マスター・エラクゥスの弟子として修行に励むキーブレード使いの青年。BbS公式サイトでの二つ名は『絆守る大地』
名前の由来は、ラテン語で「地球、大地」を意味する「terra」。
同じく修行仲間であるヴェントゥスの事を実の弟のように思っていて、自分が修行用に使っていた木剣を譲っている。
アクアにもまるで兄弟みたいと言われている。
- 小説版によると、甘いものは得意ではないらしい。
- あくまでも小説版の記述によるものだが、ゲーム中でも入手できる彼イメージのアイスの説明を見ていると、あながち的外れというわけでもなさそうな気もする。
CVは置鮎龍太郎。
- KHIIのセッツァーと同じ声優であるが、当然ながらテラとセッツァーの間に関係は一切ない。
- このキャスティングについてディレクターは「マスター・ゼアノート役の大塚周夫氏のドライなツヤの声と、ゼアノート役の大塚明夫氏の低音で響くようなツヤの声の間を取り持つような声を探した結果の人選」であると語っている。
FM版及び北米版における声優はジェイソン・ドーリング。
年齢は20歳前後。
- 「青年」という表記、11年後の身体が「アラサー」であることから年齢は19~20歳前後と推測されていたが、2018年に開催されたTGSにおいて、ファンから寄せられた質問へのディレクターの野村氏の答えにより確定した。
瞳の色は青色。髪型は濃い茶髪で前髪を掻き上げたゼアノートに似た髪型をしている。
武士を思わせる雰囲気を持ち、袴姿をしている。
右手には黒いリストバンドを、左手には手首から肩にかけて籠手を着けている。
尚、彼が付けているエラクゥス一門のマークは金色。
- ヴェントゥスとアクアの二人は銀色、エラクゥスは青銅色である。
メインのキーブレードは「アースシェイカー」。
金の光と共に腕の回りに歯車状の光を回して、キーブレードを呼び出す。薄青色の電流が流れ、金の光が消える瞬間には青白い残光が見られる。
- テラや留まりし思念が使う技の中にも、歯車状の光を出現させるものがいくつかある。
キーブレードライドの際にはバイクに変形させる。
鎧の色は黄色系統。頭部に耳のようなオレンジ色の角が二本ついている。
鎧を纏う時はオレンジの光と共に電撃が走る。これを着ている状態と普段着の状態では、靴のデザインが微妙に違う。
主人公としての操作時でもわかるようにパワー型であるが、鍛えられた肉体はしなやかで力の有効な使い方は理解しているようであり、伸び悩むヴェンにも励ましがてらレクチャーをしていた。
また、アンヴァースの攻撃に吹き飛ばされたように見えて、実は背後に回りこんでいて「こっちだ!」と豪語していたシーンがあったりなど伊達に年上では無い姿も見せている。
KHII
シークレットムービー「Gathering」に鎧の姿で登場。
荒野にたたずみ、同じく鎧姿の二人と合流した後、地面に突き刺さっていたキングダムチェーンを引き抜いた。
KHIIFM
留まりし思念が裏ボスとなり、そして彼自身は新たなシークレットムービー「Birth by sleep」にて登場。素顔を晒すのはムービー最後の方である。
マスター・ゼアノートに戦いを挑もうとしたのだが、彼の強大な力の前に圧倒されていた。
ゼアノートやヴァニタスの猛攻撃に最も鎧が傷ついた男。
ヴァニタスの魔法攻撃で鎧にヒビが入って全身から煙を発し、ゼアノートとの一騎打ちでは仮面の口元が割れ、片腕が相手の魔法の影響で徐々に凍っていったりなど「やられる側」で様になる姿を多く披露した。
- ゼアノート達とは激しい戦いを繰り広げるが、当のゼアノートは常に余裕の表情を浮かべており、若干遊ばれていたような感じにも見えなくはない。
「アクア」と「ヴェン」の名前は作中に登場するが、テラの名前は登場しない。
しかし東京ゲームショウ2006の会場限定で公開されたPVに「マスター・ゼアノートを討つ者、かの者はテラ。いまだ目覚めぬ彼とその二人に繋がる」という暗号が隠されており、鎧の青年=留まりし思念が「テラ」という名前であることは有力視されていた。
BbS
旅立ちの地でキーブレードマスターになるため、修行に励む青年。
アクアと共にマスター承認試験を受けるが、試験の一環のアクアとの模擬戦で劣勢になり、負けたくないという強い思いから、ほんの一瞬だけ闇の力を発現させてしまう。
すぐにその力を掻き消したものの、これを見たエラクゥスからは「心の闇を制御しきれていない」と判断され、不合格とされてしまう。
- エラクゥス曰く、実力の拮抗する者と相対した時こそ心のありようが浮き彫りになるとのこと。
- 正直攻撃がかすりそうになった程度で修行仲間に闇の力を使おうとするのはどうなのだろう。
- 大切な人を守るために力にこだわっていたのに、その守りたい存在に対して劣勢になったから、無意識に強い力を求めて闇の力を発現しかけてしまったのでは?
- 無意識の内に抱いてしまった劣等感、それによって僅かとはいえ嫉妬、対抗心?が生まれてしまったのだろう。どれほど良好な関係を築いた相手でも運や間が悪いと、その人物に対し負の感情を発露してしまう事は我々の現実にも往々にしてある。心とは何とも儘ならない。
「心に闇があるからどうした。自分には心の闇に負けない力がある」と一人思い悩んでいる時、試験に招待されていたマスター・ゼアノートから「心の闇を消すのではなく、力で制するのだ」とアドバイスを受ける。
その直後、エラクゥスから命を受けて世界各地に現れた魔物アンヴァースの討伐と、行方不明になったマスター・ゼアノートの捜索のために世界を回ることになる。
その際エラクゥスに今回の任務次第ではマスター承認を再考すると伝えられ、必ず期待に応えてみせると誓う。
最初に降り立った地エンチャンテッド・ドミニオンで、マレフィセントにより心の闇をくすぐられた(マレフィセント談)ことにより、無意識のままオーロラ姫の心を取り出してしまう。
テラは、自分の心の弱さが、オーロラ姫の心を奪ってしまったと悩む。今の自分では彼女の心を取り戻すことはできないと悟り、闇に屈しない力を手に入れることを誓った。
- 物語中盤で、マスター・ゼアノートの口からこの出来事について裏があったことが明かされる。
ゼアノートは心に光を持つ者に心を奪うことなどできないと話しており、実際はテラを闇に落ちたように見せかけるため、彼がオーロラ姫の心を抜き出したと考えられる。
荒野でマスター・ゼアノートと再会し、彼がかつてヴェントゥスの心からアンヴァースを率いている仮面の少年を生み出してしまったことを知る。
彼を倒し、自分の過ちを正してくれと頼まれて以降、本来の任務よりもヴァニタス討伐の方を優先させがちになってしまう。
- だが、結局道中では彼と一度も戦わなかったりする。
- 結局手合わせするのはラストもラスト、ゼアノートとセットでの戦闘である。もちろんこの時点ではテラは真実を知っている。
レイディアントガーデンで二人と再会するものの、アクアの「闇に近づきすぎているのでは?」という指摘や、エラクゥスがアクアに自身の監視を命じていたという事実に動揺し、二人を拒絶してしまう。
- 因みにアクアも主張したように、エラクゥスがそのようなことを命じたのは純粋にテラを心配してのことである。決してテラを疑ってのことではない。
もう頼れるのはマスター・ゼアノートしかいないと思いつめた直後、不審な男が彼を捕らえたと伝える。
その男との戦闘の最中にマスター・ゼアノートを束縛した上にハッタリとはいえ彼を人質にするという卑劣な手を使った怒りで再び闇の力を発現させてしまい(彼の目と顔に傷をつけた)、自分は闇に堕ちた、もう帰る場所などない、と絶望してしまう。
そこでマスター・ゼアノートにかけられた「ならば我が弟子に迎えよう」「マスター・テラ」といった言葉や、彼の説く「光と闇の均衡こそが世界のあるべき姿」という主張に感銘を受け、ますます彼に傾倒していくようになる。
- ただし、正式にキーブレードマスターと名乗るには自分の師匠からの承認が必要なため、「マスター(仮)・テラ」である。
その後ヴェンに再会し、同行を申し出られるものの、上述の事情からこれを拒否。
それでも「いつかお前が俺を救ってくれるのかもな」と呟いたところ、「友達なんだから当たり前だろ」と返答を貰い、微笑みながら再び旅立つ。
その後の旅を通じて、自分にとって本当に大切なのは友との絆であると再認識していく。
異空の回廊を移動していたテラは、ある少年の強い心の光によってデスティニーアイランドに導かれ、その少年にキーブレード継承の儀式を行う。
彼の「強くなったら大切な者を守れる」との言葉を受け、自分にもまだ守れるものはあると気持ちを新たにする。
- この時のテラのリクからの質問のはぐらかしっぷりは、異世界からの渡航者の見本と言える。
- 後にアクアがリクを見て、「この子は純粋すぎる。まるでテラ」と評している。
物語終盤、ヴェントゥスを消そうとしたエラクゥスをとめるため、止むを得ず刃を交えてしまう。
闇の力まで解放してしまうが、互いに冷静さを取り戻して和解する。
しかしその直後にマスター・ゼアノートによってエラクゥスは止めを刺され、さらに旅立ちの地は崩壊させられてしまう。
ここでようやく自分がマスター・ゼアノートに踊らされていたことに気付く。自分が招いてしまった結果に愕然とするテラ。
後始末を自分でつけること、そしてアクアとヴェントゥスを守ることを決意し、キーブレード墓場に向かう。
決戦でマスター・ゼアノート、ヴァニタスと戦うが、マスター・ゼアノートの挑発に乗って自身の闇の力を解放し、結果、マスター・ゼアノートの計画通りに彼の器として身体を奪われてしまう。
- マスター・ゼアノートの煽りっぷりがある意味笑えるレベル。それにあっさり乗せられてしまうテラもテラであるが……。
- 声もしっかり変わっている。
しかし、彼の思念が鎧に宿り、身体を奪ったテラ=ゼアノートを倒す。
- テラ=ゼアノート「思念となってなお逆らい、留まろうというのか!」
- 鎧が動き出す際の一連の動きはまさにKHIIFMの隠しボス戦開始時のそれそのものであり、BGMもその時の曲のアレンジになっている。更にこの戦闘で使えるキーブレードは、直前に何を装備していようが問答無用でガイアベインに固定されるという徹底ぶりである。
KHIIFMをやり込んだプレイヤーならば誰もが感動し、燃えたであろう。本作の中で一番熱いバトルと評判であるどころか、歴代作品の中でもトップクラスに人気の戦闘である。- そしてボスの強さ(もしくは二人の性能差)に絶望したであろう……。せめてそのバトル限定でいいからKHIIFMの技を使いたかったが、PSPの性能上無理だったのだろうか。数少ない再現技(というより象徴技)のアルテマキャノンを装備していったプレイヤーも多いことだろう。
- 回復アイテムやケアル系を装備したまま戦うとテラ=ゼアノートはばんばん使ってくるので戦いが終わらなかったりする。
- そしてボスの強さ(もしくは二人の性能差)に絶望したであろう……。せめてそのバトル限定でいいからKHIIFMの技を使いたかったが、PSPの性能上無理だったのだろうか。数少ない再現技(というより象徴技)のアルテマキャノンを装備していったプレイヤーも多いことだろう。
その後、χブレード消滅の爆発に巻き込まれ、ゼアノートやヴェン、アクア達が異空の回廊へ弾き飛ばされる中、思念の宿った鎧だけは影響を受けず、キーブレード墓場に留まり続けることになる。
その身に残されたのはゼアノートへの憎しみと、二人を助けたいという思いのみであった。
「アクア ヴェン── 俺がいつの日か必ず──」
- テラ編ラストは、シリーズ一のバッドエンドであることで有名。
- 残された鎧は、KHIIFMで最強の隠しボスとして登場。ソラをマスター・ゼアノートの関係者と勘違いして襲い掛かってくる。
- なお、KH2.5のHD版BbSではテラ=ゼアノート戦後に鎧にマントが形成されるシーンが追加されている(オリジナル版はPSPの性能の関係でマントの動きの処理ができなかった)。
- テラが最後に呟いた言葉には続きがあり、KHIIIで明らかになる。
ラストエピソードでは、レイディアントガーデンにおいてアクアとテラ=ゼアノートとして再会、戦いになる。
テラの人格が表に出てくることはないが、第二形態では精神世界でアクアに協力してくれる。
- ……が、画面の小ささゆえに顔が見づらいためテラさん本人だと初見で気付くことは少なく、大抵全力で殴られる。哀れ。
しかも、アクアは魔法攻撃がかなり優秀なためブリサド系やサンダガショットなどで精神世界を近付く事なく解除出来てしまうのでテラが出てくることすら知らなかったなんて事もありえる。 - ラストを二人の「光よ!」で決められるととてもカッコいい。
意識下で抵抗し続けるテラに業を煮やしたゼアノートは、テラの心を追い出そうと自身にキーブレードを突き立て、意識を失う。その直後、足元より吹き出した闇に倒れこみ、闇の世界へ堕ちかける。
アクアの捨て身の行動のお陰で光の世界への帰還がかなったものの、無理に心を取り出そうとした結果か自身の名前以外の一切の記憶を失くしてしまう。
その後賢者アンセムに拾われ、「ゼアノート」という名の人物として彼に仕えることになる。
シークレットムービーでは、マスター・ゼアノートと心の主導権争いをしている様子が描かれた。
もう闇をおそれてはおらず、マスター・ゼアノートを追い出す策もあるようである。
自分のただ一つの目的のためには、我が身が闇そのものとなっても、どんな犠牲を払っても構わないと語っていた。
- この彼の覚悟は、ソラを目覚めさせるためなら闇の住人になっても構わないというDaysにおけるリクの覚悟に通じるものがある。
- マスター・ゼアノートが語るに、どうやら彼はKHIのソラと同じく、その心に他者の心を宿しているようだ。誰の心かは不明だが考えられるのはこの人。
よほど運が悪いのか、彼が各世界で最初に出会うのは大抵悪人。
しかも純粋(純朴)で生真面目な性格が災いし、意図せず悪事に加担してしまうことが多い。
更には彼の行動が悪い風に伝わってしまい、アクアやヴェンに誤解を与えるという悪循環である。
- ピーター・パンからも「騙されやすそう」と面と向かって言われている。実際騙されていたので正論だが。
- 生真面目、純粋と来て更に煽り耐性もない。闇への耐性=煽り耐性なのではと疑ってしまうレベル。本作のラストでもマスター・ゼアノートにさんざん怒りを煽られてそのまま闇の力を爆発させるが、それが彼の悲劇につながってしまう。
- ただし煽り耐性の無さに関しては、友人であるヴェントゥスやアクアも彼と同レベルである。KHシリーズに登場するキャラクターは、基本的に煽り耐性が低め。
- 要するにマスター・ゼアノートに目をつけられたのが原因だったという事である。悪事に加担したというのも、裏でゼアノートが糸を引いていたということも少なくなかった。
- しかし会う人が善人でも、アンヴァースに驚いて森の奥に逃げた白雪姫を敵を倒した後もほったらかしにしたり、悲しみに暮れるシンデレラに「強い心を持つんだ。心の強さはどんなに辛い事でも乗り越えられる」と少し無神経な励ましをしたりと、ちょっと駄目な人っぷりを披露している。
後のシンデレラのエスコートはなかなか立派なのだが。- 駄目な人というより、天然なのかもしれない。「心臓=心」とかいう斜め上の解釈するあたり。
- 天然に関しては、ソラに似ている。名前もお互いに一文字違いとか何たる偶然。
- まあ心臓も心も英語では「heart」だから、北米版では「キーブレード使いにありがちな勘違い」で説明つきそう。
- これは考察にはなるが、KHシリーズのメインの世界線、少なくともテラが生きている世界線では「心臓」という概念が無い、ということを暗に示唆しているとも思われる。確かに彼らに「死」という概念はなく「消える」と表現されているし、流血等の描写は一切描かれていない。あながちお茶目な勘違いではないのかもしれない。
- 駄目な人というより、天然なのかもしれない。「心臓=心」とかいう斜め上の解釈するあたり。
テラの心の闇について、マスター・ゼアノートはアクアとヴェントゥスの光の心が強すぎるせいで闇が浮き彫りになっていると言っていた。
一方マスター・エラクゥスは力に執着し、敗北をおそれるあまりに闇を呼び込むのだと言っていた。
- しかしテラが力にこだわるのは、大切な人たちを守りたいという彼の優しさ、純粋さからでもある。
また、闇をかたくなに否定するエラクゥスの教えが逆にテラの心に闇を住まわせた、という指摘もされている。 - ヴェンやアクアや王様、そしてこれまでのシリーズに登場してきた主人公達同様に、紛れもなくテラも光の勇者である。
ゼアノートさえいなければここまで闇が肥大化することもなく、キーブレードマスターにもなれたはずだった人物である。
マスター・ゼアノートに器候補として目をつけられたのは、彼がヴェントゥスを預かるよう頼みに来た時である。
ゼアノートはテラに「潜むものを感じた」らしい。
その時にテラは滅多に訪れない同年代の客人への好奇心から記憶喪失のヴェントゥスを質問攻めにし、悪気がなかったとはいえ昏睡状態に陥らせてしまった。
彼がヴェントゥスを気にかけるのはこの影響もあると思われる。
BbSでは終始王様とのすれ違いが続き、一度も顔を合わせることがなかった。王様がゼアノートやゼムナスの顔を見ても反応しなかった理由であると考えられる。
- この時期何処かでテラが王様とちゃんと顔を合わせていれば、ゼアノートの正体やテラの状況にもっと早く辿り着けただろうというのは言っても詮無いことだろうか。
coded終了時点においても、王様やイェン・シッドはテラがマスター・ゼアノートに身体を乗っ取られたことには気付いていないようだ。
- イェン・シッドは直接テラに会っているわけだが、ゼアノートやゼムナスの顔を見たことがあるかは不明なので何とも言えない。
ゲーム的には、3人の中では唯一王様とディメンションリンクできないため、EXPダブルアップを利用できないという地味ながらかなり痛い冷遇となっている。
XIII機関のリーダーであるゼムナスは、テラだった頃の記憶が強く影響しているような振る舞いを見せる。
ゼアノートがハートレスとノーバディに分かれた結果、マスター・ゼアノートとテラの人格もアンセムとゼムナスに分かれたのでは?と長らくの間考察されていたが、テラの心の行方の真相はKHIIIで明かされることとなる。
因みにゼムナスの年齢はディレクター曰く「アラサー」。
- 3DのOPを見た感じだと、テラもひょっとしたら何かしらの理由で10年前と変わらない姿で再登場する可能性も。
3Dでマスター・ゼアノートがBbSの時と変わらない容姿で復活したことから、テラもBbSの頃の姿で登場するのでは?という大方の予想通り、KHIIIではテラも当時の姿で登場することとなった。
本作FFゲストのザックス曰く、テラは彼の「憧れの英雄」にどことなく雰囲気が似ているらしい。
- セフィロスが闇堕ちする前なら、確かに似ているかも?
- 互いに自分の力にある種驕りのようなものはあるかも知れない。また、テラの半身たるアンセムはセフィロスに似通う部分がある。
- BbS発売前は一部でザックスに似ているといわれていた。
- 「似ている」と言えば、誰かを守りたいが為に力を渇望しすぎて、それ故に危険視されて認められない事に焦りが生じ、疑心暗鬼になって次第に暴走を始め、自分をマスターと認めてくれる悪の親玉に忠誠を誓い、自分を家族のように思っていたかつてのマスターを手にかけてしまうが、最後は変わり果てた鎧姿になりながら悪の親玉を倒す「光の剣」を操る青年、と言う設定。
どっかの銀河系で聞いた事があるような……。- ?「選ばれし者だったのに!」
- 光と闇の均衡、マスターや弟子の関係性、様々な世界から選ばれし力の適正を持つ子供達を見付けて世界の守護者として育てるなど、某SFの金字塔はBbSの構想に大きく影響を与えていると言えよう。特に某マスターの策略や甘言は、某最高議長を彷彿させる悪辣さである。
- どっちかと言うとアンジールに似てるかも。でも「憧れの英雄」ならセフィロスを指しそうだよね。
KHIのアンセムレポート0で、賢者アンセムが「どんな純粋な者の心にも、心の奥深くにはかならず闇が眠っている」と書いている。
彼は心を闇に囚われたものからレイディアントガーデンの平和を守るため、心の闇の研究を始めたわけだが、その結果、純粋な者の一欠けらの闇の結果から生まれたテラ=ゼアノートの闇を呼び起こしてしまったわけである。
戦闘能力など
三人の中では攻撃力と体力に秀でたパワータイプ。その分魔法力は低い。大柄であるため、素早い動きも苦手。
三人共通のキーブレードは、彼のものが一番リーチが長くなる。
専用コマンドには、名前の通りの大地に関連する魔法やダーク系のもの、パワー特化のもの等がある。
攻撃が大振りであり、回避方法のスライドに癖があるため、大抵の隠しボスは彼が最高難易度となる。
各ワールドでは、ヴィランとの絡みが特に多い。
- 操作性や本編での言動、不運ぶり、ディズニーワールドからの浮きっぷりから、ファンの間ではネタにされることが多い。特にスライドは最早彼の代名詞である。
ただ、ネタにされるのは彼がファンから愛されている証でもある。彼がここまで愛されているのは今作だけでなく、KHIIFMの影響も大きい。最も、KHIIFMとのギャップが色々大きすぎるというのもネタにされる一因ではあるのだが……。
また、ボスのダメージ上限補正が非常に低い本作で、テラ専用コマンドのほとんどが高威力単発技でありボスに対してのダメージが絶望的に低くなってしまう、というシステム面での不遇もネタ化に拍車をかけてしまったと言えるだろう。- ここまでCPU操作時(鎧、テラノート含む)とプレイヤー操作時の性能差が(悪い意味で)激しいキャラクターも滅多にいない。
某大型掲示板ではよく「テラさん」や「スライドさん」といった愛称で呼ばれ、親しまれている。 - ちなみに、3人共通のアクションコマンドである「エアスライド」をほかの二人よりかなり早い段階で習得する。
- 余談だがPVではアンヴァースから一方的に攻撃を受け続けるシーンがあり、発売前から一部では少しネタにされていた。体を張ってまで新たな脅威であるアンヴァースの強大さを視聴者に伝えるとはさすがである。
- ここまでCPU操作時(鎧、テラノート含む)とプレイヤー操作時の性能差が(悪い意味で)激しいキャラクターも滅多にいない。
- ……と、テラがいかにネタキャラとして人気があるのかが以上に書かれている訳だが、ネタとしてではなく純粋に彼が好きなプレイヤーも多く存在する。「どこでも通用するネタ」という訳ではないので、程度はわきまえよう。
コマンド「ブレイクタイム」では逆立ち腕立て伏せを披露してくれる。
全くブレイクタイム(休憩時間)ではないが、生真面目なテラらしい。
- この時のテラの袴は全くズレない、鉄壁スカートならぬ鉄壁袴である。別にズレても何か見えるという訳ではないのだが……。
チュートリアルでは、ヴェントゥスの対戦相手として戦う事になる。
ディメンションリンク
ヴェントゥス、アクアがリンクできる。
絵柄は普段の姿(通常モード)と鎧を着た姿(強化モード)。
【アビリティ】
- オーバードライヴ(強化一段階目追加)
- フロントオートガード(強化二段階目追加)
【バトルコマンド】
初期状態 | 強化一段階目 | 強化二段階目 |
---|---|---|
エリアルブレイク | エリアルブレイク | ファイナルブレイク |
スライドダッシュ | スライドダッシュ | スライドダッシュ |
スタンブレード | スタンブレード | スタンブレード |
スライドダッシュ | スライドダッシュ | |
ゼログラビデ | ゼログラビラ | |
バインドストライク | ||
ケアル |
【フィニッシュコマンド】
coded
ソラの中に眠る「痛みの記憶」の一つとして、データ・ソラと王様の前に映し出される。
Re:coded
直接の登場はないが、シークレットムービーに於いて、王様達には彼の行方の手がかりが現在に至るまで全く掴めていないらしいことがわかる。
- ヴェンやアクアと違い、テラは王様とちゃんと会ってないから仕方ないのだが…。
- 顔を見たこともない相手を探せという方が無茶な話ともいう。写真でも残っていれば別だっただろうが。
- ゼアノートとしての姿は知っているため、アクアの「テラを闇に奪われそうになり」という言葉とゼアノートと結び付けて、「ゼアノートはテラの体を乗っ取ったマスター・ゼアノートである」ということは気づいても良さそうなものだったが、それに王様が気づいたのは3Dでマスター・ゼアノートに会った後、KHIIIである。
- 顔を見たこともない相手を探せという方が無茶な話ともいう。写真でも残っていれば別だっただろうが。
3D
ソラの夢の中にアクアと共に登場。ソラに対して「ヴェン」と呼びかけていた。
終盤でマスター・ゼアノートが言っていた「我が器となる運命だった」者。
また、リクが外の世界に憧れるきっかけの人物であったことが判明する。
ちなみに、リクはアンセムと対峙していると何故かテラのことを思い出すと語っている。
- もちろん、アンセムも元を辿ればテラ=ゼアノートのハートレスであるため。
今作で新たに判明した設定に、「7人の光の守護者」というものがある。
そのメンバーについて、王様とマスター・ゼアノートは以下のように話している。
王様「僕とリクとソラ、そして行方不明の3人で 6人──」
ゼアノート「ソラ(この時はゼアノートの策略にはめられ、器にされかけていた)ともう一人の二人はこちら側。つまり光は3つ欠落している」
この会話から分かるように、現時点でテラは光の守護者としてカウントされていないのである。
これはBbSで身体をマスター・ゼアノートに乗っ取られたからであろう。
更には穴埋め要員の存在が作中で示唆されているが、KH0.2にてイェン・シッドに正式カウントされた。
シリーズファンは、次回作以降でテラが復活して光の守護者として華々しく活躍する事を期待するばかりである。
ただし、テラの場合、闇の探求者側は時間移動できるので、本人が復活し光の守護者側にそのままいてもあまり問題は無いと思われる。
本作でソラはテラ同様承認試験に落ちるのだが、テラと違って素直にリクの合格を祝福したり、また継承相手のリクが先にマスターとして承認されたり、更にはリクが高性能なダークバリアやダークロールを使えたりする。
今作から、アンセムの従えている『影』が実はテラの心そのもの、もしくは怪物の中にテラの心が閉じ込められているのではないか?とファンの間で議論になり始めた。
その根拠としては以下のようなものが挙げられる。
- 怪物がリクとキーブレードを意味深に見つめながら手を差し伸べた後に消えていくという描写。直前にテラに関する会話もある。
- テラのキャラ紹介文に存在する「彼の心は未だ戻っていないのかもしれない」という記述。
- この怪物が初めて登場したのがBbSのラストエピソード、即ちマスター・ゼアノートがテラの身体を乗っ取った後であるという事実。
しかし、アクアとの戦いで怪物が消滅した後のゼアノートの中にもテラの心が残っていたり、テラの影響をあまり受けていないと言われているアンセムが怪物を使役していたりと、上記の説には矛盾点(というよりも現時点では説明できない点)が少なからず存在しており、予想が外れる可能性も十分にあり得る。
正体に関する考察はここを参照のこと。
- 小説版ではリクとの関係を匂わす描写がある。
KH0.2
イェン・シッドから正式に7人の守護者としてカウントされた。
闇の世界を彷徨うアクアの前に幻として登場。
当初は姿のみの幻影であったが、心のみが闇の世界につながっている彼はアクアの気持ちに意識が引き寄せられ、幻影の姿を借りて闇の世界で一時的に再生を果たす。
ゼアノートがヴェンを探していることを伝えるが、テラ自身は未だにゼアノートと心の中で争いを続けており、ついにはゼアノートの人格が表へと出てきてしまう。アクア達に襲い掛かろうとするゼアノートの人格を抑え込もうと攻防している中でアクアとヴェンは闇へと引きずり込まれてしまった。
- この時テラはBbSのテラ=ゼアノート戦と同じように光る鎖のようなものを展開している。野村Dによると光る鎖はエラクゥス一門が使える技であり、アクアはマスターキーパーを継いだため使用できるらしい。テラが似たような技を使用できたのはテラの心にエラクゥスが宿っているからなのかもしれない。
- ゼアノートがアクアとヴェンを闇へと引きずり込む際に2人を背後から黒い腕が掴んでいるがその正体は不明。考えられるとすればこいつぐらいか。
KHC -First Breath-
上記のシーンの前に、テラはナミネとの会話を経てここに行き着いている。
これは公式コンサートの朗読劇でのみ語られたバックストーリーとなっている。
消えたキーブレード使い達を探して、テラと関わった人々の記憶を辿ってテラを見つけたナミネは、闇に縛られているテラを激励し、もうすぐ現れるという「彼女」を導くよう伝える。テラも、アクアとヴェンに再び会う日まで戦い続けることを誓った。
χ
キャラクターとしては未登場だが、カードで出演。
アタックカードとして採用されている。
BbSの主人公3人は基本的にパワー(テラ)・スピード(ヴェントゥス)・マジック(アクア)と割り振られており、
テラはほぼすべてのカードでパワータイプのカードになっている。
- ただし、鎧姿のSRカードはスピードとなっている(逆にヴェントゥスがパワー)
- 2015年1/22~2/5のレイズドロー限定カードでは、BbS主人公がすべてスピードタイプなのでそれに合わせてスピードタイプ。
KHIII
アクアの足跡を辿っている中でゼアノートの経歴を振り返った王様とリクは以前(3D)、円卓の間でマスター・ゼアノートから聞かされた話を思い出し、テラが真XIII機関側にいる事についに気づくことになる。
その後に電話をかけてきたソラは王様からテラのことを頼まれ、道中テラのことも気にかけている。
- 気にかけているのはいいが、その分他の機関員への興味関心が若干薄らいでいるようである。目の前に現れたラクシーヌに対して「テラじゃないならどうでもいいんだけどな」とまで言ってのけてしまう始末。どうでもよくはないだろう、と思ったのはラクシーヌ本人だけではないはず。
- とはいってもソラも王様と同じでテラの顔をよく知らないのだが……。
- 一応ソラはホロウバスティオンのゼアノートの肖像画を見ており、闇の探求者アンセムと同一人物であると認識できるので、王様がゼアノート=テラの体を奪ったマスター・ゼアノートということを教えていれば、「今まで会ったことのないゼアノート」という認識で行けば大丈夫だったかもしれない。
- というか、道中もしテラノートが出てきていたとしたら心の中のヴェンが反応しそうなので問題なさそうである(センサーか?)。
キーブレード墓場にて、マスター・ゼアノート達によって召喚された大量の敵の群れを倒し、合流して先に進もうとするソラ達の前にテラが現れる。
喜ぶヴェントゥスだったがアクアは警戒を解かず、やがてその体にはテラの心が無いことを見抜く。
そこにいたのは闇の探求者アンセムとゼムナスが倒されたことで復活したが、心が戻っていなかったテラの体を乗っ取ったゼアノートであった。
テラ=ゼアノートの猛攻とデビルズウェーブの襲来によって光の守護者は全滅に陥ってしまう。
その後、ソラが目覚めの力で皆を復活させたことで巻き戻った時間軸で、ナミネの呼びかけに応じて現れた留まりし思念によって光の守護者の全滅は回避される。
断絶の迷宮でテラ=ゼアノートはアクア、ヴェントゥス、ソラによって一度倒れ、駆け寄ったヴェンとアクアの名を口に出してテラの意識が戻ったかに見えたが、二人に必死に呼びかけられると頭を抱え、苦しみだす。
しかし、顔を出したのはゼアノートの心であり、二人とソラは闇の鎖で捕らえられ、ヴェンとアクアはゼアノートに命を奪われかける。
その時、召喚していないはずの「影」が突然飛び出し、落下する二人を受け止めて助け、三人を縛っていた鎖も砕いた。
「何故だ」と戸惑うゼアノートを瞬く間に取り押さえ、その口を塞ぐように施されていた×状の布を強引に引きちぎり、影が本来発せられないと思われる言葉を必死に絞り出した。
「俺がいつの日か必ず── この地に戻り── 二人を守る!」
- これこそBbSで留まりし思念と化したテラが言いかけていた言葉の続きであり、その言葉の通り彼は二人をすんでのところで守れたのである。
- この際テラ=ゼアノートをうしろの人が片手で頭を掴み上げて拘束しているが、KH0.2でのテラの心とテラ=ゼアノートの攻防とは逆の立場となっている。
テラの心は体を乗っ取られてからテラ=ゼアノートの内側でゼアノートの心とせめぎあっており、その過程で本体に入ったり「影」に入ったりを繰り返して捕らわれていたが、二人が高所から落とされる直前にヴェントゥスが発したテラを助けたいと願う声が聞こえたことで目覚め、闇に打ち勝って「影」の主導権を奪い取った。
「影」から解放されたテラの心はソラの助力も得てついにゼアノートから肉体を取り戻し、この世界に復活した。
繋がりを絶やさずにいてくれたアクア、かつての約束通りに自分を救ってくれたヴェンに感謝し、ようやく再会を遂げる事ができた事に涙する。
- キャラクターファイルズのテラのショートストーリーでは、影の中に捕らわれている際のテラの心は無の世界にいたのではないかと推測されている。
ソラとマスター・ゼアノートの戦いに決着がついたあと、他のキーブレード使いたちと一緒にスカラ・アド・カエルムに現れ、マスター・ゼアノートと対峙。その際、宿していた他者の心──マスター・エラクゥスの心を解放する。
- 一度マスター・ゼアノートと向き合い、彼に近付こうとした時はアクアに止められていた。
マスター・ゼアノートに呼びかけて和解したマスター・エラクゥスからヴェントゥスとアクアのことを託された。
EDで旅立ちの地に帰還し、マスターキーパーを墓標に自分達の繋がりのお守りを供えた。
デスティニーアイランドではリクとロクサスと共にビーチで駆けっこをしているような描写がある。
アンセム・ゼムナス両名の消滅によるテラの体の再生、及び今回の復活についての詳細については、現状でゲーム中の描写のみでは全く触れられておらず、アルティマニアの解説を読まなければ何もわからないという有様である。
- ついでに言えば、終わりの世界でのナミネとのイベントを拾い損ねていると、留まりし思念が現れた理由すらもわからないという事態になる。
- しかもこのナミネのイベント、必須ではない上に物凄く見落としやすく、その上シアターにも記録されないという超絶不親切っぷりである。
- 加えてイベントの内容自体も上述の朗読劇が前提となっているため、公式コンサートに行っていないとテラとナミネのつながりが分からないという二重三重に不親切なことになっている。
全体的に駆け足・描写不足と叫ばれる墓場以降のシナリオ周りでもトップクラスで描写不足の煽りを喰らっているのは否めない。テラ…。
さらに彼の帰還はロクサスと違い戦闘終了後。これが何を意味するかというと、過去作主役組では唯一ソラとの共闘の機会が無い。たしかにテラはソラとの関係が薄いものの、他の主人公達にあるものを取っ払われているのは事実である。
- BbSでも二人と違い、王様との関わりが薄い。
ついでに言うと、テラは光の守護者陣営で唯一セーブデータに顔が表示されない。なお、ほぼ同じタイミングで復活するロクサスとシオンは表示される。
かつてのKHIIのゼクシオンを思い出させる境遇の悪さである。
- 現在はテラの救出後に顔が表示されるようになった。ようやく一安心である。
かつて少年だったイェンツォやリア、アイザがノーバディとしての姿や記憶を引き継いで(リアは目の下のマークが消えるといった変化があったが)復活したことから、テラも30歳前後となったゼムナスの姿で復活するのでは?と一部では心配の声もあったが、マスター・ゼアノート同様BbSの頃の姿が形成し直されており、無事に当時の姿で復活を果たした。
- つまりテラ(の身体)は10年程若返ったということになる。
- 記憶は恐らくマスター・ゼアノートに引き継がれているため、テラにはゼムナスとしての記憶はないと思われる。
序盤の闇の世界にてリクは子供の頃にテラと出会った秘密の約束を思い出していたが、いざ終盤にテラが帰還した後もイベントムービー上では旧知を温める機会にも恵まれず、絡みは少ない。
アクアとカイリはしっかり回収されていることを考えると、テラとリクも劇中での描写が欲しかったところである。
- EDでは彼もデスティニーアイランドを訪れているので、もしかしたらその時に会話をしたかもしれない、と考えることはできる。
KHIIIRM
追加シナリオ「Re Mind」、及びリミットカットエピソードに登場。アルティマニアで明かされた彼の肉体の行方や、留まりし思念についてがシナリオ内で改めて補完された。
リクとの約束に関するエピソードも追加。
レプリカ・ゼアノート戦では守護者達の中で唯一複数のレプリカ・ゼアノートを相手にしたり、ピンチに陥ったリクのフォローを行なったりなど、キーブレード使いの熟練者として大いに活躍してくれる。
特にオンラッシュからの流れは、BbSをプレイした人なら胸が熱くなるだろう。
- 「大事なものを守れる力、手に入れたんだな」
「ああ、ありがとうテラ」
リミットカットエピソードでは、BbSのリクとの約束は旅立ちの地に来るよう促す意味があったらしいことが判明する。
リクは幼き日の約束を果たすためテラの元を訪れたが、テラは旅立ちの地まで来られる時点で相応の力を手にしているとし、リクの強さを認めた。
その後は消えてしまったソラを探すため、ヴェントゥス、アクアと共に闇の世界へ旅立った。
- なおこの際は年長者らしい口調でリクと話しているが、旅立ちの地に来ることそのものがある種の試練であったことを明かされ若干戸惑っているリクに対し「テキトーだったか?」と返しお互いに笑い合う等BbS序盤で見られた朗らかな一面も見られる。
ソラの手がかりを追うため闇の世界へ出発する直前ではあるものの、マスター・ゼアノートとの因縁にも終止符が打たれすっかり憑き物が落ちたようなテラを見てリク共々安心して見送ったプレイヤーも多いことだろう。
MoM
ストーリーには回想以外に登場しないが、ゲームプレイにおいてはアクア・ヴェントゥスと共にパーティー「BBS」の一員を務める。