Take-TwoNEWS/2008

Last-modified: 2010-09-15 (水) 16:07:01

EA、「Grand Theft Auto」のTake-Two買収へ--業界トップを堅守か

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20368047,00.htm?deqwas_inflow=relation&tag=deq:4
 驚くべきニュースだが、Electronic Arts(EA)は米国時間2月24日午前、ビデオゲーム「Grand Theft Auto」などのフランチャイズパブリッシャーとして知られるTake-Two Interactive Softwareを、1株26ドルにて買収することを目指し、総額20億ドル規模の一方的な買収案を提示していると発表した。

 今回のプレスリリースの中では、Vivendiが、2007年12月にActivision買収で合意に至った件に関しては一切触れられていないものの、この(Take-Twoへの)買収案こそが、ビデオゲームビジネス界で揺るがぬヘビー級チャンピオンの座を確保する上で、EAが講じなければならなかった対策であったという点を否定することはできないだろう。

 24日の発表は、当初はTake-Twoを、1株25ドルで友好的に買収しようとしたものの、Take-Twoにはねつけられたため、その次なるステップとして行われた。プレスリリースでは、EAの最高経営責任者(CEO)であるJohn Riccitiello氏が、Take-TwoのエグゼクティブチェアマンであるStrauss Zelnick氏に宛てて送った手紙の文面も公開されている。

 「親愛なるStrauss氏へ」との書き出しで、Riccitiello氏が19日に綴った手紙では、「Electronic Artsが1株25ドルでTake-Two Interactive Softwareを買収する案を、あなたは拒み、さらには、われわれが提案した友好的な交渉に応じることも拒否しているのを残念に思っている。われわれは、EAによるTake-Twoの買収が、あなたの株主、従業員、その他のすべての関係者にとって、最も望ましい選択であると確信しており、今後もTake-Two買収に積極的であり続けたい。それゆえに、われわれの真剣なる願いを表明し、これからあなたが一歩前に進むのを後押しするためにも、この手紙を通して、すべてのTake-Twoの発行済み株式を、1株当たり26ドルの現金で取得する提案へと増額することを、EAから申し入れたい」と述べられている。

 このRiccitiello氏の提案には、先週金曜の2月22日に期限切れを迎えると明記されている。今回の発表と、2月19日付けの手紙の公表は、Take-Twoの株主に圧力をかけ、買収案の受け入れを迫る上で戦略的なものであり、おそらくは法的にも必須のステップである。

 EAは、Take-Twoの買収案について討議するため、25日午前に電話会議を開く予定である。

 EAの取締役会が、VivendiのActivision買収に対抗するため、何らかの策を講じねばならないと感じているのは確かなようである。Vivendiが有する最大のゲーム部門は、「World of Warcraft」のパブリッシャーであるBlizzard Entertainmentだったので、Activision Blizzardという名称で合併企業が誕生し、世界最大のビデオゲームパブリッシャー出現につながっている。

買収提案に揺れるテイク2、Q1は赤字なものの『BIOSHOCK2』や買収で攻めの姿勢

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/12/27715.html
エレクトロニック・アーツからの買収提案に揺れるテイク・ツー・インタラクティブは2008年第1四半期の業績を発表しました。年度末はこれといったタイトルがなく、売上高は2億4040億ドルに対して順損失は3030万ドルとなりました。主なタイトルは『BIOSHOCK』『Carnival Games』『NBA2K8』などでした。

テイク2では昨年発売し世界で200万本を超えるセールスを記録中の『BIOSHOCK』の続編として『2』を2Kマリンにて開発中で、2009年10〜12月に発売するということを発表しました。

また2KプレイブランドではWiiで9月に発売して100万本を超えている『Carnical Games』のニンテンドーDS版を今夏に発売すると共に、本作の拡張版としてWii向けの『Carnival Games: Mini-Golf』を秋に発売するとしました。

さらに『マフィア』や『Hidden & Dangerous』の開発元であるチェコのIllusion Softwareを買収、2Kチェコと改名することを明らかにしています。現在『マフィア2』を次世代機とWindows向けに開発しているということです。

CEOのStrauss Zelnick氏は「第1四半期において予測よりも良い結果であったことを嬉しく思っています。私達は幅広いラインナップから収益を上げることができ、次期の『GTA4』に備える事が出来ます。私達の素晴らしいクリエイティブな資産と進行中の業務改善は、力強い成長を続けるゲーム業界において株主の皆様に最高の価値を提供できると確信しています」と述べています。

EA以外にも複数の企業がテイク・ツーとの統合に興味?

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/29/27480.html
先日、エレクトロニック・アーツがテイク・ツー・インタラクティブの買収提案を発表し、テイク・ツーの取締役会は金額が低いとして拒否すると述べましたが、AP通信が報じるところによれば、その他にも複数の企業がテイク・ツーの買収に興味を示しているということです。ただし、正式なオファーをしたところはなく、話し合いにも着いていないそうです。

テイク・ツーでは「ビジネスの統合について非公式な打診を受けているが、EAを含むどの企業とも統合に関して実質的な話し合いは持ってない」とコメントしています。

一部報道では、メディア複合企業のバイアコムがテイク・ツーに興味を示しているということです。

EAはテイク・ツーに対して20億ドル(約2100億円)での買収提案を25日に発表しました。

EA、テイク・ツーに対してTOB(株式公開買い付け)を開始―1株26ドルで

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/14/27782.html
エレクトロニック・アーツ(EA)は買収提案を申し入れていたテイク・ツー・インタラクティブに対して、1株につき26ドルで取得する株式公開買い付け(TOB)を開始しました。買収が成立した場合、総額で20億ドル(約2000億円)となり、これは2月15日(最初の提案前日)のテイク・ツーの株価に64%のプレミアムを付けた価格です。

EAは『マッデンNFL』『シムシティ』『メダルオブオナー』『ニード・フォー・スピード』など多数の人気フランチャイズで知られる米国最大手のゲームメーカーで、テイク・ツーは『グランドセフトオート』『BIOSHOCK』などで知られ米国での順位は3-5位です。統合が実現すれば米国ナンバーワンメーカーとなることが確実です。

EAのCEOであるJohn Riccitiello氏は「これはテイク・ツーの株主にとって最高のオファーです。投資家にとって、私達の提案に応募することがテイク・ツーへの投資のリターンを最大化するベストな方法だと確信しています。私達のオファーは非常に透明なプロセスで進められています。EAの株主にとっては、この統合の組み合わせはポートフォリオを更に強固なものとし、多くの才能あるチームを迎えることによって、素晴らしい組織を作り上げることに繋がるものです」とコメントしています。

また、テイク・ツー・インタラクティブの取締役会はこの発表に対して、現時点で行動を取らないようにと株主に対して呼びかけ、10日以内に対応策を発表するとコメントしました。

株式公開買い付けは4月11日の深夜0時が期限となります。

EA側のアドバイザーはモルガン・スタンレー、テイク・ツー側はベア・スタンレー及びリーマン・ブラザーズ。

「ゲームと暴力行為に直接の因果関係は証明されてない」―『マンハント2』発売で英文化・メディア・スポーツ省

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/17/27840.html
既にお伝えしたしたように『マンハント2』が英国でも年内に発売される見込みとなりました。これに関して、英国の文化・メディア・スポーツ省の報道官はGameIndustry.bizに対して、BBFCやVideo Appeals Committeeの決定の問題で、また、ビデオゲームと暴力行為の直接の因果関係も証明されたものではないと述べました。

「『マンハント2』のレーティングはBBFCやVideo Appeals Committeeの問題です。重要なのは、コンピューターゲームを遊ぶ事と現実世界で暴力行為を行うことに直接の因果関係は証明されていないということです。私達の関心は、不適切なものが子供達に近づけられないかどうかです」

また報道官によればブラウン首相は、心理学者のTanya Byron博士に依頼してビデオゲームやインターネット上のコンテンツがどのような悪影響を子供に与えるかや、それに対してどのような施策が行えるかどうか調査しているということです。

『マンハント2』、英国でも発売へ―VACが認める決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/17/27839.html

ロックスターゲームスが開発したWiiとPS2向け『マンハント2』を巡って昨年から騒動が行われてきましたが、表現の修正を行って販売が許可された米国に続いて、2度に渡って発売禁止を受けた英国でも販売されることが確実になりました。ロックスターでは年内には発売したいとしています。

昨年6月に英国の映像やゲームの審査機構であるBBFC(The British Board of Film Classification)は、非常に残虐な表現を多数含んでいるとして『マンハント2』にレーティングを付与しないという決定をしました。レーティングのないゲームは販売することができず、事実上の発売禁止の措置です。これに続いて米国でもESRBが18歳以上対象(18禁)のレーティングとすることを公表しました。

18禁のレーティングや、そもそも発売ができないとなれば大きな打撃を受けるロックスターでは表現の修正を行ったバージョンを制作、ESRBは修正版を受け入れM(Mature/17歳以上対象)として10月末に発売になりました。しかしBBFCは修正後のバージョンも審査を拒絶し、発売できない事態が続いていました。

BBFCの決定に同意できないコンテンツ事業者は独立した審査機構を持つVideo Appeals Committeeに提訴することができると定められていて、ロックスターは提訴、逆転で18歳以上対象のレーティングを付与するという決定を得ました。これに対して、BBFCは更に法廷で争う事も可能と定められていますが、断念し、18歳以上対象のレーティングを決定しました。

BBFCがここまで強硬な態度を示したのは、このゲームの前作に影響されて少年が友人を殺害するという事件が英国で発生していることが大きいものと思われます。BBFCのDavid Cookeディレクターは「私達は2度レーティングを拒絶し、再び法廷で争うことも検討しました。しかしそれは逆に大きなリスクを伴うものと判断しました」と苦渋の選択だったと述べています。

ロックスターでは責任を持って年内にゲームを発売するとしています。

Take-Two、エレクトロニック・アーツによる買収提案を拒否

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20370223,00.htm
 おそらく誰も驚かないだろうが、Take-Two Interactive SoftwareはElectronic Arts(EA)の敵対的な買収提案を拒否した。

 Take-Twoは米国時間3月26日午前の発表で、同社の取締役会と役員は株主に対してEAの1株26ドルの提案を拒否するように勧告したと発表した。さらに取締役会は、第三者との提携を模索する代替的な戦略を策定している段階であり、提携候補にはEAも含まれているが、この戦略は4月29日の「Grand Theft Auto IV」の発売後に始動することになるだろうと述べた。

 Take-Twoの取締役会は、今後あり得る提携をめぐって「実質的な討議」はまだ始まっていないと述べながらも、現在、あくまで提携に対してオープンな姿勢を保っていると強調した。Take-Twoは声明の中で、同社は「1株26ドルの現金による買収提案はいくつかの観点から見て不十分であり、Take-Twoの株主にとって得策ではないと全会一致で判断した」と述べている。

 Take-Twoの取締役会が指摘する主要な論点は以下の通りである。

EAの提案は、特に事業の合理化と費用削減を目指した2007年の取り組みを考慮するとTake-Twoを過小評価している。
Take-TwoのフィナンシャルアドバイザーであるBear StearnsとLehman Brothersが提案の金銭的な条件に異議を唱えた。またTake-Twoとしても、この取引が株主にとって課税対象になることに留意した。
EAの一方的な提案のタイミングは、近々予定されているTake-Twoの人気ビデオゲームシリーズの最新作である「Grand Theft Auto IV」の発売に乗じることを狙いとしており、「便宜主義的」である。
EAの提案は、販売網の拡大、「オンライン、ワイヤレスなどの進化しつつあるプラットフォーム」を開拓する機会の増加、管理費の削減といった両社の統合によって得られる潜在的な「シナジー価値」を反映したものではない。
 EAからのコメントはまだ得られていない。

ロックスター、Mad Doc Softwareを買収―『Bully』開発元

http://www.inside-games.jp/article/2008/04/07/28255.html
テイク・ツー・インタラクティブのブランドであるロックスター・ゲームスは、北米のゲーム開発会社Mad Doc Softwareを買収し、ロックスターニューイングランドと改称すると発表しました。同社は1999年にIan Lane Davis博士によって設立された会社で、最新作はロックスターから発売された『Bully: Scholarship Edition』(PS3/Xbox360)です。

「Mad Doc Softwareのチームは非常に才能に溢れ、彼らをロックスターに迎える事で、我々はコア技術を拡充し、進歩的で革新的なゲーム体験を生み出していくという取り組みを前進させていくことができるでしょう」とロックスターゲームスのSam Houser氏は述べています。

「ロックスターに迎えられるのはここにいる全員にとって素晴らしい機会です。私達はロックスターで、ユニークで楽しめるゲームを

テイク2、日本や中国などアジア太平洋でのビジネスを拡大

http://www.inside-games.jp/article/2008/04/16/28491.html
米国の大手パブリッシャーのテイク2インタラクティブは、新たにアジア担当社長を新設し、エレクトロニック・アーツやビベンディ・ユニバーサルで15年以上のアジアビジネスの経験のあるHubert Larenaudie氏を起用すると共に、シンガポールにアジア太平洋地域の拠点となる新オフィスを設置すると発表しました。

テイク2では日本でのプレゼンスを強化すると同時に、中国と韓国でオンラインゲームの取り組みを行っていくとしています。

Hubert Larenaudie氏は「『GTA』『Midnight Club』『Cilvilization』『BioShock』などテイク2のフランチャイズは日本や韓国、中国で既に大きな地位を占めています。これらの主要ブランドに加えて成長中のスポーツゲームや我々の抱える才能あるクリエイティブチームによって、アジア太平洋はテイク2にとって非常に重要な市場となり得ます」と話しています。

現在のところ同社のタイトルは日本のパブリッシャーに販売権を許諾する形で提供されていますが、これに変化があるのかどうかは不明です。

EA、テイク2へのTOB期限を延長―FTCは買収を懸念

http://www.inside-games.jp/article/2008/04/21/28579.html
エレクトロニック・アーツ(EA)は、テイク・ツーインタラクティブに対して株式公開買付け(TOB)を行っていた件について、4月18日の終了期限を延長して5月16日までとすると発表しました。期限までに集まったのは約8パーセントだったということです。また取得価格が当初の1株あたり26ドルから、25.74ドルに引き下げられています。

またEAによれば、この買収が健全な競争に及ぼす影響について、FTC(連邦通商委員会)より2度目の情報提供を求められたということです。

AP通信はLazard Capital Marketsのコリン・セバスチャン氏の次のようなコメントを紹介しています。「彼らはこの計画が余り良いものとは思っていないのではないか、買収金額も引き上げなかった。良い機会だと思ってはいるのだろうが、彼らの成長に欠かせない戦略だと考えているならばもっとアグレッシブに動くはずだ」。

5月16日の新しい期限は、テイク2が期待の新作『Grand Theft Auto 4』を発売した半月後となります(4月29日発売)。

「GTA IV」が米国で発売--初日売上は「Halo 3」を上回るとの観測

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20372374,00.htm
 Electronic Arts(EA)の幹部は今ごろ悔しがっているはずだ。

 ここ2カ月あまりEAが買収しようとしてきたビデオゲーム会社のTake-Two Interactiveが、「Grand Theft Auto IV」(GTA IV)で空前のヒットを手にしているようなのだ。そのお金はEAには入ってこない。

 GTA IVが発売日の米国時間4月29日に何本売れたのかはまだ正確にはわからないが、事例証拠は、ゲーム業界史上最も成功した売り出しになりそうなことを示唆している。

 少なくとも、過去最大級の初日売上であることは確実な様子だ。

 ビデオゲーム小売業者GameStopの企業広報担当バイスプレジデントを務めるChris Olivera氏は、「このゲームは発売とともに販売ベスト3入りへの道を進んでいると言えそうだ。2008年に限ったベスト3ではなく、(わが)社の歴史におけるベスト3入りだ」と述べている。

 すでに史上最も成功を収めているゲームシリーズの最新タイトルであるGTA IVは、4月29日午前に米国各地の店頭に並び、深夜のうちに販売開始する店も多数あった。GTA IVは論争を呼び、小売店に販売しないように呼びかける政治家や批判派もいたが、それによって消費者が思いとどまることはなかったようだ。

 「全米にある当社の3500店で真夜中の発売イベントを実施した」とOlvera氏は話す。「(GameStopのどの店舗でも)共通していたのは、建物を囲みショッピングモールへと続く行列ができたことだ」

 2007年、Microsoftは大ヒットした「Halo 3」の発売初日の売上額を発表した。1億7000万ドルという、エンターテインメント業界では前例のない初日売上を記録したためだ。

 市場調査会社のNPD Groupが5月初めに4月の売り上げを報告するまで、はっきりしたことはわからないかもしれないが、このHalo 3の記録が短命に終わると確信するだけの理由がある。

 GTA IVのパブリッシャーであるTake-Two Interactiveが、全世界で600万本の先行予約を受けたと述べたという報道からも、新記録を達成することが予測できる。ゲームの販売価格が60ドルで、600万本が売れれば、約3億6000万ドルに達するからだ。

「GTA IV」、プレー中にフリーズの可能性--ゲームフォーラムに報告相次ぐ

http://japan.cnet.com/company/article/0,3800101304,20019641,00.htm
 Take-Two Interactiveとその傘下にあるRockstar Gamesは米国時間4月29日に「Grand Theft Auto IV」(GTA IV)を発売した。しかし、暗雲がわずかに垂ちこめている。

 CNET News.comの姉妹サイトであるGameSpotへの投稿によると、同ゲームがフリーズするという一部プレーヤーからの報告で、インターネット中のGTA IVフォーラムが大騒ぎになっているという。

 GameSpotのBrendan Sinclairが指摘しているように、1カ月前には、Rockstarのゲーム「Bully」がフリーズする問題を抱えていることが明らかになっている。これに、GTA IVがクラッシュする報告が寄せられているところを考えると、Rockstarの品質保証(QA)部門には仕事をしていない従業員がいるのではないかと疑いたくなる。GTA IVのクラッシュは、PLAYSTATION 3(PS3)版がほとんどだが、Xbox 360版も報告されている。

 最近ヒットしたものの、品質に問題を持ったゲームは当然他にもある。「Guitar Hero III」は、ギターコントローラの一部に問題を抱えていた。

 GTA IVがフリーズするという報告が事実であると仮定して、Take-TwoとRockstarがこの問題を比較的打撃を受けずに処理するためには、迅速に反応してこの問題を解決し、ユーザーに働きかけることだ。そうしなければ、印象は良くないだろう。

GTA IV、初週で史上最高5億ドルの売り上げ

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20372817,00.htm
 Take-TwoとRockstar Gamesの「Grand Theft Auto IV」(GTA IV)発売前の数週間、このゲームがどの程度の成績を上げるかという予測が多く出された。アナリストの予測はさまざまだったが、Take-Twoの役員自身は事前予約のデータを元に、このゲームは発売初週に600万本販売されると見込んでいたと伝えられている。

 その予測は正しかったということが明らかになった。Rockstar Gamesの親会社であるTake-Twoは米国時間5月7日、Grand Theft Auto IVが発売初週に世界で600万本販売されたと発表した。これは、約5億ドルの売り上げに相当する。発売初日の販売数は360万本に達し、その売上高は3億1000万ドル相当となった。これは「Halo 3」の発売初日の記録である1億7000万ドルの2倍近くであり、Halo 3の発売初週の売り上げと比較しても1000万ドル多いことになる。

 GTA IVはゲーム以外のものも含むエンターテインメント資産の中で、発売時として最大の売上高を記録したことになり、Take-Twoはこの記録を素早く喧伝した。「Grand Theft Auto IVの初週の成績は、双方向型エンターテインメント史上で最大の立ち上がりとなり、この小売販売の売上高の水準は、これまでのあらゆる映画や音楽の立ち上がりを超えるものだと考えている」とTake-Twoの会長Strauss Zelnick氏は述べた。

 GTA IVの空前の立ち上がりは、現在Take-Twoと同社のライバル企業であるElectronic Arts(EA)の間で進んでいる買収の問題で主要な論点となっている。EAは、RockstarとGTA IV--GameSpotの歴史の中で、オール10点満点を取った5つめのゲームとなった--は、Take-Twoに対する20億ドルに及ぶ敵対的買収で大きな関心事であるとしており、Take-Twoは同社の価値はGTA IVの発売までは完全に評価することはできないとしてきた。EAによる株主に対する寛大な提案は(この提案はTake-Twoが行った株式の希薄化によるポイズンピルを踏まえ、25ドル74セントに値下げされている)、5月16日に期限を迎える。

『BIOSHOCK』が映画化へ、2K Gamesとユニバーサル・ピクチャーズが合意

http://www.inside-games.jp/article/2008/05/11/28930.html
2K Gamesは、Xbox360で発売し世界的に大ヒットを記録した『BIOSHOCK』(日本ではスパイクから発売)を映画化することで、ユニバーサル・ピクチャーズと合意したと発表しました。本作は2Kポストンと2Kオーストラリアが開発、テイク・ツー・インタラクティブより発売になりました。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」で知られるGore Verbinski氏が監督とプロデューサーを務める予定で、脚本には「Gladiator」や「The Aviator and Sweeney Todd」のJohn Logan氏と交渉中だということです。

映画の公開時期などは明らかにされていません。

「GTA IV」の売り上げ記録を塗り替えるゲームは出現するのか

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20373038,00.htm
 「Halo 3」は8カ月の間、エンターテインメント業界で1日の過去最高の売上高の記録を誇っていたが、「Grand Theft Auto IV(GTA IV)」によって更新された売り上げの記録を塗り替えるには長い時間がかかるかもしれない。

 GTA IVを開発したRockstar Gamesの親会社であるTake-Two Interactiveは米国時間5月7日、GTA IVは発売初日の4月29日に史上最高の記録である3億1000万ドルを稼ぎ出し、発売後1週間で5億ドルを売り上げたと発表した。1日の売上高としては、Halo 3が2007年9月に樹立した1億7000万ドルの記録を打ち破ったことになる。

 そして、Bungie StudiosのHalo 3が急速にナンバー2に追いやられてしまったことを考えると、GTA IVがこれまでにいかに多額の現金を稼ぎ出しているとしても(Take-Twoではすでに600万本を販売したと発表している)、着々と準備が進められている他のゲームによってその地位を脅かされかねないと考えるのも当然である。

 今後数カ月にリリースが予定されているゲームで対抗馬になりそうなタイトルは以下のとおりである。Electronic Arts(EA)の「SPORE」、Blizzard Entertainmentの「StarCraft II」、コナミの「METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS」、EAの2009年版の「Madden Football」、LucasArtsの「Star Wars: The Force Unleashed」、Activisionの次期「Guitar Hero」、Harmonixの「Rock Band」の次期バージョンおよび任天堂の「Wii Fit」

 そして、われわれはエンターテインメント業界全体を話題にしているので、ParamountとLucasFilmによる次期作品の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」も多少は考慮するべきだろう。

 しかし、この記事を書くために問い合わせた数人の業界の専門家によると、上記のゲームの中でGTA IVが達成した初日や1週間の売上高に匹敵する数字を稼ぎ出せるタイトルは皆無だろうという。したがって、上記のゲームのいずれか、または上には挙げなかった別のゲームがトータルの売上高に関していつの日かGTA IVを打ち負かすことがあったとしても、短期的な売上高については予見できる近い将来にはGTA IVの記録が破られることはないように思われる。

 Wedbush Morgan SecuritiesのビデオゲームのアナリストであるMichael Pachter氏は、「1日の売上高で考えると、次期GTAが出現するまで(記録を破れる)タイトルは出てこない可能性が高い」と述べる。

 Pachter氏によると、GTAのフランチャイズがおそらく世界で最も人気のあるビデオゲームタイトルとしての優位を保っている主たる理由は、複数のビデオゲームプラットフォームで動作することだという。実際、多くのアナリストによるとゲームは単体で売り上げが良好なばかりでなく、Microsoftの「Xbox 360」やソニーの「PLAYSTATION 3」など、それをプレイできるコンソールの売り上げをも促進するのだという。

 一方、Halo 3はXbox 360でしか動作しない。

 「GTAの特殊なところはクロスプラットフォームタイトルであり、両方のコンソール機のインストールベースを活用できる点である」とIDCのゲームアナリストであるBilly Pidgeon氏は指摘する。「HaloがXbox 360でしかプレイできないとすると、やはりそこに違いが生じてしまう」

 そして、クロスプラットフォーム対シングルプラットフォームの違いを超えて、とにかく大きなオーディエンスを引きつけられる優秀なゲームがきわめて少ないという問題がある。

 「HaloとGTAは双方向型エンターテインメントの世界でかなり独自性の高い資産である」とLazard Capital MarketsのシニアアナリストであるColin Sebastian氏は述べる。「したがって、今後2~3年間にこれらのゲーム(の初期の販売実績)に匹敵するゲームが登場するとはなかなか言い切れない」(Sebastian氏)

 とは言うものの、GTA IVが何らかの長期的な売上高の数字を打ち立ててそれを維持できると考えられる根拠は全くない。GTA IVが多額の金を稼いで、何百万本ものゲームを販売することが確かだとしても、それが長い期間にわたって売上高を維持できるゲームだとは限らないのだ。むしろ、GTA IVはゲームを即座に手に入れてプレイしたがるハードコアのゲーマーを引きつける類のゲームなのである。

 「製品寿命の期間全体にわたる売上高で考えるとWii Fitだと思う」とPachter氏は述べ、米国で発売間近の任天堂のエクササイズゲームが記録を破る可能性があることを示した。「出荷されるすべてのWiiの3分の1にWii Fitが付属し、全世界的に見ると(すでにWiiは2000万本売れていることから)2009年末までにはGTA IVを追い越すことになると思う」(Pachter氏)

 「The Sims」の制作者であるWill Wright氏の次のゲームであるSPOREがEAにとって大ヒットになるのではないかと期待している人々もいる。なぜなら、特にThe Simsは史上最高のベストセラーPCゲームになっており、最近、拡張パックと続編を合わせて販売本数が合計1億本を突破したからである。

 「個人的にはSPOREはゲーム業界に大きな影響を与えると思う」とPidgeon氏は述べる。「そしてSPOREはかなり成功すると思う。Simsほどヒットするかどうかはわからないが、幅広い人気を博すと思う」(Pidgeon氏)

 しかし、SPOREには、少なくとも歴代最高のベストセラーゲームになれるかどうかという点ではいくつかの問題がある。第1に、このゲームはPC(およびMac)のみに対応しており、コンソール機に対応していないことだ。そして第2に、Pidgeon氏によると、The Simsフランチャイズのように常に拡張し続けるゲームとしては明確な選択肢にはならないということだ。

 歴代最高の売上高の記録に名乗りを上げるさらに2つのタイトルとしては(短期的な記録を塗り替えることはないかもしれないが)、「Guitar Hero」と「Rock Band」のフランチャイズがある。なぜなら、これらのゲームは、絶え間なく拡張パックとアクセサリを供給し続ける可能性が高いからだ。そして、おそらくGTAにもかなわない長期的な潜在力を秘めている。

 「Guitar HeroとRock Bandは、数字を合計すると、非常にすばらしいフランチャイズだ」とPidgeon氏は述べる。「これらのゲームがバーでプレイされているのを見かけるし、(これらのゲームは)ほんとうに興味深い成長の機会を示している。この種の製品は大きな成長の可能性があるし、これはGTAには見られなかった種類の機会だ。

 そして、この記事のためにインタビューしたアナリストで、すでに発表されているゲームがGTA IVの短期的な記録を塗り替えると考えた人は誰もいなかったが、だからといってそのようなことが絶対に起こらないということを意味するものではない。

 事実、GTA IVの発売のタイミング自体が、最終的にそれが追い越される原因になる可能性もある。

 「その理由は、われわれがハードウェアサイクルのどこにいるかにも関係してくる」とPidgeon氏は述べ、GTA IVがXbox 360とPLAYSTATION 3が発売後わずか2~3年でリリースされたことを説明した。時間とともに、さらに何百万人ものゲーマーがこれらのゲーム機を自宅に持ち帰るようになると、「一部のブロックバスタータイトルが大ヒットするのもより簡単になるだろう」

EAのTake-Two買収提案、期限を迎える

http://japan.cnet.com/company/article/0,3800101304,20019641,00.htm

 Electronic Arts(EA)は、「Grand Theft Auto」のパブリッシャーであるTake-Two Interactiveに対して敵対的買収案を提示していたが、その期限が静かに過ぎたようだ。

 EAは、1株当たりの価格を25.74ドルに減額した買収案を4月に拒否される一方で、Take-Two株式買い付けの期限を米国時間5月16日に延長していた。そして、この期限が、両社から同買収案に関する動きがないままに過ぎた。

 新たな買収案は、Take-Twoが4月18日に拒否したが、会長のStrauss Zelnick氏は当時、不適切で望ましくないままだと述べていた。「1株当たり26ドルという額はTake-Twoを過小評価していたが、25.74ドルではなおさら」(Zelnick氏)

 その後、発売開始1週間の売上高が5億ドルというGrand Theft Auto IVの記録的な販売により、Zelnick氏の正しさが証明された感がある。同ゲームは、発売当日に360万本が販売され、MicrosoftのHalo3が持っていた販売記録を抜いている。

 Take-Twoの広報担当者Meg Maise氏は17日午後、「現時点では何も進行していない」とAFPに語った。「(EAの)出方次第だ」(Maise氏)

EA、Take-Twoに対する買収提案の期限を再延期

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20373553,00.htm
 米国の大手ビデオゲームメーカーElectronic Arts(EA)は米国時間5月19日、Take-Two Interactive Softwareの買収に向けた株式公開買い付けの期限を6月中旬に延期すると発表した。EAがTake-Twoに対する敵対的買収案の期限を延期するのは今回で3度目だ。

 EAがTake-Twoにとって魅力ある買収案の提示に失敗した直後に、Take-Twoの人気ゲーム「Grand Theft Auto IV」が発売後の売り上げ記録を次々と塗り替えた。そしてこの記録的な売り上げが、EAの提示額はTake-Twoの価値を過小評価しているとする同社会長Strauss Zelnick氏の主張を後押しした。

 EAがこれまでにTake-Twoの株主から提供の確約を得ている株式数は、Take-Twoの発行済み株式総数の8%に当たるおよそ620万株だ。同社は当初、株式公開買い付けの期限を5月16日に設定していたが、6月16日に延期した。

 Take-Two会長のZelnick氏は、EAに対する嫌味とも取れる次のような発言を行った。「今回の提案もEAが2008年3月13日にTake-Twoの株主に行った提案と同様に厳しい条件付きの提案だ。3月13日の提案では、われわれの取締役会が徹底的に検討した結果、不適切かつ株主の最大の利益に反するとの見解で一致した」

 またZelnick氏によると、現在Take-Twoは株主価値の最大化に向けた取り組みを進めており、その一環として、Grand Theft Auto IVで記録的な発売後売り上げを達成した今、利害関係者との戦略的代替案を模索し始めたという。

 EAは2月下旬にTake-Twoに対し総額20億ドルに上る敵対的買収案を提示した。同社は、期限を延長しても提示額は変更しないと述べている。

 EAの企業開発担当シニアバイスプレジデントOwen Mahoney氏は声明で次のように述べている。「EAの提示額は、1株当たり25.74ドルで変わっていない。また、われわれの買収案は、規制当局の許可など複数の条件付きだ。先に述べた通り、われわれには、それらの条件が満たされない場合に買収提案を打ち切る権利がある」

 19日午前のTake-Twoの株価は、前日比1.14%安の26.79ドルだった。

Take-Two第2四半期決算、「GTA IV」好調で売上高2.5倍超

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20374790,00.htm
 ビデオゲームパブリッシャーのTake-Two Interactive Softwareは米国時間6月5日、予想を上回る業績報告書を発表した。4月に発売した人気シリーズ最新作「Grand Theft Auto IV」が最高記録を更新したことがよい影響を与えたようだ。

 4月30日に終了した同社第2四半期の業績結果は、純利益が9820万ドルで1株あたり利益は1.29ドルとなった。前年同期は、純損失が5120万ドル、1株あたり損失は71セントだった。売上高は前年同期と比べ2.5倍以上になった、5億3980万ドル。これは、アナリストの平均予想である4億9910万ドルを大きく上回るものだ。

 Take-Twoはまた、2008年の業績予測を上方修正している。

 同社は、第3四半期の売上高を3億2500万ドルから3億7500万ドルと予想しており、特別項目を除いた1株あたりの利益を45セントから55セントの間としている。

 Take-Twoは5月、Grand Theft Auto IVが発売日の4月29日に過去最高の3億1000万ドルを売り上げたことを発表した。売上高は最初の1週間で5億ドルに達したという。1日の売上高は、2007年9月に「Halo 3」が記録した1億7000万ドルを軽々と超えた。

 Take-Twoは、ライバルElectronic Arts(EA)が持ちかけた20億ドルの買収提案を退けている。同社のCEO(最高経営責任者)のBen Feder氏はReutersに対し、戦略的な代替案について「正式な話し合い」を行っていると明かしている。

 「取締役会は引き続き戦略的な代替案を探っているところで、われわれは現在、積極的にそのプロセスを踏んでいるところだ」とFeder氏。「関心を示したところとこれまでも話し合いをしたし、現在でも進めている」と続けている。

 EAは今年4月、Take-Twoに対し、1株あたり25.47ドルの買収金額を提示した。EAはTake-Twoに仕掛けた敵対的買収を、現在もあきらめていない。同社は先日、買収提案の期日を延長している。

EA、Take-Two買収提案の期日を7月18日に延期

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20375597,00.htm
 Electronic Arts(EA)は、Grand Theft AutoとBioShockの販売元であるTake-Two Interactiveに対する同社の買収提案の期日の5度目の延期を行った。EAがTake-Twoに最初に買収提案を行ったのは2月で、その後締め切りを3月末、4月中頃、そして5月中頃へと延期してきた。これらの延期のほかに、同社は買収提案を6月初めまで延ばす予定があることを発表していた。

 Take-Twoの株は現在26.35ドルで取引されており、これはEAの提示額である1株あたり25.74ドルを若干上回るものだが、EAはこの価格は公正な提案だという見解を維持している。事業開発担当シニアバイスプレジデントのOwen Mahoney氏は、「われわれはRockstarがGrand Theft Auto IVを成功裏に発売したことにはお祝いを述べたいが、われわれの提示額はTake-Two全体の事業の長期的価値に基づく十分で公正な価格だと考えている」と述べている。

 EAは今回の延期によって、買収提案に関する米連邦取引委員会(FTC)の調査は続行可能になると付け加えている。

 Take-Twoの反応は素早く、今回も否定的なものだった。Take-Twoの会長であるStrauss Zelnick氏は、同氏はこの買収提案は同社を「著しく過小評価している」と考えているとし、この動きを「望まれておらず、極めて条件の多い提案だ」とみなした。

 Zelnick氏は、「われわれの取締役会は、依然としてこの提案はTake-Twoの株主利益に反するものであるという意見で全会一致しており、取締役会は株主に対し、EAに株を譲渡しないことを今後も推奨する。取締役会は4月30日より、正式に企業価値を最大化するあらゆる代替案を検討する戦略的手続きを進めている。われわれは、合併や独立の維持を含むそれらの代替案は、現在のEAの提案よりも株主にとって大きな価値をもたらすものになると考えている」と述べている。

 現在のところ、米国時間6月16日時点までに、Take-Twoの発行済み株式のうち613万9824株、全体の約7.9%がEAの提案に基づいて譲渡されている。

2K Games、Havok for Wiiのライセンスを取得

http://www.inside-games.jp/article/2008/06/30/29938.html
物理エンジン大手のHavokは、テイク・ツー傘下の2K GamesがWii向けのHavokエンジンを利用するライセンスを結んだことを発表しました。

一番最初に採用されたタイトルは150万本売れた『Carnival Games』の続編であるゴルフゲームの『Carnival Games: Mini-Golf』で、今後も別のWii向けタイトルでの採用が決定しているとのことです。

「Havok Physicsエンジンは容易にゲーム開発者が、キャラクターをリアルに動かす事を可能にします。Havokの技術はゲーム上の物体を知能を持って相互作用させることができ、プレイヤーのアクションにリアルに反応させることができるようになります。『Carnival Games: Mini- Golf』はきっとユーザーを失望させないでしょう」とHavokのDavid O’Meara氏は魅力を語っています。

テイク2CEOが『GTA: チャイナタウン・ウォーズ』やWii版についてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/29/30483.html
テイク・ツー・インタラクティブのCEOであるBen Feder氏はGameDaily.bizとのインタビューの中で、先日のE3で衝撃的に発表されたニンテンドーDS向け『GTA: チャイナタウン・ウォーズ』や、WiiでのGTAについてコメントを寄せています。

まずDSで発表があった作品については「言うべきことは沢山ありますが・・・、私たちは最高のフランチャイズを新しいハードで展開することについて本当に興奮しています。そして任天堂は素晴らしいパートナーです。これまでも幾つかのタイトルで協力してきましたが、今後も大切にしていきたいと思っています。チャンスは広がっていて、任天堂プラットフォームで登場する『GTA』を必ずや最高のものにするつもりです」。

続いて、期待されるWiiでの『GTA』については「ちょっとコメントできません。私たちはWii向けに様々なタイトルを構築中で、その成長ぶりにもとても刺激を受けています。しかし『GTA』がWiiで出るかということについては話せません」としました。

さらに「私が間違いないと思うのは、ハードが普及しているからといってPS3やXbox360からWiiにタイトルを移植するのは決して"勝利の方程式"ではないということです。各ハードの特性を生かすことこそが成功への近道です。ですからハードの台数を見ての移植はやらないつもりです。マーケティングや、タイトル自体のブランド力など色々ありますが、きっちりそのハードにあったゲームを作らなきゃいけない、それは『GTA: チャイナタウン・ウォーズ』で期待することでもあります」と付け加えています。

特にWiiが欧米でXbox360を追い越すほどの普及を続けていることから、他機種からの移植は増えそうな雰囲気ですが、安易な移植を戒める姿勢は共感ができます。本作は日本での展開は不明ですが、DSで登場するGTAに期待したいですね。

17歳の少年、『GTA』を見てタクシー強盗:ゲームは犯罪を奨励しているのか?

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/05/30591.html
ゲームファンには悲しい事件が起きてしまいました。

2008年8月2日(土)タイでは『GTA』(Grand Theft Auto)を模倣した強盗殺人事件が発生しました。17歳の少年が54歳のタクシー運転手をナイフで刺したというもので、少年は取り調べに対し、GTAを見て犯行を思いついたと自供しているとのことです。

『GTA』は現代社会を舞台としたクライムアクションで、シリーズ全編を通して都市と犯罪と車というテーマが描かれています。自由度の高さが特徴で、プレイヤーは車を奪ったり通行人に襲いかかったりといった犯罪行為もできます。

「ゲームが犯罪を誘発するのか、元から犯罪性向のある者がたまたまゲームを理由にするのか」は長い間議論されてきたテーマですが、未だに結論は出ていません。ただ、『GTA』シリーズでは悪事をはたらくと無限の戦力を持つ警察や軍が出動してくるため、最終的には犯罪者は絶対に法に勝てない仕組みとなっています。若年層の犯罪が起こるたびに引き合いに出される『GTA』ですが、今回ばかりは『GTA』を見てゲーム代欲しさに強盗を思いついたとの自供があるため、年齢制限とその徹底に関する論議は必要なものとなりそうです。

警官に取り押さえられるという末路までゲームと同じになった訳ですが、タイでは薬物注射による死刑もあり得るとのこと。『GTA』に限らず多くのゲームでは犯罪は「やり得」ではなく、その後の報いまでが描かれているいます。今回の件ではゲームが現実に及ぼす影響と同時に、ゲームに込められたメッセージを受け取る道徳的な素地を作ることも論議されるべきではないでしょうか。

『GTA4』のPC版が北米で11月に発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/07/30638.html
Rockstar Gamesは『GTA4』(Grand Theft Auto4)のPC版を2008年11月18日(火)に北米で発売すると発表しました。

家庭用機版の内容に加え、PC用に拡張されたマルチプレイヤーモードが搭載されるとのこと。現時点では価格及び動作環境は不明。ヨーロッパ版は11月21日(金)に発売される予定となっています。

これまでは『GTA』シリーズではPC版が先行していたのですが、『4』では逆転して家庭用機版が先に発売。ニンテンドーDSで新作が発表されるなど家庭用機にシフトしたかと思われましたが、PCゲーマー的には一安心といえるのではないでしょうか。

『GTA』模倣殺人で揺れるタイ政府、危険ゲーム10本を選別

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/08/30646.html
タイ政府は、現実の殺人などに繋がる危険性が高いとして『GTA』『バイオハザード4』『キラー7』など10本のゲームを選別、子供がこれらのゲームに触れないよう注意が必要であるとの見解を明らかにしました。

タイ政府から危険認定された問題の10本は『GTA』(Grand Theft Auto)、『バイオハザード4』、『キラー7』、『マンハント』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『ヒットマン: ブラッドマネー』、『ゴッドファーザー』、『300:The Video Game』、『50 Cent:Bulletproof』。いずれも過激な暴力描写が登場するゲームとなっています。

タイでは8月2日(土)に高校生がタクシー運転手を刺すという強盗殺人事件が発生。「『GTA』を見てゲーム代欲しさに犯行を思いついた」と自供したことで各界にショックを与えました。

ゲームに絡んだ事件の後、政府が特定タイトルを名指しして注意を呼びかけるというのは日本ではあまり見られない事態。日本政府もタイ政府のやり方に倣うべきか否かは今後慎重に議論が進められるべきでしょう。

米EAがテイク・ツーへの敵対的買収案を取り下げ、あらためて交渉へ [2008年 08月 19日#i9122862]

http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK014945520080818
 [ニューヨーク 18日 ロイター] 米エレクトロニック・アーツ(EA)(ERTS.O: 株価, 企業情報, レポート)は18日、ライバルのビデオゲームメーカー、米テイク・ツー・インタラクティブ・ソフトウェア(TTWO.O: 株価, 企業情報, レポート)への敵対的買収案を取り下げる。EAはテイク・ツーとあらためて交渉を行う。

 18日の株式市場ではテイク・ツー株は4%超下落した。EAが買収を完全に断念したり、買収提示額を引き下げるのではないかとの観測が広がっているが、アナリストは、友好的な話し合いが行われる見通しになったことから、買収が実現する可能性が高まったとしている。

 EAの18日の発表によると、同社のジョン・リッチティエロ最高経営責任者(CEO)とテイク・ツーのストラウス・ゼルニック執行会長は週末に協議を行い、テイク・ツーの経営陣は向こう3年間の商品発売予定と財務予想をEA側に示すことに合意した。

 EAは4月、テイク・ツーに対し1株当たり25.74ドルでの買収案を提示。テイク・ツーは買収額が低すぎるとして拒否した。

 この買収案は18日夜に期限が切れる。EAは、週末の協議を受け、公開買い付けの期間は延長しないことを決定したとしている。

エレクトロニック・アーツ、Take-Two買収提案を見直し

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20378924,00.htm

 ゲームソフトの「SPORE」だけが、Electronic Arts(EA)の唯一の関心事ではない。同社はまだ、Take-Two Interactive Softwareを欲している。

 EAの最高経営責任者(CEO)John Riccitiello氏は米国時間8月18日、同社よりも規模の小さいTake-Twoの会長Strauss Zelnick氏に公開書簡を送付し、1株当たり25.74ドルでTake-Twoを買収するという現在の提案が18日の東部標準時午後11時59分で失効させると通知した。EAは単純に忍耐を失っているようだ。

 「時間の経過を考えると、われわれは現金で1株当たり25.74ドルという買収提案価格を立証するモデルで使われていた条件が正しいか確認しなければならない」とRiccitiello氏は書簡で述べている。「それに加えて、もはやわれわれは大事な年末商戦前にTake-Twoを統合できるとは思っていない」(Riccitiello氏)

 両社は18日直前の週末、Take-Two社内における自社価値の認識について、Take-TwoがEAに極秘のプレゼンテーションをする方向で話し合いを持った。Zelnick氏はEAが秘密保持契約を結ぶという条件で同意している。

 もともと、EAは2008年2月にTake-Two買収提案をしている。この提案は2007年終わりごろのVivendiによるActivisionの買収に対して反応したものであることはほぼ間違いない。Take-Twoが吸収合併されれば、EAは最大のゲームメーカーとしての地位を維持できるからだ。

 EAによる最初の20億ドルの敵対的買収の提案期限はすでに失効し、何度か延長されていた。

エレクトロニック・アーツ、Take-Twoと秘密裏に交渉を継続か?

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20379300,00.htm
 ライバル関係にあるゲームメーカーElectronic Arts(EA)とTake-Two Interactive Softwareは、買収の見込みについて非公開の話し合いを持つことで合意した後、秘密保持契約を交わしたという。EAが米国時間8月25日、規制当局に提出した書類で明らかにした。

 EAがTake-Twoに買収を持ちかけてから6カ月になるが、両社の話し合いは難航している。Take-Twoは自社の3年間の製品リリース計画と財務予測をEAに開示することに合意したが、EAは先週になって、20億ドルに及ぶTake-Twoへの敵対的買収を断念することを発表していた。

 EAは米証券取引所委員会(SEC)に提出した書類で、「この結果、EAはTake-Twoとの話し合いが終了するまで、あるいは両社が取引に入るまで、2社間の交渉や話し合いに関するあらゆる状況について今後発表しない方針だ」と記している。

 EAは長い間、Take-Two買収を試みては拒否されており、この発表は最新のものとなる。

 EAはTake-Two対し、1株あたり25ドルという友好的な買収を最初に提示し、これが拒否されたために2月、1株あたり26ドルでの買収計画を持ちかけた。Take-Twoは、1株あたり26ドルは低すぎるとしてこれも拒否、EAは3月に敵対的買収を開始した。EAはその後、買収提示金額を1株あたり25.74ドルに下げた。しかし、度重なる期限の延長と買収条件の見直しにより、EAの信頼性には傷がついたように思える。Take-Twoは、強い人気を誇るゲームシリーズ「Grand Theft Auto」を持っている。

 米連邦取引委員会(FTC)は20日、両社の合併について調査を行ったが、これ以上の活動は必要はないとして調査を終了したことを明らかにした。

テイク・ツーCEOがWii『GTA』や任天堂との関係についてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/05/31059.html
米テイク・ツー・インタラクティブのBen Feder氏は、投資家向けのカンファレンスコールに出席し、にわかに期待されるWii向けの『グラン・セフト・オート』や、任天堂との関係強化についてコメントしました。

まず任天堂との関係について尋ねられたFeder氏は、「私たちは任天堂と長い時間をかけて関係を構築していて、これからも良好な関係を続けていくつもりです。このパートナーシップは私たちにとって非常に大きな価値があると思っています」とコメント。

続けてDS版の『GTA: チャイナタウン・ウォーズ』について、「本作はこのパートナーシップにとって大きな一歩です。GTAをWii向けにリリースするかどうかコメントするつもりはありませんが、任天堂とテイク・ツーはとても上手く行っています。私たちはこの関係を成長させていくつもりです」と述べています。

初の任天堂プラットフォームとなるGTA、『GTA: チャイナタウン・ウォーズ』は、冬の発売予定です。

EA、Take-Twoへの買収案を取り下げ

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20380391,00.htm
 Electronic Arts(EA)は、ライバルのゲームメーカーTake-Two Interactive Softwareを20億ドルで買収する計画を撤回した。両社が8月に非公開で交渉を開始する以前には、敵対的買収にまでいたった7カ月にわたる買収劇が幕を閉じた。

 EAは米国時間9月15日、「経営陣のプレゼンテーションやTake-Two Interactive Softwareから提供されたデューデリジェンス資料のレビューなどを注意深く検討した結果、Take-Twoを買収する提案をしないことを決め、同社との話し合いを終了した」と声明で述べた。

 この発表は、Take-Twoを買収するという長期間にわたり、かつ、常に拒み続けられたEAの提案が終了したことを意味する。

 EAは、人気ゲーム「Grand Theft Auto」のパブリッシャーであるTake-Twoに対する1株当たり25ドルという最初の提案が拒否された後、1株当たり26ドルという価格で買収を提案していることを2月に明らかにした。Take-Twoが26ドルの買収案を価格が低すぎると拒否したため、EAは3月、敵対的買収を仕掛けた。EAはその後、提案額を1株当たり25.74ドルに下げた。しかし、度重なる期間延長や提案内容の変更により、同社への信用が損なわれた感があった。

 EAは8月、取引の可能性をめぐり非公開に話し合いを持つことに両社が合意した後、敵対的買収を取り下げている。その数日後、米連邦取引委員会(FTC)が両社の合併を調査中と発表したが、その後も特に進展はなく、同調査は終了した。

未成年に『GTAIV』を販売した業者に処罰、英国でおとり捜査

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/17/31214.html
英国プリマスでは、未成年にナイフや『GTAIV』を売ったとして7件のショップが摘発されました。

「this is plymouth」誌が伝えたところによりますと、プリマスの当局が16歳の子供を使っておとり捜査を行ったところ、9つの店のうち5つまでが『GTAIV』など18歳以下には売ってはならないゲームソフトを販売し、25の店のうち2店舗が低年齢層への販売を禁止されているナイフを売ったとのこと。これらの店は5000ポンド(約94万円)の罰金から6ヵ月の禁固刑といった罰を受けることとなります。

英国では心理学者のタニア・バイロン氏が首相の命をうけて作成した「バイロンレビュー」が発表された後、インターネットやゲームなど青少年に有害とされるものへの規制に関心が高まっています。

GTA最新作『Grand Theft Auto: CHINATOWN WARS』の発売日が決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/16/32714.html
『グランド・セフト・オート』(GTA)シリーズの最新作となる『Grand Theft Auto: CHINATOWN WARS』の発売日が2009年3月17日に決定した模様です。

海外ゲーム誌EDGEのオンライン版EDGE-ONLINEがTake-Twoからのアナウンスとして伝えたところによりますと、『Grand Theft Auto: CHINATOWN WARS』は北米で3月17日、ヨーロッパで3月20日にニンテンドーDS用として発売されるとのこと。

『GTAIV』は初日で3億ドル(約270億円)を売り上げてギネス記録となっており、好調な売れ行きを見せるニンテンドーDSで『CHINATOWN WARS』がどれだけの数字を出すかが注目を集めそうです。

テイク2、「任天堂との関係をより強化したい」

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/18/32772.html
米国の大手パブリッシャーであるテイク2インタラクティブのBen Feder CEOは、第4四半期の業績説明会の席で、ヒットしたWii向けの『Carnival Games』(カーニバルゲームス)シリーズや今後発売予定のDS『GTA チャイナタウンウォーズ』などで培われつつある任天堂との関係をより強化したい意向を明らかにしました。

Ben Feder CEOは、テイク2の『GTA』シリーズを始めとする主要なフランチャイズがWiiのターゲットとはズレがあることを認めながらも、膨大なユーザーベースにアクセスする手段を探していて、積極的に研究開発を行っているとしました。

「我々は拡大を続けるWiiの普及の恩恵を受けることができると思っています。我々と任天堂との関係は強化されつつあります。レーティングMのタイトル群はPS3やXbox360に向いているかもしれませんが、決して無視することのできないハードの普及台数がWiiにはあります」