SEGA決算2009

Last-modified: 2010-05-14 (金) 23:42:18

前年度計画

08q409p.png
08q409p1.png08q409p2.png

部門別

2009年2009年2009年2009年2009年2009年2009年2009年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
2009年2009年2009年2009年2009年2009年2009年2009年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
遊技機事業(百万円)12,08365,233106,271161,691遊技機事業(百万円)12,08353,15041,03855,420
アミューズメント機器事業(百万円)13,75934,42049,96361,926アミューズメント機器事業(百万円)13,75920,66115,54311,963
アミューズメント施設運営事業(百万円)17,42237,16854,40971,310アミューズメント施設運営事業(百万円)17,42219,74617,24116,901
コンシューマ事業(百万円)30,50061,93596,015131,361コンシューマ事業(百万円)30,50031,43534,08035,346
その他事業(百万円)8361,6882,3582,904その他事業(百万円)836852670546
消去又は全社(百万円)-1,267-2,689-4,507-5,681消去又は全社(百万円)-1,267-1,422-1,818-1,174
売上高(百万円)74,601200,446309,018429,194売上高(百万円)74,601125,845108,572120,176
利益
遊技機事業(百万円)-4,350-1,0655,29214,528遊技機事業(百万円)-4,3503,2856,3579,236
アミューズメント機器事業(百万円)7034,6416,2216,890アミューズメント機器事業(百万円)7033,9381,580669
アミューズメント施設運営事業(百万円)-1,577-2,822-4,970-7,520アミューズメント施設運営事業(百万円)-1,577-1,245-2,148-2,550
コンシューマ事業(百万円)-4,115-5,916-5,647-941コンシューマ事業(百万円)-4,115-1,8012694,706
その他事業(百万円)79236776353その他事業(百万円)79157540-423
消去又は全社(百万円)-1,028-2,652-3,950-4,947消去又は全社(百万円)-1,028-1,624-1,298-997
営業利益(百万円)-10,290-7,578-2,7578,363営業利益(百万円)-10,2902,7124,82111,120
部門数字
パチンコ販売台数(台)19,704154,950237,288391,831パチンコ販売台数(台)19,704135,24682,338154,543
パチスロ販売台数(台)15,04855,102108,500123,286パチスロ販売台数(台)15,04840,05453,39814,786
国内アミューズメント施設357347347322国内アミューズメント施設357-100-25
海外AM施設24222222海外AM施設24-200
コンシューマゲームソフト(億円)210390597821コンシューマゲームソフト(億円)210180207224
コンシューマネットワーク(億円)95229363492コンシューマネットワーク(億円)95134134129
CS研究開発費・コンテンツ制作費(億円)99167234328CS研究開発費・コンテンツ制作費(億円)99686794
日本その他(本)83200313423日本その他(本)83117113110
米国(本)3165418821,249米国(本)316225341367
欧州(本)2895349131,273欧州(本)289245379360
合計(本)6891,2762,1092,947合計(本)689587833838

プラットフォーム別

2009Q1Q1Q2Q2Q3Q3Q4Q4
プラットフォームタイトル数出荷本数タイトル数出荷本数タイトル数出荷本数タイトル数出荷本数
PS23637931015510178
PS387691041520121313
Wii55181051522223392
Xbox36068971091116116212
NDS985181882626630317
PSP229410361247142
PC49827109415198
リピート等-286-545-887-1,192
合計37689611276932,1091222,947
プラットフォームタイトル数出荷本数タイトル数出荷本数タイトル数出荷本数タイトル数出荷本数
PS2063430362023
PS38761286976112
Wii55135471178170
Xbox360689120452551
NDS9859103878451
PSP229274221118
PC494182675104
リピート等-286-259-342-305
合計37689245873283329838

地域別

2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年
売上3月期3月期3月期3月期3月期3月期3月期3月期3月期
日本(百万円)167,686160,090163,425163,992全セグメントの売上高の合計及び
全セグメントの資産の金額の合計
額に占める「本邦」の割合がいず
れも90%を超えているため、省略
529595366,168357,236
北米(百万円)51,11534,30226,44716,97937,03545,03035,315
欧州(百万円)24,07611,9417,35110,28524,78143,15232,857
その他(百万円)7,5614,6253,784
利益
日本(百万円)-19,47922,12116,32214,903全セグメントの売上高の合計及び
全セグメントの資産の金額の合計額に占める「本邦」の
割合がいずれも90%を超えているため、省略
-14,5308,358
北米(百万円)-9,365-587-6,971-5913,316383
欧州(百万円)-13,505-1,508-429-3746,4161,321
その他(百万円)727119

1Q

当第1四半期におけるわが国経済は、米国の金融不安を契機とした世界経済の減速懸念のもと、原油や穀物価格の高騰による原材料費、食品価格などの上昇により、依然として企業収益、個人消費ともに改善する傾向は見られず、先行きの不透明さを増しています。
 このような状況の中、遊技機業界におきましては「風適法施行規則等の改正」を受けて、パチスロ遊技機が新基準機に完全移行した影響を受けて、パチンコホール数、参加人口の減少傾向が続いており、遊技機メーカーは斬新な新基準機の積極的な開発・供給などにより、パチンコホールは低貸玉料営業の導入などにより、引き続きユーザー層の拡大に取り組んでおります。
 アミューズメント機器業界におきましては、大型のメダルゲーム機やカードシステムを採用した大型のビデオゲーム機が引き続きユーザーから高い支持を受けております。
 アミューズメント施設業界におきましては、個人消費の低迷などを受けて、厳しい環境が続いており、今後はファミリーをはじめライトユーザー層など様々な顧客ニーズに応じた、市場を牽引する新たなゲーム機の登場が待たれます。
 家庭用ゲームソフト業界におきましては、新たなプラットフォームの普及が進み、ゲームソフトの需要拡大が続いております。
このような経営環境のもと、当グループはパチスロ遊技機事業において、前期に発売したタイトルの高稼働を受け、引き続き受注・出荷が続いたものの、新基準機への入替需要が拡大した前年同期との比較では販売台数が減少し、パチンコ遊技機事業においては、前期下期より連結対象となったタイヨーエレック株式会社の業績が寄与しました。アミューズメント機器事業においては、人気トレーディングカードゲームの最新作などの販売が堅調に推移した一方、アミューズメント施設事業においては、既存店舗の収益が前年同期実績を下回る水準で推移いたしました。コンシューマ事業においては、ゲームソフト販売が堅調に推移し、国内・海外ともに販売本数は前年同期実績を上回りました。
 以上の結果、当第1四半期における連結業績は、売上高746億1百万円、経常損失98億76百万円、四半期純損失は105億33百万円となりました。

遊技機事業

遊技機事業におきましては、パチスロ遊技機分野では前期より販売しているサミーブランド『パチスロ北斗の拳2 ネクストゾーン』を当第1四半期で6千台(前期からの累計26千台)販売したほか、同じくサミーブランド『パチスロ格闘美神ウーロン』やタイヨーエレックブランド『パチスロ 熱血硬派くにおくん』を販売するなど、パチスロ遊技機全体で15千台を販売いたしました。パチンコ遊技機分野ではタイヨーエレックブランド『CRサムライチャンプルー』を15千台販売するなどいたしましたが、当第1四半期にて発売を計画していた一部機種の販売を延期したことなどにより、パチンコ遊技機全体で19千台の販売となりました。遊技機事業の売上高は122億88百万円、営業損失は43億50百万円となりました。

  • パチンコ
    パチンコ遊技機CRサムライチャンプルー(タイヨーエレック)15,456台
    パチンコ遊技機CRバックトゥザフューチャー(サミー)3,010台

09q1p1.png

  • パチスロ
    パチスロ遊技機パチスロ北斗の拳2 ネクストゾーン 闘・将(サミー)6,226台
    パチスロ遊技機天下無敵!サラリーマン金太郎(RODEO)2,740台

09q1p.png

アミューズメント機器事業

アミューズメント機器事業におきましては、人気シリーズの最新作であるトレーディングカードゲーム『WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2006-2007』などの販売が概ね堅調に推移しております。アミューズメント機器事業の売上高は145億20百万円、営業利益は7億3百万円となりました。

2007DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushメイン+サテライト134セット
2007DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushカード4,453カートン
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
メイン+サテライト123セット
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
カード1,531カートン
セガネットワーク対戦麻雀MJ4サテライト1,217台
セガネットワーク対戦麻雀MJ4CVT391台
MJ4UFO CATCHER 8完成体579台
三国志大戦3カード8,848カートン
三国志大戦3ICカード803カートン

09q1am.png

アミューズメント施設運営事業

アミューズメント施設事業におきましては、ガソリン価格高騰などを受け、郊外店舗を中心に既存店舗の売上高が前年同期実績を下回る水準で推移いたしましたが、月毎に回復の傾向が見られます。なお、国内においては前期に引き続き収益性及び将来性の低い店舗を中心に7店舗の閉店を行う一方、新規出店を1店舗行った結果、当第1四半期末の店舗数は357店舗となっております。アミューズメント施設事業の売上高は174億24百万円、営業損失は15億77百万円となりました。

コンシューマ事業

コンシューマ事業におきましては、ゲームソフト販売分野において、海外では『Mario & Sonic at the Olympic Games』などの前期販売タイトルのリピートや、人気映画のライセンスタイトル『Iron Man』、『The Incredible Hulk』などの販売が好調に推移し、国内では『戦場のヴァルキュリア』などの販売が堅調に推移したものの、国内外ともに主力タイトルの販売が下期中心となることから、コンシューマ事業の売上高は305億34百万円、営業損失は41億15百万円となりました。また、地域別の販売本数は、米国316万本、欧州289万本、日本・その他83万本、合計689万本となりました。
■海外ゲームソフト販売は好調に推移
「Mario & Sonic at the Olympic Games」(全世界累計出荷本数700万本突破)など前期販売タイトルのリピートや、人気映画のライセンスタイトル「Iron Man」、「The Incredible Hulk」などの販売が好調に推移し、前年同期比販売本数増加
■国内ゲームソフト販売は堅調に推移
「戦場のヴァルキュリア」、「プロ野球チームをつくろう!」などが堅調に推移し、 前年同期比販売本数増加

Mario & Sonic at the Olympic Games米・欧Wii、NDS全世界累計出荷本数700万本突破
戦場のヴァルキュリアPS314.72万本
Iron ManPS3,X360,Wii,PS2,PSP,NDS,PC123.81万本
Iron ManPS3,X360,Wii,PS2,PSP,NDS,PC60.21万本

09q1cs.png

2Q

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米国のサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融市場の混乱、前年からの原材料価格の高騰による個人消費への影響などから、先行きの不透明さが増しています。
このような状況の中、遊技機業界におきましては、「風適法施行規則等の改正」を受けて多様なゲーム性を持ったパチンコ遊技機の入替が堅調に推移しました。一方、パチスロ遊技機市場においては平成20年3月に「技術上の規格解釈基準」が一部改正され、今後ゲーム性を高めた斬新なパチスロ遊技機の開発・供給により、市場の活性化が期待されています。
アミューズメント業界におきましては、個人消費の低迷などを受けて、厳しい環境が続いており、ファミリーをはじめ、ライトユーザー層など幅広い顧客ニーズに応じた、市場を牽引する新たなゲーム機の登場が待たれます。
家庭用ゲームソフト業界におきましては、現世代機の普及が進み、海外を中心にゲームソフトの需要拡大が続いています。
このような経営環境のもと、当グループはパチンコ遊技機事業において当期の主力タイトルを当第2四半期で発売し、また、前期下期より連結対象となったタイヨーエレック株式会社の業績が寄与し、前年同期の販売台数を大幅に上回りました。パチスロ遊技機事業においては、新基準機への入替需要が拡大した前年同期との比較では販売台数が減少しました。アミューズメント機器事業においては、人気トレーディングカードゲームの最新作並びに大型メダルゲーム機を発売しました。コンシューマ事業においては、ゲームソフトの販売が好調に推移し、国内・海外ともに販売本数は前年同期実績を上回りましたが、アミューズメント施設事業においては、既存店舗の収益が前年同期実績を下回る水準で推移しました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は2,004億46百万円、営業損失75億78百万円、経常損失84億84百万円、四半期純損失95億54百万円となりました。

遊技機事業

パチンコ遊技機事業におきましては、当期の主力タイトルであるサミーブランド『ぱちんこCR北斗の拳』を発売し、当第2四半期累計期間のみで12万台を超える販売を記録したほか、タイヨーエレックブランド『CRサムライチャンプルー』などにより、パチンコ遊技機全体で15万4千台を販売しました。パチスロ遊技機事業におきましては、サミーブランド『パチスロ桃太郎電鉄』や銀座ブランド『パチスロTHE BLUE HEARTS』などを販売したものの、当第2四半期にて発売を計画していた一部機種の発売を、下期に延期したことなどにより、パチスロ遊技機全体で5万5千台の販売となりました。
以上の結果、遊技機事業の売上高は656億55百万円、営業損失は10億65百万円となりました。

  • パチンコ
    パチンコ遊技機CRサムライチャンプルー(タイヨーエレック)17,460台
    パチンコ遊技機ぱちんこCR北斗の拳(サミー)123,824台
    09q2p1.png
  • パチスロ
    パチスロ遊技機パチスロ北斗の拳2 ネクストゾーン 闘・将(サミー)10,469台
    パチスロ遊技機パチスロ桃太郎電鉄(サミー)11,676台
    パチスロ遊技機パチスロTHEBLUEHEARTS(銀座)11,098台
    09q2p.png

アミューズメント機器事業

アミューズメント機器事業におきましては、人気シリーズの最新作であるトレーディングカードゲーム『WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2006-2007』や大型メダルゲーム『ガリレオファクトリー』など、当期の主力タイトルを発売しました。
以上の結果、売上高は360億83百万円、営業利益は46億41百万円となりました。

アミューズメント施設運営事業

アミューズメント施設事業におきましては、個人消費低迷などを受け、郊外店舗を中心に既存店舗の売上高が前年同期実績を下回る水準で推移しているものの、第1四半期から第2四半期にかけて回復の傾向が見られます。なお、国内においては引き続き収益性及び将来性の低い店舗を中心に19店舗の閉店を行う一方、新規出店を3店舗行った結果、当第2四半期会計期間末の店舗数は347店舗となっています。
以上の結果、売上高は371億73百万円、営業損失は28億22百万円となりました。

DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushメイン+サテライト142セット
ガリレオファクトリー本体79台
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(8P)646セット
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(4P)139セット
セガネットワーク対戦麻雀MJ4ライブ機+サテライト
+サテライトCVT
2267台

09q2am.png

コンシューマ事業

コンシューマ事業におきましては、家庭用ゲームソフト事業において、海外では『Mario & Sonic at the Olympic Games』などの前期発売タイトルのリピートや、人気映画のライセンスタイトル『Iron Man』など、国内では『ファンタシースターポータブル』や『戦場のヴァルキュリア』などの販売が好調に推移しました。その結果、ゲームソフト販売本数は米国541万本、欧州534万本、日本・その他200万本、合計1,276万本となりました。
なお、当事業は国内外共に主力のゲームタイトルの販売が下期中心となることから、コンシューマ事業の売上高は620億18百万円、営業損失は59億16百万円となりました。

■海外ゲームソフト販売は好調に推移
前期販売タイトル『Mario & Sonic at the Olympic Games』(全世界累計出荷本数850万本突破)のリピートや、人気映画のライセンスタイトル『IronMan』(*)、北京オリンピックをテーマにした『Beijing2008』などの販売が好調に推移
■国内ゲームソフト販売は堅調に推移
『ファンタシースターポータブル』(*)、などの販売が堅調に推移

Mario & Sonic at the Olympic Games米・欧Wii、NDS全世界累計出荷本数850万本突破
Iron Man米・欧PS3,X360,Wii,PS2,PSP,NDS,PC207万本
The Incredible Hulk米・欧PS3,X360,Wii,PS2,NDS,PC130万本
Beijing 2008米・欧・日PS3,X360,PC97万本
ファンタシースターポータブルPSP62万本

09q2cs.png

3Q

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な金融市場の混乱が続く中で、急激な円高の進行による企業収益の圧迫、雇用情勢の悪化などの影響を受け、実体経済の更なる冷え込みが懸念されるなど、景気の先行きは一段と厳しさを増しています。
このような状況の中、遊技機業界におきましては、「風適法施行規則等の改正」を受けて多様なゲーム性を持ったパチンコ遊技機の入替が好調に推移しました。一方、パチスロ遊技機市場においては平成20年3月、「技術上の規格解釈基準」が一部改正され、今後ゲーム性を高めた斬新なパチスロ遊技機の開発・供給により市場の活性化が期待されています。
アミューズメント業界におきましては、不透明な景気先行きのもと、個人消費の低迷などにより厳しい環境が続いており、ファミリーをはじめ、ライトユーザー層など幅広い顧客ニーズに応じた、市場を牽引する新たなゲーム機の登場が待たれます。
家庭用ゲームソフト業界におきましては、国内では現世代機の普及に伴うゲームソフトの需要拡大が一段落したものの、欧米においては、引き続き堅調に推移しています。
このような経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間における売上高は3,090億18百万円、営業損失は27億57百万円、経常損失は50億9百万円となりました。固定資産売却益など21億91百万円の特別利益を計上した一方で、のれん一括償却額など特別損失を59億58百万円計上したことなどにより、四半期純損失は108億40百万円となりました。

遊技機事業

パチンコ遊技機事業におきましては、第2四半期に発売した当期の主力タイトルであるサミーブランド『ぱちんこCR北斗の拳』を継続して販売し、累計で18万台を超える販売を記録するなど、パチンコ遊技機全体で23万7千台を販売しました。パチスロ遊技機事業におきましては、「技術上の規格解釈基準」の一部改正を反映させてゲーム性を高めた、サミーブランド『パチスロハードボイルド』やロデオブランド『回胴黙示録カイジ2』などを発売し、市場からの一定の評価を得るなど、パチスロ遊技機全体で10万8千台の販売となりました。
以上の結果、売上高は1,069億51百万円、営業利益は52億92百万円となりました。

  • パチンコ
    パチンコ遊技機CRバーチャファイター(サミー)11,725台
    パチンコ遊技機ぱちんこCR北斗の拳(サミー)183,688台
    パチンコ遊技機CRグーグーガンモ(銀座)6,735台
    09q3p1.png
  • パチスロ
    パチスロ遊技機パチスロハードボイルド(サミー)23,535台
    パチスロ遊技機パチスロ天地を喰らう(RODEO)7,271台
    パチスロ遊技機パチスロカイジ2(RODEO)17,218台
    09q3p.png

アミューズメント機器事業

アミューズメント機器事業におきましては、引き続き当期の主力タイトルであるトレーディングカードゲーム『WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2006-2007』や大型メダルゲーム『ガリレオファクトリー』などを販売しました。
以上の結果、売上高は527億98百万円、営業利益は62億21百万円となりました。

アミューズメント施設運営事業

アミューズメント施設事業におきましては、不透明な景気先行きのもと、個人消費の低迷などを受け、郊外店舗を中心に既存店舗の売上高が前年同期実績を下回る水準で推移しました。
国内においては引き続き収益性及び将来性の低い店舗を中心に22店舗の閉店を行う一方、新規出店を6店舗行った結果、当第3四半期会計期間末の店舗数は347店舗となっています。
以上の結果、売上高は544億22百万円、営業損失は49億70百万円となりました。

DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushメイン+サテライト142セット
ガリレオファクトリー本体235台
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(8P)658セット
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(4P)161セット
セガネットワーク対戦麻雀MJ4ライブ機+サテライト
+サテライトCVT
2,438台

09q3am.png

コンシューマ事業

コンシューマ事業におきましては、家庭用ゲームソフト事業において、海外では当期の主力タイトルである『Sonic Unleashed』、『Football Manager 2009』などの年末商戦における販売や、『Mario & Sonic at the Olympic Games』などの前期タイトルのリピート販売が堅調に推移したものの、国内の年末商戦向けタイトルの販売が低調に推移しました。その結果、ゲームソフト販売本数は米国882万本、欧州913万本、日本・その他313万本、合計2,109万本となりました。
以上の結果、売上高は962億16百万円、営業損失は56億47百万円となりました。

■海外販売ゲームソフト
前期販売タイトル『Mario & Sonic at the Olympic Games』(全世界累計出荷本数1,000万本突破)のリピート好調『Sonic Unleashed』(*)、『Football Manager 2009』(*)の販売が堅調に推移

■国内販売ゲームソフト
『ファンタシースターZERO』(*)、『サカつくDS タッチandダイレクト』、『428』を発売
■為替の影響(期初想定レート:USドル/円=100円、ポンド/円=200円)

□為替前提レートの修正:USドル/円=90円、ポンド/円=130円

Mario & Sonic at the Olympic Gamesリピート米・欧Wii、NDS316万本
Sonic Unleashed米・欧・日PS3, Wii,Xbox 360,PS2202万本
Football Manager 2009米・欧PSP, PC76万本
ファンタシースターZERONDS21万本

09q3cs.png

4Q

当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な金融市場の混乱を背景とした、急激な為替変動による企業収益の圧迫、雇用情勢の悪化や個人消費の低迷等、実態経済の悪化により、先行きに不透明感が増しています。
このような状況の中、遊技機業界におきましては、「風適法施行規則等の改正」を受けて多様なゲーム性を持ったパチンコ遊技機の入替が好調に推移しました。一方、パチスロ遊技機においては、「技術上の規格解釈基準」の一部改正を反映させた新たなゲーム性を持つ遊技機の入替が進んだものの、市場の本格回復までには至らず、今後はさらなる斬新な遊技機の開発・供給等による活性化が期待されています。
アミューズメント業界におきましては、個人消費の低迷等によって、依然厳しい環境が続いており、今後の市場活性化に向けては、ファミリー層やライトユーザー層など多様化する顧客ニーズに応じた店舗運営を支援し市場を牽引する新たなゲーム機の開発・供給等が期待されています。
家庭用ゲームソフト業界におきましては、国内では現世代機の普及に伴うゲームソフトの需要拡大が一段落したものの、欧米においては、引き続き堅調に推移しています。
このような経営環境のもと、当グループは、各事業分野における収益基盤の強化を目的に、事業構造の改革を進めてまいりました。

<当期に実施した主な施策>
①収益の最大化実現のため、収益性の高いサミーブランドに対する経営資源の配分比率を高め、安定したタイトル開発体制の構築及びブランド力の向上を目的に、株式会社銀座との事業及び資本提携を解消
②収益の最大化実現のため、遊技機事業における経営資源をパチンコ遊技機事業・パチスロ遊技機事業に集中することを目的に、遊技機周辺機器事業を展開する株式会社サミーシステムズの全株式を日本金銭機械株式会社へ譲渡することを決定
③国内のアミューズメント施設事業において、将来性・収益性の低い110店舗の閉鎖を決定
④株式会社セガにおいて、現状の収益規模に見合った適正人員規模にすることを目的とした希望退職者募集の実施

当連結会計年度における売上高は4,291億94百万円(前期比6.5%減)、営業利益は83億63百万円(前期は営業損失58億29百万円)、経常利益は66億36百万円(前期は経常損失82億24百万円)となり、減損損失や希望退職関連費用、投資有価証券評価損など特別損失を302億9百万円計上したことにより、当期純損失は228億82百万円(前期は当期純損失524億70百万円)となりました。
09q4.png

遊技機事業

パチンコ遊技機事業におきましては、新開発体制に移行して初のタイトルとなる当期の主力タイトル、サミーブランド『ぱちんこCR北斗の拳』を発売し、市場から高い評価を得た結果、213千台の販売となりました。また、同体制化で開発したその他タイトルの販売も好調に推移し、サミーブランド『デジハネCR北斗の拳ユリア』を49千台、銀座ブランド『CR桃太郎電鉄』をシリーズ合計で31千台、サミーブランド『ぱちんこCR逃亡者おりん』を29千台販売するなど、パチンコ遊技機全体で391千台の販売となりました。
パチスロ遊技機事業におきましては、「技術上の規格解釈基準」の一部改正を反映させてゲーム性を高めた、サミーブランド『パチスロハードボイルド』や『快盗天使ツインエンジェル2』、ロデオブランド『回胴黙示録カイジ2』などを発売し、市場から一定の評価を得た一方で、ゲーム性向上を目的に当期の主力タイトルの発売を来期に延期したことにより、パチスロ遊技機全体で123千台の販売にとどまりました。
以上の結果、売上高は1,624億90百万円(前期比10.9%増)、営業利益は145億28百万円(前期比72.1%増)となりました。

  • パチンコ
    パチンコ遊技機デジハネCR北斗の拳ユリア(サミー)49千台
    パチンコ遊技機ぱちんこCR北斗の拳(サミー)213千台
    パチンコ遊技機CR桃太郎電鉄(銀座)31千台
    パチンコ遊技機ぱちんこCR逃亡者おりん(サミー)29千台
    パチンコ遊技機CRサムライチャンプルー(タイヨーエレック)213千台
    パチンコ遊技機その他48千台
    パチンコ遊技機合計391千台

09q4p1.png

  • パチスロ
    パチスロ遊技機パチスロハードボイルド(サミー)23千台
    パチスロ遊技機回胴黙示録カイジ2(RODEO)18千台
    パチスロ遊技機パチスロ桃太郎電鉄(サミー)11千台
    パチスロ遊技機パチスロTHE BLUE HEARTS(銀座)11千台
    パチスロ遊技機快盗天使ツインエンジェル2(サミー)5千台
    パチスロ遊技機その他52千台
    パチスロ遊技機合計123千台
    09q4p.png

アミューズメント機器事業

アミューズメント機器事業におきましては、当期の主力タイトルであるトレーディングカードゲーム『WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2006-2007』や大型メダルゲーム『ガリレオファクトリー』などの販売が堅調に推移した一方で、アミューズメント施設業界の厳しい経営環境等を考慮し、下期において販売を計画していた一部の大型タイトルの開発を中止しました。
以上の結果、売上高は654億30百万円(前期比13.2%減)、営業利益は68億90百万円(前期比3.7%減)となりました。

アミューズメント機器の主要販売タイトル名
WORLD CLUB Champion Football
Intercontinental Clubs 2006-2007
トレーディングカードゲーム
ガリレオファクトリーメダルゲーム
DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushビデオゲーム
セガネットワーク対戦麻雀MJ4ビデオゲーム
DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rushメイン+サテライト142セット
ガリレオファクトリー本体269台
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(8P)670セット
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs
2006-2007
ライブ機+サテライト(4P)161セット
セガネットワーク対戦麻雀MJ4ライブ機+サテライト
+サテライトCVT
2,465台

09q4am.png

アミューズメント施設運営事業

アミューズメント施設事業におきましては、個人消費の低迷等により、郊外店舗を中心にセガ国内既存店舗の売上高が前期比で92.4%と低調に推移しました。
厳しい経営環境を受けて、セガは国内施設事業において、当第4四半期から来期第2四半期にかけて、将来性・収益性の低い110店舗を閉鎖することを決定しました。当期において、47店舗の閉店を行う一方、新規出店を6店舗行った結果、当期末の店舗数は322店舗となっています。
以上の結果、売上高は713億30百万円(前期比21.8%減)、営業損失は75億20百万円(前期は営業損失98億7百万円)となりました。

コンシューマ事業

コンシューマ事業におきましては、家庭用ゲームソフト事業において、海外では『Sonic Unleashed』、『Football Manager 2009』などの年末商戦における販売や、『Mario & Sonic at the Olympic Games』などの前期タイトルのリピート販売が堅調に推移しました。一方、国内においては、『ファンタシースターポータブル』や人気シリーズ最新作となる『龍が如く3』が好調な販売を記録したものの、その他のタイトルは低調に推移しました。その結果、ゲームソフト販売本数は米国1,249万本、欧州1,273万本、日本・その他423万本、合計2,947万本となりました。
玩具販売事業におきましては、国内における販売が低調となったものの、海外では、米国で2009年「トイ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した『爆丸』の販売が好調に推移いたしました。また、携帯電話・PC向けコンテンツ事業は、『ぱちんこCR北斗の拳』などのゲームコンテンツの配信を中心に堅調に推移し、アニメーション映像事業は、ネットワーク配信などの増加があったものの、国内番組販売及びビデオグラム販売が減少しました。
以上の結果、売上高は1,316億64百万円(前期比7.5%減)、営業損失は9億41百万円(前期は営業損失59億89百万円)となりました。

ゲームソフトの主要販売タイトル名及び販売本数
Mario & Sonic at the Olympic Games米・欧Wii、NDS421万本
Iron Man米・欧PS3,X360,Wii,PS2,PSP,NDS,PC268万本
Sonic Unleashed日・米・欧PS3, Xbox360,Wii, PS2245万本
The Incredible Hulk米・欧PS3,X360,Wii,PS2,NDS,PC148万本
Empire : Total War米・欧PC81万本
ファンタシースターポータブルPSP64万本
龍が如く3PS350万本

09q4cs.png

IRより

(億円)2005年3月期2006年3月期2007年3月期2008年3月期2009年3月期
通期実績通期実績第2四半期
累計実績
通期実績第2四半期
累計実績
通期実績第1四半期
累計実績
第2四半期
累計実績
第3四半期
累計実績
通期実績
売上高5,1565,5322,8355,2822,3104,5897462,0043,0904,291
内訳遊技機2,8012,6561,4502,1159971,4551206521,0621,616
アミューズメント機器633715346754343710137344499619
アミューズメント施設8311,0625351,038479912174371544713
コンシューマ6539034071,1954121,4173056199601,313
その他2371949617877938162329
営業利益1,0501,191629765-43-58-102-75-2783
内訳遊技機1,03999863771112184-43-1052145
アミューズメント機器741216611618717466268
アミューズメント施設5492291-22-98-15-28-49-75
コンシューマ-8819-6717-125-59-41-59-56-9
その他-5-17-4-13-200223
全社/消去等-23-23-32-67-34-55-10-26-39-49
営業利益率20.4%21.5%22.2%14.5%1.9%
経常利益1,0441,195660812-39-82-98-84-5066
経常利益率20.2%21.6%23.3%15.4%1.5%
当期純利益505662379434-202-524-105-95-108-228
当期純利益率9.8%12.0%13.4%8.2%
研究開発費415363230521298653166304434596
設備投資額32438523736634950465145201266
減価償却費17721811528029545654119189266
広告宣伝費1181891022229022841112167207
パチスロタイトル数9タイトル14タイトル5タイトル17タイトル16タイトル22タイトル4タイトル9タイトル16タイトル19タイトル
販売台数676,933台607,106台360,602台523,422台310,496台380,688台15,048台55,102台108,500台123,286台
パチンコタイトル数8タイトル8タイトル7タイトル14タイトル2タイトル9タイトル3タイトル6タイトル8タイトル12タイトル
販売台数233,049台288,895台81,210台132,981台56,641台108,184台19,704台154,950台237,288台391,831台
セガ国内既存店舗売上高前年比98.5%103.3%100.2%95.8%88.9%89.0%87.3%90.6%92.1%92.4%
国内AM施設数477店舗462店舗463店舗449店舗433店舗363店舗357店舗347店舗347店舗322店舗
ゲームソフトタイトル数(タイトル)- (84)- (122)- (53)- (140)22 (32)80 (138)14 (37)36 (61)58 (93)78 (122)
販売本数(万本)1,1791,6405752,1274912,6996891,2762,1092,947