クラスN15「キング・アーサー」クラス蒸気機関車

Last-modified: 2022-06-07 (火) 05:05:01

N15クラス蒸気機関車 N15「キング・アーサー」クラス蒸気機関車

名前クラスN15「キング・アーサー」クラス蒸気機関車
英名N15 class King Arthur Class
製造年1918年~1927年
車軸配置4-6-0
所属鉄道ロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道サザン鉄道
分類蒸気機関車
テンダー機関車
説明マーリンのモデル機。
・ロバート・W・ウリーが設計したイギリスの2気筒4-6-0特急旅客用蒸気機関車。
・このクラスの最初の製造分は、ロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道(LSWR)の為に製造され、南海岸の港やさらに西のエクセターまでの重い特急列車を運んだ。ロード・ネルソン号に次いで、南部の鉄道では2番目に大きな4-6-0型旅客機関車で、最高速度は90mph(145km/h)にも達した。
・1923年の鉄道会社のグループ化に伴い、LSWRはサザン鉄道(SR)の傘下に入り、その広報部がN15機関車にアーサー王伝説にちなんだ名前を付けた事から、このクラスは「キング・アーサークラス」と呼ばれるようになった。
・この機関車はイーストリーとグラスゴーで数回に分けて製造された為、「イーストリー・アーサーズ」「スコッチ・アーサーズ」「スコッチマン・イン・サービス」などの愛称で親しまれた。
・この型式は1926年に除煙板の実験が行われ、イギリスの蒸気機関車クラスとしては初めて除煙板が取り付けられた。後継者のオリバー・ブレイドは、排気装置を変更して性能向上を図った。この機関車は1962年末までイギリス国鉄で運用された。30777 Sir Lamielはナショナル・コレクションとして保存されており、本線の鉄道ツアーで見る事ができる。