《キャラクター》/【セシリア・レイン・アーデルハイド】/1st

Last-modified: 2024-03-05 (火) 00:51:14

【関連項目】
《キャラクター》/【セシリア・レイン・アーデルハイド】/F
《キャラクター》/【クレストソーサレス】?
《キャラクター》/【金髪の貴族】


1st

パーソナリティ

性別:女性
年齢:17歳
クラス:クレストソーサレス
身長:162cm
体重:44kg
好きなもの:木陰での読書、古書の整理、楽しい夕食、ヤキソバ(家族団欒ができる食べ物)
嫌いなもの:知らない人たちの中で一人になること
CV(ドラマCD版):かかずゆみ


1stのファルガイアに現存する唯一の国家、アーデルハイド公国の公女。幼少時に母とは死別し、長らく修道院で寄宿生活を送っていた。
17歳の誕生日を迎え、修道院を出て公国に戻る日を控えていたが、代々アーデルハイド公王家の女子が継承してきた守護獣との交感能力を持っていたため、魔族の盟主マザーの復活を予知した水の守護獣シトゥルダークが発した導きの声を聞く。
束縛されていた魔道書から解放されたシトゥルダークが口にした「リリティア」の謎を解明するため、知り合った二人の渡り鳥と共にエマ博士が進める遺跡発掘を手伝う。
が、程無くして開かれた古代文明博覧会の最中、アーデルハイドは魔族?による突然の襲撃により壊滅状態になり、公王である?はその際に負った重傷のため崩御。魔族からの撤退の条件とされた母の形見である涙のかけらも、独断で自ら手渡してしまった。
アーデルハイド公女として至宝である涙のかけらを取り返すため、守護獣の巫女として魔族の跳梁を阻止するため、国を出てロディやザックと共に危険な冒険行に飛び込むことを決意。一度はザックに拒絶されるものの、覚悟の程を示すために彼から借りた剣で腰まで伸びた長い金髪をバッサリと切り捨て、承諾を勝ち取った。


公王家の姫君ということで、基本的には物腰穏やか、しかし深窓の令嬢らしからぬ行動力と胆力を持ち合わせた美少女(本人の前でザック曰く「とんだじゃじゃ馬」)。誰に対しても分け隔てなく接し、また周囲からも慕われているが、彼女自身は「慕われているのは『個人としての自分』ではなく『アーデルハイドの姫君としての自分』ではないのか?」というコンプレックスに囚われており、母親を早くに亡くしたことや修道院生活が長かったことも手伝って寂しがり屋な一面もあった。
修道院の学友たちは呼び捨て・タメ口・妄想癖など言いたい放題と「普通の女の子」として接していたのだが、それを外の世界でも同様とは考えられなかったと思われる。
しかし、左腕を失い苦しみ続けるロディを救うために尽力する中で、それがただの身勝手な思い込みであったと気付き、「愛すること、愛されること」の本質を知るに至る。


一連の事件の後は一時アーデルハイドに戻るものの、程無くして国政をヨハン大臣?に押し付け、再びロディらと共に渡り鳥生活を送ることに。…いいのかそれで。

戦闘


高いSOR・MPで多彩な魔法を行使する代わりに、肉弾戦は不向き(それでもロディの6割程度の攻撃力はある)というステレオタイプな魔術師キャラ。RESも確実ではないが大方のモブ敵の先手を取れるくらいにはある。
1stではクレストソーサーのバラエティは他作品の追随を許さないほどに広いが、クレストソーサー特有の「一度に使える魔法の数は手持ちのクレストグラフの数に左右される」という制約ゆえ、クレストグラフの数が限られている序盤と、中盤の上級魔法が解禁された直後の段階では限られた枚数のクレストグラフを如何にやりくりするかが頭の使い所となるだろう。
またその多彩な魔法を使えるのが彼女1人なだけに、特にボス戦では魔法による補助・回復、ミスティックによる全体回復などでとにかく忙しく、弱点を突いた攻撃魔法が有効でもなかなか手が回らない。
そのため攻撃は溜まったFPでの大技マテリアルで一気に痛撃を狙うのが効果的。
専用の左手装備はSORを増幅する魔道書なら攻撃・回復魔法の効果を大きく上昇させ、女神のアンブレラなら敵からの魔法を無効化できる。魔法防御は最高ながらHP・物理防御は最低なため、属性・ステータス防御も絡めて細かく気を使うのが良いだろう。

余談

WAシリーズにおける紋章魔術師の常識「魔法の行使は体内のエネルギーを大量に消耗=魔術師は皆大飯喰らい」を体現する元祖。とりわけ「皆で仲良く楽しく食べられるから」ということでヤキソバが大好き。

  • 大食家、かつ17歳という妙齢にも拘らず体重はロディを1kg上回るだけの44kg。
    人の肥満度の指標となるBMI指数を計算すると、セシリアの場合は
    44÷(1.62)^2≒16.76
    となり、これは肥満どころかむしろ痩せていると判定される数値。
    食料が豊かな現代日本と荒廃が進むファルガイアとの栄養事情の差もあるので一概に比較はできないが、ダイエットに一喜一憂する方々の歯がギリギリ言いそう。