日本ファルコム/日本ファルコム決算2007

Last-modified: 2010-08-11 (水) 21:43:44

期首計画

06q407p.png06q407p1.png);06q407p2.png

1Q

当社はコンテンツメーカーとして、パソコン向けゲームソフト、家庭用ゲーム機向けゲームソフト及び携帯電話機向けゲームソフト等の制作、販売及びライセンスビジネスを積極的に推し進めてまいりました。
その結果、当第1四半期におきましては、パソコン向け新作ゲームソフトを1タイトル発売し、売上高は458百万円(前年同期比31.7%増)、経常利益は197百万円(同186.8%増)、第1四半期純利益は116百万円(同187.5%増)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

製品部門

製品部門におきましては、平成18年12月にパソコン向けゲームソフト「イース・オリジン」を発売しました。
「イース・オリジン」は、当社の人気タイトル「イース」の最新作であり、「イース」の深い世界観と爽快なアクション等が高い評価を得ており、販売状況は順調に推移致しました。
その他、平成18年9月に発売したPSP向けゲームソフト「空の軌跡FC」も好評であり、当第1四半期におきましても堅調に販売本数を伸ばしました。
これらの製品販売により、製品部門の当第1四半期の売上高は379百万円(前年同期比23.6%増)となりました。

ライセンス部門

ライセンス部門におきましては、主に北米、韓国、中国向けのライセンス収入が好調であり、ライセンス部門の当第1四半期の売上高は78百万円(前年同期比92.4%増)となりました。

2Q

当中間会計期間のわが国経済は、好調な企業収益を背景に個人消費も底堅さをみせており、概ね良好に推移しました。こうした経済環境のなか、ゲームソフト業界におきましては、新たな据え置き型の家庭用ゲーム機の発売、ポータブル型ゲーム機市場、携帯電話機向けゲームソフト市場及び、オンラインゲーム等のネットワーク型ゲームソフト市場の拡大により、ゲームソフトの市場は更なる広がりをみせました。
このような事業環境のもと、コンテンツメーカーである当社におきましては、パソコン向け新作ゲームソフト「イース・オリジン」及び、既存製品のパッケージをWindows Vista対応版としてリニューアルした製品を発売しました。また、ライセンス部門は中国、韓国のパソコン向けゲームソフトの発売、日本国内における携帯電話機向けゲームソフトの配信により、ロイヤリティ収入も堅調に推移しました。
以上の結果、当中間会計期間の売上高は789百万円(前年同期比0.6%減)となりましたが、経費削減に努めました結果、経常利益は245百万円(同15.8%増)、中間純利益は145百万円(同15.9%増)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

製品部門

当中間会計期間は、パソコン向け新作ゲームソフト「イース・オリジン」を発売しました。その他に、既存製品のパッケージをWindows Vista対応版としてリニューアルした企画製品を発売しました。
平成18年12月に発売した「イース・オリジン」は、当社の人気シリーズである「イース」シリーズの最新作であり、多くのファンユーザーの好評を得ることができました。
また、平成18年9月に発売したプレイステーションポータブル(以下「PSP」という)向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡FC(ファーストチャプター)」は、発売後も継続的に販売数を伸ばしており、当中間会計期間におきましても収益に貢献するとともに、新たなユーザー層の拡大に寄与しました。
これらの結果、製品部門の当中間会計期間の売上高は655百万円(前年同期比2.2%減)となりました。

ライセンス部門

当社のコンテンツの利用を他社に許諾するライセンス部門では、北米におけるPSP製品の発売、中国及び韓国におけるパソコン向けゲームソフトの発売、そして日本国内における携帯電話機向けゲームソフトの配信が順調であり、当社コンテンツの普及拡大が進みました。
これらの結果、ライセンス部門の当中間会計期間の売上高は、133百万円(前年同期比8.0%増)となりました。

3Q

当社はコンテンツメーカーとして、パソコン向けゲームソフト、家庭用ゲーム機向けゲームソフト及び携帯電話機向けゲームソフト等の制作、販売及びライセンスビジネスを積極的に推し進めてまいりました。
当第3四半期におきましては、パソコン向け新作ゲームソフトを2タイトル発売しました。また、既存製品をWindows Vista対応版としてリニューアルした製品を発売しました。それらの結果、売上高は1,202百万円(前年同期比39.5%増)、経常利益は432百万円(同243.9%増)、第3四半期純利益は256百万円(同245.6%増)となりました。
製品部門におきましては、パソコン向け新作ゲームソフトとしまして平成18年12月に「イース・オリジン」を発売、平成19年6月に「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」を発売し、販売は好調に推移しました。
また、平成18年9月に発売したPSP向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡FC」も引き続き好調であり、当第3四半期におきましても堅調に販売本数を伸ばしました。
これらの製品販売により、製品部門の当第3四半期の売上高は1,040百万円(前年同期比45.9%増)となりました。
ライセンス部門におきましては、主に北米、韓国、中国向けのライセンス収入が好調であり、当第3四半期の売上高は161百万円(前年同期比8.7%増)となりました。

4Q

当事業年度のわが国経済は、好調な企業収益を背景に個人消費も底堅さをみせており、概ね良好に推移しました。
こうした経済環境のなか、ゲームソフト業界におきましては、家庭用ゲーム機、ポータブル型ゲーム機の大ヒット、オンラインゲーム等のネットワーク型ゲームソフト市場の着実な拡大により、新たな成長ステージへと踏み出しました。
このような事業環境のもと、コンテンツメーカーである当社におきましては、パソコン向け及びプレイステーションポータブル(以下「PSP」という)向けに新作ゲームソフトを発売しました。その他、既存製品のパッケージをWindows Vista対応版としてリニューアルした製品を発売しました。また、ライセンス部門においては、中国、韓国のパソコン向けゲームソフトの発売、日本国内における携帯電話機向けゲームソフトの配信により、ロイヤリティ収入が堅調に推移しました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,425百万円(前年同期比32.4%増)、経常利益は438百万円(同182.1%増)、当期純利益は271百万円(同175.0%増)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

製品部門

当事業年度は、パソコン向けゲームソフト「イース・オリジン」、「英雄伝説 空の軌跡the3rd」を、PSP向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡SC(セカンドチャプター)」を発売しました。その他に、既存製品のパッケージをWindows Vista対応版としてリニューアルした企画製品を発売しました。
平成18年12月に発売した「イース・オリジン」は、当社の人気シリーズである「イース」シリーズの最新作であり、多くのファンユーザーの好評を得ることができました。
平成19年6月に発売した「英雄伝説 空の軌跡the3rd」は、人気の「空の軌跡」シリーズの世界をより深めた作品として販売数を伸ばしました。
平成19年9月には、PSP向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡SC」を発売し、平成18年9月に発売したPSP向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡FC(ファーストチャプター)」とともに販売数を伸ばしました。
これらの結果、製品部門の当事業年度の売上高は1,250百万円(前年同期比41.6%増)となりました。
07q4.png

ライセンス部門

当社のコンテンツの利用を他社に許諾するライセンス部門では、北米におけるPSP製品の発売、中国及び韓国におけるパソコン向けゲームソフトの発売、そして日本国内における携帯電話機向けゲームソフトの配信が順調であり、当社コンテンツの普及拡大が進みました。
これらの結果、ライセンス部門の当事業年度の売上高は、175百万円(前年同期比9.7%減)となりました。