概要
1993年12月17日発売「ロックマンX」の主人公
ロボットをより進化させ人間に限りなく近い思考能力を持つ「レプリロイド」であり、平和を脅かす脅威から世界を守るために戦い続ける
思考が狂ったレプリロイド「イレギュラー」を討伐する「イレギュラーハンター」であり後に第17精鋭部隊隊長に就く
旧作の「ロックマン」の主人公とは別の固体とされている
誕生
トーマス・ライト最後のロボットにして世界最初のレプリロイド
トーマス・ライト存命中には未だ未完成であり彼の没後はカプセルに建造中のXを封印、人工知能によって建造と検査が続けられた
長い年月の後ケイン博士がカプセルを発見しXを開放、研究
その研究成果を基に作られたのが新たなるレプリロイドΣである
特徴
思考回路
Xの最大の特徴は従来ロボットと違い「悩む」という思考能力を持つ点にある
開発者であるトーマス・ライトはこれを「機械が生物と同じように進化できる可能性をもたらす」と述べている
平和を愛しその脅威から守ろうとする「正義感」と敵とは言えども破壊することを躊躇う「優しさ」の二つを併せ持ち、思い悩みながらもイレギュラーハンターとしての使命を全うするため戦いに身を投じている
エックスバスター
Xの主要武装
左右どちらの手にも収容されており使用時には発射口が形成される
太陽エネルギーを収束させたエネルギー弾であり、連射可能な小型弾からエネルギーを更に収束・充填させることで威力・貫通力が高い「チャージショット」と状況によって使い分けが可能とされている
正式名称は「Rock Buster Mark17」
特殊武器
Xは倒したレプリロイドのデータを収集・解析することでその武装をエックスバスターにて再現することが出来る
この際使用するエネルギーは太陽エネルギーではない為エネルギーが枯渇すると使用出来なくなる
アーマー装着
世界各地に点在するカプセルではXの追加武装が開発・製造されている
腕・頭・胴・脚の４つで構成され、これをXに装着することで様々な機能が拡張・追加される
その他
厳密な話をすると、エックスの封印されたカプセルを解析したデータをもとにケインが作り出したものがレプリロイドであるため、エックス(とゼロ)はレプリロイドではない。
ゲイトに「いつの時代に作られたかもわからないオールドロボット」などと揶揄されるのもこのため。
ラストオリジンには出てこない
