インキュバス

Last-modified: 2016-09-18 (日) 20:06:45

概要

  • インキュバス(Incubus)はG9・城ダンジョンに登場するサキュバスの男版。通称インキュ。
    収集日記によれば「話術に長けている」らしい。実際、台詞がサキュバス並みに多い。
  • メインストリームではG9のエラサRPのボスとしてのみ登場。

城地下の主

  • ハウジングエリアにあるダンジョンのボスであるため、ハウジングが「永遠の未実装」であった日本では遭遇することのできないMOBとして逆に有名であった。韓国での実装から約5年後のG12にて、日本にもようやくハウジングシステムが実装され、現在では普通に遭遇できる。
    • ハウジングエリアに城が出来ていないとダンジョン自体に入ることができないため、いつでも攻略できるわけではない点には注意がいる。また、城を建てたギルドが入場チケットの販売を許可していない場合も(そのギルドメンバーを除いて)ダンジョンに入ることはできない。
  • 城ダンジョンをソロで攻略するとボスとして遭遇するが、攻略プレイヤーの性別によって遭遇した時の姿が異なる。
    女性PCの場合、最初は穏やかな顔立ちで翼も小さいが、あるスキルをクリティカルで当てると(服は脱げないが)魔族らしい顔立ちになり翼も大きくなる(男性PCの場合は最初からこの状態)。
    この状態で倒した場合のみ「インキュバスの角」を落とす。
    • モノ自体は武器限定エンチャント「インキュバス」の付与された男性用頭装備の「太い角」である。
    • 両方とも他の場所では入手できず、上記の方法でインキュバスの角を折るのが唯一の入手方法である。
      接頭ランク9・武器のみエンチャント可能
      バランス5%増加
      ディフェンスマスタータイトルにしている時、最大ダメージ12増加
      ディフェンス1以上の場合、最小ダメージ6増加
      Luck20減少
      修理費10%増加
      • このような性能となっている。武器にエンチャントするものとしては数値だけを見れば「物忘れ」の上位互換でなかなかの性能。とはいえタイトルを制限されてしまうことと、「ディフェンスマスター」が攻撃面を強化するものではないため、折角の最大ダメージ増加12が活かしきれない(といってもタイトルで補完するかエンチャントで補完するかという選択肢になるくらいには高い性能を持っている。それゆえに勿体ない)。
        また、Luck20減少という強烈なデメリットを持っているため、クリティカルヒットへの期待値が下がってしまう。ウインドミル用の武器として、クリティカル30%を確保できているのなら使うのも手だが、上記のように「ディフェンスマスター」のタイトルを付けていないと最大ダメージ=クリティカルヒットのダメージ上乗せに恩恵が得られないという点がネックになる。
        数値にブレがなく、貼り直しの手間がない点も評価できるし、修理費も+10%程度と良心的。とにもかくにもディフェンスマスターのタイトルに縛られるという部分が極めて勿体ない。
  • よく見ると黒いしっぽが生えている。
    • 案外気づいていない人が多いが、着ている衣装はエラサのそれとは別デザインである。
      ダンジョンの種類によって衣装や髪の色が異なる。性能はどれも同じ。
  • サキュバス同様こいつも持ち歌を持っている。が、その内容はかなりグロい。
    もしかしたらヤンデレなのかもしれない。
    • また、セリフも覚醒前は女性を誘うようなものであるが、覚醒後は女性を冷たく捨て去ろうとするようなものに変わる。
      「もっと大きな声で叫んで。あなたの悲鳴が聞きたい」など、かなりのドSなセリフもある。
      • ちなみにこのセリフ、男性キャラクター相手にも言う。なんか変な気分になる。
      • パルー遺跡に登場するスノーインプはインキュバスにちなんだ台詞を喋る(パロディもある)。
    • 女性キャラクターでボス部屋に入場した場合のみこの持ち歌を聞かせてくれるが、男性キャラクターの場合はいきなり戦闘になる。
  • 戦闘力はサキュバスを遥かに上回り、ラビ上級のサキュバス並の頑丈さを誇る。
    アイススピアを頻繁に放ってくるので、下手に立ち向かうと何もできないまま凍らされて倒される。
    魔法カウンターも安定しないため、サキュバスと同じ感覚で戦うと痛い目を見る。
    • 特にISは脅威で、一度発射を許してしまうとそのまま戦闘不能になるまで連発される。
      角のドロップを目的としないなら、ISの射程外からマグナムを連射するのが安全な方法。
    • ただし、G9のエラサRPに登場するインキュバスはこの限りではない。
      ISを撃つには撃つが城ダンジョンのそれよりもはるかに頻度は低く、AIもそのまんまサキュバス。よって、魔法カウンターで撃破が可能。
      ちなみにバグなのか、IBなどを当てると顔がマナリフレクター発動時の青色のまま治らない。こわい。
  • 地味なネタだが、討伐した後の顔をよく見ると目を見開いたまま斃れている。不気味。
  • 最近はグランドマスターミッションにも登場。台詞がレビアスのそれと同じだが、彼本人なのだろうか?
    登場時に「これで負けたら魔法使いに転職する」と発言しているが…。

インキュバス

  • 元ネタはサキュバスと対をなす夢魔の一種で、眠っている女性を襲う悪魔インキュバス(インクブスとも)。一説にはサキュバスと同一の存在であるともされる。
    語源はラテン語の「組み敷くもの(上に寝るもの)」。
    • 中世ヨーロッパでは貞節観念が緩くなり私生児を身ごもる女性が増えたため、その言い訳として「インキュバスに襲われた」というように引き合いに出されていたという。責任転嫁よくない
    • サキュバスと同一視される場合、サキュバス形態で男性から吸い取った精気をインキュバス形態で使っているとされていた。このため枕元に牛乳を入れた皿をおいておくとサキュバス避けになると信じられていたという。
      (サキュバスがそれを精気と間違えて持っていくとされていたため)
  • ファンタジー作品でもよくサキュバスとセットになって登場している。肌の露出は高かったり低かったりとさまざまだが、大半の場合(女性を誘惑するためか)イケメンである。また性格もチャラ男軽薄であることが多く、女性を口説こうとする傾向が強い。
  • レビアスによれば彼らインキュバスは「他の者の夢に寄生しないと生きていけない不完全な存在」であり、夢から覚めることはすなわち死を意味するらしい。
    したがって運命などという概念は彼らには存在しない。
  • ダンバートンの交易商品には彼らをモチーフにした「インキュバススーツ」なるものが存在する。
    交易インプ曰く「あいつらは偉そうにしているから嫌い」らしいが…。

関連項目