Bfw. Jagdpanther G1

Last-modified: 2025-10-27 (月) 12:20:35

ドイツ RankV 駆逐戦車 Panzerjaeger-Befehlswagen Jagdpanther Ausf.G1

IMG_6849.jpeg

概要

パンターA型をベース車体とし、そこに長砲身8.8cmと戦闘室を設けた車両。
全体的には砲塔が回らなくなり防御力も少し失われた代わりに機動力が上がり裏取などがしやすくなった感じ

車両情報(v2.25.0)

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)11.4
俯角/仰角(°)-8/14
リロード速度(秒)
(スキルMAX)
7.5
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
80 / 50 / 40
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
80 / 40 / 40
重量(t)46.0
エンジン出力(hp)600
2,500rpm
最高速度(km/h)50/-4
視界(%)100
乗員数(人)5

武装

名称搭載数弾薬数
主砲88 mm PaK43 cannon139
機銃7.92 mm MG34 machine gun13,000

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m
88 mm
PaK43
PzGr 39/43APCBC10.160.1081000237234222207193
PzGr 40/43APCR7.3-1130279273252227205
Hl.Gr 39HEAT7.641.1600110
Sprgr.43HE9.418201919171614

装備

設置場所装備名説明
車体外部装甲側面に5mmの構造用鋼
戦闘室発煙弾発射機視界前方に煙幕を張る
所持数30個 消費1個
外部装甲側面に20mmの履帯装甲

小隊ツリー

前車両-
次車両Panther A

解説

特徴

 

【火力】
主砲はTiger II (P)?と同性能の88mm PaK43 L71砲を装備。使用可能な砲弾にも変更は無い。
装填速度は最速7.5秒とベース車体のパンターA型と0.1秒しか変わらない装填速度で遥かに向上した火力を放つ事が出来る。

 

【防御】
装甲もベース車体となったパンターA型に準ずるが、側面装甲が40mmではなく50mmとなっており、この部分はどちらかというとパンターG,Fと同じになっている。なお、車体正面はかなり傾斜が強いため、車体上部に近づくほど跳弾を発生させる確立が高く、T-34-85パンターシリーズなど中戦車の主砲なら機銃口などを抜かれない限り致命傷にはなり得ない。しかし、同格以上の戦車、具体的には独ソの重戦車群や駆逐戦車、M26以降のアメリカ重戦車には正面から容易く貫通されてしまう。
また戦闘室天板は25mmで、100mmを超える榴弾を撃ち込まれると過圧が発生して搭乗員が全滅する他、MiG-15bisの23mm機関銃等に抜かれてしまう。

本車は搭乗員配置がそこそこ優秀で、同じ88mm砲や90mm砲に正面装甲を貫徹されても最奥にいる装填手が生き残って搭乗員全滅判定にならない事がある。ただ、それ以上の口径の砲弾を撃ち込まれるとほとんどの確率で搭乗員全滅でやられてしまうため、接敵した際の車両の口径に注意しよう。因みに、車体を敵に対し少し斜めにすると跳弾が発生する確率が格段に高まるのだが、昼飯の角度までとると今度は逆に脆弱な側面装甲を撃ち抜かれるので、10から20度程度に留めるのが良いだろう。

弾薬ラックの配置
762px-Ammoracks_Jagdpanther_G1.png
配置弾薬満載1234
残弾数49発35発(-14)17発(-32)11発(-38)1発(-48)
 

【機動性】
パンターA型から1km/h落ちた事以外に変更は無い。

 

史実

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ヤークトティーガーはドイツ軍により開発された重駆逐戦車でティーガー2の車体を延長し固定式の戦闘室に128mm砲(一部88mmのものもある)を搭載した状態で開発された。
実戦では128mm砲の威力はすさまじく家の裏側に逃げ込んだM4シャーマンを家ごと貫通し撃破している。しかしその威力の代償として砲自体が重く、少し移動するだけでもギア等が壊れてしまうため砲を固定しなければならず、その固定具を戦闘中にはずす作業は乗員の負担になる作業だった。その上ティーガー2を利用した車体自体も重く故障が頻発する原因にもなった。
結果としてドイツ軍の戦車搭乗員の質の低下も重なり、敵に撃破されるよりも故障で放棄される車両の方が多かった。

実は本車の主兵装である12.8cm PaK44 L/55の生産には手間がかかる事が発覚し、更なる増産を行う場合に主砲が間に合わないという恐れから、急遽8.8cm PaK43/3 L/71を搭載する計画が立てられた。
8.8cm PaK43/3 L/71を搭載するタイプはSd.Kfz 185という特殊番号が用意された。
約12輌が生産され、1945年4月の時点で4輌が完成した。しかし、光学照準器の不足に伴い実戦には参加出来なかった。

  • 12.8cm PaK44 L/55はラインメタル社が開発・生産した野砲兼対戦車砲。野砲型は12.8cm K44で呼ばれ、対戦車砲型は12.8cm PaK44で呼ばれた。流石にラインメタル社だけでの生産は厳しいのでクルップ社も製造していた。
    会社が違うこともあってか、若干形状に差がみられる。しかし、どちらの砲も弾道重量28kgの徹甲弾は1000m以上先の200mm厚以上、2000m以上先なら120mm厚の装甲板を貫通可能であった。
    なお、この砲は本車以外にも超重戦車マウスに搭載された。
  • 8.8cm PaK43/3 L/71はクルップ社が製造していた対戦車砲。自走砲用に8.8cm PaK43/1、エレファント重駆逐戦車用の8.8cm PaK43/2、そして本車用の8.8cm PaK43/3が作られた。
    対戦車砲としては破格の威力を誇り、大戦中の連合軍戦車ならすべて破壊できた。しかし、対戦車砲としては異常なほど重かったので戦線後退時には放棄せざるをえなかった。

小ネタ

加筆求む

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 何もかも中途半端な性能してて苦手。個人的には弱い -- 2024-09-26 (木) 18:29:41
  • 駆逐戦車なのに後退速度遅いから撃ってすぐ下がるの出来ないのが不満 -- 2024-09-27 (金) 12:30:10
  • 使ってても相手にしてても"よく耐える雑魚"っていう認識しかない。所詮はパンター。強いと思ってた自分が馬鹿だった -- 2024-10-08 (火) 12:09:03
    • 同tier駆逐のラングV、G6、M56、試作ホリ、SU-100P辺りと比較すりゃまだ余裕で強いぞ -- 2024-11-09 (土) 18:29:29
  • こいつそんな弱いっけ?強化版パンターティガーⅡと同チームのそれなり硬い無砲塔枠として見たら特に弱いイメージないが -- 2024-11-02 (土) 20:14:51
  • 体感でボトム引く事が多い。格上相手だと基本正面抜かれるから、後退速度の遅さと合わさって微妙に使いづらい。 -- 2024-11-14 (木) 09:09:20
  • トップ戦場だと無類の強さを誇るけど、格上相手になった途端ちょっと硬いナースホルンにしか成り得ないの悲しい -- 2024-11-17 (日) 14:28:32
    • ヤクトラにT95、最近だとホリも追加されたから余計にそう感じる -- 2024-11-18 (月) 12:56:41
    • ナースホルンの方が後退も装填も速いからあいつの方が取り回し良くて強いまである。唯一勝ってる装甲もボトムのこいつじゃほぼ皆無に等しいし… -- 2025-05-26 (月) 20:33:15
  • 個人的には駆逐のなかでは強い方だと思う。スターリングラードとかだと盛土で機銃穴隠せばかなり嫌な存在だし、砲の威力は8.8cmだからかなり強いわ。 -- ズイ 2024-12-12 (木) 21:08:22
  • 俺も普通に強いと思うわコイツ。砲塔抜かれる心配ない最高速50の88砲39/43弾持ちって考えりゃ、この帯では中々だと思うし -- 2024-12-26 (木) 19:09:52
  • 上手い奴が乗ってる事が多いからヤクパンの写真見てるだけでHEAT弾ねじ込みたくなってくるわ -- 2025-07-09 (水) 20:39:50
  • ドイツの駆逐では最強だと思う -- 2025-10-08 (水) 16:56:28
    • フェルディとかいうOPを忘れんでもろて… -- 2025-10-27 (月) 12:20:35

*1 爆薬量はTNT換算