ここでは属性を解説。
概要
【属性】の一つ。サガにおいての光属性は、主に次の二つの意味で使われる。
- 光や神聖な力を司る属性。【闇】や「冥」「陰」と対立したり、【術】の系統や【地相】と関連付けられることもある。
この意味での光系の属性には【光】【聖】【天】【陽】などがあり、タイトルによって表記が異なるが、ここではまとめて解説する。 - その他の攻撃属性。光の攻撃に限らず、【斬】【打】【突】【熱】【冷】【雷】などの他の属性に分類できない攻撃が属する。
この意味での類似属性には【気】や「エネルギー」、RS2~3における【状】が存在する。
1.の意味での光属性を採用している場合、それと別に2.に相当する「気」「状」等が別個に存在する場合もある。
サガ3
「聖」名義で聖なるダメージ属性として登場。
【聖剣】に付与されている。
【◯死】と【◯全て】にある【即死】耐性には、聖属性に対する【弱点】も追加されている。
ただし弱点をついてダメージが2倍になっても「◯◯によわい」という文言は出ない。
なお、【ファイナルファンタジーシリーズ】で聖属性魔法の代表格として知られる【ホーリー】はこちらでは無属性となっており、この属性に該当しない。
また、本作にはFFシリーズと同じく「アンデッドの敵に回復魔法をかけるとダメージとなる」仕様があるが、これは聖属性とは無関係に【×アンデッド】のマイナス特性によって実装されている。
サガ3DS
「聖」名義で聖なるダメージ属性として登場。
引き続き聖剣が属する他、聖剣以外の武器でも一部の技に聖属性持ちが登場し、さらに古魔法【ミロク】が聖属性の攻撃魔法に変更。
GB版にあったホーリーは削除されてしまったが、ミロクがFFのアレイズ相当からホーリー相当に変更されるという形で聖属性魔法が追加されることとなった。
リメイク前から特別な属性ではあったが、本作においても6種のエレメント系属性の中で特に耐性持ちが少なく、後半ボスに弱点持ちの多い優遇属性となっている。
ただし、通常技として聖属性を扱うことのできる武器(聖剣4本と【七支刀】【永久の魔法辞典】)は、リチャージ代が例外なく高額。ここぞという時に使ったほうがいいだろう。
属する攻撃は【◯聖攻撃】(与ダメージ1.5倍)、【◯聖防御】(被ダメージ0.5倍)、【×聖防御】(被ダメージ1.5倍)の影響を受ける。
今回は即死への耐性と聖属性への弱点が抱き合わせにならず、個別に管理されるようになった。
耐性所持する敵が異様に少なく、【シルバーメイデン】【トランスレディ】の2種しかいない。
もっともその2種はどちらもザコ敵であり、リチャージ代の高い聖属性持ちの武器をそんな相手に使うこと自体が属性相性以前の大問題なので、特性集めでもない限り敵の耐性所持については忘れていい。
味方専用モンスターでも【ルキフェル】が所持している。悪魔なのに。
弱点所持の敵は21種いるが、多くはボス。中盤までのボスは四大元素のうち自身の専門の逆となる属性を弱点とするパターンが多いが、【パゴス】以降は自身の専門に関係なく聖が弱点というパターンばかりになる。
それ以上に気をつけたいのが、味方専用の最強レベル(Lv11)の【ノーマジーン】【ゾンビレックス】がこれを弱点としていること。
敵から聖属性スキルを食らう機会がほとんど無いことが救いではあるのだが、よりによって表ラスボスから連戦になる裏ボスが稀にミロクを唱えるため、弱点を放置してそこで撃たれるか否かの運ゲーをするのはあまり宜しくない。
しかも始末の悪いことに、聖耐性で弱点をカバーする装備品は存在せず、そして耐性持ちの敵が少ないから特性集めもラクじゃない。
特にゾンビレックスは特性欄が割とカツカツで、これをカバーすると他がカバーしきれない問題が出てくる。装備と育成が万全ならどうにかなるが、一番リスキーなのは聖弱点の放置。
RS1
「光」名義で聖なるダメージ属性および地相の属性として登場。
基本的にサガ2の属性と共通の挙動(一例として【冷気(属性)】などを参照)だが、SFC版ではバグで弱点攻撃時のダメージが最低値の1になる現象がしばしば発生する。
加えて本作では状態異常にも攻撃属性が内包される技が登場し、耐性と弱点で成功判定が変化する*1。
RS2R
「天」名義で聖なるダメージ属性および地相の属性として登場。
【天術】および天を含む【合成術】のほか、剣+天属性の【十字斬り】【ロザリオインペール】や槍+天属性の【サイコバインド】が属する。
本作の魔法系6属性の中では唯一、その属性のダメージを無効化&その地相で回復できる「○神の恩寵」系アビリティが存在しないため、敵に使われると厄介な属性と言える。
天属性への対抗手段は【虹の水環】【虹の水環・改】【百鬼の指輪】で軽減するか、【ウィルガード】【ウィルガード・改】で回避するしかない。
実際に使ってくる敵は【ワグナス】が代表的で、前述のサイコバインドのほか、古代人の幻影版は【光の壁 Lv.2】も使用する。
また、今回は原作RS2と異なり地相属性にもなっており、【ルドン高原】等のフィールドで天の地相が適用される。
(原作では、天冥の地相属性は「無」「冥(弱)」「冥(強)」の3段階であり、天属性地相というものが存在しなかった)
SF1
【気】名義でその他のダメージ属性として登場。また【陽光】名義で地相属性として登場。
詳細は各ページを参照のこと。
SF2
「光」名義でその他のダメージ属性として登場。
リマスター版ても気属性では無く光属性で継続している。
US
「光」名義でその他のダメージ属性として登場。
MS
IS
「光」名義でダメージ属性として登場。
光術および、光を内包する奥義に含まれている。
ダイアモンドを装備すると術適性を40上乗せした扱いで算出され、ブラックダイアには耐性+50が含まれている。
ISEC
「光」名義。今作では「気」も異なる属性として別個に存在している。
【属性相性】により、以下の属性相手に攻撃すると相性倍率が入る。
- こちらからの攻撃
- 相手からの攻撃
この属性の地相にした場合、以下の属性にパラメータ補正が入る。
- 光 :攻撃力・防御力+30
- 魔気幻:攻撃力・防御力−30
RSU
「陽」名義で聖なるダメージ属性として登場。