キャラクター/【ザックス】

Last-modified: 2024-03-24 (日) 15:40:30

「FINAL FANTASY VII」よりゲスト出演。
原作での名前は「ザックス=フェア」。
FFVIIでは本編開始時点で故人であり、過去の回想に登場する。
「ソルジャークラス1st」に分類される優秀な戦士。確かな強さと子供のような無邪気さを併せ持ち、クラウドの人格形成に大きな影響を与えた人物。セフィロスとの関わりも深い。
また、エアリスとは互いに気になる存在として好意を寄せあっていた。
FFVIIの前日譚であるコンピレーション作品のCCFFVIIでは主役を務め、新しい解釈を交えつつ彼の送った生涯が語られている。
年齢は16歳(CCFFVIIオープニング時点)→23歳(享年)。
 
CVは鈴村健一。

  • デミックスと同じ声優であり、キャラクター性も似たところがなくもない。
    • しかし、声優が同じだけで、当然ながらデミックスとザックスの接点はない。

FM版及び北米版における声優はリック・ゴメス。


KHシリーズではオリンポスコロシアムに住む、英雄に憧れる少年。

  • 正確には登場するのがコロシアムであり、住んでいるのはオリンポスと思われる。

原作でもお馴染みのスクワットも頻繁に披露する。


BbS

オリンポスコロシアムに登場。
登場時点では兜を被っており、顔の大部分が隠れていた。それでも正体は一目瞭然であったが。
年齢は10代。髪型や着ている服の色がCCFFVIIのソルジャー・クラス2nd時代のものなので、恐らく16歳ごろと思われる。

  • ただし外見年齢的にはヴェントゥスと同い年程度、テラよりは幼く見えるので、原作より少し若いかもしれない。
  • KHI以降の時系列でも生存しているのであれば、現在は26歳ごろになっているであろう。

CCFFVIIの中盤まで使用していた支給品の剣を使っている。
原作では、クラウドが使用するバスターソードは本来はザックスの所有物であり、CCFFVIIの中盤以降はザックスがバスターソードを振るっていた。

  • ちなみにこの支給品の剣だが、セフィロスはこれと同一のものを指して「おもちゃの剣」と評した。そりゃセフィロスが使う正宗と比べたらおもちゃ同然なのだろうが。

 
クラウドよりもよほどFFVIIのクラウドに近い技を使う。

  • KHのクラウドは基本的に同名であっても実際は別物な技が多い。

ヘラクレス等のオリンポスの住人は「英雄」と書いて「ヒーロー」と読むのに対し、クラウドとザックスはそのまま「えいゆう」と読む。
ちなみにザックスが「ヒーロー」と読む場合はそのままカタカナで表記される。
これは、原作FF7に於いてセフィロスが「堕ちた英雄」であることや、DFFでのセフィロスの異名が「(虚構の)英雄」であることなどが理由と思われる。


エンディングではヘラクレスの訓練を見守っていたところ、頭上から一枚の黒い羽根が落ちてくる。
その後ザックスの姿は消えてしまう…。FFVIIでの彼の末路を予感させる演出である。

  • KHシリーズの世界ではクラウドやセフィロスとの関係はどうなっているのか、また今後クラウドやセフィロスの前に現れることはあるのか気になるところ。エアリスとの面識の有無も気になる。

ディレクター曰く、BbSは過去の物語だからゲストキャラも過去の人物である彼にしたとのこと。
同じような理由でFFVIIIからスコールの父親であるラグナも出演する予定だったが、そちらは「ディシディア デュオデシムFF」に登場することになったためにBbSへの出演は取りやめになり、その結果BbSに登場するFFキャラはザックス一人となった。

ディメンションリンク

三人全員がワールドクリア後にリンクできるようになる。
絵柄は兜を被った姿(通常モード)と兜を取った姿(強化モード)。

  • 使用できるコマンドの一部は彼の主演作であるCCFFVIIで採用されていた独特な戦闘システムを彷彿とさせるセレクトとなっている。

【アビリティ】

 
【バトルコマンド】

 
【フィニッシュコマンド】

ヴェントゥス編

英雄専門のトレーナーであるフィルに指導を乞うため追い回していたところ、ヴェントゥスに遭遇する。
ヘラクレスとどちらがフィルの弟子にふさわしいかを確かめるため、闘技大会に出場することになる。
闘技大会では二人とも順調に勝ち進み、ついにブロックの決勝戦を迎えるが、二人の試合の最中に街にアンヴァースの大群が押し寄せ、大会は一時中断を余儀なくされる。
ヴェントゥスはアンヴァースの討伐を買って出て、試合を続けるよう二人に言い残して街に向かうが、その直後に二人とも試合を棄権し、ヴェントゥスの後を追ってきた。
ヘラクレスの方が先にヴェントゥスのもとに到着し、ザックスが到着した頃にはほとんどのアンヴァースを撃退していた。残念。
フィルは咄嗟の判断が大事に繋がる可能性があるとして、一足早く闘技場を出たヘラクレスをコーチするとした。これにはザックスも「まっ しゃーねーか」と納得し、ここでようやく二人に名を名乗る。

  • フィル曰く「最初からコーチする方を変えるつもりはなかった」とのこと。
    • ではザックスが先に来ていたらどういってヘラクレスをコーチする理由をつけたのだろうか。
  • このシーンで二人は勝敗を議論するのだが、ザックス曰く「闘技場をでたのはほぼ同時だった」

テラ編

その後再開された決勝戦では別ブロックを物凄い勢いで勝ち進んできたテラと戦うことになるが、闇の力でハデスに操られてしまう。
最終的に、闇に飲まれない強さを誓ったテラに倒され、正気を取り戻すことに成功した。その後は恩人であるテラとの再戦を目標とする。

  • 高難易度では非常な鬼門となる。開幕の裏超究武神覇斬で即死したプレイヤーも多かったとか。
  • 「テラとは自分の力だけで戦いたかった」とのこと。結局、その望みが叶うことはなかった。

テラの雰囲気がどことなく憧れの英雄に似ているそうだ。見た目とかじゃなく。

  • かつての英雄は仲間想いの良い人だった。テラと似ている所があるとすれば、仲間想いという点かもしれない。

アクア編

次の闘技大会では、ブロックの決勝戦でアクアと戦う。テラとの再戦が目前である為か、異様にテンションが高い。

しかし、肝心のブロック決勝でアクアに敗北。テラとの再戦の機会を逃してしまう。

  • ちなみに決勝戦開始前には、アクアから「男同士の友情……少しだけ羨ましいですね」と言われている。

が、別ブロックの優勝者はなんとハデスだった。勝とうが負けようがテラとの再戦は不可能だったのである。
自分を操ったハデスを自らの手で倒したいと思いつつも、自分に勝利したアクアに勝負を託した。

決勝戦が始まるや否や、「助っ人もあり」だとして場外からアイスコロッソスを召喚したハデスの挑発に乗りかけるが、アクアから「私一人で十分です!」と男前な台詞で制止される。
結局、宣言どおりアクア一人で十分だったようだ。

アクアが優勝したので、何かお祝いをしなくてはいけないと考え、思いついたのは「な デート1回ってのは?」とまさかのナンパ。
ちなみにその時アクアは(恥ずかしさからか)異常なまでにうろたえていた。恐らくBbSの中でアクアが一番女の子らしくなるシーンである。

ザックス「な デート1回ってのは?」
アクア「えっ……わ、私はすぐに旅立たなければならないし、それにまだ修業中の身で──」
ザックス「そうだな 俺もまだ英雄の卵だもんな」
アクア「えっ?」
ザックス「じゃあこうしよう、俺が英雄になった時にデートだ」
アクア「や、約束はできません!」

デートの約束を(半ば一方的に)取り付け、「そうと決まれば英雄に向けて修行だ!」と走り去っていく。そそっかしいこと限りない。
ちなみにこのやり取りの直後には、ザックスとすれ違いで駆けつけたヘラクレスがアクアの顔が赤くなっていることを指摘している。

  • なお原作(CCFF7)では違うとある人物と「デート一回」のやり取りを行い、「なにそれ ばっかみたい」と返されている。物語の展開上、約束を果たせなくなってしまったアクアとは違い、こちらでは順調に交際が進むこととなる。
    • さらに余談だが、FF7ではその人物がこの台詞の影響を受け、とある事情により別の人物にボディガードを依頼する際に、報酬として「デート一回」と提案している。
      時系列的にはザックスが「デート一回」の発案者(?)であり、ある意味FF7シリーズの登場人物たちを繋ぐ台詞でもあると言える。

χ

キャラクターとしては未登場だが、カードで出演。
BbSにて闇の力でハデスに操られたため、アップライトカード(光側勢力のカード)だけでなく、リバースカード(闇側勢力のカード)にも採用されている。

変わらずキャラクターとしては未登場だが、メダルとして出演。
実装されているのはほぼアップライト属性だが、やはり闇の力で操られた状態のものはリバースである。