シンプルな丸刈り

Last-modified: 2024-10-17 (木) 10:30:08

概要

てらごやてぇそ。氏の―パッショーネ24時―の5に登場したブチャラティの頭の様相。

動画の中盤、暗殺チームのペッシに奇襲をかけて気絶させ、首の飛んだプロシュート兄貴を次のターゲットに定めたブチャラティ。
\ザ・グレイトフル・デッド!/「覚悟はいいか?オレはできてる」と不意打ちを受けながらもセリフを放った。

 

この時のブチャラティの髪型は珍しく黒かった*1のだが、セリフを言い終えた途端に穏やかなBGMが流れ始め、
みるみるうちに髪が黒から一瞬赤になり、肌色に変化して顔に張り付いた。
そしてブチャラティの真顔がしばらく続いたのち、曲が止まり一瞬間を置いて、

シンプルな丸刈り

というボイスが流れた。実際は丸刈りどころか毛自体なくなって見えるが。
個々の現象だけでも相当に印象深いのが、程よく間が空いていることでさらにインパクトがある。
ちなみにここで流れたBGM「スタッフ・ロール」はタイトル通り、本来エンディングで流れるものである。
後のシンプルな丸刈りが出るシーンでも流れた事から「シンプルな丸刈りのテーマ」と呼ばれるようになった。

 

この戦いでは対戦相手のプロシュートも自身のスタンド「ザ・グレイトフル・弾丸(トコトコ)トンデッド」の副作用のためか頭頂部がハゲており、
ハゲVSハゲというザ・グレイトフル・ハゲしい構図になった。

また、氷を持っている状態では水色に変色したりと、その時の属性によって見た目が変わる特性を持っているようだった。
この時プロシュートは「『フサい』な…」と嫉妬の台詞を言っていたが一時的に水色の毛が生えていたのだろうか?

―パッショーネ24時―の7では、何度もシンプルな丸刈りを晒してしまう。
丸刈りの光の反射で暗い部屋を明るく照らすこともできるらしく、その際は黒ずくめのボス以外が明るくなっていた。白いゾォ……
(ただしブチャラティはほぼ白っぽくなっていた。)
その後、どこで調達したやら赤いアフロに付け鼻というピエロのような出立ちでブチャラティチームの皆の前に現れるが、
強風によってカツラが吹き飛びシンプルな丸刈りが露になってしまう。
事情を知るジョルノ以外のメンバーはそれぞれ個性的な驚愕の表情を見せ、気絶しているペッシトリッシュ謎の黒い人物以外は

ナランチャ「何だァてめェーッ!!」
アバッキオ「このままテメーをブチのめすだけだッ!」
ミスタ「おめーはギャングか?」
フーゴ「僕には勝てないッ!」

と、口々に罵りだした。
しかし、ジョルノが「大丈夫ですかブチャラティ?」と自分の髪をカツラ替わりに被せたため、全員がブチャラティに気が付いた。

ところがジョルノのカツラは空間に固定されてしまったらしく、ブチャラティが少し動いたことで外れてしまう。

ジョルノ「何ぃッ!?」
ナランチャ「じゃまだコラァ——ッ!」
アバッキオ「このチンピラがッ!オレをナメてんのかッ!」
ミスタ「ヘイヘイヘイヘイ~、何者だ…?」

またも罵倒されるブチャラティ。
今度はジョルノ自身が「これだ!」と融合することで事なきを得た。

どうやらブチャラティがシンプルな丸刈りになっていると、ジョルノ以外はブチャラティと認識できないらしい。ゆっくりかミ
ブチャラティが動くことで再びズレるのを危惧したのか、ジョルノは

「まずい、このままだと…」

と呟き、カメラが切り替わって話し出したフーゴのカツラを丁度いいと思ったのか強奪した。
なお、事前に「パープル」と詠唱していたフーゴは「へエエエエエエエエイズ!!」と叫ぶ事で奪われたカツラを再生した。

その後、ブチャラティに同行するか迷うナランチャに何度も来るなと言った上に、「アリーヴェデルチ、さよナランチャ」と発言したことでナランチャの怒りを買ってしまう。
すると、キレ過ぎたからなのか、ナランチャ自身がエアロ・スミスとなってブチャラティ(のカツラ)に体当たりし、折角フーゴが再生したフーゴのヅラを外してしまった。
ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)ってそういう事だったんだ…
そして最終的にジョルノが「これだ!」と言ってブチャラティのシンプルな丸刈りの上に座ったおもいよお
自分の尻で隠すことが最適解だと思ったのだろうか。


実は2の時点で伏線自体はすでにあった。ボツ集と合わせて見ることをオススメする。


最終回となる12では、本来エンディングのテーマであるので流れるのは自然になるはずなのだが…
最終回ということもあってかボスが13人に分裂しながらハゲたり、トリッシュはじめ大半のキャラが顔以外ほぼ全部ブチャラティ化したりとバグり放題のスタッフロールになった。

 

元はジョルノの台詞である。

そういやぼくもピッツァが食べたいな・・・故郷ネアポリスに帰って・・・シンプルなマルガリータを・・・

と思われる。

動画の#5ではブチャラティのCVが櫻井孝宏氏だった事もあり、この姿にロックマンXを連想する視聴者も少なくなかったようだ。

更に、後のTVアニメ版前半のオープニング映像ではサビ直前のブチャラティが「水色の髪のシルエットになる」という偶然の一致があり、
「てらごやてぇそ。氏は予言者」「公式が24時再現」等と冗談交じりでネタにされることも。

なお、アニメでは「シンプルなマルゲリータ」になっている。イタリアでの正式な名称通りなのだが、ビキニなんだ!に次いでアニメ版の音声素材が作れない結果になってしまった。
と思いきやアニメでも「本物のマルガリータ」という形でジョルノ(ただし人格的にはナランチャ)が言ってしまった。
本物の丸刈りとは一体。

また、『オールスターバトルR』では原作準拠のセリフを採用しているため、事実上アニメ版の音声素材が作れるようになった。
しかも、禿げたブチャラティを使えるModも有志によって作られてしまっている。

バグプレイであそぼう!

もかちゃん氏投稿のバグプレイであそぼう!その68では、別のゲームで丸刈りが登場した。

動画冒頭、『オシャレ魔女♡ラブandベリー DSコレクション』からの一場面。
ある朝、目を覚ましたら顔と手足の動きがおかしくなっていた……のを無かった事にして目を覚ましたラブのもとに、パーティに行く約束をしていたベリーが迎えにやって来る。
しかし彼女が突然現れたのに驚いたのか、ラブは何故かカツラを外してシンプルな丸刈りを曝け出す。この展開に視聴者からは護衛チーム一同よろしく「ブチャラティ!」のコメントが相次いだ。「なんだテメェー!」とかでなくて良かった。

その後ゲームが進むと、カツラは元の位置に戻ったものの、今度はベリー共々顔がお面のように外れてしまう。顔は手元や足首など体のあちこちに移動するが、二人は特に気にすることもなく着替えを終え、冒頭と同じおかしな挙動でダンスパーティを盛り上げるのだった。(そうでもないけど)

にしき展覧会

第1回にしき展覧会において、nut氏が類似の画像で応募。

51 nut r.jpg

2日目の13番目、通し番号は51。

ゲームはPCのBloodstained Ritual of the Nightであり、ミリアムをバグらせたものである。
タイトルは大丈夫ですかブチャラティとなっているが、画像ではミリアムがブチャラティとほぼ同様の大丈夫ではない状態となっており、もかちゃんさん氏に「落ち武者」「自身に満ち溢れている」等言われている。

関連動画

余談

もはやチートバグネタが盛り込まれることが恒例になりつつあるTVアニメ「ポプテピピック」の第二シリーズ8話が2022年11月20日に放送された。

神風動画パートで「孫(ポプ子)がバグったのでお婆ちゃん(ピピ美)が直す」というシーンがあったが、直した後突然穏やかな音楽が流れ始め、孫の髪が突然赤一色になった*2
直後すぐに肌色となり顔と同化したという、シリーズを知っている人は真っ先にこの語句を思い浮かべる展開になった。
というか、完全に頭頂部が光っていた。例によって最終的に髪飾りを残して毛はなくなっている*3

当該回の出演は、ポプ子(Aパート)真田アサミ氏、ピピ美(Aパート)氷上恭子氏、ポプ子(Bパート)堀内賢雄氏、ピピ美(Bパート)大塚明夫氏、となっている。

 

当然ながらニコニコ生放送ではコメントが「シンプルな丸刈り」で埋まった。

なお第二シリーズはニコニコ上では動画投稿もニコ生のタイムシフトもなく、リアルタイムで視聴するのがこの回を見る唯一の公式手段であった。

 

このパートを制作した神風動画は、実はおおもとの「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメでも1期(1部と2部)・2期(3部)・5期(6部)のオープニングに携わっている。
本記事の原作である5部に相当する4期では外れていたが、今回のチートバグネタはちょうど5期2クール目のタイミングに放送されたため、6部の映像と5部(をもとにしたゲームのネタ動画をもとにした)映像を同時期に手がけたことになる。

関連項目

ニコニコ大百科
ピクシブ百科辞典
ハーゲてしまいますよ?
ハゲ島教授
暴言(はげ)
ピッツァマルガリータが食べたい
シンプルなちょびヒゲ


*1 ただし本来はテクスチャが付いている。彼の髪は、次回予告などの非バグシーンやマンガ風シーン以外では大体ハゲていた
*2 本来のポプ子の髪は黄土色
*3 ポプ子は髪をツーサイドアップで結っているが、このシーンではそれすらなくなり本当にシュシュしか残っていない