基本情報
操作時特性
| 比類なき刃 | 印「猛将」1つにつき攻撃力+5% →[印「猛将」1つにつき攻撃力+6%] 100体撃破ごとに、10秒間攻撃力+50% →[100体撃破ごとに、20秒間攻撃力+50%] |
| 無双鉞 | 吹き飛ばした敵に、雷属性の追加ダメージが発生 敵の障壁に対するチャージ攻撃の攻撃力+30% →[敵の障壁に対するチャージ攻撃の攻撃力+50%] |
4つのうち3つまでが攻撃力の直接強化、あと1つも吹き飛ばした敵への追撃。己が武をもって様々な勢力を渡り歩いたのを象徴するかのようである。
しかも発動条件のいずれもが非常に緩く、常に数値以上の実力を発揮できると言ってもいい。
攻撃モーション
- 通常攻撃
- 双鉞を振りながら前進する。攻撃速度が遅いものの範囲は優秀。
- C1
- 左右の鉞を同時に振り上げる。通常攻撃以上に出が早く、単体でも階層の主への差し込みに使える。
- C1EX
- 双鉞を構えると同時に全方位衝撃波。攻撃後、一定時間攻撃速度が上がり、通常攻撃の度に前方に旋風が発生する。
原作さながら…どころか、旋風の追加により更に強化された張遼の強さを支える始動技。
C4からお引越しして、自己強化としてはさらに打ちやすくなった。
余談だが、発生する旋風の音は真・三国無双7のシステ厶である天稟システムの旋風の音そのもの。通常攻撃時のみ発生するという特性も原作再現の一つ。凄まじい凝りようである。 - C2
- 双鉞を揃えて振り上げ、前方に竜巻を飛ばす。
バージョン1.4で速度・威力ともに上昇し、さらに竜巻が追加されて大幅に射程が伸びた。結果、EXの前座と言うにはあまりに強力な主力技の一角と化した。
交通整理に階層の主への強襲に、なんでもござれ。
これで敵兵を吹き飛ばすだけで雷属性爆発が起きるので、敵が脆い序盤ではこの技のみで撃破数の達成は簡単だったりする。 - C2EX
- 双鉞をX字に構えて前方に猛ダッシュ、その後斬り払う。元はこちらがC1EXだったが押し出されてきた。
ただでさえ張遼を象徴する長距離強襲技だったというのに、バージョン1.4でC2に負けじと範囲が大きく拡大。C1EXで強化してからこれを連打するだけで、泣く子どころか地獄の亡者さえ黙らせる。 - C3
- 左の鉞で敵を捕らえ、突き・斬りの4連撃。原作では掴めなかったらそこで終わっていたが、今作では掴めなくても最後まで出し切る。
- C4
- 双鉞を振り抜いて前方にカッター衝撃波。シンプルに射程が長い。
原作ではここから自己強化EXに派生したため最も活用される技だったのだが、今作では自己強化がC1に移動したことに加えてC2の強化もあり影が薄くなった。 - C5
- 前方に飛び込み、双鉞を地面に突き立てて打ち上げる。
- C6
- 前進しつつ回転薙ぎ払い2発で吹き飛ばす。C1EXがないと到達に難があるものの、攻撃範囲はかなり広い。
- ダッシュ攻撃
- 滑り込みつつ回転斬り上げ。
- 無双乱舞
- 「推して参る!」「邪魔だっ!!」
三國6以来定番の「斬馬撃」。双鉞を振り回しつつ突撃し、最後に大きく薙ぎ払う。
突撃性能もさることながら、最後の薙ぎ払いの範囲が非常に広い、相変わらずの主力技。 - 陣形乱舞
- 「武を極めん、参る!」「我が武を観よっ!」
前方を斬り払いつつ突進→4連突き→決めポーズ。前半部分の突進性能がかなり高い。
召喚技
張遼が欲しい場面は「猛将」集めであることが多いため、残念ながら強化は難しい。
固有戦法の発動条件的にも魏ビルドであればまだ組み込みやすいのだが、すると今度は雷属性が魏と全然噛み合わない。なんともチグハグ。
未凸陳宮の固有戦法による「呂布軍」の連鎖召喚を採用するビルドだと必然的に雷寄りのビルドになるため張遼にも価値が生まれる。その際は無理してでも曹操を取ろう。
固有戦法
非常に広い範囲の攻撃強化。「猛将」は張飛目当てなどでたくさん集めることも多いため苦労しない。
一方で効果量が大きくないことと、猛将系ビルドと合致しにくい【魏×5】を要求されることがネックだろうか。
ゲームリリース初期の頃は汎用強化効果として重宝されたが、バージョンが進むにつれ攻撃力+100%以上が当たり前になってきたため、単純に最大火力目当てでは採用されない。
現在は左慈ビルドでの安定択として張飛ではなく張遼を採用するという形で採用が増えている。
左慈自体が条件が厳しい上、完成すると本体火力がそこまで重要ではなくなるため繋ぎの火力と割り切るなら張遼の方が安定して完成まで持っていけるからだ。
張遼に関連する操作時特性・召喚技・固有戦法
この中では楽進との相性が良いが、氷単ビルドだと両方を拾い損ねやすいことに注意。
対策としては「技」の濃縮を意識すること。技には氷ビルド必須英傑の夏侯淵や曹丕もいるため、氷単でも濃縮の意味は十分にある。
固有戦法
裂傷による雑魚高速処理に力を発揮できるだけに、所持印的に全くかすりもしないのが最大のネック。せめて技を濃縮して回収したいところ。
運用法
ビルド
操作時特性的に「雷」は育てたいところ。また、対障壁のために夏侯惇や呂玲綺、北条氏康を採用する必要があることから「斬」か「風」もビルドに組み込むことになるだろう。
…と、できることの幅がかなり広い。
本体の攻撃力を高めるなら壮年幸村+曹操+属性攻撃力特化、
召喚技に寄せるなら知魅を集めて楽進荀彧呂玲綺、
道中の雑魚処理を効率化するなら荀彧前提で斬6+賈詡徐晃、
障壁ダメージ+300%にするなら夏侯惇呂玲綺北条氏康、
これらの選択肢をいくつか複合したビルドが組めるだろう。
立ち回り
とにもかくにも技を8まで溜め、EX解放を目指そう。張遼を使い切るならこれがないと始まらない。
EXがない序盤はC2とC4。吹き飛ばしによる雷属性ダメージの追撃で雑兵は十分対応可能。
これを軸にしつつ召喚技を回し打ちしていく。C6も出るまでは遅いが出せたら強い。
EX解放後はこれらが主力になる。C1EXで攻撃を高速化したら、C2EXで雑魚をガンガン張り倒していこう。多段ヒットするので、階層の主にも良いダメージソースになってくれる。
無双乱舞がかなり強いので、知魅寄りのビルドでも乱舞の連打でわりとどうにかなる。
斬が多少あれば雑魚処理効率もさらに上がる。
閻魔帳
【「技」の若樹が出やすくなる】があると早期に技8まで達しやすくなる。
英傑考察
後漢末期~三国時代にかけて活躍した武将。字は文遠。
元々は呂布ともども丁原の家臣。もう既にこのころから高い評価を受けており、何進の命で兵を千人集めるなどの功を立てている。
その後丁原が呂布に暗殺されると董卓配下となり、さらに董卓が暗殺されて呂布配下となる。
この時点でまだ30前なのだが、魯国相や北地太守を務めるなど、呂布からも高く評価されていた。
その後、下邳の戦いで呂布が曹操に敗北すると曹操に降伏*1。
以後は官渡の戦いの前哨戦となる白馬の戦いを皮切りに曹操軍の最前線で戦い続けることになる。
彼の名を一躍有名にしたのは合肥の戦いであろう。
自称10万の兵を率いた孫権を相手に張遼は800で突撃。
二度に渡って包囲を打ち破り、孫権軍の先駆けを散々に突き崩しながら半日近く奮戦。最終的に孫権軍の後続に押し返されるも、相手の出鼻を挫くという目的は見事に達成した。
また合肥の防衛に成功後は撤退する孫権軍を追撃。淩統、呂蒙との死闘を繰り広げることになる。
この戦いで武勇が江東にまで広まったのか、江東の子供はどんなにギャン泣きしていても「遼来遼来(張遼が来るぞ!)」と伝えれば泣き止んだという。固有戦法名「遼来遼来」はこの逸話が元ネタ。「泣く子も黙る」という慣用句の語源でもあると思われる。
その後も最前線で戦い続け、222年に病死。晩年にも反乱鎮圧へ参加するなど生涯現役の人生であった。
三国志演義では呂布配下の八健将というオリジナル称号を戴くも次第に呂布と折り合いがつかなくなっていく様が盛られている。
また死に様を病死ではなく丁奉(アビス未参戦)に矢で射られて戦死に改変された。単純に魏将だから悪く変えられたのか、戦いの中に生きた張遼を戦場で散らせてあげたいという配慮なのか判断に悩むところ。
また吉川三国志では遼来遼来ではなく遼来々に変えられているが変えた理由は不明(来々だと「おいでおいで」みたいな意味になってしまうらしい)
真・三國無双シリーズでは初代からの参戦だが知名度としては2以降の方が有名だろう。
そう、山田である。
真・無双乱舞時のボイス「邪魔だぁぁぁあぁ!」が「山田ぁぁぁぁ!」に聞こえたのが原因なのだが、今の方からすればそんなことありえる?と思うかもしれない。
だが無双2は今から20年以上前のゲーム。今のゲームほど高音質の収録がされていなかった上、それを遊ぶユーザーの音響環境も20年前レベル。
それでいてゲーム中はメタルロックのBGMが流れる中で雑兵や敵、操作武将の声が響くのだ。そりゃ空耳の一つも起ころうというものである。
以降張遼のあだ名は山田となり、ある作品で酷く入手困難だった張遼のレア武器を探す集団を「山田決死隊」と称されたり、CVの田中氏*2にまで山田ネタを認知されていたり、何なら公式が自分からこすりに行ってたりと無双張遼=山田状態。
今作のチャージ攻撃の掛け声も「山田ぁ!」である。
また一部界隈で「ステキ帽」と呼ばれているが、こちらはゲームエッセイ漫画『犬マユゲでいこう』でのあだ名が由来。元ネタが描かれたのは初代の頃だが、以降も最新のORIGINSに至るまで一貫して帽子を被り続けているばかりか、
DLCの白バイ隊員風衣装からもわかるようにコスプレ時も常に凹型の意匠をあしらった被り物をつけており*3、公式からもトレードマークのひとつとして扱われているようだ。
同じコーエー作品の『三國志』でも、三國無双2が大流行した直後の『三國志Ⅹ』でこのステキ帽が取り入れられたほど。尤も、デザイナーは凄く怒られたらしいが…(参考:https://www.4gamer.net/games/952/G095211/20251121021/)
ストーリー面では史実でも兄弟と呼ぶほどの関係だった関羽やかつての主君だった呂布との交流が多め。
また張遼最大の見せ場といえる合肥の戦いでは毎回何かしらの大暴れを見せ、無双4では「GREAT RED SPIRIT」という呉イメージの曲名なのに、ファンから張遼の曲であるかのように思われていた。
ただ史実だと全方面で評価されていたのが無双だと曹操に出会うまでは己の道を定め切れていないという描写をされがち。
無双7猛将伝・呂布編史実ルートでは潔く死のうとする様を曹操から遠回しに未熟と評され、無双オリジンズでも最大の見せ場合肥がないからか張遼の戦いはこれからだといった感じの個人イベントであった。
なおアビス張遼の使用武器である双鉞は6~8の得物である。それ以外では5とオリジンズが双戟。2~4は鉤鎌刀、初登場時は関羽と同じ偃月刀を使っていた。