中盤EP14~24
Last-modified: 2020-01-19 (日) 07:10:47
エピソードざっくりあらすじ:中盤EP14~24
これまでのあらすじ
- トライナリーと呼ばれる戦う少女たちを支えるために結婚してほしい!
千羽鶴(ちはる)と名乗る白い少女から「このゲームアプリの目的」を教えてもらう。
- あなた(プレイヤー)がいなければ、彼女たちや千羽鶴の世界は助からない。
その言葉を信じて、彼女たちの世界にチャットアプリのBOTに紛れることに。
- それから出会う事になる5人のトライナリー。
- 今はまだ繋がることができない神楽以外の4人と交流を持ち、少しずつ信頼されていく。
そんな中、とあるフェノメノンがきっかけで状況は大きく動くことになる。
- その事実はトライナリーたちにとって衝撃を与えたが、当の神楽はさらに意外な人物との繋がりを示した。
- 今までアニメにほとんど出てこなかった千羽鶴が、ここにきて「つばめを壊す」ことを神楽に求めた。
アプリでの千羽鶴は直前に意味深なセリフを残して、いなくなってしまった。
- 千羽鶴の真意もわからないまま、次のエピソードへ。
彼女たちの世界に関わるということ
- これまでトライナリーの彼女たちと仲良くなるためにサポートしてくれた千羽鶴は、意味深な言葉を残して消えてしまう。
その次の回ではしれっと戻ってきて、彼女の目的が一段階進んだことを示した。
- 前回千羽鶴は姿をくらました上に神楽に対して「つばめを壊して」と気になることばかり。
しかし意外にも、千羽鶴は普通に登場して説明をしてくれる。
- Q.つばめを壊すってどういうこと? 彼女たちと結婚してって嘘だったの?
- A.嘘じゃない。今でもそう思ってる。今伝えられるのはそれだけ。
- Q.千羽鶴の本当の目的はなに?
- A.それを知って、あなたはどうするの? 場合によっては協力?倒す?
- Q.千羽鶴は一体何人いるの?
- A.総体としては一人。アニメに登場してアプリではチュートリアルAIの千羽鶴って…?
「テレビに映っている貴方と鏡に映っている貴方がいても貴方は一人。」(紛らわしいけど同一人物で確定です。)
- Q.今回の記録映像に出てきた千羽鶴は敢えて入れたの?
- A.イエス。前に一度(一話で物陰から見てたアレ)ちょっとだけ映ったのは不本意のものだった。
けど、今回はもうそういう時期だから。貴方にとって衝撃的になることはわかっていた。
- これらの意図も含めて、千羽鶴の計画はフェイズⅡに突入する。
フェイズⅠとは、千羽鶴は単なるラブラブトレーナーというAIキャラクターとして。
そしてこれからは、ちゃんとした意志を持った存在として対応する。
- そんなフェイズⅡで求められるものは、貴方"たち"の総意というデータ。
今ここにいる私という一個人のプレイヤーだけでなく、同じくトライナリーを進行している別のプレイヤーたち全員の総意。
ここまで選択肢を選ぶ過程において、私"たち"はまるで量子のように予測不能な存在。
そこにある程度の指標を立てて、千羽鶴の問う二択問題に答えてもらう。もちろん、その問題に正解はない。
- Tips:貴方"たち"の総意の集計
- トライナリーというアプリはストーリー公開から次の更新までの間に、『全てのユーザーがどの選択肢を選んだか』その統計をとる試みをしていた。
この総意のシステムは単なる統計や多数決ではなく、後々重要な存在となっていく。
- それでは質問。
- 今、貴方が支えてあげたいと思ってるトライナリーの子を想像して。
そして、貴方がその彼女の幸せを純粋に願う場合において。
もし、彼女自身の幸せと世界の総意としての幸せが一致しない場合。
貴方はどう行動する?
- 選択肢①「彼女を支持し、世界を犠牲にする」
- 選択肢②「世界の為、彼女に犠牲になってもらう」
- では次に、その【世界の総意】を【千羽鶴】に置き換えた場合は?
- 選択肢①「彼女を支持し、千羽鶴を犠牲にする」
- 選択肢②「千羽鶴の為、彼女に犠牲になってもらう」
- 以上が総意に対する質問となる。
どのような回答をするかによって千羽鶴からの反応は変わるが、プレイヤー個人より総体の結果を重視している。
千羽鶴としては、彼女を支持するように求めていたため彼女たちより千羽鶴を重視すると色々言われてしまう。
不穏の合宿とココロスフィア(EP14~EP19)
- 神楽の実家がフェノメノンに巻き込まれた後、つばめは神楽のお見舞いに行く。
そこで見たのはクランを引き抜かれ発症者と同じようにおかしくなってしまった神楽の母だった。
- メノウだったことだけでなく、つばめの破壊を求められている秘密を抱える神楽は、つばめに冷たく突き放そうとする。
それでもつばめは神楽と仲直りしたくて、彼女に踏み込もうとする。それが余計に神楽の心をかき乱す。
- これまで現実の彼女が悩むとその解決の後押しのため、ココロスフィアで彼女そっくりの司書と協力していた。
しかしその司書が突然消えたり後任の司書が妙に不穏だったりと状況が変わってしまった。
- 現実でもココロの中でも、今まで解決してきたプレイヤーの立場でも動き始めていることしかわからない。
そんな中、つばめと神楽の間でふと喧嘩になってしまった時、決定的な瞬間が訪れてしまう。
- その裏でbotはつばめを破壊しようとする千羽鶴と、それに疑問を持つココロの司書との対立が起こっていた。
入れ替わりの起きた二人目の司書たちは千羽鶴の計画に賛同しており、元の司書たちは排除されてしまう。
そのどちらが正しいのかもわからないまま、現実は神楽の裏切り、ココロでは対立が深刻化していた。
- 結局神楽は情報管理庁(フェノメノンを対策するはずの組織)のヘリに連れ去られ、事実上味方であるはずの管理庁に裏切られた形に。
神楽に関しても、つばめを殺そうとした裏切りの事実は変わらずアーヤたちは複雑な思いを抱える。
- ショックを受ける中、トライナリーをサポートをするはずの情報管理庁と通常攻撃隊が劇場に押し入り、彼女たちを捕まえようとする。
つばめを破壊しなければならない千羽鶴は彼らの長官として、トライナリーを孤立させようとする。
- 管理庁に捕まってしまうつばめと、辛くも逃げ出すことに成功したアーヤたち。
一旦アーヤの実家がある長野に逃げ込んで対策を立てることに……。
絡み合う思惑(EP20~EP24)
- ナビゲーターとしても(賛同できない場合)つばめを守りたいbotにも強硬的な態度を崩さない千羽鶴だったが、突然ナビが入れ替わる。
入れ替わったナビゲーターは、アーヤの姉でありフェノメノン研究の第一人者の『國政領火』だった。
その彼女から明かされた真実はこれまでの前提を覆すものだった。
- この2016年の日本そのものが『巨大なフェノメノンに包まれたつばめの生み出した世界』だった。
しかも、その日本は我々の世界の2016年を模倣した姿として調整されている、ということだった。
- 選択肢①「どうして2016年なの?」
- 選択肢①「どうやってんの? そんなこと!」
- 選択肢②「でも、今は2017年なんですが」(アプリ更新日2017/09/13現在)
- 選択肢②「どうしてつばめなの?」
- 選択肢③「第三次世界大戦って一体…」
- 選択肢④「ビデオの映像、ACT1Episode1の時と似てるけど違う!?」
- 事実をまとめるとこのようになる。
- 向こうの世界で生きているつばめ達トライナリーの日本は、我々の2016年とほぼ一致する。
- そうなってしまった原因は、第三次大戦による日本への攻撃をして、先進技術フェノメノンの実験圃場にするための生贄。
- つばめのフェノメノンは中のすべての人間を洗脳・記憶を改ざんして2016年の世界に馴染ませている。これはトライナリーも例外ではない。
- そのため、本来の記憶を持つ外のトライナリーが彼女たちのココロの中に存在することになる。
- 廃墟と化した日本はつばめのフェノメノンと、こちらの世界の2016年を模倣することで見かけ上は復興した。
- ただし、つばめのフェノメノンが他のフェノメノン同様消えてしまうと廃墟に元通り。千羽鶴はこれを避けるために行動している。
- フェノメノンの主である今のつばめの意志と、クランである千羽鶴は思想が対立しているため、彼女を破壊しようとしている。
- つばめ自身にその自覚も記憶もなく、ややこしい状況に陥っている。しかし彼女が消えれば千羽鶴は自由となる。
- 神楽はつばめを破壊できる唯一の人間。なぜならメノウの歌がつばめの心を支え、それを支えにこの日本を生み出したから。
- 神楽が自らの歌、つばめも支えられた大切な物語を否定することで、それを心の支えにしていたつばめのココロは壊れてしまう。
- 表現を簡略化したがだいたいこんな感じ。
この時点でプレイヤーは二つの道が存在する。
千羽鶴の目指す理想的な社会を支えるか、今のつばめ達を守るためそれを否定するか。
もっと複雑な事情や理由が存在するが、ざっくり言えば今の詰んだ世界を救う方法を示すか、今の彼女たちを救う方法を模索するか。
ただ厳密にいえば彼女たちを犠牲にするわけではないのだが…。彼女たちと結婚して欲しい、の理由はそこに絡んでくる。
- 今のアーヤたちはこの日本で生きてきた記憶が自分である。故に現状はこの世界を維持することを選んだ。
そのためには、神楽がつばめのココロを破壊することを防がなくてはならない。
捕まったつばめを救出するため、botは東京にいる友人たちに助けを求めて突破口を開く。
その間にアーヤたちは救出の鍵となる最初のドーム戦の発症者であり、神楽の親友『如月 音羽(きさらぎ おとわ)』を治療する施設へ。
- つばめを破壊する歌は、最初にフェノメノンに巻き込まれたドームで行われる。
音羽の治療が終われば情報管理庁と通常攻撃隊の監視を振り切って助けに行かなければならない。
様々な状況と思惑、千羽鶴の言う見えない敵の存在が絡み合いながら最後の戦いに向かうトライナリーたちだった。