日本ファルコム/日本ファルコム決算2009

Last-modified: 2010-08-11 (水) 21:03:07

期首計画

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1Q

当社はコンテンツメーカーとして、オリジナリティあふれるゲームコンテンツ及びサービスの創出を行い、その魅力を様々な分野・プラットフォームを通じて世界中のお客様にお伝えすることに努めております。
当第1四半期の製品部門におきましては、人気シリーズとなりましたプレイステーションポータブル(以下「PSP」という。)向け「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの3部作をセットにした「英雄伝説 空の軌跡セット」を発売しました。また、パソコンゲーム市場においてヒットした「Zwei!!」をPSP向けにリニューアル発売しました。
その結果、製品部門の当第1四半期の売上高は269百万円(前年同期比1.5%増)となりました。
ライセンス部門におきましては、大型のライセンス契約の締結がありました前年同期と比較しまして売上高は減少しましたものの、iTunes store等の音楽ダウンロード販売サイトを通じた当社楽曲の販売、携帯電話機向けのゲームダウンロード販売、攻略本等の出版許諾など、当社コンテンツの多方面への展開を推し進めました。また、「イースオンライン」の海外進出の進展、当社人気ゲームソフトの中国向けローカライズ販売など、海外展開も行いました。
その結果、ライセンス部門の当第1四半期の売上高は34百万円(前年同期比74.7%減)となりました。

それらの結果、当第1四半期会計期間の業績は、売上高は304百万円(前年同期比24.4%減)、営業利益は6百万円(同94.8%減)、経常利益は7百万円(同94.1%減)、四半期純利益は4百万円(同94.2%減)となりました。

2Q

当社はコンテンツメーカーとして、オリジナリティあふれるゲームコンテンツ及びサービスの創出を行い、その魅力を様々な分野・プラットフォームを通じて世界中のお客様にお伝えすることに努めております。
当第2四半期累計期間の製品部門におきましては、人気シリーズとなりましたプレイステーションポータブル(以下「PSP」という。)向け「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの3部作をセットにした「英雄伝説 空の軌跡セット」を発売しました。また、パソコンゲーム市場においてヒットした「Zwei!!」及び「ブランディッシュ~ダークレヴナント~」をPSP向けにリニューアルし発売しました。その結果、製品部門の当第2四半期累計期間の売上高は394百万円(前年同期比18.4%増)となりました。
ライセンス部門におきましては、大型のライセンス契約の締結がありました前年同期と比較しまして売上高は減少しましたものの、「イースオンライン」の欧州、中国における運営が開始され、海外における「イース」の認知度はこれまで以上に高まりました。また、当社が有する3,000曲以上に及ぶ人気楽曲のiTunes store等の音楽ダウンロード販売サイトを通じた当社楽曲の販売、携帯電話機向けのゲームダウンロード販売、攻略本等の出版許諾など、当社コンテンツの多方面への展開を推し進めました。その結果、ライセンス部門の当第2四半期累計期間の売上高は55百万円(前年同期比65.0%減)となりました。

それらの結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は450百万円(前年同期比8.4%減)、営業損失は56百万円経常損失は54百万円四半期純損失は34百万円となりました。

3Q

当社はコンテンツメーカーとして、オリジナリティあふれるゲームコンテンツ及びサービスの創出を行い、その魅力を様々な分野・プラットフォームを通じて世界中のお客様にお伝えすることに努めております。
当第3四半期累計期間の製品部門におきましては、人気シリーズとなりましたプレイステーションポータブル(以下「PSP」という。)向け「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの3部作をセットにした「英雄伝説 空の軌跡セット」を発売しました。また、パソコンゲーム市場においてヒットした「Zwei!!」及び「ブランディッシュ~ダークレヴナント~」をPSP向けにリニューアルし発売しました。それらの結果、製品部門の当第3四半期累計期間の売上高は438百万円となりました。
ライセンス部門におきましては、大型のライセンス契約の締結がありました前年同期と比較しまして売上高は減少しましたものの、オンラインゲームのロイヤリティ収入、ゲームダウンロード販売、iTunes store等の音楽ダウンロード販売等による収入がありました。その結果、ライセンス部門の当第3四半期累計期間の売上高は76百万円となりました。

それらの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は515百万円(前年同期比23.2%減)、営業損失は173百万円経常損失は171百万円四半期純損失は104百万円となりました。

4Q

当事業年度のわが国経済は、企業収益及び設備投資の減少や雇用情勢の悪化により個人消費が冷え込むなど、先行き不透明な状況が続きました。
ゲーム業界におきましては、新ハードの普及が進むとともに、インターネット及び携帯電話向けコンテンツ市場の拡大により優良なコンテンツの活躍の場が広がりました。
このような事業環境のもと、コンテンツメーカーである当社におきましては、「イース7」、「イース1&2クロニクルズ」、「ブランディッシュ~ダークレヴナント」、「ツヴァイ!!」の新規4タイトルをPSP市場に投入しました。また、パッケージゲームソフトの開発販売にとどまらず、オンラインゲーム及び携帯電話向けコンテンツの配信、音楽CD及びドラマCDの制作販売など、幅広い分野において自社コンテンツの活用を推進してまいりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,107百万円(前年同期比0.3%増)、経常利益は69百万円(同63.1%減)、当期純利益は25百万円(同74.8%減)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

製品部門

当事業年度は、人気シリーズとなりましたPSP向け「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの3部作をセットにした
「英雄伝説 空の軌跡セット」を平成20年11月に発売しました。「英雄伝説 空の軌跡」シリーズは、平成16年6月に「空の軌跡FC」をリリースして以降、2作目「空の軌跡SC」、3作目「空の軌跡the 3rd」シリーズを続けるにつれて評判となり、累計85万本を越えるロングヒットを記録、今もなお継続出荷が続いております。
また、平成20年12月にはパソコンゲーム市場における名作「ツヴァイ!!」を、平成21年3月には「ブランディッシュ~ダークレヴナント」を、さらに平成21年7月に「イース1&2クロニクルズ」それぞれPSP向けに発売し、コンシューマー市場における当社の評価を高めました。
そして、平成21年9月にPSP向けの完全新作「イース7」を発売しました。「イース7」はYahoo!ゲーム満足度ランキングでも3週連続1位になるなど、ユーザーの評価は極めて高く、コンシューマー市場に人気シリーズ最新作を投入するという新たな挑戦は、将来に向けた大きな実績を残すことができました。
これらの結果、製品部門の当事業年度の売上高は952百万円(前年同期比6.4%増)となりました。

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ライセンス部門

当社のコンテンツの利用を他社に許諾するライセンス部門では、イースオンラインの日本でのサービスを開始した他、欧州、中国、台湾でもそれぞれサービスを開始しました。
また、ドラマCD、キャラクターグッズ、出版物など、当社コンテンツを幅広く利用した商品化を推し進めまし
た。
これらの結果、ライセンス部門の当事業年度の売上高は、154百万円(前年同期比25.8%減)となりました。