ロベルト・スアレス(ソフトバンク→阪神→パドレス)が、福岡ソフトバンクホークス時代に西武打線相手に見せた怪投のこと。
「スアレスの50球」と呼ばれることもある。
【目次】
概要 
2019年7月31日の埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス戦(メットライフドーム)。ソフトバンクの先発ロベルト・スアレスが山賊打線に対し、初回からわずか1イニングで50球もの投球を強いられるという苦しい展開を迎えるも、結果的には無安打無失点に抑えるという劇場と呼ぶに相応しい内容であった*1。
なおスアレスはこの後も続投し、結果的に4回105球1安打無失点という、好投と呼ぶべきかどうかよくわからない内容で降板している。試合は2-0で西武が勝利。
1回裏・スアレスの投球内容 
打順 | 打者 | 打席結果 | 投球数 |
---|---|---|---|
総投球数 | 50球 | ||
1 | 秋山翔吾 | 二ゴロ | 8球 |
2 | 源田壮亮 | 四球 | 8球 |
3 | 外崎修汰 | 空三振 | 11球 |
4 | 山川穂高 | 四球 | 12球 |
5 | 森友哉 | 四球 | 7球 |
6 | 中村剛也 | 空三振 | 4球 |
動画 
余談 
この怪投についてスポニチの取材を受けた倉野信次投手コーチは「50球投げてゼロは大したもの。あそこで点を取られたら、一気にいかれた」とスアレスの粘りを評価するコメントをしたが、記事の最後の一文で、「なお同コーチは99年7月3日のオリックス戦の9回に1イニング55球で6失点を喫していた」と、唐突に黒歴史を暴露される憂き目に遭った。
関連項目 
- 江夏の21球
- ウタンショーゴ・二ゴロスキー氏
- ZGS
- 劇場
Tag: ソフトバンク