円と前連結会計年度の5,141千円に比べ1,203.5%の増益、経常利益も69,483千円と前連結会計年度の11,426千円に比べ508.1%の増益と、営業損益、経常損益とも大幅に好転いたしました。ただ、特別損失として前渡金償却額及び投資有価証券評価損並びにソフトウェア資産の除却・減損処理など合せて57,246千円計上したうえ、法人税等の支払によって当期純損益は61,366千円と前連結会計年度に引き続いて純損失計上(前連結会計年度は純損失47,646千円)となりました。
 なお、当連結会計年度より従来「その他の事業」に含めておりましたオンラインゲーム事業を今後当該事業の売上高の増加が予想されるため、「オンラインゲーム事業」として区分表示することに変更しました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額については2,499,413千円と前連結会計年度に比べ5.6%の増収となりました。ソフトダウンロード販売分野ではプロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当連結会計年度における販売金額が 1,636,758千円と前連結会計年度に比べ0.4%の増収(販売件数では同6.1%の減少)となりましが、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は販売金額が42,640千円と前連結会計年度に比べ19.7%の減収(販売件数では同21.5%の減少)と低調でした。ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、昨年5月からの有力ショッピングモールサイトへの新規出店効果によって販売金額は820,014千円と前連結会計年度に比べ20.0%の大幅増収となりました。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

オンラインゲーム事業

当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業は、期中に行った当該事業を専業とする株式会社ベルクスの子会社化及び当社の当該事業の会社分割による同社への統合効果に加え、新ゲームタイトルの投入などによって販売金額は、410,645千円となり、営業収益の12.6%を占めるにいたりました。ただ、利益面では固定費の負担が重く、営業損益で黒字となるまでにはいたりませんでした。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は 当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸び、とりわけキーワード広告(リスティング広告、検索連動型広告ともいい、キーワードに入札することによって、そのキーワードでの検索結果の上位に表示される広告)の伸びによって260,502千円と前連結会計年度に比べ 61.3%の大幅増収となりました。
 なお、サイト広告販売事業の売上高のうち、キーワード広告の占める割合は、前連結会計年度の24.9%から33.3%にまで高まりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、シェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムを提供する総合支援サービス)は63,536千円と前連結会計年度に比べ33.9%の大幅な伸びをみせた半面、他社サーバ運用受託業務が自社管理の普及によって19,283千円と前連結会計年度に比べ44.2%の減少となるなどにより、101,131千円と前連結会計年度に比べ18.2%の減収となりました。