インプ

Last-modified: 2018-07-29 (日) 14:46:29
  • imp:小鬼・小悪魔。いたずらっ子
  • ファンタジー世界ではポピュラーな存在。
    元はヨーロッパの伝承に登場する妖精の一種で、後に悪魔の一種として分類されるようになった。
    マビノギに登場するインプはどちらかというと前者に近い。
    金貨や宝石の粒といった小さなものを盗んで隠してしまう習性(?)を持っており、英語でも「いたずら小僧」「やんちゃ坊主」という意味を持つほどのイタズラ好き。

概要

  • マビノギ屈指のミニマムモンスター。冗談抜きで小さい。
    だが、見た目からは想像できない高い攻撃力と、安定して魔法カウンターが通用しない初心者殺しの代表格。
    高威力のLBも使いこなすため、属性強度次第では一撃でダメージ100を超えることもある。
  • 物を集めて隠しておく習性があり、などをいろいろな所に隠している。
    街灯などを叩くとこれらが出てくるのはそのため。
    • でも街中でこいつ自身は出現しないのでご安心を。
    • 彼らが玉を集めるのは、集めた玉を銀の玉にして魔法の粉にし、宝物としてしまっておくためらしい。
      だが、よく人間に横取りされてしまうためなかなか銀の玉にできないのだとか。
  • 良く喋るモンスターとして有名。過去のイベントでは主役を携わったこともある。
  • 変な台詞も多く、ネタ要素も豊富。
    ゴーレムに暴言を吐いて殴り飛ばされたり、仲間を吹っ飛ばされた事に逆上して、どこぞのモンスターよろしく合体して巨大化するなど、パロディ要素としても愛されている。
  • 種類によって台詞が多少異なり、賢いインプだとそれらしい台詞を色々吐く。
    顔文字も使う。透明インプにおいては「Alt+F4(マビノギ強制終了のショートカット)押してみな」というとんでもない台詞を吐く。
    一応終了前の確認は入るが押さない方が良いだろう。
    このように非常にメタ発言が詰め込まれたモンスターなので、余裕があれば台詞を観察するのも一興かも?
    「www」と草を生やしたり、「マウスが汚れているぞ」と言ってきたり…ネクソンの遊び心満載である。
  • その他
    • インプに対するグランビルの嫉妬はかなりもの。
    • たまに自分のことをインキュバスだと言うことがある。「ぼくイケメン」と言いたいらしい。
      イベントなどでオーガのことを「オーガ兄さん」と呼ぶこともある。
      • しかし別に憧れていたり尊敬しているわけではなく、むしろ偉そうな態度なので嫌いらしい。
    • 頭はよいが体が小さく非力であるため、ポウォールではオーガやゴブリンにこき使われることが多いようだが、人間と共存するようになってからはその頭脳を活かして活躍している。
    • ザルディンの筋肉増強温泉はスノーインプ御用達。熱いのは苦手らしいが。
    • よく誤解されるそうだが、ゴブリンとはあまり仲はよくないらしい。
    • 登場時期がばらつく魔族なので、モデリングはかなり雑なMOBから綺麗なNPCまでいる。
    • ファミリーの家訓の中に「インプを倒すな」というのがある。「インプはエリンのアイドルだから」という理由らしい。

種類

  • 基本的なタイプはダンバートン近くのフィールドに1~2匹存在する。
  • バリダンジョンには通常タイプのほか「賢いインプ」という種類がたまに出現する。
    この賢いインプはまたセリフが豊富であるため、余裕があれば観察してみることをお勧めする。
    通常のインプと違い非戦闘的で、自発的に殴ってくることもなく、こちらが殴っても逃げ回った末に泣き言を言うことも。
    基本的に彼らが出てくる場面では、それでも倒さねば先に進めないのだが…。
  • コイルダンジョンでは「透明インプ」という、文字通り透明で姿の見えないインプが出現(?)する。
    倒しても姿が現れることはないため、その実態は謎に包まれたままである(インプに変わりはないようだが)。
    • 遠い昔はweak以下の強さのMOBは名前が表示されることがなかったため、
      透明がweak以下になってしまったプレイヤーは彼らの名前すら見えず、戦闘中はAltやCtrlを押さない限り所在すらわからなかった。
      おかげで、名前すら見えないMOBが沸いて戦闘になるというお化け屋敷な気分を味わうことができた。
  • フィアードダンジョン中級(4人用)ではボスとして登場。登場シーンのムービーは必見。
    • 中級1人用ではゴーレムにちょっかいをかけていると掛け合いをしているムービーが見られる。
  • パルー遺跡ではスノーインプという種類が現れる。コイツは前述のように自分のことをインキュバスだと言い張る。
  • 交易で登場する指名手配犯「根こそぎクレジェック」もインプである。
    サンダーを扱う危ない奴である。

共存するインプ

  • 2010年3月4日のアップデートで「火山探検家インプ」「ジャングル探検家インプ」の2種のペットが実装された。
    固有スキルとしてマジックシールドを使用することができ、筏下り熱気球への同乗が可能である。
    また他のペットに比べよく喋る。これを良しとするか悪しとするかはプレイヤーの趣味次第である。
    後に上記と同じ特徴を持ち、さらにどこにでも瞬間移動可能という便利なポータル機能を持つ「瞬間移動魔法使いインプ」が実装された。
    • ペット実装という点から、どれだけ開発陣・プレイヤー達から愛されているかが見て取れる。
    • ちなみに人間の言葉をしゃべるはずだが、人間NPCとの会話はできない。
      これには、インプがしゃべる言葉は実は(オウムやインコのように)人間の口真似をしているだけという説がある。
      • この説が事実だとすると「Alt+F4押してみな」と言っていた人間がいたことになる。迷惑というか、物騒というか。
    • ならば同じインプ同士なら会話ができるか…と思いきや、後述する「人間に対して友好的なインプ」との会話もできない。言葉でも違うのだろうか?
    • 満腹度が最低値近辺まで下がると、しゃべるセリフの内容が変わる。
  • しかし、2013年8月1日に行われた常時販売ペットの大量販売終了に伴い「火山探検家インプ」と「ジャングル探検家インプ」は販売終了の憂き目に。
    • 「瞬間移動魔法使いインプ」だけは人気が高かったおかげか、販売が継続している。
      • そもそもこの瞬間移動魔法使いインプ、価格が700NPと探検家インプより10NPしか高くない割に
        完全な上位互換となっているため、下位の人気のないペットの削減、という事なのだろう。
      • なお、瞬間移動魔法使いインプは韓国マビでは販売されず当初イベント配布の景品であった。
  • 期間限定ペット「ダルのスクーター」はダルなるインプが運転するスクーター(サイドカー付き)。
    疾走中はダルが風に飛ばされそうになりながら必死で運転席にしがみついている。
  • G15にて人間に対して友好的なインプも登場。
    交易ポイントやベルファスト島で店番をやってるほか、交易をやっていると画面の左上でいろいろとおしゃべりしてくれる。
    交易中のインプは「値段提示」など既存インプと同じ台詞があったり、エリン住民とは思えないメタな発言をしたりする。見た目は異なってもこのへんはやっぱりインプらしさを感じさせる。「遊んでないで仕事しろ」という台詞にドキッとさせられた社会人プレイヤーもいるのではないだろうか?
    • よく見ると、モンスターやペットのインプよりも丸々と太っており、短いしっぽも生えている。
    • だが、重要な情報を置くことが多い左上を占拠し、クライアントに負荷をかけ、役に立たないどころかこちらの足を引っ張り、さらにOFFにすることが出来ない彼ら交易団員ははっきりいって邪魔者である。しかし、実はマウスをフキダシに重ねるとすぐに黙ってフキダシを畳んでくれるのである。
  • オーガに比べて小柄なインプにダイエットは無縁だと思いきや、やはり健康を意識している者もいるらしい。
    ベルファスト島に住む某インプの言葉では「全てのインプは内臓脂肪過多で隠れ肥満である」とのことである。
    • もっとも、それは丸々と太ったインプだけにいえることなのかもしれないが…。
      ちなみに隠れ肥満は名前の通り、一見太っているように見えなくても内臓に脂肪がつきすぎている状態のことである。外見だけではなかなかわかりづらいのである意味通常の肥満よりたちが悪い。健康には気をつけよう。

関連項目