人物紹介
名前 | ガラム・ザハード |
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年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
ポジション | 釣り師 |
所属 | ハイランカー |
経歴
塔の偉大な王ザハードに選ばれ、彼の血を受け入れたザハードの姫の一人。
異名は青鮫(Mako Shark)ランキング100位圏内のハイランカー。
13月シリーズのうち「青の八月」と「藍の七月」の持ち主である。
名前の前に姓氏がないので、十家門の出身ではないと思われる。
現在は、行方不明。
※ここから先は、本編のネタバレがあります |
第二部237話で、初めて夜たちの前に姿を現した。
もともとの藍の七月の持ち主であった、双子の姉ユラム・ザハードを殺し、藍の七月を奪った狂った姫といわれてた。
エン・ザハード事件以来、行方をくらまして死のフロアと呼ばれる43Fに隠れ住んでいる。
ザハードの姫と13月シリーズの存在に疑問を抱き、調査を重ねたため様々な情報を持ち、その多くを夜に伝えた。
また、ウレック・マジノから片思いされているが、ガラムはマジノを心底嫌っている。
2部250話後記によると、ウレックとガラムの関係について、今後詳細なエピソードがある予定だという。
ガラム・ザハードの過去
姉、妹と呼び合うザハードの姫同士で殺し合わなければいけない現実に耐えかねていたガラムは、「無色の12月」を与えられたユーラシア・エン・ザハードの強さに感嘆し、ザハードに選ばれる姫は彼女だと確信する。
ある日、彼女の姉ユラムは任務に派遣され、強い敵に直面したときに持っていた2つの13月シリーズを始動することを強いられる。
その力のためユラムは暴走し、同行していた仲間を殺害してしまう。その中に別のザハードの姫がいたため、その一族からの報復を免れるため、ガラムは姉を殺し、藍の七月を自分のものにした。
ガラムは死ぬ前の姉の暴走に驚き、13月シリーズを2つ始動させた事についての謎を調べ始める。
そして、忌まわしいユーラシア・エン・ザハード事件の数日後、ガラムは消息を立った。
13月シリーズのうち2つを所有していた彼女の失踪は深刻な問題であり、ザハードは彼女を直ちに捕まえるよう命令を下した。
性格
ユーラシア・エン・ザハードのように狂った姫と噂されていたが精神は正常であり、
権威ある13月シリーズを持った姫とは思えないほど、明るく気さくな性格。
第三部まで出てきたザハードの姫の中でも、大人びてみえる。
容姿
先端にいくほど濃い水色の長髪を一つに縛る、水色の瞳をした女性。
一見、クン家の系統に見えるが、どこの出身かは不明である。
(頭髪の色が、クン家より青みが薄くグラデーションがかっているため)
初登場時は、黒のスーツ 、ミニスカートと黒ストッキング、灰色の厚手のジャンパーと青色のショートブーツ姿であった。
紫色のマニュキアをしている。
能力
13月シリーズを下賜されるだけあって実力者。
デイヴィッド・ホックニーが、自分が今まで見た人間の中でも最も強いと評した。
ホックニーは先の地獄列車で真田ユリ・ザハードに会っているため十家主直系のザハードの姫より強いようだ。
(ただし、ユリはまだ500歳という若さである)
またザハード王国から逃走した後、呪術に関する研究を行ったため
古代の布や夜明けの鐘のような呪術アイテムを持っている。
人間関係
- 二十五日の夜 死のフロアに来た彼に、様々な真実を教えて別れたが、ひとつだけ伝えられなかった話があったのを悔いている。
初対面の夜に対して「近くで見るとかなり可愛い。ザハードの姫が2人(真田ユリ&エンドロシ)も同行してるのがわかる」と評した。 - ウレック・マジノ 一方的に熱烈に片思いされている。ガラムとマジノの詳細なエピソードは、いずれ描かれる予定だそうだ。
- アナク・ザハード 43Fに隠居したのち、親を殺されたアナク・ザハードの世話をしばらくしていたという。
所持品
藍の七月
青の八月
名場面
余談
- 韓国語では가람 자하드、英語ではGaram Jahad、中国語では蓝・吉黑德
- ガラムは、韓国語で川を意味する。「深い水の光に似た姫」というのは名前通りの言葉。