第27話『昨日の敵と今日の敵』

本編攻略

あらすじ

霊夢の勘に頼って進む一行は、風に乗って舞う桜の花を見つける。
春の欠片に喜ぶ間もなく、一行の前にかつての仲間妖夢が姿を見せる。
妖精に対して攻撃を仕掛けた妖夢は、こう行った……


「皆さんが何もしなくても、この長い冬はいずれ終わります。目的さえ果たせば、すぐに春はお返ししますから」

作戦目的

勝利条件

1. 敵の全滅、または妖夢の撃破。

敗北条件

1. 味方の全滅。

ボーナスWP獲得条件

1. 敵を18体以上撃破する。

ステージデータ

• 時間帯
  昼

• 初期配置

  初期味方	出撃選択×コスト25.0×出撃枠16
  初期敵	妖精(青)×4
  初期敵	妖精(赤)
  初期敵	妖怪烏×11
  初期敵	ひまわり妖精×5
  初期中立	魂魄 妖夢

• 3PPor2EP以内に敵を15体撃墜

  味方増援	東風谷 早苗
  味方増援	射命丸 文
  味方増援	犬走 椛

敵データ

※Lunaticでは妖夢の獲得点が1.1倍、PPが1.3倍になる。
また、前作から引き継ぎをしていた場合は引き継ぎ時の妖夢の強化段階の合計に応じて妖夢のユニット性能・武器攻撃力が強化される。

• 初期敵

  ユニット名	Lv	HP	最大射程(P)	獲得点	経験値	PP	総数	装備	備考	弾幕
  ひまわり妖精	23	4800(E)/5700(N) 6300(H)/6900(L)	7(3)	3800	125	10	5	-	1体ボム持ち
  妖怪烏	23	4200(E)/4700(N) 5200(H)/5950(L)	5(3)	1500	80	6	11	-
  妖精(赤)	23	3700(E)/4300(N) 4900(H)/5800(L)	6(3)	1500	100	8	1	-
  妖精(青)	23	3300(E)/3900(N) 4500(H)/5400(L)	4(4)	1200	80	5	4	-

• 初期中立

  ユニット名	Lv	HP	最大射程(P)	獲得点	経験値	PP	総数	装備	備考	弾幕
  魂魄 妖夢	26	16800(E)/18800(N) 20800(H)/24800(L)	5(5)	9000	200	10	1	天狗の高下駄	特殊耐性 切り払いL5 底力L6 剣戟 HP40%以下で撤退	E:[敵軍] 格闘攻撃のダメージ+15% N:[敵軍] 格闘攻撃のダメージ+20% H:[敵軍] 格闘攻撃のダメージ+25% L:[敵軍] 格闘攻撃のダメージ+30%

ボスデータ

魂魄 妖夢

※HP・MP・運動性・装甲は前作終了時の妖夢の強化段階の合計に応じて変化する。
※運動性は装備「天狗の高下駄」の補正込み。

※移動力は装備「天狗の高下駄」の補正込み。

武器（Easy:攻撃力-200　Hard:+200　Lunatic:+400）

※武器の攻撃力は前作終了時の妖夢の強化段階の合計に応じて変化する。

地形

地形名	地形効果					備考
	防御（％）	回避（％）	HP（％）	MP（％）	移動力低下
平地	0	0	0	0	0
森	15	10	0	0	-0.15

イベント・敵撤退情報等

• 3PPでイベントが発生し、味方増援が出現。味方増援の初期パワー110。
  • 2EPまでに敵を15体撃墜するとその時点で味方増援が出現。
• 妖夢は3PP前にHPを40%以下or撃破しても精神コマンド「ド根性」を使用し、無限に復活する。
  • 撃破した場合は経験値・点・PPを獲得出来る他、天狗の高下駄もこの時点で入手できる。
• 妖夢は妖夢以外の敵の全滅、あるいはHP40%(Easy:6720 Normal:7520 Hard:8320 Lunatic:9920)以下で撤退する。
  ただし、撤退HPは引き継ぎ時の強化段階などでぶれるため注意。

攻略アドバイス

• このステージの3PP経過、あるいは2EP以内に敵を15体撃墜で風神録におけるメインキャラが初参戦する。魔理沙ルートでは早苗もこのステージが初参戦となる。
  • 椛はサイズやHP、装甲といった素の耐久力では美鈴や慧音に劣るものの、シールド防御や援護技能のラインナップでそれを補っている。
    また、移動力が6で最強武器の射程が2と、移動力が低く最強武器の射程も1しかない2人より使いやすさに長ける。
    • 固有スキルは「堅狼」で安定。他の2つは椛の性能と噛み合っていなかったり使い勝手が悪かったりする。
    • 難点は遠距離攻撃が苦手なことと、切り払いとシールド防御で技能枠が2つ潰されているせいで運用の柔軟性に欠けていること。
      美鈴の彩雨よりはマシだが、のの字弾の性能が低い。また、WPの投資先にするのもあまり向かない。
  • 文は指定した味方に「加速」を付与するという、エリーの「床弾幕」に匹敵する本作最重要の固有スキル「追い風」を持つ。
    特にボーナスWP獲得のために早解きなどを強いられるステージでは、このスキルの有無で獲得難易度が激変するほど。
    • ユニット性能は完全なリアル系で移動力や運動性・回避は高いが、気合避けを習得しておらず思っているより避けない。
    • 最強武器の幻想風靡はかなり強力で、空適応Sなので空中の敵に対し相性が良いが、高速でないと使えない上に陸適応がBと逆に低く、
      相手のいる位置によってダメージ量が大きく変動するという意味で非常に癖が強い。また、低速移動力も低く、低速時の制約がかなり多い。
  • 早苗は霊夢ルート25話で解説しているため割愛する。
  • なお、この3名は霊夢ルートだとすぐに正式加入するが、魔理沙ルートでの正式加入は両ルートが合流する30話の終了後。
    30話～31話は前作6話～7話と同じく連戦となっており、多少は緩くなったものの30話終了時点のパワー・HP・SP・MPが引き継がれる。
    • 魔理沙ルートでは30話終了までこの3名と主力ユニットの強化や装備変更が出来ないため、その状況下でパワー上げなどを強いられる。
      しかも、よりによって31話が21話と並ぶ難関ステージだったりするため、魔理沙ルートは踏んだり蹴ったりの状態がまだまだ続く。
      
      
• このマップは魔理沙ルート1話および5話と同じく魔法の森を流用したマップであり、背景が冬景色になっている以外は地形の配置等に違いは無い。
• 妖夢は中立(第三軍)となっており、近くにいる敵に攻撃を仕掛けてくる。
  一方でこちらの攻撃に対しては反撃こそしてくるものの、妖夢の側から自軍ユニットへ積極的に攻撃してくることはない。
  そのため、妖夢の撃破とボーナスWP獲得を両立させたい場合は大急ぎで妖夢の元へ進軍する必要がある。
  • ボーナスWP獲得に必要な敵の撃破数は18。敵の総数は妖夢を除いて21体なので、妖夢に狩られてもいいのは3体まで。
    当然妖夢が倒してしまった分は無駄になる。
    • 妖夢以外の敵を全滅させると、その時点で妖夢は撤退しそのままステージクリアになってしまう。
      そのため妖夢の撃破も両立させる場合、撤退阻止のために最低でも敵を1体残す必要があり、
      妖夢に狩られてもいいのは2体までと更にハードルが高くなる。
  • 最もHPが低いユニットを狙うため、初期位置左にいる妖怪烏を釣り反撃で削っておけばその妖怪烏をめがけて南下する。
    そこをエリーの「床弾幕」で移動を封じて囲ってしまえば、後は弾幕を出さない青妖精1体を残して妖夢を倒すだけ。
    • 妖怪烏も撃破されたくない場合はセーブ&ロードで粘れば一応回避させることが可能。
    • 高難易度ではひまわり妖精でも囮に出来る。森に居座っており、事故る危険性もかなり低いのでオススメ。
    • 妖夢が削った妖精を小町の「無間の道」で倒し、漁夫の利を狙うのもあり。
  • パワー制限100の桜花閃々は、特殊耐性によってパワーを100未満にして封じることができず、
    開幕から青妖精が桜花閃々のクリティカルで墜ちてしまう恐れがある。
    • しかも厄介なことに青妖精の行動がランダムなので、撃破されないで済むかはどうしても運が絡んでくる。
      手早く撃破するか妖夢を包囲してしまおう。
      
      
• 妖夢は諏訪子クラスの運動性と椛クラスの装甲を兼ね備えており、攻撃力も萃香並に高いと厄介極まりない強敵。
  更に、サイズも前作で味方をしていた頃のSからMに強化されている。ただし、夜適応はBに弱化している。
  • 弾幕効果で格闘攻撃のダメージが(Easy:15% Normal:20% Hard:25% Lunatic:30%)上昇し、事実上妖夢の武器全ての攻撃力が強化されるのも厄介。
    加えて妖夢の通常弾幕は移動力の低下が大きく、一度弾幕に入ると抜け出すのが難しくなる。
  • また、固有スキル「剣戟」を付けており、パワー130以上になると切り払いの発動率が+50%も上昇する。
    • 高レベルの切り払いと合わせて8割ぐらいは発動するため、霊夢はまたしても苦労を強いられることになる。
  • 高レベルの底力も所持しているため、HPが減るほど頑丈になっていき、その意味でも防御面は侮れない。
  • 果てには前作から引き継ぎをしている場合、前作終了時の妖夢の強化段階の合計に応じてこのマップの妖夢のユニット性能も上昇する。
    妖夢の場合もチルノ・にとりと同じく前作終了時の妖夢のHP・MP・運動性・装甲の強化段階の合計が5段階になる毎にユニット性能が上昇する仕様であり、
    運動性だけは上昇しないのも同じである。(Hard以上で運動性も上昇する可能性もあるが未確認)
    前作の強化段階に応じた強化量

    パラメータ	「紅」終了時の妖夢の強化段階の合計
    	5～9	10～14	15～19	20
    HP	+1000	+2000	+3000	+4000
    MP	+20	+40	+60	+80
    運動性	+0	+0	+0	+0
    装甲	+50	+100	+150	+200
    武器攻撃力	+100	+200	+300	+400

    • 妖夢は16話のチルノや魔理沙ルート20話のにとりとは比較にならないぐらい強化される。
      特にHPの上昇量がにとりの約1.42倍、チルノの2倍となっており、
      前作で妖夢をあまりに強化しすぎているとHPと装甲の高さからHP40%以上から撤退させずに撃破が出来なくなってしまう。
    • 参考までに、NormalでHP・MP・運動性・装甲を全て5段階強化していた場合、HP22800・装甲1550にまで上昇する。
      一応攻撃未強化でも魔理沙の「熱血」「弾幕はパワーL2」乗せマスタースパーク+援護で妹紅の「捨て奸」「直撃」乗せ鳳翼天翔なら倒せる。
      高レベルの底力を持つが、「直撃」の前には無力である。
  • 妖夢はHP40%以下で撤退するが、撤退HPがこれまでの撤退ボスと比べてかなり高く、撃破の難易度が高い。
    また、上記の理由で撤退HPが大幅にぶれる。
    • 妖夢は地上にいるので、撃破する場合は森から追い出しておこう。
    • 最大射程は5と短めなので、射程6以降なら安全に削っていける。
      射程外からの攻撃に対して防御行動を取る高難易度では、ちょっとしたレベリングの道場にすることも可能で微調整もしやすい。
      
      
• なお、3PPの味方増援前に妖夢のHPを40%以下にするor撃破すると妖夢が「ド根性」を使用し、撃破すれば経験値・点・PPの2度取りが出来る。
  妖夢はこのシナリオではスペルカードを所持していないので、最初の撃破の時点で天狗の高下駄を入手でき、
  復活後の妖夢は天狗の高下駄の補正を受けない状態となる。
  • ただし、ユニット性能が非常に高い上に撤退ラインも高く、21話の椛に比べれば多少難易度は低いがかなりシビア。
    特に前作からの引き継ぎで妖夢を大幅に強化していた場合は諦めた方が無難。
    • 狙う場合は小悪魔の「激励」取得と魔理沙の攻撃強化、削り役に移動力強化装備と「加速」辺りは欲しい。
      Normal以下で強化してなければ魔理沙の「熱血」「弾幕はパワーL2」乗せのマスタースパークで撃破が見えてくる。
    • 参考までに、攻撃を5段階強化した魔理沙の「熱血」「弾幕はパワーL2」乗せマスパで8900ダメージ。
      援護攻撃が出来れば更に楽になる。
  • ちなみに妖夢の早期撃破orHP40%以下で早苗達味方増援の早回しがされることはなく、理論上は2EPまで無限稼ぎが可能だが、
    こちらの戦力の整い具合や味方増援イベントの発生の速さから、早期撃破できるのは実質1回が限度だろう。
    
    
• 妖夢以外の敵はそれほど強くなく、ターン制限もないため「稔り」を付けた穣子の補給レベル上げに最適なステージである。
  • これ以降のステージではボーナスWP獲得のために早解きを強いられるので、とてもレベル上げをしている余裕が無い。
    • 魔理沙ルートの場合、ここで穣子に「稔り」を付けると30話終了まで固有スキルの付け替えが出来ない。
      とはいえここでやらない場合、次に制限なく稔り稼ぎが出来るのは32話になってしまう。
  • ちなみに本作の上限レベルは40。穣子をレベル40まで育てると「祝福」を二回使え、小悪魔は「激励」を使える。
    • 24話でも述べたが、魔理沙ルートの場合は小悪魔に「激励」を取得させておくとこの後のステージがかなり楽になる。
      霊夢ルートの場合はボス以外にも獲得点の多い雑魚が多数登場するため、穣子のレベルも40にしてSP上昇を付けるとかなり稼げる。
  • 最後に残した雑魚の射程ギリギリに穣子を配置し、低速で被弾させれば大ちゃんのレベル上げとも同時進行出来る。
    大ちゃんの固有スキルを「健気」にしておけば無補給で毎ターン治療が可能になる。
    
    
• クリア後、ルート毎に分岐が発生する。
  • 霊夢ルートのメンバーは慧音、妹紅、文、椛、早苗、レティ、ルーミア、チルノ、大妖精、静葉、穣子。
    • 何故か「幸運」「祝福」持ちがこちらのルートに集中する。
      加入した風神録勢のうち、2名が「祝福」もしくは「幸運(奇跡)」を持つという凄まじい偏りっぷり。
  • 魔理沙ルートのメンバーはアリス、にとり、雛、咲夜、美鈴、パチュリー、小悪魔、エリー、くるみ、サニー、ルナ、スター、小町。
    • こちらのルートで「幸運」を使えるのはくるみしかおらず、治療ユニットもいない。また、新規加入メンバーもいない。
      一応スターも「幸運」を取得するが、分岐終了までに取得するのが現実的ではない。
    • 風神録編で参戦したユニットの育成が捗るが、新鮮味が薄い。
    • 前作といい、何故か魔理沙ルートの分岐メンバーは霊夢ルートに比べて妙に戦力が整っていない。
    • そんな魔理沙ルートが唯一霊夢ルートに勝っている点は、「献身」を持つユニットが全員こちらにいること。
      小悪魔以外にも咲夜と雛が持つため、小悪魔は「激励」による味方ユニットのパワー上げに専念出来る。
    • 逆に霊夢ルートは早苗を筆頭に大飯喰らいのユニットが多く、補給ユニットも移動後補給が出来ない穣子しかいないので
      多少の無茶が効く魔理沙ルートに対し、霊夢ルートでは厳しいMP管理が求められる。
  • 前々から述べている通り、ボーナスWP獲得を狙う場合は両ルート共に全ステージでターン制限が存在する。
    魔理沙ルート29話ではボーナスWPの取る取らないに関係無く、制限ターン経過でゲームオーバーになるので要注意。
    • 更に、魔理沙ルートの場合はどちらのステージも魔理沙の撃墜が敗北条件となっている。
  • 30話で合流するが、事前の装備変更や技能習得は出来ない。装備を外すよりは事前に準備しておいた方がいい。

攻略アドバイス (Lunatic)

戦闘前会話

• 妖夢：初戦闘(自軍、敵勢力)
  • 自軍と敵勢力それぞれに対して異なった内容の戦闘前会話が発生する。
  • 敵勢力との初戦闘後にも会話イベントが発生。
• 妖夢(自軍と初戦闘後)：霊夢、魔理沙、慧音、アリス、にとり、咲夜、早苗、文、椛

隣接シナリオ

• 第26話 『春雪』
• 第28話 霊夢ルート『四季交々』
• 第28話 魔理沙ルート『幻想の風穴』