Take-TwoNEWS/2005

Last-modified: 2010-10-30 (土) 19:19:46

Rockstar Gamesが、PSP向けに「Midnight Club 3: DUB Edition」と

「Grand Theft Auto」新作を開発中です。
「Grand Theft Auto」は、PSP向けのオリジナルタイトルとなるそうで、Liverty Cityを舞台としているそうです。

 開発は、英国のRockstar Leedsが担当しており、欧米のPSP本体発売時期に合わせて発売されるようです。
http://www.gamespot.com/news/2005/01/10/news_6116034.html

Electronic Arts, ESPN ink exclusive 15-year deal

http://www.gamespot.com/news/2005/01/17/news_6116473.html
EA, ESPNと今後の15年間の独占ライセンス契約を締結

セガとTAKE-TWO死亡。

WSJ-EA、ESPNとスポーツゲーム関連の長期契約を締結
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000008-dwj-biz
スポーツはゲーム事業における主要部門で、2003年ゲーム機用ゲーム米国売上高全体(58億ドル)の18%にあたる10億ドル強を占めている。
スポーツゲームはEA売上高の4分の1以上を占める。

テイク2がMLBと独占ライセンス交渉?

http://www.inside-games.jp/article/2005/01/19/15495.html
テイク2にとって2005年は最悪のスタートでした。一ヶ月前にEAがNFLの独占ライセンスを獲得したのに続いて、ESPNブランドまで失うことになりました。テイク2とセガが組んで2004年に発売した『ESPN NFL 2005』は20ドルの低価格で大成功を収めていました。

しかしテイク2は諦めません。ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えるところによれば、同社はMLBとの間で独占ライセンスを獲得する為の交渉を進めているそうです。大ヒットした『グランド・セフト・オート』のお陰でテイク2も豊富な資金を持っています。

テイク2はGameSpotの取材に対して「ポリシーとして交渉中であるとか、そうでないということに関してはコメントしない」としています。現在テイク2とセガは最後のESPNブランドを利用した『ESPN Major League Baseball 2K5』を開発中で3月に発売される予定です。

競争の為とは言え、独占ライセンスを獲得していくのは幅広いゲームを選択する機会がなくなるわけですから、望ましくない状況だと言えるのではないでしょうか。

テイク2がMLB選手会と7年契約を締結

http://www.inside-games.jp/article/2005/01/24/15530.html
テイク・ツーはESPNブランドで昨年発売したスポーツゲームが高い評価を受け、
この分野をより強化する計画でしたが、ライバルのEAがNFLとの独占契約を結んだのに続いて、
ESPNとも独占契約を結んだことで、先行き不安となっていました。
今回の契約はテイク・ツーの最初の反攻と言えるでしょう。

これに関してEAのスポークスマンのJeff Brown氏「これが締結されたとしても、単にEAを排除するだけで、
他のパブリッシャーは野球ゲームを作ることができる。これは高価な契約だ」としました。

GTAがPSPで出るらしい

http://www.tmcnet.com/usubmit/2005/Jan/1106352.htm
GTAがPSPで出るらしい

セガがビジュアルコンセプトをテイク・ツーに売却

http://www.inside-games.jp/article/2005/01/25/15540.html
セガはスポーツゲームを開発している北米子会社のビジュアルコンセプトとその子会社・商標など一切の関係資産をテイク・ツー・インタラクティブに2400万ドル(約25億円)で売却すると発表しました。

セガとテイク・ツーは昨年から共同で「ESPN SPORTS」ブランドでスポーツゲームを発売していましたが、最も大きな成果を上げたフットボールゲームが今年からは発売できない状況となり、見直しを迫られていました。

ただし、同時に締結した業務提携により、ビジュアルコンセプトの開発したスポーツゲームを国内で優先的に販売する権利は保留しました。また、テイク・ツーのゲームソフトの一部をアジア地域で販売する権利も取得しています。

「セガは、これまでのTake-Twoとのパートナーシップにより、北米コンシューマ事業の収益力強化を実現して参りました。この度の基本合意は、両社のパートナーシップがグローバルに発展することを意味しており、アミューズメント事業及び日本を含むアジア地域コンシューマ事業におけるシェア拡大を目指して参ります」とセガ代表取締役社長兼COOの小口久雄氏は述べています。

「利益性の高いスポーツゲーム市場への参入にあたり、セガとのコラボレーションは、大きな成果をあげることができました。Take-Twoは、高い評価を得ているスポーツゲームをアジア地域に提供していくと共に、アーケードゲーム分野においても世界中に展開する方針であり、セガとのパートナーシップをさらに拡大していけることを期待しております」とテイク・ツーのPaul Eibeler社長は述べています。

TAKE-TWO最近アグレッシブだな。MSやセガからスポーツ部門買い取ったり。

Take-Twoがシヴィライゼーションシリーズを獲得 (Official)
http://ir.take2games.com/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=153710
Take-Twoがシヴィライゼーションシリーズを獲得。
またFIRAXIS Games開発ゲームの販売権を取得しています。
シヴィライゼーションシリーズは人類の歴史を題材にしたターンベース型のシミュレーションゲームで、
シリーズ累計販売本数は500万本以上です。

Take-Two, MLBP, MLBAMとも独占ライセンス契約

http://www.gamespot.com/news/2005/01/30/news_6117499.html

Take-Two、野球ゲーム開発でメジャーリーグと独占契約
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/01/news029.html
Take-Twoはメジャーリーグ機構や選手組合と公式野球ゲームの開発で独占契約を結び、
ゲームのPRキャラクターとしてヤンキースのデレック・ジーター選手と複数年契約を結んだ。(ロイター)

 NPD Groupによると、スポーツビデオゲームは2004年、売上高11億8000万ドルとゲーム業界の中で2番目に大きなカテゴリーだった。
野球ゲームはその中ではずっと下の方で、フットボール、バスケットボール、エクストリームスポーツに次いで4位だったという。

 NPDは、2004年の野球ゲーム市場全体の売上は約250万本だったとしている。
同社の販売集計はゲーム業界の公認の測定基準となっている。

 この250万本という数字には、複数のプラットフォーム向けに提供されたパブリッシャー各社のタイトルが含まれている。
これに対し、同年に最も売れたフットボールゲームは1つのプラットフォームだけで320万本以上売れた。

テイク・ツーが選手会以外のMLB関連団体とも契約を締結

http://www.inside-games.jp/article/2005/02/01/15611.html
テイク・ツー・インタラクティブは先週発表したMLB選手会との独占契約に加えて、MLBの球場やチームやオンラインメディアなどの権利を管理しているMajor League Baseball Properties(MLBP)及びMajor League Baseball Advanced Media(MLBAM)とも同様の契約を結んだと発表しました。

またテイク・ツーはヤンキースのスター選手・Derek Jeterと、新しく設立したブランド「2K Sports」タイトルのスポークスマンになってもらい、ゲームソフトのカバーに使用する契約も結びました。

情報筋によれば今回の契約は2006年春から有効となり、期間は7〜8年と言われています。ただし、先に任天堂が『ニンテンドー・ペナント・チェイス・ベースボール』を発表したように、プラットフォームホルダーがその機種に独占的な野球ゲームを開発することは認められています。

「テイク・ツーの業界を主導するパブリッシャー、ディストリビューターという地位と、ビジュアル・コンセプトと共に質の高いスポーツゲームを開発した経験がメジャーリーグとのパートナーシップに至りました。テイク・ツーは今年より多くのタイトルを提供するつもりです。そして野球ファンにとっても刺激的な一年になることでしょう」とMLBPのHoward Smith氏は述べています。

テイク・ツーでは様々なスタイルの野球ゲームを開発すると表明しています。開発は主にセガから買収したビジュアル・コンセプトが担うことになるでしょう。

FOX「ファミリーガイ」がゲームに

http://www.inside-games.jp/article/2005/02/04/15638.html
米国で人気のあるアニメーションコメディー作品「ファミリーガイ(Family Guy)」をテイク・ツーが「2K Games」ブランドでゲーム化することが明らかになりました。「ファミリーガイ」はFOXチャンネルで放映されているもので、風刺の効いたコメディとして人気でエミー賞も受賞しています。

20世紀フォックスとテイク・ツーの契約では「ファミリーガイ」を題材にした最初のゲームが家庭用ゲーム機とPCの両方で2006年に発売される予定です。ゲームはサードパーソンアクションで、Stewie、Brian、Peterなどといった作品のキャラクター達を使って遊ぶ事になります。

FOXのライセンシング&マーチャンダイジングのPeter Byrne氏は「テイク・ツーは『ファミリーガイ』のユーザー層にとても大きな経験があります。私達は彼らとのコラボレーションで、グリフィン一家をゲームコミュニティに招待することにとても興奮しています」と述べています。

ゲームが発売される機種などは未定です。

野球ゲームでも価格競争―米国

http://www.inside-games.jp/article/2005/02/08/15670.html
昨年低価格のフットボールゲームで大きな成功を収めたテイク・ツーは、今年は野球ゲームでも低価格で勝負に打って出るようです。野球ゲームを出せるのは今年が最後になったエレクトロニック・アーツも対抗した価格設定を行うと噂されています。

公式発表はありませんが、EBGamesがオンラインストアで掲載したテイク・ツーの『Major League Baseball 2K5』の価格は19.99ドル、こちらも正式な発表はないもののEAの『MVP Baseball 2005』は29.99ドルになると噂されています。実は昨年末に49.99ドルと発表していました、NFLと同様の轍は踏まない意思は明白です。

EAはテイク・ツーが独占契約を結んだことで来年からは野球ゲームを発売できませんが、負けて終わったという印象を与えるのは避けたいところでしょう。対照的に、契約から除外されたプラットフォーマーの野球ゲームは任天堂の『ニンテンドー・ペナント・チェイス・ベースボール』が49.99ドル、ソニーの『MLB 2006』が39.99ドルと通常と変わらない価格設定となっています。

テイクツー・インタラクティブ、CEO交代人事を発表

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djAQF9749.html

Take2、何がしたいかよーわからん。

http://gamedude.livedoor.biz/archives/13119917.html
Gamespotのニュースだと、2006年度に売るバージョンは大体200万本位売らないと足が出るらしい。
この数字は野球ゲームのシェアNo.1であるところのMVP Base Ballでも達成していないはずで、
Take2はGTAで稼いだ金をどうしようもない事にジャブジャブ使っているとしか思えない。
ESPNが封じ込められたから脊椎反射的になんかやってやれという感じで動いたとしか思えない。

Take2は去年は値下げ戦略が思わぬ効果を出した。
ユーザーは諸手を挙げて喜ぶだろうけど、会社的にシェアと利益が取れるかといえば答えはノーで、
通常価格の半値以下ではライセンス料と開発費用をペイできるとはとても思えないし、
去年EA Sportsのシェアはかえって増加している。
意味ないじゃんって感じもする。
それ以前になぜMLBなのか?順当に考えると200万本以上の市場を持っているNBAを狙うでしょ。

クライムアクション「GTA」,また訴えられる

http://www.4gamer.net/news/history/2005.02/20050218123419detail.html
 今回は,殺人罪で逮捕された18歳の少年が罪を犯したのはGTAのせいであるとして,
遺族がゲームを販売しているTake-Twoを訴えたというもの。
この少年は,パトカーを盗んで乗り回し,駆けつけた警官の銃を奪って,その持ち主を含む3人の警官を射殺したという容疑で,
現在第一級殺人の罪で裁判中。少年は逮捕当時「人生なんてゲームと同じで,
おまえらもいつかは死ぬんだ」などと口走っていたという。
 殺された警官の遺族は,この少年の犯罪をGTAが助長したということでTake-Twoを,
またこの少年に(17歳以下は購入できないはずの)GTAを販売したということで,
ゲーム販売店のWal-MartとGameStopを,
さらには少年がGTAを遊んでいたPlayStation 2を開発/発売しているSony Computer Entertainmentをも,同時に訴えているということだ。

San Andreas sales now exceed 12 million units

http://www.gamespot.com/news/2005/03/03/news_6119634.html

Grand Theft Auto: San Andreas Sales Exceed 12 Million Units Since Launch

http://forums.gaming-age.com/showthread.php?t=38026&page=1

Take-Twoの2005年第一四半期会計報告書によると
GTASAのセールスは発売以来1200万本を越えたとのこと。

Take-Two Reports Q1 Results, GTA Sales & More
http://www.gamegossip.com/comment.php?id=12260

Take-Two's Q1 profits skyrocket 74 percent
http://www.gamespot.com/news/2005/03/03/news_6119634.html
Take-Two Financials Soar in Q1
http://ps2.ign.com/articles/593/593230p1.html
テイク2決算 GTASAで増収増益、アジア向けGTASAは今年後半に
http://www.quiter.jp/news/69/003607.html
テイク2インタラクティブが2005年10月期第1四半期(2004年11月~2005年1月)決算の概況を発表しました。

第1四半期の売上高は5億250万ドルで昨年同時期の3億7550万ドルから34%の増加になりました。
この数字には全世界1200万台以上を出荷している『グランドセフトオート サンアンドレアス』が大きく貢献しています。
結果純利益は5520万ドルで前年同期比74%の増加になりました。

Take-TwoがNBAのゲーム化権を獲得? (Gamespot)

http://www.gamespot.com/news/2005/03/04/news_6119725.html
Take-Two CEOのPaul Eibeler氏が決算説明会の中で、プロバスケットボールリーグのNBAとゲーム化権について交渉中であると明らかにしたそうです。
Eibeler氏は「NBAと何度も交渉を行っており、数週間以内に発表できると思います」と語っています。

アメリカではEAがNFLと、Take-TwoがMLBとの独占ゲーム化権を獲得し、スポーツゲームの囲い込みが行われています。
しかしNBAではEAとMidwayもゲーム化権を取得していて、どのメーカーも独占ゲーム化権を獲得することはないようです。

人気ゲーム「Grand Theft Auto」に秘密の18禁ゲーム?--審査機関が調査へ 7/11

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20085233,00.htm?tag=deq:2
 ゲームソフトの審査を行なう第三者機関Entertainment Software Ratings Board(ESRB)が、カリフォルニア州議会議員からの非難を受け、人気ゲーム「Grand Theft Auto:San Andreas」のなかに露骨な性描写が含まれているか否かを判断するため、同ゲームの調査を開始すると発表した。

 ESRBのPatricia Vance議長は、ESRBがいわゆる「Hot Coffee」と呼ばれる改造機能を取り巻く状況についての調査を開始したと発表した。この「Hot Coffee」をSan AndreasのソフトがセットされたPCにインストールすると、数種類のミニゲームがプレー可能になり、プレイヤーはこれらのゲームの中で主人公にわいせつ行為をさせるよう促されるという。

 ESRBは、この改造機能によって元々存在していたコードのロックが解除されているのか、あるいは純粋にサードパーティによる創作なのかを調査する。ESRBの最終的な目的は、Grand Theft Autoの開発元であるTake-Two Interactive Softwareが、「全ての関連コンテンツの公開」を義務付けているESRBの規定に違反したか否かを見極めることにある。

 Vanceは8日に発表した声明の中で、「ESRBのレーティングシステムの完全性は、消費者の信頼の上に成り立っている。ゲーム内容に関する完全かつ正確な情報を提供する機関として、ESRBに対する消費者の信頼度はますます高まっている」と述べた上で、さらに次のように続けた。「この修正をめぐる全ての関連事実を徹底的かつ客観的に調査した結果、われわれが定めた規定に違反する行為があったとの結論に至った場合、われわれはしかるべき措置を講じる。」(Vance)

 また、Vanceはカリフォルニア州議会議員のLeland Yee(サンフランシスコ選出、民主党)に対しても辛らつな発言を行なった。Yeeは、San Andreasを適切に評価していないとしてESRBを非難する声明を発表したが、その中で、ゲームの評価する際にESRB内で利害の衝突が生じていると非難した。

 非営利の評価機関であるESRBは、1994年にEntertainment Software Associationによって設立された。Yeeは、ESRBがゲーム内容に関わらず「成人専用」と評価するのを避けていると暗に述べている。大手小売店は「成人専用」に分類されているゲームは販売しないため、その種のゲームが広く流通することはない。

 Vanceは、「Yee議員は長年、ESRBの完全性を損なう運動に従事してきた。また、そうすることで、立法議案への支持を集めている」と述べ、さらに「同議員は、あるゲームが17歳以上向けに分類され、ゲームが入っている全ての箱にゲーム内容が明確に表示されているにも関わらず、合理的根拠もまったくなしに、そのゲームが適正に評価されていないと主張し、政治的な点数稼ぎをしようとしている」と非難した。

「セックスゲームはハッカーのしわざ」--「Grand Theft Auto」発売元が弁明

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20085440,00.htm?tag=deq:1
 人気ゲームの「Grand Theft Auto: San Andreas」のPC版で、改造機能を利用すると露骨な性的表現を含むミニゲームができるようになる問題に関して、このゲームの発売元であるRockstar Gamesが自社の見解を示した。この問題は、2週間前から大きな論議を呼んでいたものだ。

 米国時間13日に発表した声明のなかで、Take-Two Interactiveの子会社である同社は、いわゆる「Hot Coffee」と呼ばれる改造機能(mod)に責任を持たない姿勢を示した。同社は、この改造機能は「それを目的としたハッカーグループの作業」の結果であり、「このハッカーグループがゲームの公式版にある複数のシーンを改造したことが深刻な問題につながった」と述べた。

 現在、この件に関して、米国のEntertainment Software Ratings Board(ESRB)とオーストラリア政府がそれぞれ調査を進めている。両者は、改造後にアクセスできる性を題材にしたミニゲームとヌードモデルが元々このゲームのなかに隠されていたか、それとも改造機能によって追加されるのかという点に特に注目している。

 報道陣に対して口が重いことで有名なRockstar Gamesは、「Hot Coffee」改造機能が暴露されて以来、ほとんど発言を行っていなかった。この改造機能の出所に関する議論では、一般メディア、ゲーム愛好者向けのメディア、主要な企業や金融会社の中からさまざまな話が出されている。

 Rockstar Gamesは、声明のなかで、改造機能を作成したのがハッカーであることを示しているだけではなく、ハッカーの手口に関する詳細情報も提供している。「ハッカーは、ゲームのソースコードをいったん逆アセンブルし、その後それを組み合わせ、コンパイルし直すことで、Hot Coffee改造機能を作成した」(同声明文)。

 同社はまた、Hot Coffeeを無効にするための手段を講じる意思があることも明らかにしている。「Hot Coffeeは、それを意図した技術的変更やゲームのソースコードのリバースエンジニアリングなしには作成不可能であることから、われわれは現在ソースコードのセキュリティ機能を高める方法を探っているところだ」(同声明文)

 さらに、Rockstar Gamesはこの改造機能の出所の特定に加え、非営利の評価機関であるESRBの調査に応じることも報告し、ESRBの調査を支援するにあたり、できることはなんでもすると述べている。

 「われわれは、ESRBがHot Coffee改造機能を取り巻く状況を調査するにあたって、これを支援するため、入念な作業を継続して行う。われわれは引き続き、ESRBが『Grand Theft Auto: San Andreas』に与えた『M(17歳以上)』というレーティングが適切であると信じている」(同社)

わいせつシーン隠し疑惑:人気ゲーム「Grand Theft Auto」が成人指定に

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20095401,00.htm?tag=deq:1

 ここ数週間、人気ゲームの「Grand Theft Auto: San Andreas」のPC版で、改造プログラム「Hot Coffee」を利用すると露骨な性的表現を含むミニゲームができるようになる問題が物議をかもしていたが、この問題がとうとう山場を迎えた。

 Take-Two Interactiveは米国時間20日、Entertainment Software Rating Board(ESRB)の調査を受けた結果、子会社のRockstar Gamesが販売するゲームタイトル「Grand Theft Auto: San Andreas」のレーティングが“AO(成人指定)”に変更されることになったと発表した。同ゲームタイトルは以前、“M(17歳以上)”に指定されていた。

 今回のレーティング変更は、約1カ月前に、同ゲームのPC版向けに作られた改造プログラム「Hot Coffee」に関する問題が浮上したことを受けて決定した。ユーザーは同プログラムを簡単に入手できるうえ、これを利用して、露骨な性的表現を含むおまけのミニゲームをプレイできる。

 この問題が広く知れ渡るようになった頃、民主党上院議員のHillary Clintonをはじめとする複数の政治家がこのゲームを激しく非難した(Clintonは、暴力的なシーンを含むゲームは、米国の若者にとって、タバコやアルコールと同じくらい有害であると、公然と述べた)。政治家からの非難を受け、ESRBは、問題のミニゲームがSan Andreasに元々存在していたのか、あるいはサードパーティによって作られたものなのかを調査していた。

 San Andreasを開発/販売するRockstar Gamesは7月に入り、声明文を発表し、問題のコンテンツはオリジナル版に含まれていたものではなく、改造プログラムに含まれていたものだと述べた。「『Hot Coffee』は、ハッカーグループの仕業であることが分かってきた。このハッカーグループがゲームの公式版にある複数のシーンを改造したことが、今回の騒動につながった」と声明文には記されていた。

 だがその後、ゲームコンソール用のSan Andreasにも問題のミニゲームが含まれていることが明るみになった。先週後半、GameSpotの編集者は、2004年10月に購入したPlayStation 2(PS2)向けSan Andreasのコードのロックを、Action Replay Max端末とチートコードを使って解除した。しかしコンソール版の同ゲームは読み出し専用のDVDで提供されており、チートコードを使って新しいコンテンツを追加することはできない。それでも、問題のミニゲームが再生可能であることから、このコンテンツがPS2用のSan Andreasに元から含まれていたからであることが分かる(GameSpotは、News.comを発行するCNET Networksの一部門)。

H・クリントン議員など、「露骨な」ゲームソフトに圧力--規制法案を提出へ

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20091905,00.htm?tag=deq:1
 ビデオゲームに含まれる性的/暴力的表現をめぐる政治的戦いが、米国時間29日に新たな局面を迎えた。Hillary ClintonとJoseph Liebermanの両上院議員はこの日、連邦政府に対してビデオゲーム業界に対する取締りを強化するよう求めた。

 両上院議員は、ビデオゲームのなかに見られる性的/暴力的表現はもはや手に負えない状況にあると主張し、1例としてゲームメーカーのRockstar Gamesが同社の人気ビデオゲーム「Grand Theft Auto: San Andreas」に性的表現を組み込んだか否かをめぐる最近の騒動を挙げた。

 Clinton議員は声明の中で、「子供が自ら店に入って、露骨な暴力的/性的コンテンツを含むビデオゲームを購入できない(という確証を親が持てる)ような制度を作るべきだ」と述べ、実際の法案は上院の休暇が明ける12月12日に提出すると語った。

 Clintonが発表を行なった29日には、National Institute on Media and the Family(NIMF)も報告書を発表した。NIMFはその中で、業界が運営するビデオゲームの評価システムは「修復不可能」と指摘した。

 さらに、ビデオゲーム業界には別の政治的側面からも圧力がかかった。Ted Stevens上院議員(共和党、アラスカ州選出)は29日、テレビ/ラジオ放送およびコンピュータゲームにおける「良識」をテーマにした丸1日がかりの公聴会を開催した。その中で同議員は、「(米国には)本来国が持つべき、若者向けの倫理基準のようなものがない」と警告した。

 これらの政治的包囲網により、ビデオゲームを標的とした一連の州法制定ですでに揺らいでいるビデオゲーム業界は、守勢に立たさることになった(ビデオゲーム業界は一連の政治的圧力がかかった29日の前日、Microsoft、任天堂、ソニーの3社の次世代家庭用ゲーム機にペアレンタルコントロール機能(親が子供に有害なコンテンツへのアクセスを規制できる機能)が搭載されると発表した。同業界はこの発表により、業界に対する批判が鎮静化することを望んでいた)

 ビデオゲームソフトの業界団体Entertainment Software Association(ESA)で会長を務めるDouglas Lowensteinは、CNET News.com宛てに送付した声明の中で、Clinton、Lieberman両議員が作成した法案は違憲かつ不要だと主張した。Lowensteinは、「(同法案が)仮に立法化されたとしても、いくつかの州で可決された類似法案と同様に廃止されるだろう」と述べ、さらに「よって、この法案は家族重視の法案という位置づけだが、実際に両親たちに良い結果をもたらすことはない」と語った。