ねむりの谷

Last-modified: 2023-06-22 (木) 10:18:02

ねむりの谷

略称VoR(Valley of Repose)。
他のステージは前作との関連が仄めかされるが、ここは完全新規のステージ。

ピクミンたちと最初に出会う場所。季節は冬。
前作の遭難地点と同じく、1日目はここでチュートリアル(日没までの時間制限がない)が始まる。

最初のステージらしく簡単な作りになっている。
しかし、青ピクミンを仲間にしたのちに進めるエリアでは難易度が上がる。
油断していると、広がる地下世界で返り討ちにあうので気を付けよう。

お宝

お宝名称(価値,重さ)と表記。

お宝山菜王(埋まり、50,4)
木造巨生物クマキボリ(160,25)
とことんスクラップ(170,35)
こわれたタイムマシン(110,30)
トレジャー・オブ・ワンダー(120,30)
オーバーキル・レッド(埋まり、100,5)
あいとゆうきリアクター(280,20)
備考こわれたタイムマシンはヤキチャッピー所持。

地下洞窟

始まりの洞窟
地下の秘密基地
辺境の洞窟

原生生物

初期配置ヤキチャッピー×1
ダンゴナマズ×5
ブタドックリ×2
ミズブタ×1
埋まりフタクチドックリ×1
ミヤビフタクチ×2
アオケダタラ×1
ハオリムシ×1
ピキマキ×2
2日目以降追加アカチャッピー×1
アカコチャッピー×1
4日目以降追加ペレット草×8
6日目以降追加ヘビガラス×1
初期配置
一度倒すと消滅
アカコチャッピー×1


1日目のみペレット草(赤)×5
2日目のみペレット草(赤)×9
3日目のみペレット草(赤)×11
4日目以降追加タマゴ×3

障害物等

来訪段階は目安。
より早いタイミングで破壊できる場合もある。

初期紙袋×2
白土ゲート×1
青ピクミン入手後岩×1
スロープ×2
白土ゲート(水中)×1
ガスゲート×1

地上のお宝詳細

山菜王

ふきのとう。

拠点すぐ横の段差上付近に埋まっている。
白ピクミン必須。

こちらは青ピクミンなしでも回収可能。
オーバーキル・レッドは無理。

 

一応、オーバーキル・レッドも日没が近いことを知らせるムービーを利用すれば青ピクミン無しで回収できなくもないが、そこまでする価値はないだろう。

木造巨生物クマキボリ

クマの木彫り。

奥エリアにあるお宝の1つ。
奥エリアに行くためには、青ピクミンで白いゲートと岩を壊した上で、川の先にあるスロープをかけておく必要がある。

スロープを渡って左手に進んだ先の高台にある。
直接黄ピクミンを投げ上げようとしても届かないが、お宝の近くに斜面があるため、これを利用して投げると届く。

斜面頂上から紫ピクミンを投げることでも届く。
助走すら必要ない。

とことんスクラップ

つぶれた空き缶(ソーダ缶)。

紙袋(35)をつぶした先にある。
2日目に回収できるはず。
アカチャッピーは無視してもいい。

重さ35のお宝は地味にレア。
他にはむっつりアンテナ*1しか存在しない。

こわれたタイムマシン

懐中時計。壊れている。

木造巨生物クマキボリ近くの池の奥に眠るヤキチャッピーが持っている。
重量30と重めのため、運搬要員はあらかじめ集めておくこと。

途中のダンゴナマズはあらかじめ倒しておく。
ヤキチャッピーの倒し方の例は以下。

  1. ヤキチャッピーを水に浸けることで火を消して、青ピクミンで倒す。
    • 水場は索敵範囲ギリギリにあるため、ゲキニガスプレーを併用すると安定する。
  2. 赤ピクミンや紫ピクミンを連れてきて倒す。
    • 途中に小島があるため、ここで息継ぎをさせることで泳いで行かせることが可能。
      ただしゲキカラ状態だと溺死する可能性が高いため、スプレーを使いたいなら戦闘直前に使用すること。
  3. オリマーたちで殴り倒す。
    • ロケットパンチ+フレア・ガード必須。
      時間がかかる上にリーダーたちが拘束されるため、安全ではあるが時間効率はよろしくない。
  4. ミヤビフタクチの岩を利用する。
    • 慣れるまで難しい上にダメージの入り方次第では時間は掛かるものの、リーダーのパンチ縛り、スプレー縛りといった条件でプレイする際には数少ない安全な対処策となる。
 

他のフィールドでは、お宝を持っている原生生物は地下洞窟に入るたびに復活するが、例外的にこのヤキチャッピーは日数経過でしか復活しない(毎日復活する)。
うっかりお宝を回収しないまま地下洞窟に入ってしまった場合、その日は回収不可となってしまう。

トレジャー・オブ・ワンダー

ピーチ姫の王冠。
奥エリアの最奥にある、辺境の洞窟真横の雪だるまがかぶっている。

斜面上の埋まりフタクチドックリが番人となっている。
傾斜がきついため、葉ピクミンや紫ピクミンは戦力になりづらい。
後ろに囮のリーダーやピクミンを置いておく、ゲキカラ状態にして一気に攻め込む、ゲキニガスプレーで動きを止めるなどの工夫が必要。

お宝を雪だるまから下ろすときに、何かに引っ掛かってなかなか落ちてくれないときがある。
そんな時は、一旦お宝を画面外にすると、あっさり落ちてくれる。

オーバーキル・レッド

金リング+ピンクハートの指輪。

始まりの洞窟付近の小山頂上に埋まっている。
白ピクミン必須。

すぐ近くにヘビガラスが出現する。
しかし、ため池側の斜面を通らない限りヘビガラスは出てこない上に、白ピクミン10匹の運搬速度には追いつけない。
そのため、白ピクミン10匹に発掘作業を行わせて、自分は広場側から降りることでヘビガラス完全無視で運搬可能。

運搬時は必ずため池側を通る。
あらかじめ青ピクミンで岩を壊して水を抜いておくこと。


ちなみに、ヘビガラスは6日目から出現し始める。通常プレイでは青ピクミンを仲間にしてここに降り立つのは最速でも6日目となるため、ヘビガラスの妨害は避けられない。
しかし、EBにより青ピクミンを早期入手した場合、ヘビガラスが出てこないうちに回収することができる。

あいとゆうきリアクター

赤い単一電池。

初日のチュートリアルで回収する。
なぜか突き刺さるように埋まっている。

重さ=最大運搬可能匹数で、かつ重さ1ではない唯一のお宝。
ある意味貴重。


Switch版では見た目が変更されている。

小ネタ

僻地のペレット草

初日にルーイが不時着した地点(赤オニヨンの初期配置場所)付近には、初日に限らずとも、特定時期のみペレット草が生えている。

2日目のみ、ペレット草(重さ1)が3本生えている。
運搬にやや時間がかかるため、慣れたプレイヤーからは無視されがち。
始まりの洞窟突入前に人員を増やしておきたいなら利用するのもアリ。

3日目のみ、複数のペレット草(重さ1,5)が群生している。多くの人はめざめの森探索に向かうであろう日だが、あえてこの日にねむりの谷に来ないと見ることができない。
地下洞窟やアカチャッピー戦でピクミンが全滅しそうになった人は、このペレットを集めて戦力を補充しておこう。
なお、2,3日目ともに地下洞窟に入ると、これらのペレット草は消滅する。

4日目以降は何も生えていないため、こちら側に来るメリットはない。

赤ピクミンは食べられない

初日のチュートリアル中は、ピクミンは(アカコチャッピーに限らず)噛みつき等の直接攻撃を一切受け付けない。
野良コッパチャッピーと同様に少し吹き飛ばされるだけ。
なお、爆発や圧死など、間接的な攻撃では死んでしまう。

この状態は紙袋を潰して*2、通常のフィールドBGMが流れ始めた段階で解除される。
赤ピクミンが1匹でも食べられるとあいとゆうきリアクターを運べなくなってしまう。特殊なプレイの際には注意。

拠点近くの枝

各地の紙袋の真上には見えない壁が張られている。
紙袋の奥にピクミンを投げてしまい回収できなくなるのを防止するための措置と思われる。
この壁は紙袋を潰した後も残存している。

拠点近くの紙袋(15)には見えない壁に加え、枝も配置されていることから、壁判定が特に強固なものとなっている。
そのため、判定の大きいお宝の運搬時には、この枝に引っかかって回収できなくなる場合がある。
該当するお宝は、オオモノノケカボチャ、丸見えアーカイブなどが挙げられる。

この判定をすり抜ける主な方法は以下。

  1. 運搬能チャージにより、運搬速度を高めて壁判定をぶち抜く。
  2. 運搬ルートバグを意図的に発生させ、枝の場所を通らないよう運搬させる。
    • アカチャッピーの眠っている広場の、白い場所とアスファルトの間あたりで運搬開始させると、オーバーキル・レッドの埋まっている小山方面に運搬を始める。

なお、通常プレイではこの壁に引っかかることはないように考慮されてお宝や原生生物が配置されている。
特に大きいトレジャー・オブ・ワンダーも上側の判定がないため、つっかえる心配はない。
あくまで、ランダマイザー等の特殊な環境におけるプレイでのみ必要となるテクニックである。


*1 おたからセンサープロトタイプは重さが可変のため、ここでは除外している。
*2 「紙袋を潰した」ことにフラグが設定されているため、正規ではない方法で先に耐久35の紙袋を潰した場合にもストーリーは進行する。
このとき、オリマーとルーイは紙袋(15)内にめりこむ形となる。操作はできるため詰みではないが、その後の動作次第では紙袋(15)を潰せずに詰んでしまう。