
概要
サキュバス(Succubus)はポウォールの一種。魔符を持たない真性の魔族である。
魔族間では「ダンジョンに咲く黒い薔薇」の異名を持つ。サキュ、サッキュンなどの愛称でも呼ばれる。
ラビダンジョンをソロで攻略する際、ボスモンスターとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。
- ちなみにあくまでソロ攻略の場合のみで、PTで攻略した場合はゴールドゴブリン(下級ではライカンスロープ)がボスとなる。
最も下位とされるブラックサキュバスでさえ防御26と保護35、そして各種パッシブディフェンスLv2を備えており、この鉄壁に加えて剣の腕もかなりのもの。真正面から挑むと痛い目にあう。
- ゴーレムと並んで初心者が越えるべき壁の一つ。彼女の鉄壁を軽く突破できるようになれば各種パッシブ持ちにも後れを取ることはないだろう。
上位サキュバス(サキュバス戦隊)ともなると高い露出度防御に加え50~70という尋常じゃない保護を誇り、生命力も増大しているため離縁すら困難になる。
そのため、ソロで倒すのは並大抵のことではない。トレボーなど86回も敗れたという。女性型モンスターがやたらと強いのも頷ける。
- 一方で、人間の男性に恋をしてしまうと万難を排して恋心を遂げようとする情熱的なところもある。
- 遭遇するたびにランダムで顔と髪型が変わり、人族を誘惑するための台詞まわしも多彩で、極め付けには特定のスキルを使うと服が限界まで脱げていくというゴージャスな仕様を持っている。
残念ながら全部は脱げない- 実は眼の色だけは赤で固定されている。余裕があれば確認してみよう。
- どっかのスク水幼女とは違い、脱いでもセリフが変わらない。脱いだ状態で発してくる各セリフは色々な意味で体温が上がる。
- 終いにはどこぞの戦隊よろしく、上級ダンジョンで黒赤黄ピンク白の5人で登場する事もある。
- さらに時は流れ、彼女らの女王とされるボスキャラクターも登場。詳しくは当該記事へ。
- ラビ下級のボスであるレッドサキュバスを、金の卵をインベントリに入れて割らずに倒すと…。
- 持ち歌を持っており、非アクティブ状態で歌うこともある。(タルラーク曰く「人間を誘惑する歌」らしい)
- 「色の白いは七難隠す」という通り、プレイヤー人気はポウォールの中でもひときわ高く、ナオと人気を二分している…らしい。
- ナオ以外でフィギュア化されていたりと何かと注目される存在である。マビノギのキーパーソンであり、複数のメインストリームに絡んでくる、ある意味
ラスボスヒロインとも言えなくもない女神モリアンですらフィギュア化がなされていないことを考えれば、その人気がどれほどのものかわかるだろう。 - サキュバス自体の人気と並んで衣装の実装を望む声も古くからあり、ごく一時期に脱げた衣装がドロップアイテムとして入手できたりイベントで衣装が貸し出されたりしたが、不具合として修正されたり期間限定だったりとユーザーの手元に衣装が残り続けることはなかった。
期間限定のランダムボックスに衣装が収録されたが、全ての部位がバラバラに収録されていたため、その人気と出現量、加えてランダムボックスの高価さからゲーム内の取引相場はいわゆる”最強装備”すら余裕で買える程に高額となっていた。その後も幾度も期間限定ランダムボックスにサキュバス衣装シリーズが封入され、現在では幾分現実的な価格で取引がされている。といってもやはり品薄なことは変わりなく、期間限定ランダムボックスの販売終了後はゆるやかに値上がり傾向にある。サキュバスの根強い人気がうかがえる。 - さらにエリン武闘大会のイベント戦の報酬として「サキュバスのボディウェア」も登場。こちらは限界まで脱げたサキュバス衣装(モーションつき)となっている。実質無料で手に入る装備であるものの、取得確率がそのぶん非常に低く設定されており、そのため高値で取引されている。
- プレイヤーには装備できないが、ダンバートンの交易限定商品に「サキュバスの水着」というものがある。こちらはあまりの人気ぶりにニセモノまで作られているらしく、「ニセモノを所持しているとサキュバスにいたずらされるかもしれない」と書いてある。
是非してください
- ナオ以外でフィギュア化されていたりと何かと注目される存在である。マビノギのキーパーソンであり、複数のメインストリームに絡んでくる、ある意味
- 関連タイトルとして「サキュバスを倒した」「サキュバスを誘惑した」などが存在する。後者はサキュバスの調教に成功すると獲得できる。
- サキュバスの調教と聞いてアダルティーな場面を想像した人は要反省。
- マビノギ英雄伝にはエピソード8からグラスギブネンと共に登場。
服装が本家マビのそれと大きく異なる他、鎌を武器とし、時間を操る能力を備えており、リアル描写もあいまって本家のサキュバスよりもさらに妖艶に見える。
一方、特定条件を満たすと服が脱げる(正確には破ける)、HP自体は低いなどの共通点も。- 戦闘中にもいろいろとセリフをしゃべってくるのも共通している。服が破けた瞬間のセリフにドキドキさせられるプレイヤーも。
- アルカナのダークメイジで登場するローワンは父がインキュバスの血を引き母はドルイドの人間である。そのローワンはイスシの声を聞いてドルカを扱う事ができる為に自身の一部はサキュバスであり自身をサキュバスの一族だと認識している。加えて時間の流れが遅い(老いが遅い)との事。ローワンの姉ダーラはイスシの力を持たない為に人間と変わらないようである。この辺りからインキュバスと人間の子は男体であればインキュバスの一族に、女体であればサキュバスの一族に分類される可能性があるようだ。
- ローワンは破壊者と言う役割を持つある人物をサキュバスの一族の王と呼ぶ。この事からサキュバスの一族は破壊の側にある存在のようである。
- 日本のマビノギはテキストを翻訳する際、一部で魔族(ゴルドシュ)=サキュバスと変換する謎の誤訳が昔から発生している(ローワンが魔族のことをゴルドシュと言いかけている部分はそのまま翻訳に掛けられている為「ゴル…」と翻訳されている)。魔族の王と今までいわれていたバロールがいきなりサキュバスの王と翻訳されているのはそのせい。他の例を見てもインキュバスキングの娘であるエアレンも混血に当たるので上記の解釈が当てはまるならサキュバスに分類されてしまう(海外では現状2人ともネームドNPCとしてはサキュバスと言及されていないし分類もされていない)ので、ローワンはG26時点では単に魔族の血が混ざった人物という扱いである可能性のほうが高い。ストーリーを読み進める際はサキュバスと記載された部分は翻訳上正しい内容なのか判断しなければとんでもない解釈違いを起こすかもしれない。(過去にもC7の守護者関係で日本語の翻訳で生きている人物が死んだ事になっていた事があったりと日本語の翻訳はかなり問題があったりする)
- またローワンがインキュバスキングの事を「ボス」と呼んでいる事とも矛盾する。よって、ポウォールの王を務めていた魔王バロールをサキュバスの王と誤訳している案件の可能性が極めて高い。
- 2024年のハロウィンイベントでサキュバスはインキュバスと違い基本的に混血の子を作れないと言う設定が明らかに。ただしどう言った経緯、手段かは不明なままだがサキュバスが母の混血であるベーダが生まれているので不可能と言う訳では無いようである。ハロウィンイベントは小規模のメインストリームとなっていて2024年は「出会いと旅立ち」と言った形で終わった為に全てが判明するのは数年後のようである。
夢魔
- 元ネタは男性を誘惑して精気を吸い取る魔物サキュバス(スクブスとも)。対称の存在としてインキュバスが存在する。語源はラテン語の「下に寝る者」。
相手となる男性の好みに合うように容姿を変えるともいわれ、このあたりはマビノギでも「遭遇するたびに姿が変わる」という形で再現されている。- …のだが、何故か同一プレイヤーが連続で遭遇した場合でも姿が変わる。「今日のさっきゅん」のお姿を楽しみにしながらラビダンジョンに潜入するプレイヤーもいるとかいないとか。
- WikiPedia.ja:夢魔
- ファンタジー作品にも結構な頻度で登場。男性を誘惑するためか妖艶な美女悪魔として描かれることがほとんどである(たまに例外もある)。
相方としてインキュバスを連れていたり、悪魔ということでドSな女王様キャラであることも多い。
能力もオリジナルの通りに「男性を誘惑する」であったり「単に悪夢を見せて苦しめる」だったりとさまざま。
一方で美女モンスターということで登場作品の看板娘を務めることもある。- ちなみに某格ゲーのサキュバスはコウモリをモチーフとした衣装を着用しているが、これは開発段階では吸血鬼という設定だったからだとか。
もちろん吸血鬼とサキュバスは全くの別物である。
- ちなみに某格ゲーのサキュバスはコウモリをモチーフとした衣装を着用しているが、これは開発段階では吸血鬼という設定だったからだとか。
関連項目
- モンスター/データベース/サキュバス
- ラビダンジョン
- サキュバスクイーン
- インキュバス
- 参考:ゴロとの会話(一部ストーリーネタバレを含むので注意)
