概要
殴打機械バッテリーの能力によって手札に戻す能力をチャージに置く能力に変換し、破壊より少ないコストでチャージ送りにするデッキ。
序盤はチャージを増やさないほうがいい場合もあるのでリソースリンクを完成させるタイミングも重要である。
イベントや手札をコストとするカードが比較的多いため、リソースリンクの改修も兼ねて手札補充ができるカードも採用したい。
漆黒の魔人ニジェール ゼクス 6/黒/ディアボロス/8000 [自]このカードがリソースに置かれた時、あなたのリソースに「殴打機械バッテリー」があるならば、 ◎のスクエアにあるゼクスを1枚選び、破壊してよい。 ◎□◎ ◎□◎ ◎□◎ ▲
殴打機械バッテリー ゼクス 5/青/キラーマシーン/7500 [常]このカードがリソースにある場合、あなたのリソースに「漆黒の魔人ニジェール」があるならば、 スクエアにある相手のゼクスが手札に戻される際、手札に戻るかわりにチャージに置く。
主要なカード
- 漆黒の魔人ニジェール
殴打機械バッテリーとのリソースリンク。
中央以外のノーマルスクエアのカードをゼクスのコストを問わず破壊できる。
- 殴打機械バッテリー
漆黒の魔人ニジェールとのリソースリンク。
手札に戻すカードを多く採用して、スクエアを除去を行いたい。
常在能力のリソースリンクであるため、2枚目以降をリソースに置く必要はない。
また、相手も自分の手札に戻す能力を使用するとチャージに置かれてしまうため、相手の勇者巨神ダームスタチウムなどに対するけん制にもなるだろう。
候補となるカード
コスト2
- スラッシュクロー ドゥーベ
ヴォイドブリンガー
登場時にスリープする事でパワー5000以下のゼクスをバウンスできる。
パワーダウン系の効果を絡めればバウンス範囲を更に広げることも可能。
- クロススナイパー シェアト
イグニッションフェイズに登場できればコスト4以下のゼクスをバウンスできる。
序盤に出てもさほど困らないのも強みだが、素のパワーの低さには注意。
コスト3
- アイスブラスト サドル
スタートカード
手札の質を高めつつバウンスができるスタートカード。
バトルドレスのためチャージに残しておけばソードレヴォリューションの範囲も広げられる。
- 迷彩機械インビジブル
ライフリカバリー
チャージをコストにコスト5以下のゼクスを手札に戻すことができる。
- ミラージュダガー ベラトリクス
ライフリカバリー
登場時にスリープすることでデッキ操作を行え、イグニッションの確定と同時に、リソースリンクなどのキーパーツをイグニッションでトラッシュに落とすことを防ぐ。
安定性は向上するが、1回分の攻撃を放棄しているため、その隙に攻め込まれやすいことに注意。
- レーザーサイス アヴィオール
攻撃したパワー5000以下のゼクスをバウンスできる。
序盤に出しても困らない上、相手のスタートカード潰しにも使える。
しかしやはりパワー不足がキツイ。出すタイミングはよく考えよう。
- 復讐を誓うキリア
登場時に自身をスリープすることでパワー6000以下のゼクスをバウンスできる。
同コスト帯のカードの中では比較的広範囲のバウンスが可能。
- 投擲機械スローイング
登場するだけで相手のパワー9000以上のゼクスをバウンスできる。
パワーは低いがディンギルのコストとすることで補うことができる。
コスト4
- 暴虐紫怨剣マスプロトロン
獅子島七尾のパートナーゼクス
手札補充をしながらリソースをリブートするため、リソースリンクを引き込みやすく、イベントを構えやすい。
⇒【マスプロトロン】
- γ-S02アリオト
手札を1枚トラッシュする事で、コスト4以下の相手ゼクスを手札に戻す事ができる。
1体で相手ゼクスを二枚封じる事のできる強力なゼクス。
- バトルヒーロー アダーラ
攻撃したパワー6500以下のゼクスをバウンスできる。
レーザーサイス アヴィオールの4コスト版。
コスト5
- オリジナルXIII Type.VII“Ju17Ca”
攻撃してダメージを通した相手に対して、手札1枚をコストに手札に戻すことができる。
プレイヤースクエアにも干渉できるという大きなアドバンテージを持つ。
リソースリンク完成後ならその除去能力は更に強力に。
コスト6
- オリジナルXIII Type.VI“Mt13Ve”
相手のイグニッションフェイズ終了時に相手のゼクスを2枚まで手札に戻し、1枚カードを引く。
相手にイグニッションを躊躇させつつドローができるため、速攻相手にはうってつけである。
リソースリンク完成後も2枚破壊とドローができるためアドバンテージが特に大きい1枚である。
- レドームランチャー アルマク
手札の枚数を維持する必要があるが、自分と相手のターン両方で相手のゼクスを手札に戻すことができる。
コスト7
- ツインミーティア リゲル
高パワーに加えて、フォースが必要だがノーマルスクエアであれば好きなだけ相手のゼクスを手札に戻すことができる。
リソースリンクが完成した状態ならば青2で破壊ではない全体除去が撃てる破格のリセット能力を得る。
フォースにリゲルを要求するため、他のリゲルもある程度採用する必要がある。
⇒【リゲル】
- 極大神器ローレンシウム
戦斗怜亜のパートナーゼクス
登場時にしか能力を使う事が出来ないが、手札1枚で3枚までのゼクスを手札に戻すことができる。
このカードのパワーも合わせてほぼ全体除去といえるだろう。
- オリジナルXIII Type.VIII“Lw19Ve”
コスト3以下のゼクスに限られるが、手札1枚でノーマルスクエアの相手のゼクスを複数手札に戻すことができる。
パワーも高く、切り札としてコストが安い広域除去能力は魅力的。
候補となるイベントカード
- 必殺モービルソード!
イグニッションアイコンを持つイベント。
手札を入れ替えつつコスト3以下のバウンスできる。
- 猫の恩返し
イグニッションアイコンを持つイベント。
コストは重いが、1ドロー+9000以下のゼクスをバウンスできる。
- 機鋼砲ドラゴニックキャノン
コスト5以上のゼクスを手札に戻すことができる。
序盤は使い道がないが範囲は比較的広く扱いやすい。
- ソードレヴォリューション
通常でもコスト3以下に対してのバウンス手段として機能するが、チャージにバトルドレスがあれば相手のゼクスのコストを問わずにバウンス出来るようになる青のイベント。
このカードを採用するなら、バトルドレスが多めの構築にしたいところ。
- 漆黒のローレンシウム
コストは少し重いが最大で3枚の除去を行うことができる。
弱点
【ディアボロス】、【暗黒騎士アルパマーヨ】などのチャージを駆使して戦うデッキに対しては、リソースリンクを完成させてしまうと逆に相手にチャージを与えてしまう。
相手のデッキによってはリソースリンクをあえて完成させないで戦う必要もあるだろう。
さらにリンクが完成したとはいえ、バウンス効果の大半は対象を選択する効果が多いため、絶界持ちを多く要するデッキ相手だと非常に厳しい展開を強いられる。