ここではバトルシステムを解説。
- 特殊能力については【2刀流】へ。
概要
剣などの【片手用武器】を左右の手に持つこと。
サガシリーズでは、装備枠が許す限り各キャラクターに複数の武器を装備させることが可能という場合が多いが、それは戦闘中に装備枠の中から武器を持ち換えられるという意味である。
複数の武器を同時に持ち、それを連続攻撃や二刀専用技として生かすという意味での二刀流は、一部作品で特定条件を満たした場合のみ可能となっている。
基本的に二刀流状態での攻撃は両手技として扱われ、【両手用武器】使用時と同様に【盾】【ガーダー】の併用ができなくなるが、ごく一部例外も存在する。
なお、以下においてはコマンド入力時に使用武器として選択した方の武器を「メイン」、もう一方の武器を「サブ」と呼ぶ。
RS3
【シャール】以外のキャラが【銀の手】と片手武器2本を装備し、かつ盾およびガーダーを装備していない時に二刀流が可能。
この状態でメインとする片手武器の【技】を使用すると、サブ武器の【通常攻撃】の後にメイン武器の技を放つ【多段攻撃】となる。
【体術技】の場合は、片手武器1本でも二刀流が成立し、武器での通常攻撃と体術技の連続攻撃となる。これを二刀流と呼んでいいのかは微妙なところであるが。
ただし、前述の通り盾も装備していると片手武器+盾のスタイルが優先されて二刀流ができないため注意。例外的に【魔王の盾】の場合は盾と二刀流が両立可能。
サブ武器のダメージは、【シャドウサーバント】(2倍)・【支援レベル】(最大1.42倍)・【陣形】(最大1.25倍)のボーナスがそれぞれ2乗されるというえげつないバグがあり、最大で12回分の攻撃に相当するダメージが出る。
さらに【ボストン】の【ロブスターメイル】の2倍対象になっているため、併用するとサブ武器の攻撃が24回分に相当することになる。
(参考までに同じ条件での分身剣と比較すると、そちらはLv30で14.2倍、Lv40で17.8倍、Lv50で21.3倍相当)
なお、【カウンター】を行っている相手にサブ武器の通常攻撃でダメージを与えた際は、メイン武器の技のダメージで倒した場合に限りカウンターを受けないが、倒せなかった場合はカウンターを受ける。
また、反撃の対象とならない技で攻撃してもサブ武器の通常攻撃の方でカウンターを受ける場合があり、【アウナス】の【セルフバーニング】に対しても同様である。
リマスター版では有志の調査により、【タイガーブレイク】などの「攻撃後に自分へバフ効果がある技」を二刀流で使うと、バフのタイミングが早まる*1という現象まで確認されており、いくつもの戦術でそのポテンシャルを活用できることがわかる。
SF1
剣(および刀)の【二刀技】、銃の【2丁拳銃】という二刀流要素がある。
二刀技は武器欄に剣や刀を2本装備している時のみ使用可能な【剣技】の一種であり、具体的には【二刀十字斬】【二刀烈風剣】【十字留め】が該当する。
名称にこそ「刀」と入っているが刀は必須ではなく、【刀技】の使えない剣2本でも実行可能。技自体が両手技扱いであるため盾とは併用不可。
ちなみに二刀技はメインの剣の攻撃力しか参照しないため、サブの剣の攻撃力は無関係である。よって、サブの剣は攻撃力ではなく特殊効果や【装備固有能力】目当てで選んでしまってよい。
【幻魔】や【レイブレード】と言った剣のエフェクトの色が違う剣をメイン武器として選択すると、つられてサブの剣の色も変わる。
また、【陽術】の【光の剣】で召喚した剣はそれ1本のみで二刀技が使用可能。
2丁拳銃は技そのものではなくパッシブスキル(カテゴリ上は【銃技】)であり、これを技術欄にセットし、かつ武器欄に銃を2丁装備した状態で銃技を使うと、サブの銃の弾数も消費する代わりにダメージ補正が得られる。
ただし、2丁拳銃のスキル自体に銃技を両手技扱いにする性質はない(元々銃技は片手技)のため、意外なことに2丁拳銃状態での攻撃は片手技扱いされており、盾と併用できる。
SSG
【二刀技】がある。
固有ロール【二刀の新鋭】【二刀の達人】【二刀の剣豪】または汎用ロール【二刀の戦士】をセットする事で使用可能になる。
SEB
【二刀技】【二丁拳銃技】【剣×銃技】の3種類の二刀流要素がある。いずれもロール枠と武器装備欄2枠の制約がある。
二刀技はロール【二刀の達人】をセットし、かつ片手剣系武器(長剣・細剣・短剣・斧)を2本装備している時に使用可能。
二丁拳銃技はロール【二丁拳銃使い】をセットし、かつ片手銃を2丁を装備している時に使用可能。対空技が多い。
剣×銃技はロール【剣×銃使い】をセットし、かつ片手剣系武器と片手銃を1つずつ装備している時に使用可能。
いずれも【連携】時に【連携率】が上昇しやすい。