パソコンにおける広告ブロック

Last-modified: 2022-07-20 (水) 21:35:11

ここではパソコンで広告をブロックするためのツールの導入方法の記述が中心となります。
各ツールの概観等については主な広告ブロッカーを参照してください。


uBlock Origin

uBlock Originは、コンテンツフィルタリングのためのブラウザ拡張機能の1つです。フリーかつオープンでクロスプラットフォームのソフトウェアでGoogle Chrome、Chromium、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Opera、Vivaldiにおいて利用可能です。また、Tailsに搭載されたTor Browserに標準で組み込まれています。

導入方法: Chrome

画像はGoogle Chromeのものです。

1. Chromeで下記のURLを開く

https://chrome.google.com/webstore/detail/ublock-origin/cjpalhdlnbpafiamejdnhcphjbkeiagm

2. Chromeに追加をクリック

3. 拡張機能を追加をクリック

4. 導入方法: フィルターの購読設定に従ってフィルタを導入する(必須ではない)

導入方法: Firefox

画像はFirefoxのものです。

1. Firefoxで下記のURLを開く

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/ublock-origin/

2. Firefoxへ追加をクリック

3. 追加をクリック

4. 導入方法: フィルターの購読設定に従ってフィルタを導入する(必須ではない)

導入方法: Edge

下記はChromium Edge(アイコンが緑)が対象です。旧Edge(アイコンが青)の場合はこちらのページから更新することをお薦めします。

1. Edgeで下記のURLを開く

https://microsoftedge.microsoft.com/addons/detail/ublock-origin/odfafepnkmbhccpbejgmiehpchacaeak

2. インストールをクリック

3. 拡張機能の追加をクリック

4. 導入方法: フィルターの購読設定に従ってフィルタを導入する(必須ではない)

導入方法: フィルターの購読設定

現在では標準で有効のAdguard Japanese filterが大幅に改善しており、外部の日本語フィルタの購読は必須ではありません。

購読フィルタについて

各フィルタの詳細やおすすめについては、フィルターリストを参照してください。

設定例 - カスタムフィルタ: 豆腐フィルタ

1. 右上の盾のような形をしたuBlock Originのアイコンをクリック

2. 出てきたポップアップの一番右のアイコン(歯車アイコン)をクリック

3. 新しいタブが出来るのでそれを開く

4. ページ内上部のフィルター一覧をクリック

5. 下のほうにスクロールして、次のフィルタチェックを外す

JPN: AdGuard Japanese

※基本的には購読するフィルタは少ない方が良いです。*1上記以外のフィルタについても、ご自身に合わせてオフにしてみましょう。

6. 一番下のチェックボックスのインポートをチェックする

7. 出てきたテキストボックスに下記のURLをコピーして張り付ける

https://raw.githubusercontent.com/tofukko/filter/master/Adblock_Plus_list.txt

8. 左上の「適用」をクリック

9. もし「今すぐ更新」が黄色の場合それもクリック

10. 下の「カスタム」に登録したフィルタの名前が載っていれば、インストール成功です

設定例 - サイトの購読リンク: 豆腐フィルタ

一部のフィルタは「サイトの購読リンク」からインストールすることができます。
1. 下記のURLにアクセス

https://github.com/tofukko/filter

2. フィルタを購読するをクリック

3. 新しいタブが開かれるのでそこで登録するをクリック

AdGuard Extra

AdGuard社が作成したユーザースクリプトを用いるAnti-Adblockerです。

ただしAdGuard Extraが機能するWebサイトは限定的でFacebook以外は日本人はほとんど利用しないようなものばかりなので導入には一考を要します。

導入方法: Chrome

導入方法1

1. 下記のURLにアクセス

https://chrome.google.com/webstore/detail/adguard-extra/gkeojjjcdcopjkbelgbcpckplegclfeg

2. Chromeに追加をクリック
※この方法の場合、ユーザースクリプトは必要ありません。

導入方法2

1. 下記のURLにアクセス

https://chrome.google.com/webstore/detail/tampermonkey/dhdgffkkebhmkfjojejmpbldmpobfkfo

2. Chromeに追加をクリック
3. 導入方法: ユーザースクリプト

導入方法: Firefox

1. 下記のURLにアクセス

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/tampermonkey/

2. Firefoxに追加をクリック
3. 出てきたTampermonkeyを追加しますか?というポップアップの追加をクリック
3. 導入方法: ユーザースクリプト

導入方法: ユーザースクリプト

1. Tampermonkeyのアイコンをクリック
4. ダッシュボードをクリック
5. 設定をクリック
6. 設定のモードを上級者に変更
7. 下のほうにある実験的の欄の注入モードを即席に変更
8. 次のページを開く

https://userscripts.adtidy.org/release/adguard-extra/1.0/adguard-extra.user.js

9. ページ中央にあるインストールをクリック

Vivaldi

Vivaldiというブラウザに内蔵されている広告ブロックの機能です。
VivaldiはOperaというブラウザの元創設者らによって開発されています。
ただし内蔵広告ブロッカーはあくまで簡易的なもののためフィルターやサイトによっては消えない広告や不具合があります。
ブロックレベルを「ブロックなし」にして、uBlock Originの使用も視野に入れましょう。

公式: https://vivaldi.com/ja/

導入方法

1. 下記のURLからVivaldiをダウンロード

https://vivaldi.com/ja/download

2. インストールが完了したらVivaldiを起動し初期設定を終える
3. 設定ボタンをクリック

4. 右のプライバシーをクリック

5. トラッカーと広告ブロックをクリック
6. ソースを管理するをクリック
7. +ボタンをクリック

8. 導入したいフィルタのURLを貼り付け(画像では豆腐フィルタを追加しています)

9. インポートボタンをクリック
10. 完了をクリックしてフィルタの購読を完了

Brave Browser

Brave Browserにも「Shields」という広告ブロックが内蔵されています。
v1.31.xからカスタムフィルタの購読に対応しました。
ブラウザ内臓の広告ブロックエンジンとしては最も高機能ですが、procedural cosmetic filters がサポートされていないことなど、uBlock Origin / AdGuard 用のフィルタとの互換性は完全ではありません。
Vidaldiと同様に無効化からのuBlock Originの使用も視野に入れましょう。

公式: https://brave.com/ja/

導入方法

1. 下記のURLからBrave Browserをダウンロード

https://brave.com/ja/download/

2. インストールが完了したらBrave Browserを起動し初期設定を終える
3. 設定ボタンをクリック

4. Shieldsをクリック

ここで広告ブロックについての簡易的な設定を選べます。

また、Brave Rewardsを有効化することで許可された一部の広告を表示する代わりにBATポイントという仮想通貨を獲得できます。
Brave Rewardsを有効にするかどうかは任意で選択してください。

Nano Adblocker | Nano Defender

2020年10月16日より、Nano AdblockerとNano Defenderは、謎の第三者に売却されたのちマルウェア化しました。直ちにuBlock Originなど安全が確認されているものに乗り換えて下さい

ウェブブラウザのプライバシー

広告だけでなくプライバシーも気になる人向けの情報です。
6つのウェブブラウザのプライバシーについて、トリニティ・カレッジ (ダブリン大学)が2020/2/24に調査結果をまとめました。
https://www.scss.tcd.ie/Doug.Leith/pubs/browser_privacy.pdf
サーバへ送信されるプライバシー情報は以下のようで、Braveが最も安全と評価されました。
送信される閲覧情報はオプションの変更により減らすことができます。

ブラウザ送信されるプライバシー無効化
Brave Browserなし
Mozilla Firefox閲覧情報困難
Google Chrome
Apple Safari
閲覧情報不可
Microsoft Edge
Yandex Browser
閲覧情報
ハードウェアの固有ID
不可

ただしBrave Browserは過去にアフィリエイトコードを自動挿入していたことが明らかになっています。
公式ブログではミスと発表していますが*2最終的な判断は各人に委ねます。

Manifest V3について

パソコン向けの広告ブロッカーはブラウザの拡張機能を利用するものが主流ですが、その拡張機能の新しい仕様である「Manifest V3」は広告ブロッカーに影響するとして度々話題になっています。

パソコン向けのブラウザ、「Manifest V3」について

現行の主要なブラウザ*3のうちMozilla FirefoxとMac専用のSafariを除いたブラウザは全て同じChromium(Google Chromeの一部)をベースとしており、Firefoxも拡張機能のAPIはChromiumと高い互換性があるものを採用しているため、ブラウザの拡張機能はGoogle Chromeの仕様に引っ張られる状態となっています。

現在広く使われている拡張機能の仕様は「Manifest V2」ですが、2019年にGoogleから発表された「Manifest V3」は、旧来の「Manifest V2」で使えた広告ブロッカーには必須だったAPI*4が削除され、代わりに用意されたAPI*5も低機能であったため、広告ブロッカーの作者から批判されています。代わりに用意されたAPIも徐々に改良されてはいますが、2年以上たった2022年初頭もいまだに置き換えるには至っていません。

Google Chromeの対応

Googleは「Manifest V2」から「Manifest V3」への移行を進めており、Google Chromeにおける旧来の「Manifest V2」は2023年1月に廃止が決まっています。
つまり、この日以降は旧来の「Manifest V2」で製作された広告ブロッカーはGoogle Chromeでは動作しません。
これはあくまでGoogle Chromeでのスケジュールのため他のChromiumベースのブラウザでもこの日に一斉に「Manifest V2」の拡張機能が動作しなくなる訳ではありませんが、6割以上の高いシェアを誇るGoogle Chromeで廃止された場合の影響は避けて通れないものと思われます。

Google Chrome以外のブラウザの対応

2022年1月の時点で以下の様な対応をとっています。

  • Mozilla Firefoxは、Google Chromeの「Manifest V3」で廃止されるAPIをFirefoxの「Manifest V3」では継続的にサポートすること、それとは別に「Manifest V3」に対応するFirefoxの安定板がリリースされてから1年は「Manifest V2」をサポートするとしています。
  • Microsoft Edgeは、「Manifest V3」への移行を積極的に推奨しており、広告ブロッカーへの影響は「解決されたか、旧APIが非推奨になるまでに解決する」と楽観視しています。「Manifest V3」への移行には十分な時間を提供するとしていますが、具体的には示されていません。
  • Opreraは、当面は様子見で、具体的な「Manifest V2」の廃止日を決めていません。
  • Braveは、可能な限り「Manifest V2」のサポートを継続すると開発者が発言しています。
  • Vivaldiは、Operaと同様に様子見ですが、内製の広告ブロッカーを選択肢に挙げています。

uBlock Originの対応

GitHubのissueにて議論されていますが、具体的にどう対応するかはまだ結論が出ていません。開発者は対応に消極的と思われます。

AdGuardの対応

日本語でも情報を発信しています。「Manifest V3」対応のβ版拡張機能を公開していますが、外部のフィルターが影響されるとしています。


不具合等発生時には、「コメント欄」ではなく「不具合・広告相談所」に書き込んでください。
また、消えない広告については消えない広告の報告ご参照ください。

  • Manifest V3について書きました。見栄えが悪いしながったるいのは理解しているのでどなたか整理お願いします… -- 2022-02-18 (金) 21:22:24
  • フィルタ -- 2022-03-15 (火) 21:32:20
  • これTwitchの広告も消せますか? -- 2022-07-14 (木) 11:24:08
    • これと言われてもどれだかしらんが、Twitchは広告ブロッカーの回避に全力を注いでるからTTV LOLのような専用拡張機能の併用が必要 -- 2022-07-14 (木) 15:50:48
  • AdGuard AdBlockerってのを見つけたんですけれども、これは効果があるのでしょうか?https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/adguard-adblocker/ -- 2022-07-20 (水) 20:03:28
    • 自分もたまたま今日それを見つけて気になった。 749,565ユーザーだから、uBlockOriginのほうがまだ安心できるかも。少し様子見 -- 2022-07-20 (水) 21:17:11
    • AdGuard公式の拡張機能uBlock Originとかと同じ広告ブロッカーAdGuard for Androidなどとは違ってOSS
      公式サイトはhttps://adguard.com/ja/adguard-browser-extension/overview.html -- 2022-07-20 (水) 21:35:11

*1 多くのフィルタを購読することは、過剰なブロックや誤爆の原因になります。またAnti-AdBlockに引っかかりやすくなります。更にブラウジングの速度が遅くなることもあります。
*2 ちなみにWe should note that all browsers with major search engine partnerships add affiliate codes to search queries (this is industry-standard since Safari’s Google deal in 2003).と書かれていますが今回は入力したURLを書き換えるもののためGoogle送客報酬とは異なります。
*3 Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Opera、Brave、Vivaldi、Safari
*4 webRequest API
*5 declarativeNetRequest、DNR