召喚士【しょうかんし】-Summoner
- 異なる場所からなにがしかの存在を召し喚(よ)び、その力を借り受けたり、あるいは使役する者のこと。サモナー。召喚師と表記することも。
- 召喚の項も参照のこと。
広義の召喚士
- ファンタジーものでは比較的ポピュラーな存在で、多くの場合高度ないし希少な術士として扱われる。
- フィクションにおいては無制限に行使されるとバーリトゥードなギミックと化してしまうため、何らかの制限が課されている場合がほとんど。
- マビノギでは1分間の召喚制限と、召喚時間上限でこれとシステム的な制限に整合性を持たせている。
- 呼び寄せられる対象は千差万別。一通りの生物類は無論のこと、人工物をはじめとする無機物、霊的な存在など、枚挙に暇がない。
- いわゆるライトノベルでは定番中の定番である、「召喚士(ヒロイン)が主人公を異世界に召喚する」といった展開をはじめ、多種多様なアプローチによって、多くの物語でキーパーソンを努める存在である。
エリンの召喚士
- このエリンにおいて、我々ミレシアンはソウルストリームを通ってエリンへと招かれた存在であるため、まさに上述したお約束のギミックとして機能している。
- ナオによって、女神モリアンによって、あるいはアートンシミニによって、メタな意味ではネクソンによって招かれた存在であり、彼・彼女らを召喚士と位置付けても良いかもしれない。
- そしてミレシアンもまた同行キャラクターを召喚し使役する存在である。が、ペット召喚に関する設定はいまいち不明な部分が多い。
というか多分何も考えてない。
- また、サモンモンスターというそのものズバリなスキルを使うモンスターも存在する。
が、単にその辺から仲間が駆けつけているだけなのか、ちゃんと(?)離れた場所から呼び寄せているのかは定かでない。
ゲーム上の俗称として
- 剣をメインに戦うプレイヤーを剣士、弓を持てば弓師、魔法士、錬金術師などなど様々な呼び名(あるいは自称)があるが、同行キャラクターを多用するプレイヤーの俗称としてもたまに使われる。
が、たいていは強く便利なペットに頼っている、という自虐的自称である。- 古くはペットミサイル、近年では召喚攻撃を連発して戦う
札束でぶん殴るスタイルが当てはまるだろうか。 - なお、現在は転生周期が短くなっており、また才能システムの存在でプレイヤーとペット間には埋めがたいステータス差が発生している。
よって、それこそ作成直後のキャラクターでもない限り、ペットに戦闘力が劣るということはまずない。
少なくとも、一線級のコンテンツにおいてダメージディーラーとして運用することは最早不可能である。- なお、かつては生産型のプレイヤーよりも灰色オオカミあたりのほうがずっと強い、程度は茶飯事だった。
それならまだしも、犬や猫、あまつさえうり坊(イノシシの子供)やカニのような未成熟な動物・甲殻類、ネギやほうきという植物・清掃道具にすら戦闘力に劣ることすらあり、そんな時に「自分は召喚士だから」という言い訳でごまかすケースもまれにあった。らしい。
- なお、かつては生産型のプレイヤーよりも灰色オオカミあたりのほうがずっと強い、程度は茶飯事だった。
- 古くはペットミサイル、近年では召喚攻撃を連発して戦う
- 同行キャラクターをAIないし手動スキルによるセミオートで制御し、一人二役の戦術を使いこなすプレイヤーを、敬意と驚嘆をもってこのように称することもある。
- 弓師とミルペットのコンビネーションはもちろん、魔法士が強力な魔法を唱える間をファイアボルトで守らせたり、IBカウンターとスマッシュの連携も可能。上述のとおり、ダメージソースとしてではなく、敵AIの誘導や足止めといった用途であれば、充分すぎるほどに機能する。その戦術的拡張性はまさに無限大といっていい。
- 時々ペットがいうことを聞いてくれず大失敗をしてしまうこともあるが、それもご愛嬌とか。
- ほかにもペットに戦わせて本体は音楽バフスキルやヒーリング、その他魔法や錬金術によって補助を行うこともある。まさに無限大の可能性である。
- 弓師とミルペットのコンビネーションはもちろん、魔法士が強力な魔法を唱える間をファイアボルトで守らせたり、IBカウンターとスマッシュの連携も可能。上述のとおり、ダメージソースとしてではなく、敵AIの誘導や足止めといった用途であれば、充分すぎるほどに機能する。その戦術的拡張性はまさに無限大といっていい。
- 最近ではディヴァインリンクによって守りに特化したペットをタンク*1として主人の代わりに矢面に立つという使い方もなされ始め、多タゲの高難易度コンテンツ攻略に大きな役割を果たせるケースも見られるようになった。
- 召喚士といえばやはり強力な召喚獣に守ってもらうのがお約束。
- 一緒に遊ぶプレイヤーがおらず、寂しい心情を慰めるため、ペットやマリオネット、ゴーレムや召喚ぬいぐるみなどに囲まれているケースもあるとかないとか。
彼らのことを召喚師とは絶対に呼んではいけないらしい。この前提だとそもそも呼んでくれる知り合いもいないような気もするが。