スマートフォンでのYouTubeの広告の消し方です。
パソコンのブラウザでは、広告ブロックの拡張機能を使うと簡単に広告を消せますが、スマホでは手間が必要です。AdGuard等のアプリを入れるだけでは広告をブロックできないのです。また、動画自体が広告の場合もブロックできません。しかし方法がないわけではなく、以下のアプリを使えば広告なしでYouTubeを閲覧できます。
Android
ブラウザ + コンテンツブロッカー
AdGuardなどのコンテンツブロッカーを導入して、ブラウザからモバイル端末用のWeb版YouTube m.youtube.comへとアクセスすることで*1、広告ブロックされた状態で閲覧できます。AdGuardではウェブサイト広告のブロック精度を上げるを設定しておいてください。アプリ版YouTubeに比べると使い勝手はやや劣りますが、登録済みチャンネルの動画をチェックするなどに使う分には十分です。
AdGuard (共有機能)
ブラウザ + AdGuardによる広告ブロックは前述しましたが、AdGuardには他にもYouTube専用の動画プレイヤー機能があります。
YouTube ReVanced
- 公式サイト:https://revanced.app/
- ソースコード:https://github.com/ReVanced/revanced-patches
- Discord:https://revanced.app/discord
- Crowdin:https://crowdin.com/project/revanced
- reddit:https://www.reddit.com/r/revancedapp/
- スクリーンショット付き設定項目解説*2:https://kazimmt.github.io/rv-features/youtube/
- Twitter:https://twitter.com/revancedapp
- Telegram:https://t.me/app_revanced
- opencollective.com*3:https://opencollective.com/ReVanced
オープンソースのアプリです。YouTube Vancedの後釜のアプリとして開発されました。
YouTube Vancedと同様に公式アプリを改造したものですが、APKの配布は行われていないのでユーザーがビルドする必要があります。
機能
- SponsorBlock
- バックグラウンド再生
- ピクチャーインピクチャー
- 上記以外にもレイアウトを旧来のものに戻したりなど多種多様なパッチによる機能
- その他公式アプリの機能
注意事項
- 非root端末の場合、Revanced GmsCoreがないと正常に動作しません。
v4.3.0まではVanced MicroGが指定されていましたが、再生の問題を修正するために、ReVanced GmsCoreに切り替えられました。(fix(YouTube): Fix video playback by switching to ReVanced GmsCore vendor #2907)
導入方法
- ReVanced CLIを利用した導入方法
CLIを使用してパッチを当てます。CLIの知識が必要です。 - ReVanced Managerを利用した導入方法
スマホ単体で簡単にビルドすることができます。ただし端末やバージョンによってはエラーが出るようです。 - Revancifyを利用した導入方法
スマホ単体でビルドすることができます。多少はCLIの知識が必要です。
なお、YouTubeのAPKはYouTube APKs - APKMirrorから、YouTube MusicのはYouTube Music APKs - APKMirrorからダウンロードできます。
YouTube ReVanced Extended (RVX)
- ソースコード:https://github.com/inotia00/revanced-patches
- Telegram:https://t.me/revanced_extended
- Crowdin:https://crowdin.com/project/revancedextended
YouTube Vanced Extendedの開発者inotia00氏が新たに手がけた、強化・改良されたReVancedのフォークです。
YouTube ReVancedと同じく、APKの配布を行っておらずユーザーがビルドする必要があります。
略称としてRVXと呼ばれることが多いです。
2023年8月に開発が停止された、開発者による理由の説明(のウェブアーカイブ)。
しかしその後、「新機能には重点を置かず機能維持に焦点を当てる」と注釈したうえで、開発が再開された。
2024年2月、再び開発終了した。
2024年5月、「多忙なスケジュールが終了したので」として、再開された。
機能
- ReVancedにある、いくつかのバグや問題を修正
- (Crowdinによる)完全な日本語のサポート
- 基本的な機能やUIはYouTube Revancedと共通
注意事項
- 非root端末の場合、Revanced GmsCoreがないと正常に動作しません。
v2.220.1まではVanced MicroGが指定されていましたが、再生の問題を修正するために、ReVanced GmsCoreに切り替えられました。(fix(YouTube): Fix video playback by switching to ReVanced GmsCore vendor #2907) - 技術的な都合のため、v2.186.1からは公式ではなくinotia00氏が改変したフォーク版ReVanced Manager(RVX Manager)を使う必要があります。
導入方法
- フォーク版ReVanced Manager(RVX Manager)を利用した導入方法
RVX Managerのapkをここからダウンロード、インストールします。
RVX Managerは元からsourceがRVXのものになっているため、ユーザーが行う手順は上記リンクのReVanced Managerと同じです。
以前はReVanced Managerのsourceを改変してビルドが行われていました。 - Revancifyを利用した導入方法
Change Sourcesのinotia00 [ReVanced Extended]を選択してビルドを行います。 - rvx-builderを利用した導入方法
長期更新停止中で使用不可能でしたが、更新が再開されたため現在は使用できます。
https://github.com/inotia00/rvx-builder
RVX Lite
- Telegram:https://t.me/rvx_lite/
APKでの配布を認めていないinotia00氏が、ビルドができない人に向けて例外的に配布を認めたYouTube ReVanced Extendedのフォーク版です。公認の証拠、ソースがinotia00氏のgithub。
YouTube ReVanced Extendedから一部機能が削除されています。
ReX (旧:YT-Advanced)
- ソースコード:https://github.com/YT-Advanced/ReX-patches/
- Telegram:https://t.me/ReXgroups/
- Crowdin:https://crowdin.com/project/rex
- 本人によるwiki: https://github.com/YT-Advanced/revanced-documentation/wiki
自称ベトナム人学生のYT-Advanced氏が制作するYouTube ReVanced Extendedのフォーク版。かつてYouTube ReVanced Extendedのバッファリング問題についてYT-Advanced氏がプルリク(提案)を出したところinotia00氏から「それは内容的に修正でなくフォークとなる」と言われ、自分で作りだしたのが始まり。
アプリ名・パッケージ名もRVXと同一です。「両方インストールしたい」など支障がある場合はパッケージ名の変更が必要です、Manager・Revancifyともに変更できる項目があります。
初期はプロジェクト名もYT-Advancedで、略称はYTAでした。アカウント名と被っていて紛らわしいのでReXに変更されました。
「学校が始まるので更新に割く時間が減る(意訳)」とのコメントがされ、その後開発が終了した。
RVXの開発終了によりそちらで対応漏れしていたプルリクの対応などで数回更新、その後もう一度開発終了を宣言したが、YouTube側の広告ブロック対策によりまた再開した。
注意事項
- 非root端末の場合、Revanced GmsCoreがないと正常に動作しません。
v2.220.9まではVanced MicroGが指定されていましたが、再生の問題を修正するために、ReVanced GmsCoreに切り替えられました。(fix(YouTube): Fix video playback by switching to ReVanced GmsCore vendor #2907)
導入方法
- ReVanced Managerを利用した導入方法
手順は上記YouTube ReVancedと同じだが、sourceの変更が必要。Repository API https://api.github.com Patches organization Revanced ⇒ YT-Advanced Patches source revanced-patches ReX-patches Integrations organization Revanced YT-Advanced Integrations source revanced-integrations ReX-integrations - Revancifyを利用した導入方法
Change SourcesにReXが追加されたため、そちらを選んでパッチすればよい。 - rvx-builderを利用した導入方法
YT-Advanced氏がReVanced Builderのフォーク版を公開したためそちらも利用できる。
https://github.com/YT-Advanced/rvx-builder
NewPipe
- 公式サイト:https://newpipe.net/
- ソースコード:https://github.com/TeamNewPipe/NewPipe
- F-Droid:https://f-droid.org/packages/org.schabi.newpipe/
- GitHubからダウンロード:https://github.com/TeamNewPipe/NewPipe/releases
- APKMirror(F-Droid版):https://www.apkmirror.com/apk/thescrabi/newpipe/
- APKMirror(GitHub版):https://www.apkmirror.com/apk/thescrabi/newpipe-github/
オープンソースのアプリです。PeerTubeやSoundCloud、Bandcamp、media.ccc.deといったYouTube以外のサービスも利用できます。
SponsorBlockとReturn YouTube Dislike機能を追加したフォークやニコニコ動画とBilibiliに対応したフォークも存在します。
なおNewPipeはNewPipe ExtractorというYotube APIを使用しない独自のウェブスクレイピングを行っているため、YouTubeの更新によりいきなり使用できなくなることがあります。使用できなくなった場合はNewPipeを更新しましょう。
機能
- 動画のデフォルトの解像度指定やモバイルデータ使用時の解像度制限
- 動画、音楽のダウンロード
- 独自のチャンネル登録、プレイリスト(ブックマーク)作成
- バックグラウンド再生
- ピクチャーインピクチャー(ポップアップ)
- 通知
- 再生履歴
- 日本語対応
- Google Takeoutから登録チャンネルをインポート
導入方法
NewPipeのインストール方法とYouTubeの登録チャンネルをNewPipeにインポートする方法です。
- NewPipe公式サイトにアクセスし、 NewPipe vx.xx.x と書かれたボタンをタップしインストール*4
- Google Takeoutを使用し登録チャンネルのリストをダウンロードの手順に従ってダウンロード
- テレビアイコンをタップ
- 「︙」→「インポート元」→「YouTube」の順にタップ
- 「ファイルからインポート」をタップ
- 登録チャンネル.csv(Google Takeoutでエクスポートしたzipファイルを解凍したファイル)をインポート
SkyTube
- ソースコード:https://github.com/SkyTubeTeam/SkyTube
- F-Droid:https://f-droid.org/packages/free.rm.skytube.oss/
- GitHubからダウンロード:https://github.com/SkyTubeTeam/SkyTube/releases/
- 翻訳ボランティア:https://hosted.weblate.org/engage/skytube/
オープンソースのアプリです。機能完全版の「SkyTube Extra」と完全にOSSの「SkyTube」が存在します。「SkyTube Extra」はGitHubから、「SkyTube」はF-DroidまたはGitHubからダウンロードできます。
おすすめや検索結果で指定のチャンネル、低評価数や再生数に応じたチャンネルのフィルタリングができるというフィルタ機能に特化しています。スワイプコントロールという独特なジェスチャー機能も特徴的です。
なおSkyTubeもNewPipeで開発されたNewPipe Extractorを使用しています。
機能
- SponsorBlock
- 動画の最高解像度と最低解像度の指定
- スワイプコントロール
- 動画のダウンロード
- 独自のチャンネル登録、プレイリスト(ブックマーク)作成*5
- チャンネルフィルタリング
- バックグラウンド再生*6
- 日本語対応
- Google Takeoutから登録チャンネルをインポート
導入方法
SkyTube Extraのインストール方法とYouTubeの登録チャンネルをSkyTubeにインポートする方法です。
- GitHubにアクセスし、 「Download APK」と書かれたボタンをタップしインストール
- Google Takeoutを使用し登録チャンネルのリストをダウンロードの手順に従ってダウンロード
- 「フィード」をタップ
- 「YouTube からサブスクリプションをインポート」をタップ
- 「サブスクリプションファイルの選択」をタップ
- 登録チャンネル.csv(Google Takeoutでエクスポートしたzipファイルを解凍したファイル)をインポート
LibreTube
- 公式サイト:https://libre-tube.github.io
- ソースコード:https://github.com/libre-tube/LibreTube
- 公式Twitter:https://twitter.com/libretube
- Telegram:https://t.me/libretube
- F-Droid:https://f-droid.org/packages/com.github.libretube/
- GitHubからダウンロード:https://github.com/libre-tube/LibreTube/releases
- IzzyOnDroid:https://apt.izzysoft.de/fdroid/index/apk/com.github.libretube
オープンソースのアプリです。Piped APIを使用してPiped経由で通信すると、GoogleはユーザーのIPアドレスなどの情報を追跡することができません。Pipedへのログインにより再生リストの同期もできます。iPhone用のyatteeとも同期可能。
NewPipe Extractorが使用不能になっても、アプリなどを更新する必要はなく、直接NewPipe Extractorに依存しているPipedが対応すれば良いため、通常NewPipeより早くそういった不具合に対応できていました。
しかし、2024年半ばから、YouTubeが対策強化しているため、インスタンスがYouTubeから頻繁にブロックされ接続エラーになる。そのたびにインスタンスを変える必要が出ていました。そのため、Pipedを使わず直接YouTubeに接続するオプションも実装されました。
機能
- SponsorBlock
- 動画のデフォルトの解像度指定
- 動画、音楽のダウンロード
- 独自のチャンネル登録、プレイリスト作成
- バックグラウンド再生
- ピクチャーインピクチャー
- 再生履歴
- 日本語対応
- Pipedアカウントによる同期
- NewPipe、Google Takeoutから登録チャンネルをインポート
Clipious
- ソースコード:https://github.com/lamarios/clipious
- F-Droid:https://f-droid.org/ja/packages/com.github.lamarios.clipious/
- GitHubからダウンロード:https://github.com/lamarios/clipious/releases
オープンソースのアプリです。Invidious APIを使用しています。Invidiousにログインすれば再生リストの同期も可能です。iPhone用のyatteeとも同期可能。上記、LibreTube同様、インスタンスのエラーが出やすくなったため、頻繁にインスタンスを変更しなければならない。
機能
- SponsorBlock
- 動画のダウンロード
- 独自のチャンネル登録、プレイリスト作成
- バックグラウンド再生
- ピクチャーインピクチャー
- 再生履歴
- 日本語対応
- Invidiousアカウントによる同期
SongTube
- 公式サイト:https://songtube.github.io/
- ソースコード:https://github.com/SongTube/SongTube-App
- Telegram:https://t.me/songtubechannel
- GitHubからダウンロード:https://tinyurl.com/STGithub
- Google Driveからダウンロード:https://tinyurl.com/SongTubeDrive
オープンソースのアプリです。「SongTube」という名前の通り音楽関連の機能が多いです。
機能
- 動画、音楽のダウンロード
- 独自のチャンネル登録、プレイリスト作成
- バックグラウンド再生
- ピクチャーインピクチャー
- 再生履歴
- 日本語対応
PsTube
- ソースコード:https://github.com/prateekmedia/pstube
- GitHubからダウンロード:https://github.com/prateekmedia/pstube/releases
- GitHubからダウンロード(ナイトリービルド):https://github.com/prateekmedia/pstube/releases/continuous
オープンソースで、Windows/Linux/Androidに対応したアプリです。Flutter製なので「FluTube」という名前でしたが、「PsTube」に改名されました。
機能
- 動画、音楽のダウンロード
- プレイリスト作成
- バックグラウンド再生*7
Videoder
- 公式サイト:https://www.videoder.com/
Google Play(広告解除・230円):https://play.google.com/store/apps/details?id=com.glennio.premium- APKMirror:https://www.apkmirror.com/apk/rahul-verma/videoder/
YouTubeの他にも有名な動画サイトへのスピードダイヤルが用意されており複数の動画のダウンロードに長けていることが特徴です。
機能
- ログイン機能(Googleアカウント)
- 動画、音楽のダウンロード
- 簡易的な広告ブロック(ただしアプリ独自の広告がある)
YMusic
- 公式サイト:https://ymusic.io/
- Google Play(広告解除・200円):https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kdev.ymusic.support
YouTubeの音楽再生に特化したアプリです。
機能
- ログイン機能(Googleアカウント)
- SponsorBlock
- 動画、音楽のダウンロード
- バックグラウンド再生
- 日本語対応
- 簡易的な広告ブロック(ただしアプリ独自の広告がある)
RVX Android 6-7
公式YouTubeアプリがサポートを打ち切っているAndroid OS6-7の機種で使えるよう改変されたReVancedです。
パッチ対象のYouTubeアプリはv17.34.36で、パッチのフォーク元はinotia00氏のRVXです。
注意事項
- 非root端末の場合、Revanced GmsCoreがないと正常に動作しません。
v2.160.8まではVanced MicroGが指定されていましたが、再生の問題を修正するために、ReVanced GmsCoreに切り替えられました。(fix(YouTube): Fix video playback by switching to ReVanced GmsCore vendor #2907)
導入方法
専用ReVanced Manager:https://github.com/kitadai31/revanced-manager-android5-7/releases
作者によるビルド方法の解説:https://github.com/kitadai31/revanced-patches-android6-7/wiki/How-to-build
YouTube Vanced[開発・配布終了]
YouTube Vancedは開発終了しました。Webサイト上のダウンロードリンクは既に削除されています。
Vanced公式Twitterアカウントは「インストール済みの現バージョンは、2年後くらい(あくまで開発の推測)まで、問題なく動作する」と投稿していますが、早めに移行先を決めておきましょう。
参考:広告なしでYouTubeが見れるアプリ「Vanced」開発終了 「法的な理由のため」
- 公式サイト:https://vancedapp.com
- YouTube Vanced reddit Wiki:https://www.reddit.com/r/Vanced/wiki/index
- XDA Developers:https://forum.xda-developers.com/android/apps-games/app-youtube-vanced-edition-t3758757
- microG Project:https://microg.org/
OGYouTubeやiYTBPの系譜のもとに現在開発されているのがこのアプリです。
上述のとおり見た目や使用感がGoogleの公式YouTubeアプリとほぼ同じ状態で広告をブロックすることができます。
検索時に表示される検索連動型広告は完全にブロックしきれないようです。
しかしこのアプリはそれだけに留まらず、公式アプリにはない様々な機能を有しています。
バックグラウンド再生はもちろん、リピート再生やテーマ選択、画質と再生速度のデフォルト値変更などができるのです。
導入方法
- Vanced公式サイトにアクセスし、Vanced Managerと書かれたボタンをタップしインストール
- Vanced Managerを開き「YOUTUBE VANCED」にチェックが入っていることを確認し>をタップ
- nonroot をタップ*8
- Vanced Managerを開きMicroGの欄のインストールアイコンをタップしMicroGをインストール
- 同じくVanced ManagerでVancedの欄のインストールアイコンをタップしYouTube Vancedをインストール
- インストールされたYouTube Vancedを開き、Googleの公式アプリと同様にログインなどの設定をする
導入方法は以上で終わりです。
古いバージョンをダウンロードする方法
Vanced Manager
下記のサイトからダウンロードしてください。
YouTube Vanced
Vanced Managerからインストールする時にバージョンが選べるのでそこからダウンロードしてください。
また、もっと古いバージョンは下記の公式ミラーからダウンロードしてください。
https://www.mediafire.com/folder/773e97cz2ezx1/AddFree_Youtube_BackgroundPlay_Enabled
https://androidfilehost.com/?w=files&flid=170196
注意事項
- YouTube Vancedを正常に動作させるためには、上述の「MicroG」と「YouTube Vanced」の2つのアプリが必須です。ログインできない場合には、「MicroG Vanced」をインストールしているか確認してください。
- 「MicroG」をインストールしているのにも関わらず、ログインが出来ない場合は以下を試してみてください。
- 「MicroG」の最新版をインストールしていることを確認してください。
- 「YouTube Vanced」と「MicroG」を再インストールしてください。
- Android上のアプリ設定から「Google Chrome」を無効にしてください。ログインが確認出来たら有効に戻して構いません。
- YouTubeのリンクからVancedを開くようにしたい場合は「設定」の「デフォルトで開く」から「対応リンクを開く」でYouTube公式アプリを「このアプリで開かない」、Vancedの方を「このアプリで開く」に設定してください。
- ただし一部のサイト*9は上の方法でもYouTube公式アプリが開かれます。対処するには以下を試してみてください。
- 「設定」からYouTube公式アプリを「無効にする」
- 上の方法が駄目(上の方法をするとGoogle Playとかに飛ばされるなど)ならadbを使ってYouTube公式アプリをアンインストール(自己責任)
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.youtube
- アプリの更新を促される表示がされた場合は、上述の更新方法を参考にYouTube Vancedを更新してください。
- 一部のバージョンでは設定の中に更新ボタンがありますが、この場合の「更新」とは設定やレイアウトの反映という意味であり、アプリ本体の更新を確認したり行ったりするためのものではありません。アプリの更新は上述の手順で行ってください。
iOS・iPadOS
Safari + コンテンツブロッカー
AdGuardや280blockerなどのコンテンツブロッカーを用いることで、Safari上でのYouTube再生時に広告をブロックすることが出来ます。iOSの標準ブラウザのため特別な手間はありませんが、公式YouTubeアプリと比べると操作性などにやや難があります。Android版と同じく、アプリを使うメリットには広告ブロック以外の独自の機能がある点でしょう。
Safari以外であれば「Brave」かPCブラウザの拡張機能が使える「Orion Browser by Kagi(https://apps.apple.com/jp/app/orion-browser-by-kagi/id1484498200)」が良いでしょう。
一覧はiOSにおける広告ブロックを参照
Yattee
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/yattee/id1595136629
- GitHub:https://github.com/yattee/yattee/releases
- 開発者のインストール解説 (App Store以外の方法):https://github.com/yattee/yattee/wiki/Installation-Instructions
SWiftUIで書かれたシンプルなUIで3MBと極めて軽量。macOSにも対応。
InvidiousやPipedの各インスタンスのアカウントを使って端末間で各種リストを簡単に共有できる。SponsorBlockによる広告スキップが可能。
ただアプリの挙動が不安定な他、サイドローディングアプリなのに動画ダウンロードはできない。更新は活発なので改善に期待。
2024年半ばからインスタンスがYouTubeから頻繁にブロックされ接続エラーになるため、頻繁にインスタンスを変更する必要が出ている。
最初の設定には、Pipedの「API」のURLを「設定」「インスタンス(場所)」から指定する必要がある。
インスタンス一覧の定義ファイル(マニフェスト): https://r.yattee.stream/manifest-invidious-piped.json
個別のPiped API 一覧: https://github.com/TeamPiped/Piped/wiki/Instances
PreTub
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1603057438
2022年から更新停止(2024年確認)無料で広告をカットしバックグラウンド再生(設定でONにする必要あり)対応、ライブ再生対応のアプリです
欠点は日本語非対応(UIが良いので英語がわからなくても大丈夫です)でGoogleアカウントがないとマイリストはおろか再生履歴まで管理できないことです。
MusiをメインにしてPreTubをライブ再生専用にするのが(ストアアプリ限定なら)ベストチョイスといえるでしょう。
Musi
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id591560124
無料でYouTubeの広告はカットしてくれますが、このアプリ自体に広告がついているためそれをDNSCloakや280blockerなどのアプリ内広告ブロックのできるアドブロッカーでブロックする必要があります。
しかしバックグラウンド再生対応の上でGoogleアカウント無しで独自のマイリストを作成(Googleアカウントからインポート&逆インポート可)、使いやすいUIという他にないメリットがあります。
欠点はライブ再生及び日本語非対応(UIが優れているので英語がわからなくても大丈夫です)です。
Evercast
無料でYouTubeの広告はカットしてくれますが、このアプリ自体に広告がついているためそれをDNSCloakや280blockerなどのアプリ内広告ブロックのできるアドブロッカーでブロックする必要があります。
またUIが劣悪なのも難点です。
一応バックグラウンド再生、ライブ再生には対応しています。
PartyTu
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1252898297
無料でYouTubeの広告はカットしてくれますが、このアプリ自体に広告がついているためそれをDNSCloakや280blockerなどのアプリ内広告ブロックのできるアドブロッカーでブロックする必要があります。
中国企業製で不自然な日本語ですがバックグラウンド再生にもライブ再生にも対応しています。
欠点はこのアプリ自体の会員にならないと諸々の機能(ダークモード等)が使えないうえダークモードにするのにも課金が必要なことです。
uYou
- ソースコード:https://github.com/MiRO92/uYou-for-YouTube
公式アプリの改造アプリ
非脱獄なら↑からzipを落とした後解凍してAltstoreやTrollstoreで云々、脱獄なら↑からrepoに移動して云々すればOK。
間違っても垢が無いとダウンロード出来ないなど何かと不便なCercubeや++は使わない方が良い。
altstore関連は適宜状況が変わる為読者が各自ググって最新情報を元に利用されたし
uYouPlus
- ソースコード:https://github.com/qnblackcat/uYouPlus
uYouをベースとしてVP9コーデック(高画質に必要)などに対応させたもの
iOS14.5以降でしか動作しないので注意。
ストアアプリと違いサイドローディングアプリなので、キャッシュ再生や動画ダウンロードは可能です。
YouTubeiVanced
- ソースコード:https://github.com/TherionRO/YouTubeiVanced
公式アプリに改造を施したもの
uYou/uYouPlusがベースとなったフォーク
サイドロード専用のアプリ
YouTubeRebornPlus
- ソースコード:https://github.com/arichorn/YouTubeRebornPlus
公式アプリに改造を施したもの
YouTubeRebornをベースに機能を追加したフォーク
iOS14.0以降で動作
サイドロード専用のアプリ
YTKillerPlus
- ソースコード:https://github.com/iKarwan/YTKillerPlus
公式アプリに改造を施したもの
iOS13.0以降で動作
有料
非脱獄ならサイドロード、脱獄済みならrepoを追加
その他
microG/GmsCoreアプリの一覧
YouTubeを含めGoogleの各種サービスは動作に必要なプログラムの多くがGoogle Mobile Services(GMS)というパッケージにまとめられており、microGはそのGMSの代替として作られたオープンソースのアプリ。
YouTubeアプリの改変であるRevanced系アプリは、GMSではなくmicroGを介してGoogleにアクセスすることで、非root端末では本来できない動作を可能にしている。
GmsCoreはmicroGの一部でGoogle Play開発者サービスの代替などがあり、Revanced系アプリの動作に必要なプログラムはGmsCoreにすべて含まれている。
microGやGmsCoreのパッケージ名はアプリによって微妙に異なるため、使用するRevanced系アプリが指定するものをインストールする必要がある。
初回起動時には正常に処理が行われない事例が報告されている。動画が途中で止まるなどの不具合が起きた時は、microG/GmsCoreを強制終了して起動しなおしてみること。
勝手に止まってしまわぬよう、「電池の最適化」の適用外にもしておくこと。
また、Google側の仕様変更や広告ブロック対策などで、これまで使用出来ていたものが出来なくなることがある。Revanced系アプリを使っていて不具合(特にログイン関係)が起きた時は、microG/GmsCoreに更新が来ていないか確認すること。
com.google.android.gms
- microG GmsCore - https://github.com/microg/GmsCore
本家。公式サイトがある。。F-Droid用のリポジトリも公開されいる。
com.mgoogle.android.gms(mMicroGベース)
- Vanced MicroG (inotia00) - https://github.com/inotia00/VancedMicroG
RVX製作者のinotia00氏によるもの。 - microG ReDesigned- https://github.com/WSTxda/MicroG-RE
デザイナーのWelington Tosta氏によるもの。外観の変更が目立つ。
長いのでmicroG Reと略されることが多い。
app.revanced.android.gms
- GmsCore (Revanced) - https://github.com/ReVanced/GmsCore
Revanced開発チームによるもの。 - GmsCore (YT-Advanced) - https://github.com/YT-Advanced/GmsCore
ReX製作者のYT-Advanced氏によるもの。
長期更新停止などで非推奨のもの
- Vanced MicroG (TeamVanced) - https://github.com/TeamVanced/VancedMicroG
- mMicroG (inotia00) - https://github.com/inotia00/mMicroG
- mMicroG (ayushTNM) - https://github.com/ayushTNM/mMicroG
- mMicroG (kazimmt's) - https://github.com/kazimmt/mMicroG
SponsorBlock
コミュニティーベースで動画内の宣伝や導入・終了シーンなどをスキップする支援をする拡張機能・APIです。
YouTube Revancedなど上記の各種アプリ、NewPipeではフォーク版に統合されている。日本人ユーザーが少ないのか日本語動画はたまに漏れがあります。
Google Takeout
NewPipeなど上記の一部アプリにはGoogleアカウントのチャンネル登録の情報をインポートする機能があります。そのインポートの際に使用するファイルをダウンロードできるのが、Google Takeoutです。
利用方法
- Google Takeoutにアクセスし、Googleアカウントにログインする
- 「YouTube のすべてのデータが含まれます」をタップ
- 登録チャンネル以外のチェックを外し「OK」をタップ
- 「次のステップ」をタップ
- 「エクスポートを作成」をタップ
- エクスポートが完了したら「ダウンロード」をタップ
- ダウンロードしたzipファイルを開き解凍する
- 「登録チャンネル.csv」があることを確認する
資料
AndroidでYouTubeのリンクを踏んだ時に、任意のアプリに飛ぶように設定する方法
ブラウザのWebページやマップアプリなどでYouTubeのリンクを踏んだ時、通常は本家YouTubeアプリが開かれますが、設定を変えて自身がよく使うアプリで開くようにしておくと便利です。
本家YouTubeアプリを無効にするか削除してしまってもいいですが、この方法なら有効にしたまま任意のアプリで開くことができます。
- 本家YouTubeアプリ→アプリ情報→デフォルトで開く→対応リンクを開く→「リンクを開くことをアプリに許可しない」
- 自身が開きたいアプリ→アプリ情報→デフォルトで開く→対応リンクを開く→「リンクを開くことをアプリに許可する」
下の"アプリは以下のリンクに対応しています"に「youtu.be」「m.youtube.com」「youtube.com」「www.youtube.com」があればOK。
revanced.ioやrevancedextended.comを利用しない
ReVanced系アプリの、パッチを当てた後のAPKを配布しているサイトを利用してはいけません。
YouTube Vancedが公式YouTubeアプリを含んでいたため潰されてしまった経緯から、ReVanced系アプリはパッチのみ配布しユーザーに改変させることで権利的な問題を回避する仕組みになっています。
それらのサイトを利用することは権利問題を掘り起こしパッチが開発中止に追い込まれる原因になってしまいます。また、そういった事情を無視した悪質なサイトのため、ウィルスやマルウェアを仕込んでいる可能性もあります。
ReVanced Extended開発者のinotia00氏はrevanced.ioやrevancedextended.comを名指しして利用しないよう呼び掛けています。
広告ブロック検知ポップアップの消し方
2023年ころから、広告ブロックソフトを検知し、広告ブロックを無効化するかプレミアム登録を求めるポップアップが出ています。当wikiで推奨しているAdGuardやuBlock Originであれば基本的に対策されており、YouTubeが更新しても半日以内で対応されているので、少し待ってフィルターを更新すれば済みます。ただし、購読フィルターを追加していたり、Enhancer for YouTubeのような干渉する機能拡張を使っていると検知されてしまうことがあるので注意しましょう。最新の対応状況は
などで確認できます。
なお、よくある誤解として「マイナーな広告ブロッカーであれば検知されない」「広告の再生位置を操作したり、倍速再生する拡張機能を使用すれば検知されない」というものがありますが、どちらもデマであり、普通に検知されます。
SSAP広告について
2024年2月頃から、YouTubeはSSAP広告の実験を一部のユーザーを対象に行っています。これはサーバーサイドで動画の一部に広告映像を挿入する技術です。
これにより、動画と広告を区別することが難しくなり、広告ブロッカー側の対策がより困難になります。
今のところuBlock Origin及びBraveでは標準リストで対応、AdGuardでは実験フィルタで対応しています。
AdGuardの標準リストに取り込まれました。実験フィルタを追加購読する必要はありません。
参考: https://twitter.com/Yuki27183/status/1802308629787234320
不具合等発生時には、「コメント欄」ではなく「不具合・広告相談所」に書き込んでください。
また、消えない広告については消えない広告の報告をご参照ください。
- アカウント2つ使ってるんだけど、今朝辺りから片方エラー400吐くようになった。何が原因かわからないんだけど、同じ症状の人いる? -- 2024-11-22 (金) 20:31:45
- RVXの話です。 -- 2024-11-22 (金) 20:32:35
- エラー出ますねぇ -- 2024-11-22 (金) 22:43:48
- エラー400は再ビルドしたら治りました -- 2024-11-22 (金) 22:53:36
- ちゃんと治りました。情報ありがとうございます。 -- 2024-11-28 (木) 20:35:08
- 久しぶりに見たらiosのpretub履歴とか見れるようになってるわ -- 2024-12-11 (水) 20:48:21
- ExtendじゃないほうのReVancedを使ってるんだけどちょっと前のパッチからピクチャーインピクチャーの項目消えた?それとも俺の設定が間違ってるのか -- 2024-12-22 (日) 05:13:12
- revanced最新版使うとインターネット接続が制限なんちゃらが出るんだが -- 2024-12-22 (日) 15:48:09
- iPhonのPreTubは更新されています、あとMusiは消えたようです -- 2024-12-26 (木) 07:29:34
- Pipepipe使ってるけど高評価低評価の数を非表示にできないし、Newpipeに設定や登録チャンネルをエクスポートできないから糞不便。 -- 2025-01-12 (日) 22:30:17
- GitHubでissue出したけど無視されたし… -- 2025-01-12 (日) 22:30:39
- revanced動画の読み込み遅くなったと思ったら急に全く再生しなくなったけど、どーすりゃええんじゃー1から入れ直してみたけど効果なし、、、 -- 2025-01-18 (土) 03:37:13
- SkyTubeは普通に再生できる。再生できない時→設定>ビデオプレーヤー、ビデオプレーヤーをLegacy(unsupported)、新しいビデオ形式を試すON で再生できるはず。 -- 2025-01-18 (土) 06:21:59
- SkyTube使ってみたけど、プレイリストは選べないのな~ -- 2025-01-19 (日) 06:58:43